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《2024.November》あみんちゅぶらり淡海を歩く旅その LIV坂本・守山~雨の紅葉ライトアップ・イルミネーション編~<br /><br />気が付けば今年も11月を迎えたと思ったらもう月末。いつもならば紅葉ライトアップ・イルミネーション巡りと旅立つよりも予定を組む方が忙しい時期である…筈であるが、今年に至っては行く先々のイベントが中止や延期となることが多い。確か今年の6月に沖縄へと言った際には、〝年末に来るかもよ~〟っと思わせぶりかつ確信めいた気持ちに満ち溢れていたことを思い出す。しかし気がかりだった〝糸満ピースフルイルミネーション〟は、やはり指定管理者問題が解決せず中止となった。その他の沖縄県下のイルミネーションイベントはいつも通り行われているものはともかく、その中でも一部は期間短縮、若しくは未だ開催が発表されていない等とてもではないが、目的通りの旅ができるとも思えない。その他エリアで開催情報を調べるものの、組み合わせて何件かを回る〝上手なコース〟を組むことも難しいのが現実だ。加えて働き方改革とか何とかで〝有給消化率〟の絡みで2連休が増えた。ただ2日間では行ける場所は限られてしまう。そんな現実的な理由から、コースを組んでは消してを繰り返し休みの多くはそんな感じで消えて行った。<br /><br />今日もそのようになる筈であった。一日中雨が降り続き、時折強く降るとの予報。そんな日は家でヌクヌクしているに越したことはないのだが、今日に限っては野暮用が結構あったりする。内科と歯科、それに加えてタイヤの履き替え。moveクンにも一ヶ月以上乗ってはいない。そんなこんなで〝エイッ〟と出かけることにした。タイヤの履き替え→郵便局→歯医者→内科…、とそこまでは確定なのだが、せっかく出かけるのだから…という思いから近場の〝イルミネーション〟&〝ライトアップイベント〟に行ってみようかと思った。加えて先日新しくなった〝Pixel9〟を試し使いしてみようかと思う。iPhoneのProシリーズの半額程で購入できるPixcel9、その実力は如何に…というものを試してみる。まぁ雨で写りが悪い部分は差し引いてどうだろう…という魂胆である。<br /><br />予定通りタイヤを履き替えて書留を差し出し、歯医者を済ませて内科へと向かう。その後時間がかかって嫌なのだが薬待ちをする。やっと一通り終わったので、いざ出発。天気のことを踏まえて有料の会場は避けて、無料の場所にする。選んだのは大津市坂本の日吉大社であった。例年〝もみじ祭り〟と〝紅葉のライトアップ〟を同時期に行っているのだが、今回はちょっと趣向が変わったようで、〝NAKED夜さんぽ比叡山坂本〟の一会場として開放されているようだ。ただ強く降る雨の中〝光の芸術〟がどうなるのかはわからないが、取り敢えず行ってみようと思う。石山から国道422号線・湖西道路などを経て日吉大社に到着する。門前の無料駐車場に車両の姿はない。そのため車を進めて旧竹林院の駐車場は勿論クローズ。であれば日吉大社の有料駐車場しかないのかと思いつつ境内駐車場へと進んで行く。紅葉のこの時期、駐車料金は1,000円だった筈なので〝痛いな~〟と思いつつもこの雨の中仕方がないと思いながら車を進めると、まさかの〝無料化〟されていた。<br /><br />さすがにこの雨だと参拝客も少ないことが予想され、数台のためにスタッフ一人を専従させておく必要もないということだろう。まあそんな雨の中やって来た自分自身が一番もの好きなのかと苦笑しながら、恩恵に預かって車を停めさせて頂くことにした。駐車場の地面は舗装されてはいなかった。よって水溜まりの場所を注意深く確認しながら歩かないと、靴がびちょびちょになってしまう。用心深く歩いたつもりであったが、案の定参道に行き着いた頃には既に靴の中はびちょびちょだった(泣)。<br /><br />参道を歩くのだが、一旦山王鳥居の方向へ下ることにする。いつもならば参道を最初から歩き直す私ではあるが、この雨の中そこまでの余裕はない。そのため〝NAKED夜さんぽ〟の照明が点されているエリアをカメラに収めるためである。今まで数回日吉大社紅葉まつりは訪れて入るのだが、ライトアップはされてはいてもイルミネーション的な照明は見たことがない。参道に点されているものはLEDの照明位ではあるが、それでも目新しく感じられるのでやって来た価値はあったと思った私であった。<br /><br />改めて山王鳥居を潜り、西本宮参道を進む。神馬舎は神社あるあるだが、神猿舎は申年の神様ならではのものであろう。