2024年11月　南アフリカへの旅4　朝4:30出発でサファリにでかける クルーガーパーク　Kruger Park

2024/11/12 - 2024/11/28

休暇と言えばリゾートでだらだらのうちの夫婦が一念発起、体力勝負の南アフリカへの旅行をすることにしました。今日は、夫のこの旅行の目的、クルーガー国立公園でのサファリです。ビッグファイブと呼ばれる動物、ライオン、サイ、象、ヒョウ、水牛のうちどれだけが見られるものなのか。朝4；30にピックアップされて出発です。、
この日は最後にショックなことがありました。

11月12日（火）　QR86便でドーハへ　
11月13日（水）　QR1363便でヨハネスブルグへ　
11月14日（木）　ヨハネスブルグ市内観光　　　
11月15日（金）　ヨハネスブルグから Hazyviewへ　
11月16日（土）　Hazyview　滞在　　　　　　　　　　
11月17日（日）　クルーガーパークでサファリ　←ここ
11月18日（月）　パノラマルートを通ってHoedspruitへ
11月19日（火）　プライベート・リザーブでナイトサファリ
11月20日（水）　Hoedspruit　滞在
11月21日（木）　Haenertsburg　へ移動
11月22日（金）　Haenertsburg　滞在
11月23日（土）　プレトリアへ移動
11月24日（日）　プレトリアから飛行機でケープタウンへ移動
11月25日（月）　ケープタウン滞在
11月26日（火）　ボルダーズビーチ、喜望峰観光
11月27日（水）　QR1372便でドーハへ
11月28日（木）　QR85便でデュッセルドルフへ

エリア クルーガー国立公園周辺(南アフリカ共和国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

11月17日（日）

クルーガーパークでのサファリはドイツの旅行会社に旅行予約の時に申し込みしていました。

3:30に起きました。4:30にピックアップ。
白人男性のドライバーでガイドのCameron　キャメロンさんが来ました。
サファリ用の車には一人女性と10歳くらいの男の子が乗っていました。
何時にピックアップだったんですか？
と女性に聞くと
わたしは彼と一緒に働いているからという答え。
？？ああ、そうなんですか。（早かったんだろうなぁ）

少し空が明るくなってきました。寒くて車に備え付けの毛布を使います。

アフリカの大地から登る太陽。
いろいろな朝日と夕日を見ましたが（夕日の方が多いな。朝寝坊だから）、この朝日は格別に美しいです。

クルーガーパークには何か所かゲート、入り口があります。
夜の間は閉まっているので、朝一番で入園するためにサファリ用の車両が列を作っています。ここPhabeni Gate　ファベニゲートは5:30オープンでした。

サファリというのはgame drive　ゲームドライブというそうでした。

キャメロンさんが
この前に並んでいるのは、バスツアー用の車だよ。駐車場にバスを止めて何人かずつ乗り換えて公園に入るんだ。今日は少な目だね。
と言っていました。

ゲートの中の掲示板です。

昨日、今日どこにどういう動物がいたか情報交換のためです。

ファベニゲートでのアクティビティの紹介です。

やっと車を写真に撮れる明るさになりました。
この車にわたしたち夫婦と女性と男の子。
この女性はキャメロンさんの奥さん、男の子は息子さんでした。

奥さんは
日曜日だしちょっとサファリに行こうかと思って来たの
と言っていました。
「ちょっとサファリ」なんだ。
公園に入場するのに生年月日やパスポートナンバーを書いて登録しました。
入場料はツアーの中に含まれていました。
入場料は南アフリカ人は外国人より安いそうです。

サファリ風味満点のお手洗いの建物。

出発前に必ず行かないと。
今日、おなかは大丈夫だろうか。だいぶ落ち着いたけど。

ここのお手洗いはきれいでした。

さて、出発です。

インパラがいたらしいですが、わたしは見つけられませんでした。（目が悪い）
いいよ。いいよ。インパラは山ほどいるから。
ということでした。

象がいました。

わー、すごい。象だ。
まだ30分くらいしか経ってないのに、もう象見ちゃった。

朝早くと夜の涼しい時間は動物が活動するので見るチャンスが多いそうです。

のしのし歩いて行っちゃいました。

サファリは動物のじゃまをしないようにするのがルールです。
サファリと言うとわたしはどうしても狩猟をイメージしてしまうのですが。

Impala　インパラの群れ。朝食中。

やはりたくさんいます。

木の枝を食べているところ。
かわいい。

インパラは、偶蹄目ウシ科インパラ族に属すそうです。

Skukuza　スククーザという公園内のキャンプで一度朝食のための休憩です。だいたい8時くらい？
わたしたちは朝テントで軽く食べたので、ここでは何も食べませんでした。
開いているお店もあまりありませんでした。

