中国国境に近い山間のバックハーのサンデーマーケットとサパで少数民族と出会い田植え前の棚田を散策

2025/01/11 - 2025/01/14

2025年の初旅行は、ベトナム北部（ハノイ/ニンビン/サパなど）です。
過去の旅行記を確認すると、2014年にハノイ/サパには行っていて、10年ぶりの北部になります。
本編は1月12日から14日分で、バックハーのサンデーマーケットとサパの棚田を巡りました。

1万ドン＝60円で換算しています。
1月5日（日）：成田空港16:50発ベトジェットで、ハノイノイバイ空港21:20着（空港内で仮眠）
1月6日（月）：ハノイ→（バス）→タムコック（タムコック泊）
1月7日（火）：ホアルー/チャンアン観光（タムコック泊）
1月8日（水）：タムコック→（鉄道）→ハノイ（ハノイ泊）
1月9日（木）：ハノイ観光（ハノイ泊）
1月10日（金）：ハノイ観光→鉄道→ラオカイ（車中泊）
1月11日（土）：ラオカイ→（バス）→バクハ―（バクハ―泊）
1月12日（日）：バクハ―観光→（バス）→サパ（サパ泊）
1月13日（月）：サパ観光（サパ泊）
1月14日（火）：サパ→（バス）→ハノイ（ハノイ泊）
1月15日（水）：ハノイ観光（ハノイ泊）
1月16日（木）：ハノイ観光（ハノイ泊）
1月17日（金）：ハノイ観光（ハノイノイバイ空港）
1月18日（土）：ハノイノイバイ空港0:55発ベトジェットで、成田空港8:00着

エリア サパ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

【1月12日（日）】
バックハーの夜明けで、サンデーマーケットの始まりです。
標高800ｍほどある山間部のバックハー村の1月の最低気温は、5度くらいになります。

バックハー 散歩・街歩き

8時過ぎには、山間の村々から人々が集まって来ています。

広場には多くのパラソルが並んでいます。
この地方の方にとっては、週1回のイベントの様です。

野菜などを持ち寄り、広場に座ってお客さんを待っています。

バックハー市場 市場

食堂で、多くの人が食事中です。

食器を温める心遣いもあります。

民族衣装を着た方もいますが、防寒用ジャケットを着こんでいる方も

10代の女の子も、熊の帽子をかぶりながら頑張っています。

民族衣装のお店だけでも50か所近くあったでしょうか。

自分自身や子供たちに民族衣装を試着させようと賑わっています。

実際に試着して姿見で確認しています。(*^_^*)

大きなドリアンも並んでいます。

ホテルで予約した13時30分発のバックハー→ラオカイ→サパ行きのバス（1,200円）に、ホテル前から乗り込みます。
と言ってもこのバスはラオカイまでで、ラオカイで別のバスに乗り換えでした。
バックハー→ラオカイが600円、ラオカイ→サパが300円、ホテルの手数料が300円と言ったところでしょうか。

結果的にホテルでうまくコーディネートしてくれたらしく、ラオカイでのバスの乗換もスムーズでした。
途中で何度か荷物の積み下ろしをしたので4時間位かかり、サパに着いた頃には真っ暗でした。

サパ教会 寺院・教会

サパのメインストリートです。
サパは、1920年代にイエズス会の宣教師によって欧米に紹介され、避暑地として開発されたそうです。

雰囲気のあるレストランですが、さすがに観光地値段です。(^^;)
近くのサパ公園周辺では「ショッピング、ショッピング」と声をかけられたり、「ダンシング」をしている民族衣装を着た子供たちが増えてきます。

道の反対側の街食堂のフォー（240円）でも十分満足です。
牛肉とニラ系の野菜がたっぷりで、鶏ガラの優しい味です。

【1月13日（月）】
サパはバックハーよりも高い標高1600ｍ程の山間部にあり、朝晩の気温も5度を下回ります。
前回はカットカット村やラオチャイ村に行っているので、今回はそれ以外を訪れる予定です。