ただ夜だとお猿さんは見えないのが残念だ。そして日吉大社参拝記念の“顔出し”を見つけるが、この雨の中三脚を立てる余裕はなく、そのパネルをカメラに収めるだけにして進んで行く。その斜め前には西本宮楼門が建てられており、先ずは全景をカメラに収めた後に参拝することにする。楼門からは西本宮の拝殿・本殿が望め、今後も平穏に過ごせる様に参拝する。日吉大社には東本宮があり、そちらがメインであるようだが、観光客の参拝やライトアップ等のイベントは西本宮参道で行われることが多い。今回も雨さえ降っていなければ東本宮迄参拝するのだが、如何せんこの天気故に西本宮の参拝だけに留めることにする。<br /><br />参拝を終えて参道を下って行く。途中摂社の宇佐宮に先ず立ち寄って行く。建物があるだけの場所ではあるが、宇佐宮参道からはライトアップを横から眺めることが出来るために、新たなライトアップの様子を眺める事ができる。次にその隣に位置する白山姫神社に立ち寄った。白山姫神社入口に建てられていた案内板に書かれていたが、NAKED夜さんぽ比叡山坂本の“DANDELION”イベント会場となっている。その証拠に白山姫神社拝殿がイルミネーションカラーに照らされて色が変わっている。参道の足元は良くはないが、釣られる様に歩いて行った。今更の話ではあるがDANDELIONとは“タンポポ”のことである。花がテーマなのに何故にライオン?と思っていた私は少しボケていた様だ。幣殿に上がるとそこは花畑であった。少し前には先客が居たようだがすれ違いで帰ったようだ。それ故まさに花畑を独り占め状態であった。立体的に作られたタンポポを花々のプロジェクションマッピングで取り巻く様は、ライトアップされた白山姫神社本殿を借景として“幻想的”なものに仕上がっている。逆方向つまり本殿を背中にしたものもまた紅葉ライトアップの照明が背景となり、これまた不思議な景色を醸し出している。尤も紅葉ライトアップの光はカメラで取り込むには弱過ぎるもので、その景色をここで紹介出来ないことが残念だ。勿論肉眼では見ることが出来るために、時間がある方には実際の訪問をお勧めする。因みに横方向からの写真がないのはスタッフさんが居たためである。勿論その方向からの景色が特別なものであるならば移動をお願いするのだが、元来このプロジェクションマッピングは奥行きの取れない横方向はあまり重要視されていない様だ。雨は屋根で凌げても寒い中でのイベント番は大変だと思い脱帽する。そんな気持ちで白山姫神社を後にし参道へと戻る。過去に訪れた際には1時間以上必ず滞在していた筈だが、天気のこともあり、駆け足で回った今回の訪問はこれにて終了し、子安子立社前を経て車へと戻って来た。<br /><br />足はびちょびちょだったので、エアコンを最大にして車内を暖める。程良い暖まり方をした後に車を出発させた。日吉大社鳥居&石標前に車を回して景色の写真を撮る。そして車を数分走らせて辿り着いた先は生源寺である。創建年代は平安時代を迎える前後の延暦年間と言われており、天台密教の開祖最澄の生誕地に建てられたものである。細かく言うならば最澄の父にあたる三津首百枝の居館跡に最澄が建立したということなので、即ち最澄生誕地となっている。御本尊は慈覚大師円仁作の十一面観音像であり、その昔は延暦寺西塔の総里坊格の寺院であったが、織田信長の比叡山焼き討ちによって焼失し、現在の本堂は文禄年間に詮舜によって再建され、江戸時代宝永年間に改築されて今日に至っている。尚江戸時代には一山の寺務を統括する重要な寺院であった。<br /><br />そんな生源寺が“NAKED夜さんぽ比叡山坂本”に於いてライトアップの対象施設として取り上げられたのは、本年令和6(2024)年が初めてとなる。DANDELION PROJECTの一環として夜に浮かび上がる様は、今年ならではということになる。内容としては本堂のライトアップだけではあるが、過去に夜の時間帯にライトに照らし出されて浮かび上がる様子は前例がないだけに一見の価値はある。ただ他の施設が色とりどりのライトアップをされていることから、照明を当てるだけの仕様は、少し物足りないと思うかも知れない。事実私自身もそう思った一人ではあるが、夜間拝観そのものを行っていなかった施設に於いては大きな違いであることには違いない。プロジェクションマッピングができない場所ではないと思われるので、今後そう言ったメインのイベント会場としての役割を担えるようにして貰いたいと切に思った私であった。<br /><br />駐車場有りとは記されてはいたが、どこがその場所か分からなかったために路駐をしたことに加えこの天気だったこともあり、今年の様子をカメラで切り取って早々に車に戻って来た。