2024/11/07 - 2024/11/17
292位(同エリア319件中)
べるじゃらんさん
- べるじゃらんさんTOP
- 旅行記193冊
- クチコミ180件
- Q&A回答6件
- 222,373アクセス
- フォロワー7人
ジェットスターのセールで押さえた成田・福岡と、高松・成田のフライト。
10日間で福岡から香川へ移動する旅となります。
行き帰りの飛行機は手配したものの、旅程をどうするかは未検討。
行ってみたかった山陰の温泉津温泉と後楽園がある岡山、倉敷は先ず押さえるとして、残りの日程をどうするか?
福岡は12月に寄る予定があるので門司港だけを見て、関門人道経由で下関へ移動かな。
出雲大社は寄ってみたかったのだけれど、あいにく神在祭ということで近辺のホテルはどこも空いていません。残念だけれど出雲は断念。
かみさんが行きたがっている足立美術館を加えて、倉吉とラジウム泉の三朝温泉も加えよう。
伯備線経由で倉敷・岡山へ、岡山からはマリンライナーで高松へというルートにしました。
大まかのルートはつくったものの、いざ移動手段とホテルの状況を考慮した綿密な計画を立てていくのですが、予想通りというか山陰は鉄道のダイヤが過疎で、思ったよりも時間がかかります。宿も泊まりたい宿が満室で、思うように進みません。
結局下記の旅程で宿を予約して、鉄道は現地で予約するということで進めることにしました。
旅程
1日目 成田ー福岡フライト 博多泊
2日目 下関泊
3日目 温泉津温泉泊
4日目 米子泊
5日目 三朝温泉泊
6日目 三朝温泉泊
7日目 倉敷泊
8日目 倉敷泊
9日目 岡山泊
10日目 高松泊
11日目 高松ー成田フライト 帰宅
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- JR特急 JRローカル ジェットスター
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
安来から米子にJRで移動。
たった1駅なのですが、島根県から鳥取県への移動となります。
米子駅近くのイオンの中の四六時中というお店で夕食としました。
チェーン店らしいのですが、初めてのお店です。
米子駅前の食堂をネットで探したのですが、検索で出て来たのは飲み屋がほとんど。アルコールは無縁なので、静かな定食屋さんでさっさと食事をすませて投宿したいのです。 -
少し寒気がしていたので温かいものを、ということで鍋焼きうどんを注文しました。
七味を多めに振りかけたこともあって、とても温まりました。 -
かみさんは天ぷらそば。
-
米子での宿泊はネットで見つけた駅から近い、地元のビジネスホテルです。
駅チカ、清潔、格安と3拍子そろったビジネスホテル by べるじゃらんさんホテル真田 宿・ホテル
-
壁紙が暗い色なので室内も暗めに写ります。
-
バスルームはビジネスホテルらしい、よくあるユニットバスでした。
-
パンとコーヒー、ゆで玉子の簡単な朝食も付いていました。
1階のフロント前に置いてあるので、部屋に持ち帰って頂くことになります。 -
サラダが付いているとなお良いのですが、二人で朝食が付いて6980円なので、文句は言えません。
-
この宿で特筆すべきことは、何と言ってもコンセント。
ツインの部屋に泊まったのですが、部屋の中のあちこちに、見つけただけでもなんと24個ものコンセントがありました。この写真だけでも12個のコンセントがあります。コンセントをかみさんと取り合いになるホテルが多い中、とても嬉しい配慮です。
部屋だけでは無く廊下にもたくさんのコンセントが配置されていました。
駅に近いし従業員の方も親切。とても経営努力しているのがわかる、かみさんのお気に入りの宿となりました。 -
米子駅です。
ここからJRで倉吉駅へ向かいます。 -
倉吉駅のコインロッカーに荷物を預け、バスターミナルから白壁土蔵群へ。
-
白壁土蔵に向かう前に、近くの倉吉線鉄道記念館へ。
倉吉線鉄道記念館 美術館・博物館
-
入館する際に館内の照明スイッチをONに、退出の際はOFFにする必要がありますが、無料で開放されている施設なので当然の配慮です。
館内には本物の機関車が展示されていました。 -
廃線になった旧国鉄倉吉線の駅の写真がたくさん展示されています。
-
入り口です。
狭い室内ですがたくさんの写真が飾ってあり、とても満足出来る内容でした。 -
白壁土蔵が川沿いに現れました。
小橋が点々としているのも風情を感じます。
転落防止のガードレールが無いのですが、酔っ払って落ちることとか無いのでしょうか? -
川沿いに蔵がずっと続いています。
-
赤瓦一号館という建物に入ってみました。
内部には土産物店などがありました。赤瓦一号館~十八号館 市場・商店街
-
煙突が気になります。
経験上煙突がある場所は、風呂屋か醸造所がある確率が高かったためです。 -
小さな川は玉川というのですね。
この川が白壁土蔵群に良い雰囲気を醸し出しています。 -
煙突がある建物には入ることが出来ないようです。
-
裏に回ると醤油店がありました。
醸造所が直販しています。
小さな瓶が無かったので醤油はお預け。
代わりに醤油ゼリーを購入しました。桑田醤油醸造場 グルメ・レストラン
-
古民家が並んでいます。
白壁土蔵ではなくても見応えがします。 -
梨の直売所?
