
2024/11/14 - 2024/11/14
1601位(同エリア4180件中)
naoさん
京都市中京区壬生は、四条大宮から西大路通一帯の、地名に「壬生」を冠する地域の総称として使われますが、中でも阪急京都線大宮駅と京福嵐山本線(通称:嵐電)四条大宮駅の西側一帯は、正暦2年(991年)に創建された後、建暦3年(1213年)に現在地に移された壬生寺や、近藤勇を局長とする新撰組ゆかりの地として知られています。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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阪急京都線大宮駅にやって来ました。
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新撰組ゆかりの地だけあって、町中のいたる所に新撰組にまつわる遺構が残されています。
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壬生の町並みです。
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外壁に回覧板を入れる箱が取り付けられています。
古い町だけあって、昔ながらの回覧板が今も使われています。
私も子供の頃から回覧板には馴染んでいるので、とても懐かしく思いました。 -
虫籠窓や格子をしつらえた、『これぞ京町家』といった風情の町家です。
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今も建築当時の木製建具を使っておられる町家です。
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壬生の町並みです。
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お隣同士の町家で、1階と2階の窓の材質が全く対照的に入れ替わっています。
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路地に連なる長屋が、趣のある景観を見せています。
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新しい町家とつながる古い門の屋根には、檜皮葺きの数寄屋風の庇が架かっています。
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白漆喰塗籠めの虫籠窓が目を引く町家です。
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壬生の町並みです。
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こちらの長屋門は、文久3年(1863年)から約2年間新選組の屯所として使われていた旧前川邸です。
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現在は個人所有の住宅として使われています。
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ここは旧前川邸の北西角になります。
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工務店の看板を掲げる昭和レトロなビル。
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1階にシャッターをつけた車庫に改造されている町家です。
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背の高い塀をめぐらせた町家です。
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京福嵐山本線(通称:嵐電)の線路。
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「左 壬生寺、右 二條城」と刻まれた道標。
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では、道標に従って壬生寺へ。
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出格子をしつらえた町家です。
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手前が5軒長屋で、奥が4軒長屋と、昔ながらの長屋が軒を連ねる町並みです。
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2階の窓手すりや出格子が一般的なしつらえになります。
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5軒長屋を見返した光景です。
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延々と続くのは壬生寺の土塀です。
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こちらは4軒長屋です。
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格子にベンガラ塗りの名残が残っています。
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昔ながらの長屋と壬生寺の土塀が共存する町並みです。
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脇道を北側に入った所にも同じような長屋が並んでいます。
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こちらは壬生寺の北門になります。
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晒葺屋根の門を構えた町家です。
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ここからは壬生寺西側の南北の通りを歩きます。
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竹垣をめぐらせた町家です。
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2階の窓に簾を掛けた町家です。
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目隠しのための格子をしつらえた町家です。
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玄関戸に欄間のある町家です。
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壬生の町並みです。
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2階の窓にスチール製の手すりをつけた町家です。
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木製の桟入りガラス窓のある町家です。
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壬生の町並みです。
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地元の皆さんに大切にされている千佛延命地蔵尊。
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この町家の一角にはちょっとした仕掛けがあります。
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中央部分に奥へ通じる通路が設けられているんです。
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こちらの町家は、藍染の暖簾に「GUEST HOUSE」と書かれています。
では、南北の通りを終えて壬生寺付近まで戻ります。 -
趣のある和食屋さん。
この日はお休みのようで、暖簾がしまってあります。 -
壬生寺南側の土塀です。
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土塀の中に石塔の先端が見えています。
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こちらは壬生寺の南門になります。
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塀越しに見えていたのは千体仏塔の先端でした。
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壬生寺南門の前にあるこちらの町家は、八木(南)家住宅です。
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長屋門に掲げられている京都市の案内板によると、現在、八木(南)家に残っている建物の大半は文政3年(1820年)に建てられたものだそうです。
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2階の窓建具がアーチ状にデザインされている町家です。
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壬生寺東側の町並みです。
壬生寺の南東角には標柱が設けられています。 -
こちらは、根付専門の美術館「京都 清宗根付館」です。
「根付」とは、ポケットのない着物で生活していた昔の武士や町人たちが、細々した品物や貴重品を持ち歩く際、「提げもの」と呼ばれる袋物などに入れて携帯していたんですが、袋物を帯に吊るす時につけた滑り止めのための留め具のことです。
ちなみに、同館では約5000点の根付がコレクションされているそうです。 -
2階の窓に簾をおろした町家です。
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こちらが壬生寺の表門になります。
律宗の壬生寺は、正暦2年(991年)に園城寺(三井寺)の快賢僧都によって創建されました。
では、壬生寺の境内を歩いてみます。 -
竹の吐水口のある手水舎。
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こちらが本堂です。
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本堂は昭和37年(1962年)に焼失しましたが、昭和45年(1970年)に再建されました。
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平成元年(1988年)に建立された千体仏塔。
これらの石仏は、明治時代の京都市の区画整理の際に集められたもので、室町時代以降の阿弥陀如来像や地蔵菩薩像など1,000体が安置されています。 -
こちらは水掛地蔵堂。
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この「水掛地蔵」に水を掛けてお祈りすると、願いが一つ叶うとされています。
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亀の吐水口。
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では、町並みへ戻ります。
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映画やドラマでおなじみの新選組の旗印。
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こちらは、新選組が屯所としていた八木家の子孫の方が営んでおられる和菓子屋さんです。
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店先にある新選組遺蹟の石標。
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立派な新選組屯所遺蹟の石標。
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新選組の旗印が掲げられている門の奥が、屯所として使われていた建物だそうです。
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瓜型の虫籠窓の名残が見える町家です。
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鉢植えの緑が町並みに潤いを与えます。
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路地の町並みです。
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路地の中にも風情のある町家が存在します。
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虫籠窓のある町家です。
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こちらの路地の町並みにも風情が漂っています。
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一軒幅の門があるので、奥にも町家があるようです。
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駒留をめぐらせた町家です。
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京都祇園の目印である、丸ダンゴ柄の提灯をアクセントとして使っているのはゲストハウスのようです。
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平屋の町家です。
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屋根にたくさんの樋が並ぶこちらは、銅金物のお店です。
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では、これで壬生の町歩きを終わります。
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