ランチタイムにもここに戻ってくるそうです。お土産物屋さんもあるそうで、楽しみです。

静かに流れる川。サビ―川です。

わたしたちのキャンプの前のサビ―川は小さな川ですが、ここでは幅の広いゆったりとした川になっています。

よく見ると橋がかかっています。

この橋ではないと思うのですが、橋の上に使用していない列車を改造してキャンプとしたKruger Shalati - Train on The Bridge & Garden Suites　という宿泊施設があるそうです。一泊1000ユーロ超え。
なんにしてもクルーガーパーク内に宿泊すると高いです。

ここにも動物目撃情報用の掲示板がありました。

キャメロンさんは、ときどき携帯で誰かと情報交換していました。
道ですれ違うドライバーさんとも車を停めて、情報交換です。

Warthog　イボイノシシです。

ビッグファイブではなくアグリーファイブの一つという人もいるとか。

かわいそうだわ。

Kudu　クーズー、南アフリカの人はクドゥと言っていました。
角がとてもりっぱな鯨偶蹄目ウシ科ブッシュバック属の動物です。

クドウ、工藤に連想が行ってしまい、クーズーとは聞こえなかったです。

tortoise　リクガメ。

だいたい40センチの大きさでした。
カメと言えば、英語だとturtle　とtortoise　二つあるのですが、陸に住むカメがtortoise　水に住むカメがturtle　だそうです。

水の中にひそむワニ。

この川はサビ―川で、わたしたちのキャンプの前の川です。
あの川にワニが住んでいるの！川の住人ってワニのこと！(　ﾟдﾟ)

あ、カメ。

これはタートルですね。

水辺に来ました。

動物の水飲み場なのかもしれません。

鷹がいるよ。（確かFalcon　って言ってたと思います。）

見てもわからないわたし、f^_^;

同じ鳥だったと思います。
何かをくわえているようです。

木の上の方に大きめの鳥がいます。
名前を言ってくれたのですが、忘れました。

キャメロンさんの奥さんと息子さんは鳥や動物に詳しくて、いろいろ英語で教えてくれるのですが、全然わかりません。
クルーガーパーク周辺には517種類の鳥が生息しているそうです。

象さん。

移動中に奥さんに、
家でパップ（とうもろこしの粉をねったような主食）は食べますか？
と聞いてみました。
わたしがヨハネスブルグに着いた日に食べたパップはどのくらい食べられているのかと興味があったので。
奥さんは、
よく食べるわよ。
息子君も
うん、食べるよ。
とのお答え。
息子君はいろいろ説明してくれてパップが大好きなようでした。

Tshokwane Picnic Siteという休憩所に来ました。
ここはわたしたちが入ったゲートから一番遠い地点でした。

トイレ休憩です。
お手洗いはどこもきれいでした。
お腹の調子はよくなりました。?(´▽｀) ﾎｯ

ここはスククーザのように大きくはありません。
たくさん注意事項と禁止事項があります。

ここにはsausage tree　ソーセージの木がたくさんありました。
ソーセージノキとウィキペディアにもあります。

見た目は、ほんとにソーセージ。
ミュンヘン名物のヴァイスブルストを少し茶色にしたかんじかな。

こういう積み上げたような石がところどころにあります。

これは自然にこうなったんでしょうが、人の手で作られたようです。

時々脇道に入って動物がいるかどうか試してみます。
そういうところは舗装されていません。

一度奥さんが、ヒョウがいると教えてくれました。
望遠鏡で探したら、お尻を向けて行っちゃいました。
ヒョウのお尻を見たのは、ビッグファイブのうちの一つとしてカウントしていいものかどうか。0.5かな。
ヒョウは見られるのが嫌いなことと動きが早いので、なかなか見るチャンスがないそうです。