Google Mapによると「カットカット村」の先に「シンチャイ村」があるらしいので、徒歩で30分ぐらいかけて谷あいの村に向かいます。

入村料900円を支払い村内に入ると、棚田が広がっています。

川で民族衣装を着て写真を撮るカップルや

村の生活を再現した様子を見ることができます。

数回/日にパフォーマンスしています。

最後はカットカット村に着きましたが、村というよりも観光スポットでした。

スポット内をゆっくり回っても1時間程度でしょうか？
最後は、ベトナムコーヒーや甘いもので小休止する方が多いです。

カットカット村から見上げるサパの街です。

午後から、イーリンホーに向かいます。
サパの街から「パオス サパ レジャー ホテル」に向かい、そこから脇道に入っていきます。
途中で黒モン族の女の子3人組に「村まで案内する！、ショッピングしないか！」と声を掛けられました。

こちらもあぜ道の分岐をどちらに進めばよいのかわからないので、15分程度一緒に歩いて様子見しました。
何となくの方向が分かってきたので、チップを渡して別れました。

1月なので、棚田に稲はありません。

刈り取られた跡があるだけです。

それでも少し田植えの準備が始まっているようで、いくつかの田んぼには水を入れていました。

1時間ほどあぜ道や田舎道を下り、谷底の川辺に1件のお店を見つけました。

ベトナムコーヒー（180円）をいただき、英気を養います。

山間ですがGoogle Mapが繋がっている状態なので、それを頼りにサパまで戻ります。

Google Mapを頼りに90分位歩いたところで、午前中訪れたカットカット村に着きました。

昼間のうちに30分位急坂を上がり、サパに戻ります。

晩ご飯は、野菜入り焼きフォー（300円）です。
ここでも、甘いたれがついています。

【1月14日（火）】
サパ最終日です。
ホテルの朝食は、目玉焼き入りインスタントラーメンです。（スイカのデザート付）

サパの中心部、サパ公園です。
午前中はバイクやタクシーのお兄さんが盛んに声をかけてきます。
「Grab」のジャンパーを着た人もいますが、Grabアプリで検索してもヒットせず、値段交渉になります。
ちなみに、ラオチャイ村までは600円で行ってくれるみたいです。

サパ公園 広場・公園

サパは観光地なので、ATMや銀行もあります。
ATM手数料＋TAX（4.8％）は少し高いですが、仕方ありません。

サパ湖です。
1920年当時のフランス人も、この風景を見たのでしょうか。

サパ湖 自然･景勝地

サパ湖を望む「チュックラム寺」です。
恐らくサパ一番の大きさ？

トゥイエンラム湖 / 竹林禅院 (チュックラム禅院) 寺院・教会

サパ公園からは徒歩5分位の「サパナイトマーケット」は、午前中から開いています。
結構新し目で、マーケット場外にもお店が並んでいます。
隣にバスターミナルもあり、便利な立地です。

サパ市場 市場

サパからハノイまで、バス移動6時間なのでおやつ用に総菜パンを購入します。
はじめは「フィフティー」と聞こえたので「ノーサンキュー」と答えたら、お札を取り出して「フィフティーン」と教えてくれました。（180円/2個）

ベトナムの2025年の旧正月は、1月28日が大晦日、翌29日が元日なので、年越し用品も販売しています。

サパ湖畔にラオカイ⇔サパのバス停があり、バスは30分に1本近く走っています。

フォーつけ麺（300円）をいただき

サパ湖湖畔で小休止です。

サパナイトマーケット脇から、14時ラオカイ→ハノイ行きのバスが出ます。（2,745円/6時間）

車内は上下2段の完全個室で、横になって寝れます。
トイレもついているので安心です。

途中でラオカイ駅に立ち寄り、いっぱいの荷物を積み込みます。

ラオカイ駅 駅

1回だけ、途中のバスターミナルで小休止しました。

21時近くにハノイに着くと、再びミニバスに乗り換えて、目的の停留所で降ろされます。
今日から3泊するMinh 「Vy House 16 Hang Voi」は、所謂民泊です。
オーナーとはアゴダサイトを通じて連絡を取りましたが、どうしてもその場所にたどり着きません。
結局、近くのカフェの店員さんに助けられてオーナーに連絡してもらい、何とかチェックインすることができました。(^ム^)

サパのスーパーで購入した今回の旅行で最安の「CAMELビール」です。
ハノイビール、サイゴンビール、333ビールなどは、安くても90円/330ml缶でしたが、驚きの78円/500ml缶です。
他の店での取り扱いもなくあまりに安いのでネットで調べましたが、ハノイに本社があるビール製造/販売会社でした。