<br /><br />当初はここまでの予定であったので、車に乗り込んで車内を少し温めてから自宅への道を走って行く。途中坂本城跡公園まで戻って来たところで、もう一ヶ所立ち寄れないかとマップを検索する。長い滞在はどこもかしこも不可能であろうが、短時間でも見て回れそうな場所として守山駅前のイルミネーションイベント“もりやま冬ホタル2024”の情報を見つけたので早速向かうことにする。ナビでは湖西道路を走れと言うが、多分ここからであれば県道を走った方が早いはずと即決断。旧国道161号線である現滋賀県道558号線を堅田迄北上し、琵琶湖大橋西詰を右折して琵琶湖大橋を走って行く。ここを通過するのにETCは必携である。軽自動車100円が80円となるのは、琵琶湖大橋にてETC利用が始まった頃から変わりはない。1.4km程の距離で湖西と湖南を結ぶ道は完成により湖西の所得格差までをも刷新したまさに滋賀県の“大動脈”と言っても過言ではない。そんな普段使わない琵琶湖大橋を快走し、大津市から守山市に入る。東向き車線にはタイヤの振動音で“琵琶湖就航の歌”が流れる仕組みのメロディーロードが設置されていることでも知られているが、雨の影響なのかその音は聞こえなかった。<br /><br />琵琶湖大橋を渡り切ると料金所がある。意外にも一般ゲートを通過する車が多いことにびっくりする。私は勿論ETCゲートを通過、割引額80円を確認して安堵する。そのまま琵琶湖大橋取付道路を走って行くのだが、洲本町迄が国道477号線でそれ以降は滋賀県道11号線になることは初めて知った。八代(はったい)交差点手前には4年前まで通勤していたmoliveがある。この時間は既に閉店しているので立ち寄りはしないが懐かしい記憶が思い出される。もう暫く直進し、吉身五丁目交差点を右折して駅前グリーンロードに入ると間もなく守山駅東口に辿り着く。ここ迄は良いのだが、この守山駅前のロータリーは夕方から夜にかけてマイカーの無法駐車が県内でもワーストレベルにあることは今でも変わってはいなかった。ロータリー内にはコインパーキングが設置されていたが、入るか入らないかの位置に駐車する車は勿論、ロータリー内の二重駐車は当たり前の状況だった。駐車場に入れないためにロータリーを一周して戻って来てもストッパー手前で止まるために転回するスペースがないために結果として“空車”表示がされていても入ることはできない状態は昔と変わらない。雨だと言うこともあるのだろうが結局駐車場待ちに時間を取られ、散策時間を削られる羽目となった。<br /><br />車を停めて冬ホタル会場へとダッシュする。前回と大きな違いはないものの、協賛企業や作品を提供している団体等が少しずつ違った物を集めているために、少しずつ違う雰囲気を味わえることがこの“もりやま冬ホタル”の良いところであるように思う。こういった小規模省スペースのイルミネーションイベントは年々減少傾向にあるのは事実だが、観光協会をはじめとした公や三セク組織が“守山の冬の風物詩”として取り上げて拡散している現実には頭が下がる思いである。普段から守山駅を利用している方々からは、ショボいという辛口評価を耳にするが、駅前を利用してイベントを開くことができない田舎駅利用者からしてみれば羨ましい意外に何ものでもない。駐車に時間を取られたためにロスタイムが生じた結果、出来るだけ今年の冬ホタルをカメラに収めようと努力はしたものの、やはり途中で時間切れとなり電照が落とされてしまった。それでも今年の作品として取り上げられていたものはしっかりとカメラに収めたために、取り敢えずの目的は達成することが出来た。この“もりやま冬ホタル”の協賛として駅前にある施設もイルミネーションに参加をしている。守山駅前観光協会の階段やベッセルイン滋賀守山駅前等がそうであるが、以前はセブンイレブン前のツリーにも電飾が飾られていた筈だがそれがなかった様に記憶している。お金がかかるイベント故に懐具合の問題もあるとは思うが、守山通勤時を思い出す冬のイベントとして長きに渡り続けて行って貰いたいと通勤客から観光客に変わった約一名はそう切に願ったのであった。<br /><br />これで本日の立ち寄り地巡りは終了し、帰宅の途に付く。通勤時に利用した細々とした道を記憶通りに走って行き、国道1号線京滋バイパスを経て30分程で自宅に無事到着した。ちょっと風邪気味だったので休みたいと思っていた今日であったが、雨にも負けず出歩いたのは正解だったと振り返ることが出来た連休初日であった。<br /><br />  《終わり》