よく道のわきに見かける円錐形の土のかたまりのようなもの。
あれって何ですか？
とキャメロンさんに聞くと
ターマイト　termitesだよ。
ん？
ドイツ語でもほぼ同じTermiten　で夫はすぐに理解してました。

シロアリの巣でした。

white ants　ともいうようです。
termites, Termiten、覚えてもあとこれから一生に何回使うかという単語です。

キリン。
きれいに撮れました。

この後、ライオンを遠くに見ました。わたしは双眼鏡を使わないと見えませんでした。
まわりにいるサファリの車が全部集まったのでそのあたり渋滞。

息子君が
あの木の下にインパラが座っているよ。
と教えてくれました。

え、どこどこ？

確かに木陰で休んでいました。
息子君に
いい写真がとれてよかったね。
と言われました。

えへへ。(´∀｀*)

川のそばに象がたくさんいます。

子供の象もいます。
暑いので、水に入っています。

朝は毛布を使うくらい寒かったのに、今は多分35度近くあります。

12時半頃スククーザに戻ってランチタイムです。
わたしたちの車ではないですが、monkey　サルが車の中をうかがっています。

サルもmonkey とBaboom　いう区別がありました。
モンキーのほうは小さくて敏捷。食べ物を持って行ったりするので、要注意です。

ここでは、わたしたちは、フルーツとマフィンなどキャンプから持ってきたものを食べました。そのあとはショップで買い物です。
このヨハネスブルグから飛行機での移動があるので（重量制限あり）、買いすぎないように注意してTシャツなどを買いました。

シマウマの群れです。

キャメロンさんは、シマウマはここらへんにあんまりいないのでここで見るのは珍しいんだよと言っていました。

こう見ると、シマウマの模様は背景に溶け込んでいます。

ここは確か一度来た水辺。

この灰色のものはカバです。
夫は灰色の岩だから今日見た動物にカウントしないと言っていましたけど。

カバの上に大きい鳥がいます。

なんとかStork　と聞いたのですが、すぐに忘れました。
なんとかの部分が大事なのに…

このあとは、だいたい4時にキャンプに戻りました。サファリは10時間くらいでした。
キャンプに戻る途中のあの道で、
キャメロンさんが
見て、あそこになんとかこんとかがいる。ものすごく珍しい鳥だ！
奥さんと息子君、わ、ほんとすごい。
と言ってました。
わたしたちにはどこに鳥がいるのかすらわかりません。
ものすごく珍しい鳥がいるところに宿泊しているのね～。

キャメロンさんにお礼の（チップの）R200をお渡ししてお別れです。
夫と、
キャメロンさん真っ暗な中あの道を運転して迎えに来たんだね。すごいなあ。
と話します。

レンビーが来たので、ここにはワニがいるんですかと聞きました。
だいぶ前に3匹出たわ。(¨!
銃で追い払ったというようなことを言っていました。
もう最近は出ないわね。
よかった。

クルーガー国立公園から動物、ライオンなど危ない動物は人の住んでいるところに出てこないのかキャメロンさんに聞きました。
柵があって人の住んでいるところには来ないようになっているそうです。
たまに外に出て来ることがあっても追跡してまた公園内に戻すと言ってました。
これが一番聞きたいことでした。
日本の熊の被害のようなことはないんだ。

今日の夕食のメニュー。今日はハンバーガーです。

Beef burger patties
Lettuce, tomato & onion
Jar of Mayo-relish
Flavoured milk drink
Finish off with a chocolate

ハンバーガーは2つだったので、一つ分は中身だけ食べました。
パンはとりあえず取っておくことにします。
そういうとりあえず取っておいた食べ物で冷蔵庫はいっぱいです。

パティはまたバーベキューで焼きました。その他、焼かないで取っておいたコーンなども焼きました。

ずっとしていなかった現金のチェックを夜にして気が付きました。
お金の半分をボディバッグに入れてさらにキャリーバッグに入れてキャリーバッグのカギ（数字式）をかけて出かけていたのですが、そのお金のうちのだいたい半分がなくなっていました。(´△｀)↓
50ユーロ札と200ラント札です。（両方ともオレンジ色）
ヨハネスブルグでチェックしていないので、いつからないのかもわかりません。
ヨハネスブルグのホテルではセーフを使っていました。
このキャンプにはセーフはないので、バッグをキャリーバッグに入れる 方法を取っていました。

