めいほうスキー 場　ダイヤモンドダストが消えぬ間に

2025/01/11 - 2025/01/11

1月には珍しい好天気と、最高の雪質と雪量に恵まれためいほうスキー場で、朝、久しぶりのダイヤモンドダストを見ることができました。
そんなキラキラを見ながら快晴のゲレンデ風景は長続きしませんでしたが、そのほんのわずかな時間が貴重で素晴らしく感じられる時を過ごしました。

エリア ひるがの高原・鷲ヶ岳(岐阜)

今シーズン初めて。１月にしては珍しく真っ青な青空。
ピーカンです。
3連休の初日ですが、１月なのか３連休の割には人が少ない感じです。

（１月５日）
１週間前は少なくはないですが、このくらいの雪が・・・

ここ１週間ほど郡上付近も雪、数日前まで大雪とのことで、先週に比べ雪がたくさんになっています。
この沢に積もる雪の景色が大好きです。

山頂に向かう時にはうっすらと雲が出てきて心配です。

最大斜度のコースは今日も閉鎖されています。
お正月の時点で、ぱっくり雪が割れ、雪崩が起きる危険性がよくわかりました。
リフト下の雪も数十センチずれ（崩れ）て、徐々に積もった感じではなく、一気に積もったために崩れやすくなっているのではないかと思われます。

山頂に来るとうっすら雲も取れ、天気が良いので遠望が利くかと期待していましたが、山々はガスに覆われています。

近くの山は何とか見えます。

時より流れてくるガスも晴れてきて、しばらくするときれいに見える気がします。

山頂のリフト降り場の温度計はマイナス9度でした。
ふと気が付くと、空気の合間がキラキラ輝いています。
ダイヤモンドダストです。
久しぶりに見た気がします。
写真に写るかと思いましたが、雪のように光って見えるのがダイヤモンドダストです。

すぐに気温も上がってくるでしょうから、もう一度山頂に来る頃には見えなくなるかもしれません。
ダイヤモンドダストが消えぬ間に、美しい風景を楽しみましょう。

ペアリフト横の新雪が圧雪されていないので、この初心者コースに行ってみます。

ペアリフトはゆっくりでのんびり感がいいです。

滑りたい右のほうをよく見ると、ロープが張られて進入禁止のようです。
どうも、大会があるのか、バーンが上から進入禁止になっていました。

それならばと、リフトの左を見ると、わずかな幅ですが、非圧雪部分が残っています。

さあ、ここを行くぞ。
と思ったら、斜度が緩すぎて、深い新雪では、スピードがでません。
直滑降でかろうじて前に進むほど。
下手すると、幅が狭いスキー板なので、沈んでいく。
手に負えません。

先週に比べ、リフト下の金網上の雪も結構積もっています。
薄雲が出てきて、青空が曇りそう。

リフトを降りて、急斜面に挑戦です。
ボーダーの人がある程度新雪を抑えてもらっていますので、凹凸はあまりありません。
ただ、こぶも削られてスキーにとっての規則的なコブがないのは気になります。
ここから御嶽が見えるのですが、山の上近辺は雲に隠れた状態が続きます。

その他、新雪が残っているところを選んでみたものの、細い板を持ってきたのもあり、どうも思うように滑ることができ無い。

とは言え、人も少なく、練習だとここを何度も滑ってふと後ろを振り返ると、西側の空は、真っ青です。（東方面は雲が多いから、太陽が隠れて日が差さない）
青い空に黒い木々に積もった真っ白な雪
こんな景色はいつ見てもいいです。

陽もさしてくると、白い雪は白銀に変ります。
素晴らしい景色。

とは言え、遠方の山々は依然ガスの中はさみしい限り。

時より日も差しますが、雲もしっかる出てくる。
一瞬、御嶽の山頂が見えたと思ったらすぐ姿を消しました。

人が少ないと言うのはとってもいい。

ほとんどの人が下りてくる斜面も、すいています。

頑張って滑ったつもりですが、昨年よりぐっと体力が落ちているのが感じられ、本日はこれで終了。
11時過ぎ。
きょうも午前いっぱい滑る体力はありませんでした。

12時前にスキー場を後にします。
1月の3連休の初日が、思わぬ好天気に恵まれましたが、午後はだんだん曇り空。
駐車場までの道も雪がたくさん残っていて、行き（朝７時）も帰り(12時）も坂を登れずスタックして動けない車が散見されました。
近年雪が道に積もっていることが珍しくなり、私も雪道になれない状態が続いていますので、慎重に運転する必要があります。