《2024.November》あみんちゅぶらり淡海を歩く旅その LIV坂本・守山~雨の紅葉ライトアップ・イルミネーション編~

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2024/11/26 - 2024/11/26

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2024/11/26

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《2024.November》あみんちゅぶらり淡海を歩く旅その LIV坂本・守山~雨の紅葉ライトアップ・イルミネーション編~

気が付けば今年も11月を迎えたと思ったらもう月末。いつもならば紅葉ライトアップ・イルミネーション巡りと旅立つよりも予定を組む方が忙しい時期である…筈であるが、今年に至っては行く先々のイベントが中止や延期となることが多い。確か今年の6月に沖縄へと言った際には、〝年末に来るかもよ~〟っと思わせぶりかつ確信めいた気持ちに満ち溢れていたことを思い出す。しかし気がかりだった〝糸満ピースフルイルミネーション〟は、やはり指定管理者問題が解決せず中止となった。その他の沖縄県下のイルミネーションイベントはいつも通り行われているものはともかく、その中でも一部は期間短縮、若しくは未だ開催が発表されていない等とてもではないが、目的通りの旅ができるとも思えない。その他エリアで開催情報を調べるものの、組み合わせて何件かを回る〝上手なコース〟を組むことも難しいのが現実だ。加えて働き方改革とか何とかで〝有給消化率〟の絡みで2連休が増えた。ただ2日間では行ける場所は限られてしまう。そんな現実的な理由から、コースを組んでは消してを繰り返し休みの多くはそんな感じで消えて行った。

今日もそのようになる筈であった。一日中雨が降り続き、時折強く降るとの予報。そんな日は家でヌクヌクしているに越したことはないのだが、今日に限っては野暮用が結構あったりする。内科と歯科、それに加えてタイヤの履き替え。moveクンにも一ヶ月以上乗ってはいない。そんなこんなで〝エイッ〟と出かけることにした。タイヤの履き替え→郵便局→歯医者→内科…、とそこまでは確定なのだが、せっかく出かけるのだから…という思いから近場の〝イルミネーション〟&〝ライトアップイベント〟に行ってみようかと思った。加えて先日新しくなった〝Pixel9〟を試し使いしてみようかと思う。iPhoneのProシリーズの半額程で購入できるPixcel9、その実力は如何に…というものを試してみる。まぁ雨で写りが悪い部分は差し引いてどうだろう…という魂胆である。

