2024/11/29 - 2024/12/05
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フルムーンさん
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60代後半夫婦の個人旅行記です。皆様の参考と笑いになれば幸せです。
今回は、クロアチアに行くかマドリードに行くか悩んだのですが、移動にバスに乗らなくていいマドリードとトレドに行くことにしました。検索したところ、トルコ航空が一番リーズナブルだったので、イスタンブール経由でマドリードに行くことにしました。イスタンブールには去年も行ったのですが、軍事博物館が突然クローズされてメフテルの演奏が聴けなかったので、今回は1泊してそのリベンジを果たすことにしました。
2023年のイスタンブール旅行記はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11872642
■WiFiルーター
先回は600MBでしたが、今回はGLOBAL WiFiの1GBにしました(4,023円)。旅行中1日の最大使用量が997.78MBだったので、ギリギリセーフだったようです。
■クレジットカード
『国際キャッシュカード&海外キャッシング比較』サイトさんの記事を参考にして、今回は現地通貨キャッシング用のセディナカードに加えて、Sony Bank WALLETを用意して行きました。イスタンブール、スペインともタッチ決済ができて手数料&レートもよく、直ぐに決済内容がメールされて来るので安心感があります。もはや、現地通貨の用意は必要ないような気がします。
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■航空会社
ネットで検索して、一番リーズナブルなトルコ航空を利用することにしました(諸費用込み170,820円)。周遊コースは①関空→イスタンブール、②イスタンブール→マドリード、③マドリード→イスタンブール(トランジット)→関空です。座席指定はネットでするのですが有料です。ネットでのチェックインは出発の24時間前からですが、チェックインするとトルコ航空で割り振られた座席は離れた座席になっていました。しかたなく有料(34EUR/席)で座席指定することにしましたが、理解に苦しむ配席です。イスタンブール~マドリードのフライトは4時間程度なので良しとするにしても、イスタンブール→関空は10時間程度かかるので、英語が苦手の奥さんのことも考えて帰りの便も座席指定しました。なお、イスタンブール→マドリード、マドリード→イスタンブールのチェックイン時の配席は連番になっていました。また、トルコ航空のサイトは男性が「マレ」と選択表示されたり、マイル会員の入力はTK以下の数字のみの入力なのに注意書きが無いなど、改善の余地の多いものです。 -
11月29日(金)午後10時30分に関空発イスタンブール行きのTK87便に搭乗しました。トルコ航空の座席の広さ、食事ともエコノミー標準です。関空→イスタンブールの食事メニューの日本語は変な日本語で良く分からないものですが、結局は「ビーフ(牛肉ご飯)」にするか、「ヌードル(やきうどん)」にするかの2択です。また映画は他の航空会社に比べて日本語対応のものが少なく、ロングフライトには辛いものがあります。
■イスタンブール空港⇒ホテル
11月30日(土)午前5時過ぎにイスタンブール空港に到着しました。残念ながらイスタンブールのタクシーは信用できないので、Booking.comで送迎車を予約していました(5,086円) 去年と同じように、WhatsAppで指示が来るので、指定された出口に行くと係の兄ちゃんが待っていました。今回はドライバーが直接迎えに来たので、付いて行って車に乗り込みました。 -
■The Halich Hotel Istanbul Karakoy/Csk The Halich Port Istanbul
予約したHalich Hotel(14,257円/day)に到着すると、貴方のホテルは同一経営でここから20m離れたHalich Portだと言われました。仕方なく移動しましたが、いい気はしません。この2つのホテルが位置している地域は商業地域で、電動ノコギリや水中ポンプ、トイレ機材などを売っている店が集まっているので、観光客には不向きな地域だと思います。ホテルの内装自体は綺麗で良かったのですが、夜中に隣室のテレビの音で目が覚めました。フロントに電話してスタッフに来てもらい、音を確認してもらって、隣室に注意してもらいました。スタッフの対応は良かったのですが、英語が苦手な人は対応に困ると思います。このホテルのサイト評価はいいのですが、事前にGoogleMAPのストリートビューで周辺の環境を確認しておくべきでした。次に私がイスタンブールに行くことがあればここには泊まりません。 -
■Galaktos Gurme Restomarket
ホテルの近くの高級食材店に付属したレストランです。写真は夜のようですが午前7時過ぎです。朝食(2,183円)を食べましたが美味しかったので、夕食(7,457円)もここで食べました。 -
夕食で食べたサラミのピデです。ちょっとしょっぱかったので減塩している身には?ですが、ビールのつまみにはいいと思います。でも、この店にはビールがありません! なぜ無いのか聞いたのですが、よく分かりませんでした。ちなみに、ホテルの近所にある2店のコンビニにもビールは置いてありませんでした。宗教上の理由でしょうか?