とても大きな梨でした。 -
昼食はいろいろと入りたいお店があったのですが、ネットで調べた老舗の洋食店にしました。
レストラン三日月 グルメ・レストラン
-
店頭のメニューもなかなか魅力的。
-
注文後に店内で待っていると、続々とお客さんが入って来ます。
地元の人に人気のお店のようです。 -
梨と柿の販売店がありました。
自分の住んでいる所ではあまり聞かない銘柄が多いようです。
実は神奈川も浜なしとか多摩なしという梨の名産地なのです。
市場にはほとんど出回らず、ほとんどが直売所での販売となるため、幻の梨と言われています。 -
倉吉駅に戻り、三朝温泉行きバスに乗って三朝温泉に来ました。
いったん宿に荷物を預けて街歩きです。
この宿は三朝でも有名な宿。三朝温泉 旅館 大橋 宿・ホテル
-
太鼓橋という橋が旅館の建物の一部になっています。
登録有形文化財の宿です。 -
ミニスーパーがあったので覗いてみました。
白バラという牛乳はこのあたりの銘柄のようです。
いろいろな種類の牛乳があります。 -
三徳川にかかる三朝橋からの眺め。
右下は河原風呂。 -
河原風呂へはこの階段から行くことが出来ます。
橋を通る人からはほぼ丸見え状態なのですが、数人が入っていました。
宿がもう少し近かったら浴衣で入りに来るのだけれど、浴衣でうろつける季節ではありません。河原風呂 / 足湯 河原の湯 温泉
-
三朝温泉のメイン通りです。
夕方からの方が賑やかなのでしょうね。 -
三朝温泉のマンホールです。
下の模様?文字?は何だろう。 -
本日から2泊する宿です。
女将さんの細やかな接待が素晴らしい宿です by べるじゃらんさん三朝温泉 ちくま旅館 宿・ホテル
-
予約時に指定した槿(むくげ)という部屋です。
けっこう新しめの部屋でした。
予め布団はセットされていました。 -
右の襖を開けると踏み込みとなります。
エアコンがありますが、こたつは嬉しい。 -
アメニティ類がハンガー掛けの下に置いてありました。
-
浴衣と帯です。
-
お着きのお菓子。
練り切りを出してくれるところは少ないと思います。 -
部屋の窓からは裏の田んぼが見えました。
稲刈りをした後ですが、刈り取った稲から新しい芽が出ているようです。 -
玄関から続く廊下。
右がフロントです。
突き当たりの右が食堂、左に行くとちょっとしたロビーとなります。 -
ロビーです。
写真の左側を奥に進むと風呂やトイレ、自分たちの部屋になります。 -
自分たちの部屋の正面に洗面、トイレがあります。
1階に4部屋、2階に4部屋の計8部屋あります。
1階が禁煙、2階は喫煙部屋になっているようです。 -
こちらは狭めのお風呂。
さすがにこちらは一人専用ですね。 -
成分分析表です。
上の方にラドン(Rn)という項目があり、そこに濃度が書いてありました。
初めて見る項目なのでよくわかりません。
よく人工温泉でラドン風呂というのがありますが、成分表があったかどうか記憶がありません。 -
広めのお風呂です。
三朝温泉は高濃度のラドンを含む放射能泉です。
人工のラドン温泉はたまに入ることがありますが、恐らく効果は長期間の湯治でないと感じることは出来ないのでしょうね。 -
夕食と朝食は食堂に用意されています。
-
この宿は基本的には湯治宿です。
湯治用の簡素な食事が用意されています。
HPを見ると「おばあちゃんの味をベースに、普段より少しだけごちそうを」というコンセプトです。一般的な旅館の夕食と比較すると品数は少なめです。自分たちは朝食を多めにとり、夕食は普段食べないので、自分たちの普段の生活からするとこれでも1日の食事量はかなり多めです。 -
飲み物メニューです。
ジンジャーエールを注文しました。 -
鍋の中身です。
-
朝食です。
-
サバの右にある丸いものは鳥取名物のとうふちくわです。
ちくわよりも魚肉感が少なく、食べやすいちくわです。 -
味噌汁にはカニが入っていました。
カニ汁は鳥取県の郷土料理らしいです -
夕食後に昨日倉吉の白壁土蔵の醤油屋さんで購入したゼリーを頂きました。
-
ほのかに醤油の香りがするゼリーです。
-