予定通りタイヤを履き替えて書留を差し出し、歯医者を済ませて内科へと向かう。その後時間がかかって嫌なのだが薬待ちをする。やっと一通り終わったので、いざ出発。天気のことを踏まえて有料の会場は避けて、無料の場所にする。選んだのは大津市坂本の日吉大社であった。例年〝もみじ祭り〟と〝紅葉のライトアップ〟を同時期に行っているのだが、今回はちょっと趣向が変わったようで、〝NAKED夜さんぽ比叡山坂本〟の一会場として開放されているようだ。ただ強く降る雨の中〝光の芸術〟がどうなるのかはわからないが、取り敢えず行ってみようと思う。石山から国道422号線・湖西道路などを経て日吉大社に到着する。門前の無料駐車場に車両の姿はない。そのため車を進めて旧竹林院の駐車場は勿論クローズ。であれば日吉大社の有料駐車場しかないのかと思いつつ境内駐車場へと進んで行く。紅葉のこの時期、駐車料金は1,000円だった筈なので〝痛いな~〟と思いつつもこの雨の中仕方がないと思いながら車を進めると、まさかの〝無料化〟されていた。

さすがにこの雨だと参拝客も少ないことが予想され、数台のためにスタッフ一人を専従させておく必要もないということだろう。まあそんな雨の中やって来た自分自身が一番もの好きなのかと苦笑しながら、恩恵に預かって車を停めさせて頂くことにした。駐車場の地面は舗装されてはいなかった。よって水溜まりの場所を注意深く確認しながら歩かないと、靴がびちょびちょになってしまう。用心深く歩いたつもりであったが、案の定参道に行き着いた頃には既に靴の中はびちょびちょだった(泣)。

参道を歩くのだが、一旦山王鳥居の方向へ下ることにする。いつもならば参道を最初から歩き直す私ではあるが、この雨の中そこまでの余裕はない。そのため〝NAKED夜さんぽ〟の照明が点されているエリアをカメラに収めるためである。今まで数回日吉大社紅葉まつりは訪れて入るのだが、ライトアップはされてはいてもイルミネーション的な照明は見たことがない。参道に点されているものはLEDの照明位ではあるが、それでも目新しく感じられるのでやって来た価値はあったと思った私であった。

改めて山王鳥居を潜り、西本宮参道を進む。神馬舎は神社あるあるだが、神猿舎は申年の神様ならではのものであろう。ただ夜だとお猿さんは見えないのが残念だ。そして日吉大社参拝記念の“顔出し”を見つけるが、この雨の中三脚を立てる余裕はなく、そのパネルをカメラに収めるだけにして進んで行く。その斜め前には西本宮楼門が建てられており、先ずは全景をカメラに収めた後に参拝することにする。楼門からは西本宮の拝殿・本殿が望め、今後も平穏に過ごせる様に参拝する。日吉大社には東本宮があり、そちらがメインであるようだが、観光客の参拝やライトアップ等のイベントは西本宮参道で行われることが多い。今回も雨さえ降っていなければ東本宮迄参拝するのだが、如何せんこの天気故に西本宮の参拝だけに留めることにする。