夫は、
スーツケース開けたままだろう。そして開けたときにカギの番号をずらしてないだろう。もしここで取られたとしたら、取った人はその番号を試したんだよ。
と言います。
スーツケースとキャリーバッグのカギの番号は同じでした。
うううー。

ちょっとこたえました。
金額はそれほどではないといっても気持ちがへこみます。
それにしても金額をだいたい半分だけ、それもオレンジ色の札だけとるという、黒澤のようなこだわりのやつ。

すごい悔しいけど、しようがない今日は寝よう。明日は移動の日だ。
ということで寝ました。

野生動物を見てパワーをもらったあとに落ちてしまったこの日の旅行記はこれで終わりです。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

この旅行記へのコメント （4）

• りちおin USAさん 2025/01/25 09:08:22

  本格的なサファリ！！

  nekochanさま
  
  あーやっぱりアフリカのサファリは格別ですね！
  スリランカでサファリ行ったけど、
  キリンさんはいないんですよね。
  そしてそんな綺麗が撮れるほど動物はでてこなかったです。
  
  お金は残念でしたね。。。
  せっかく楽しかったのに、後味悪い。。。
  
  私は、チェコのホテルのセーフティボックスに
  予備のカード2枚を入れて置いたら、その翌日に
  そのカードにだけ不正使用があり驚きました。
  こわいですうううう。
  
  うん？でも、もしかして
  イタズラ好きの猿さんの仕業かも？
  
  次回の旅行期も楽しみにしています！
  

  nekochanさん からの返信 2025/01/26 02:18:41

  Re: 本格的なサファリ！！

  りちおさま
  
  こんにちは！コメントありがとうございます。
  
  スリランカは象がいっぱいいそうですね。確かにキリンはいなそう。
  最初のキリンを見たとき、前足を広げて木の枝にあてて、体を動かして痒い所（？）をこすっていました。そうか、大きい動物はかゆいところをかくのも大変だなあ。って思いました。あと、そういうところ見ちゃってすいませんみたいな気持ちも。
  
  チェコのホテルのセイフティボックス、こわいですね。(_□_；)!!
  翌日にという速さがまたこわい。
  ヨーロッパは油断できないですからね。何度かやられています。
  わたしの場合もヨハネスブルグのホテルで既になかったのかもしれないです。
  不要不急の渡航は止めて下さいの南アフリカに自分で行ったので、これくらいは全然オーケー。（でも、買い物のときにちょっと思い出しちゃってました。）
  
  では～。
  

  りちおin USAさん からの返信 2025/01/27 15:43:43

  RE: Re: 本格的なサファリ！！

  うんうん。確かにお金だけで済んでラッキーですよね。
  ヨーロッパもスリ多いから、
  I phone 買い換えるタイミングだったけど
  絶対盗まれると思って、帰ってきてから買い替えました＾＾
  
  お金もそうですけど、お腹の調子はその後どうだったのか
  気になっています。
  
  アフリカ私もお腹壊しそうです。。。。
  中南米も今の所100%お腹をくだしていますが
  アフリカの方がリスク高そうですねぇ。
  
  りちお

  nekochanさん からの返信 2025/01/28 05:56:43

  RE: RE: Re: 本格的なサファリ！！

  りちおさま
  
  > I phone 買い換えるタイミングだったけど
  > 絶対盗まれると思って、帰ってきてから買い替えました＾＾
  
  賢明ですね！観光地にはスリがいっぱいですから、いいものは持たないほうがいいんですよね。
  
  ご心配をおかけしました。
  おなかはこの日わりあい普通になっていました。
  サファリ中におなかがどうにかなったらどうしようと思っていたのですが、無事に一日を終えました。
  わたしの友人が何十年も前にケニアにサファリに行ったとき、おトイレはと聞いたら、そこらへんどこでもいいと言われたそうで、車から見えないようにでも動物が出たら助けてもらえるようにの距離で用をたしたという話をしてくれました。
  時代が違うのか、国が違うからなのかおトイレは場所は決まっていましたね。
  
  南アフリカは都会なところでもあるので、りちおさん大丈夫ですよ。