夜旅館でこのあたりの情報を見ると、投入堂という建物がバスで行くとけっこう近いということがわかりました。
何かで見たことがある、崖の途中の凄いところに建てられている寺院です。
そして投入堂は国宝であり、日本一危険な場所にある国宝とのことです。
それを直接見るとなると、木の根っこを伝って、さらに鎖を使ってよじ登ることが必要とのこと。せっかく近くまで来たのだから、これは是非行って見たい。 -
投入堂遥拝所という、遠くからですが投入堂を見ることが出来る場所があるということもわかりました。
それで本日ここに来たわけです。
バス停から5分ほどのところに望遠鏡が付いた小屋がありました。 -
投入堂遥拝所から見た投入堂です。
かなり遠くにあるということと、逆光とモヤで肉眼でも厳しい条件です。
なんとかうっすらとそれらしいものが見えます。 -
レンズを最大限にズームして、モヤでかなり白けていたのをレベル補正したのがこの写真。
とんでもない場所に建てられているのがよくわかります。
どうやって建てたのかは今も謎ということです。
行者が建物を小さく丸めて崖の洞窟に投げ入れた、という昔からの伝説があり、投入堂という名前が付いたそうです。 -
さらにデジタルズームすると、建物詳細も良くわかる画像となりました。
この建物もいままで数度、補修しています。
ネットなどでその時の写真を見ると、建物の周りにぐるりと足場を組んで作業をしているのがわかります。
今では取り出して麓の宝物庫で保存していますが、昔はこの中にたくさんの仏像が置かれていたそうです。仏像をどのようにしてこの中に納めたかも謎です。 -
投入堂遥拝所からバス停にもどり、バス停から少し引き返すと三徳山三佛寺に向かう階段があります。
-
苔むした階段。
風情はありますが、雨が降った後などは危ない。 -
階段の連続。
身延山とか金比羅山、大雄山など最近はなぜか階段の多いところばかり行っていますな。
地元が坂道だらけなので、自然と足腰は鍛えられていますが。 -
三佛寺には多くの寺院があります。一番最初は皆成院というお寺。
ここには宿坊があるのですが、HPを見ると「令和5年の台風7号の影響で、宿坊施設の裏手において、大規模な土砂崩れがあり、現在、調査中で、今だ復旧していません。」ということです。皆成院 寺・神社・教会
-
皆成院本堂。
宿坊には現在宿泊出来ませんが、精進料理は頂くことが出来ます。
ただし冬の間は閉じています。 -
輪光院。
輪光院 寺・神社・教会
-
境内にはたくさんの地蔵が置かれていました。
-
さらに階段は続く。
-
長年の使用と経年劣化で角が丸くなっていて、登りは良いけれど下りが危険な階段です。
-
うしろが菩提樹とのこと。
-
礼拝石という丸い石が本堂の前に置いてあります。
本来はここからお祈りするのでしょうか? -
本堂にたどり着きました。
三佛寺 寺・神社・教会
-
投入堂は奥の院なのです。
ここから先、まだ続くのです。
しかしながら… -
三徳山の境内をこれ以上進むには「ドレスコード」厳守となります。
服装チェックがあり、登山をするような身なりと靴は登山靴のように凹凸が無いと、これから先には行くことが出来ません。 -
自分たちはウォーキングシューズで、底の凹凸が少なくまずこれでアウト。
荷物もショルダーバッグなのでそれもNG。
安全上やむを得ません。
情報不足で三朝温泉に来るまで、三徳山の投入堂がこんなに近いということすら知らなかったのですから用意もしていません。 -
三朝温泉に戻るのが遅くなってしまいました。
ただでさえお昼を食べる場所が無いのに、臨時休業のお店があってやっと見つけたこのお店。
中に入るとたくさんの人が料理を待っています。 -
定食類は品切れ。
何でも良いので出来るものを、ということで注文したのがキツネうどん。
店のおばちゃんがいつもはこんなに忙しくないのに、とぼやいていました。
臨時休業のお店があったことで、そのお客がこちらに回ってきたようです。 -
昨日に続き、温泉街を歩きます。
喫茶店のようなお店。
くるくる回るサインポールが無ければ喫茶店と間違えそうです。 -
世界床屋遺産?