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今回もトラムで移動です。クレジットカードで去年購入したイスタンブルカードにチャージしました。運賃は去年15TLだったものが20TLに値上がりしていました。
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エジプシャンバザールに着いた頃、ようやく明るくなってきました。
■イスタンブールでのキャッシング
イスタンブールではATMが5~6台かたまって設置されている所があり、去年はそこでTL(トルコリラ)を入手することができたのですが、今年はできませんでした。先ず、英語表示が不可能なものがほとんどで、表示されてもQRコードが出て来て(? ?)状態に陥ります。ググると、まともにキャッシングできるのはHSBCとHALKのATMのみということが分かったので、設置場所を検索して、近くにあったHALKのATMでキャッシングしました。当然のようにDCC(Dynamic Currency Conversion:両替業者の言い値レート)の提案をしてきたので拒否して、4,416円で1,000TLキャッシングしました(当日の仲値は4.35TL円)。なお、キャッシングなので両替した訳ではなく、1,000TLを借りている状態になっています。帰国してからセディナカードのサイトで円で一括返済した時の利息は2円でしたので、実際の両替レートは1TL=4.418円ということになります。 -
■リュステム・パシャ・ジャーミィ
海外の街を探訪するBSの番組で知ったジャーミィです。エジプシャン・バザールの近くにある小ぢんまりとしたジャーミィで、入口が分かりづらいのですが、外壁沿いにたどっていけば階段が見つかります。 -
美しいタイルをまじかで見ることができます。
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■スレイマニエ・モスク
リュステム・パシャ・ジャーミィから歩いてスレイマニエ・モスクを目指しました。このモスクは高台にあるので、けっこう疲れます。 -
パリのモンマルトルのような景観が楽しめます。
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ブルーモスクほどの派手さはありませんが、なかなか綺麗なモスクです。
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このフェンスより先は御祈りの場所なので入れません。なお、リュステム・パシャ・ジャーミィ、スレイマニエ・モスクとも宗教施設なので入場無料です。また奥さんはコートのフードをかぶることで入場OKとなりましたので、スカーフを準備する必要はありません。
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■コンスタンティノープルの城壁
スレイマニエ・モスクからエミノニュ駅に坂を下って戻り、カーリエ博物館を目指してトラムとメトロを乗り継いで行きました。(エミノニュ)→T1→(トプカプ)、(トプカプ)→T4→(エディルネカブ)。エディルネカブを降りてコンスタンティノープルの城壁付近からカーリエ博物館まで歩ことしましたが、飛行機で眠れなかった奥さんがガス欠になったので断念しました。やはり、カーリエ博物館へはタクシーで行くか、バスで行くしかないようですが、タクシーが信用できないので、私達のような個人旅行客にはチャレンジングな目標のようです。なお、イスタンブールのトラムやメトロは交差していてもそこに駅が無いことが多く、乗り換えが不便で歩かされます。 -
■軍事博物館(メフテルの演奏)
またトラムとメトロを乗り継いで軍事博物館を目指しました。(エディルネカブ)→T4→(ワタン)→徒歩→(トプカプ・ウルバトゥル)→M1→(イエニカブ)→M2→(オスマンベイ)。オスマンベイは新市街で、欧米系のホテルやスターバックスなどがあります。ここで遅いランチをとってドキドキしながら軍事博物館に行きました。去年は門の前で追い返されたので、今回はどうだろうか?と思っていたのですが、すんなりと、何事もなく入場することができました。ここは、そもそも軍事博物館なので、昔の剣や鎧、銃などが多数展示されています。コンスタンティノープル攻防戦のジオラマがあり、城壁を崩した大砲とボーリングのボールより大きい砲弾を展示していました。私は塩野七生さんの「コンスタンティノープルの陥落」を読んでいたので、なかなか興味深かったです。
メフテルコンサートホールは2時45分に1階通路奥の扉が開いて行けるようになります。2年越しなので、一番前の席に座りました。最初の10分くらいはトルコ軍楽隊がモーツアルトなどに大きな影響を与えたという映画の上映があり、その後に軍楽隊がマーチングしながら入場して来て写真のように整列します。演奏は13曲ほどでしょうか、「阿修羅のごとく」の主題歌となった「ジェッディン・デデン」も演奏されてメチャよかったです。外国人は博物館の入場料(400TL、約1,760円)に加えて、メフテル・コンサート料(200TL、約880円)の合計2,640円が必要ですが、私はこれを聞きにイスタンブールに舞い戻ってきたので、惜しくはなかったです。なお、専用のメフテルコンサートホールで演奏されるので、外から見ることは出来ません (^^)。 -
演奏が終わった後に記念撮影タイムがありました。奥さんに行って来たら?と言われましたが、遠足?の子供たちばかりだったので止めておきました。
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去年発見したオスマンベイのLOTUS WALKの地下1階にあるカルフールで買い物をしました。買い物途中スマホの在りかがわからなくなり、去年のローマに続いてスリにやられたかと一瞬青ざめましたが、電話をかけるとバッグの隠しポケットで鳴ったのでホッとしました。奥さんには色々言われましたが、海外旅行の必需品であるスマホが在って本当によかったです。買い物後、メトロでシシハーネ駅まで行き、すこし歩いてヂュネル駅からカラキョイ駅までケーブルカーに乗りました。このケーブルカーは地下を走ります。ほんの数分の乗車ですが、私たちが乗車した逆の方向、カラキョイ駅からヂュネル駅方面は登りになるので、丘の上にあるガラタ塔に行くのに利用する手もあると思います。
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12月1日(日)午前6時30分、アザーンの声で目が覚めました。なかなか哀愁のある声ですが、よく眠れなかったので眠たいです。午前8時に予約した車(4,411円)が来たので、イスタンブール空港まで移動しました。ホテル→イスタンブル空港は今まで2回車を手配しましたが、2回とも時間通りに迎えに来てくれました。イスタンブール空港までは大体40分くらいです。
イスタンブル空港に入ると一瞬にしてTLからEURの世界に切り替わりました。写真の朝食で6,365円!でした。空港が高いのは理解していますが、、インフレと円安で日本人にはこたえます。逆に日本に来るインバウンドの人は天国だろうと思います。
この続き(マドリード・トレド編)は、現在ぼちぼちと作成中です。
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