参拝を終えて参道を下って行く。途中摂社の宇佐宮に先ず立ち寄って行く。建物があるだけの場所ではあるが、宇佐宮参道からはライトアップを横から眺めることが出来るために、新たなライトアップの様子を眺める事ができる。次にその隣に位置する白山姫神社に立ち寄った。白山姫神社入口に建てられていた案内板に書かれていたが、NAKED夜さんぽ比叡山坂本の“DANDELION”イベント会場となっている。その証拠に白山姫神社拝殿がイルミネーションカラーに照らされて色が変わっている。参道の足元は良くはないが、釣られる様に歩いて行った。今更の話ではあるがDANDELIONとは“タンポポ”のことである。花がテーマなのに何故にライオン?と思っていた私は少しボケていた様だ。幣殿に上がるとそこは花畑であった。少し前には先客が居たようだがすれ違いで帰ったようだ。それ故まさに花畑を独り占め状態であった。立体的に作られたタンポポを花々のプロジェクションマッピングで取り巻く様は、ライトアップされた白山姫神社本殿を借景として“幻想的”なものに仕上がっている。逆方向つまり本殿を背中にしたものもまた紅葉ライトアップの照明が背景となり、これまた不思議な景色を醸し出している。尤も紅葉ライトアップの光はカメラで取り込むには弱過ぎるもので、その景色をここで紹介出来ないことが残念だ。勿論肉眼では見ることが出来るために、時間がある方には実際の訪問をお勧めする。因みに横方向からの写真がないのはスタッフさんが居たためである。勿論その方向からの景色が特別なものであるならば移動をお願いするのだが、元来このプロジェクションマッピングは奥行きの取れない横方向はあまり重要視されていない様だ。雨は屋根で凌げても寒い中でのイベント番は大変だと思い脱帽する。そんな気持ちで白山姫神社を後にし参道へと戻る。過去に訪れた際には1時間以上必ず滞在していた筈だが、天気のこともあり、駆け足で回った今回の訪問はこれにて終了し、子安子立社前を経て車へと戻って来た。

足はびちょびちょだったので、エアコンを最大にして車内を暖める。程良い暖まり方をした後に車を出発させた。日吉大社鳥居&石標前に車を回して景色の写真を撮る。そして車を数分走らせて辿り着いた先は生源寺である。創建年代は平安時代を迎える前後の延暦年間と言われており、天台密教の開祖最澄の生誕地に建てられたものである。細かく言うならば最澄の父にあたる三津首百枝の居館跡に最澄が建立したということなので、即ち最澄生誕地となっている。御本尊は慈覚大師円仁作の十一面観音像であり、その昔は延暦寺西塔の総里坊格の寺院であったが、織田信長の比叡山焼き討ちによって焼失し、現在の本堂は文禄年間に詮舜によって再建され、江戸時代宝永年間に改築されて今日に至っている。尚江戸時代には一山の寺務を統括する重要な寺院であった。

そんな生源寺が“NAKED夜さんぽ比叡山坂本”に於いてライトアップの対象施設として取り上げられたのは、本年令和6(2024)年が初めてとなる。DANDELION PROJECTの一環として夜に浮かび上がる様は、今年ならではということになる。内容としては本堂のライトアップだけではあるが、過去に夜の時間帯にライトに照らし出されて浮かび上がる様子は前例がないだけに一見の価値はある。ただ他の施設が色とりどりのライトアップをされていることから、照明を当てるだけの仕様は、少し物足りないと思うかも知れない。事実私自身もそう思った一人ではあるが、夜間拝観そのものを行っていなかった施設に於いては大きな違いであることには違いない。プロジェクションマッピングができない場所ではないと思われるので、今後そう言ったメインのイベント会場としての役割を担えるようにして貰いたいと切に思った私であった。

駐車場有りとは記されてはいたが、どこがその場所か分からなかったために路駐をしたことに加えこの天気だったこともあり、今年の様子をカメラで切り取って早々に車に戻って来た。