ネットを見ると、店内にいろいろな昔の理髪道具などのコレクションが展示されているようです。
見てみたい気もしますが、さすがに用も無いのに理髪店に入ることは出来ません。 -
駄菓子屋さん。
-
ヨーグルトのお店です。
最近は温泉にプリンのお店をよく見かけますが、ヨーグルトは珍しいかも。三朝ヨーグルト グルメ・レストラン
-
店内に入ってみました。
三徳川がよく見えるなかなか良い立地です。 -
クッキーにヨーグルトがはさんであるものを注文。
ヨーグルトというと柔らかいものを想像しますが、固めのヨーグルトなのでこのような形状が成り立つのです。 -
三朝温泉の手ぬぐいがありました。
これで温泉巡りも出来るとのこと。 -
近くに手湯がありました。
お地蔵さんがあるので薬師の湯ですね。
草津の地蔵湯を思い出しました。薬師の湯 温泉
-
回りには提灯がたくさんぶら下がっています。
-
湯治客専用旅館の油屋です。
ここも当初の宿泊候補でしたが、3泊以上という制限があったので日程上断念しました。 -
観光案内所に来ました。
ミササラドンというキャラクターです。 -
先ほど眺めてきた三徳山の投入堂の模型がありました。
-
投入堂遥拝所からは見ることが出来ない角度です。
-
同じくドローン等を使わないと見ることが出来ない眺めです。
-
宿に帰ってくると、テーブルの上にまんじゅうが置いてありました。
-
2日目の夕食です。
-
鍋の中身です。
-
次の日の朝食です。
魚はシャケ。昨日同様横にとうふちくわが置かれていました。 -
宿を少し早めにチェックアウトし、バス停の周りをうろうろ。
三徳川にかかる歩行者専用のかじか橋です。 -
橋の真ん中に足湯があります。
-
足湯の全景です。
-
かじか橋ということで、カエルの彫り物が置かれていました。
このあたりはカエルの鳴き声がよく聞こえるのでしょう。 -
かじか橋から見た大橋旅館です。
木造の瓦葺きにとても風情を感じます。 -
バスで倉吉駅へ行き、山陰本線の米子行き列車に乗り込みます。
-
米子駅に到着。
ここで岡山行きのやくもに乗り換えるのですが、やくもの出発まで50分ほどあります。
駅員さんに途中下車を申し入れたところ、本来は途中下車のできるキップではないのですが、やくもに乗車ということなら途中下車できるとのこと。
やくも用に待合室もありました。さすがに50分も何もない改札内で待つのはキツいです。 -
改札を抜けて正面の土産物店へ。
宿の朝食で出されたとうふちくわが販売されていました。
要冷蔵なので購入はしませんでした。 -
鳥取らしく水木ワールドの商品が売られています。
-
階段にもねずみ男の絵が描かれていました。
境港行き列車にも鬼太郎が描かれています。
やくもは2番線からの出発ですが、これを撮影するために0番線にやってきました。
さあ2番線に移動して、やくもに乗り込もう。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
福岡から香川へ、山陰回りの旅
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
もっと見る
三朝温泉(鳥取) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 福岡から香川へ、山陰回りの旅
0
107