当初はここまでの予定であったので、車に乗り込んで車内を少し温めてから自宅への道を走って行く。途中坂本城跡公園まで戻って来たところで、もう一ヶ所立ち寄れないかとマップを検索する。長い滞在はどこもかしこも不可能であろうが、短時間でも見て回れそうな場所として守山駅前のイルミネーションイベント“もりやま冬ホタル2024”の情報を見つけたので早速向かうことにする。ナビでは湖西道路を走れと言うが、多分ここからであれば県道を走った方が早いはずと即決断。旧国道161号線である現滋賀県道558号線を堅田迄北上し、琵琶湖大橋西詰を右折して琵琶湖大橋を走って行く。ここを通過するのにETCは必携である。軽自動車100円が80円となるのは、琵琶湖大橋にてETC利用が始まった頃から変わりはない。1.4km程の距離で湖西と湖南を結ぶ道は完成により湖西の所得格差までをも刷新したまさに滋賀県の“大動脈”と言っても過言ではない。そんな普段使わない琵琶湖大橋を快走し、大津市から守山市に入る。東向き車線にはタイヤの振動音で“琵琶湖就航の歌”が流れる仕組みのメロディーロードが設置されていることでも知られているが、雨の影響なのかその音は聞こえなかった。

琵琶湖大橋を渡り切ると料金所がある。意外にも一般ゲートを通過する車が多いことにびっくりする。私は勿論ETCゲートを通過、割引額80円を確認して安堵する。そのまま琵琶湖大橋取付道路を走って行くのだが、洲本町迄が国道477号線でそれ以降は滋賀県道11号線になることは初めて知った。八代(はったい)交差点手前には4年前まで通勤していたmoliveがある。この時間は既に閉店しているので立ち寄りはしないが懐かしい記憶が思い出される。もう暫く直進し、吉身五丁目交差点を右折して駅前グリーンロードに入ると間もなく守山駅東口に辿り着く。ここ迄は良いのだが、この守山駅前のロータリーは夕方から夜にかけてマイカーの無法駐車が県内でもワーストレベルにあることは今でも変わってはいなかった。ロータリー内にはコインパーキングが設置されていたが、入るか入らないかの位置に駐車する車は勿論、ロータリー内の二重駐車は当たり前の状況だった。駐車場に入れないためにロータリーを一周して戻って来てもストッパー手前で止まるために転回するスペースがないために結果として“空車”表示がされていても入ることはできない状態は昔と変わらない。雨だと言うこともあるのだろうが結局駐車場待ちに時間を取られ、散策時間を削られる羽目となった。

車を停めて冬ホタル会場へとダッシュする。前回と大きな違いはないものの、協賛企業や作品を提供している団体等が少しずつ違った物を集めているために、少しずつ違う雰囲気を味わえることがこの“もりやま冬ホタル”の良いところであるように思う。こういった小規模省スペースのイルミネーションイベントは年々減少傾向にあるのは事実だが、観光協会をはじめとした公や三セク組織が“守山の冬の風物詩”として取り上げて拡散している現実には頭が下がる思いである。普段から守山駅を利用している方々からは、ショボいという辛口評価を耳にするが、駅前を利用してイベントを開くことができない田舎駅利用者からしてみれば羨ましい意外に何ものでもない。駐車に時間を取られたためにロスタイムが生じた結果、出来るだけ今年の冬ホタルをカメラに収めようと努力はしたものの、やはり途中で時間切れとなり電照が落とされてしまった。それでも今年の作品として取り上げられていたものはしっかりとカメラに収めたために、取り敢えずの目的は達成することが出来た。この“もりやま冬ホタル”の協賛として駅前にある施設もイルミネーションに参加をしている。守山駅前観光協会の階段やベッセルイン滋賀守山駅前等がそうであるが、以前はセブンイレブン前のツリーにも電飾が飾られていた筈だがそれがなかった様に記憶している。お金がかかるイベント故に懐具合の問題もあるとは思うが、守山通勤時を思い出す冬のイベントとして長きに渡り続けて行って貰いたいと通勤客から観光客に変わった約一名はそう切に願ったのであった。

これで本日の立ち寄り地巡りは終了し、帰宅の途に付く。通勤時に利用した細々とした道を記憶通りに走って行き、国道1号線京滋バイパスを経て30分程で自宅に無事到着した。ちょっと風邪気味だったので休みたいと思っていた今日であったが、雨にも負けず出歩いたのは正解だったと振り返ることが出来た連休初日であった。

  《終わり》

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ショッピング
5.0
交通
3.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
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