2024 秋・神代植物公園を訪ねて

2024/11/03 - 2024/11/03

　東京都調布市にある神代植物公園に、開催中の「秋のバラフェスタ」を中心に、ダリア園や大温室の熱帯スイレンなどを見てきました。同公園には、東京勤務時代に何回か出かけたことがありましたが、約20年ぶりの訪問でした。前日の雨の影響でバラが痛んでいないかと心配しましたが、様々な色彩や香りを十分に楽しむことができました。

エリア 調布・狛江(東京)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩

　新宿駅から、京王新線に乗車

新線新宿駅 駅

　つつじヶ丘駅に到着。京王バスで、神代植物公園へ

つつじケ丘駅 駅

　神代植物公園に到着。一人500円で入場


　まずは、ダリア園へ。ダリアもたくさんの種類がありました。

都立神代植物公園 公園・植物園

「風　鈴」

「ボヘミアンオレンジ」

「フェルメール」

「ミルキーピーチ」

「綿　雪」

「サーカス」

「星 物 語」

「ルミエール」

「（花名不詳）」

「ピンクダイヤモンド」

「NAMAHAGE・ラブ」

「NAMAHAGE・サンセット」

　花名はわかりませんが、とまった蝶々が綺麗でした。

　カマキリを発見！



　続いて、大温室へ向かいました。

「ディコリサンドラ･ティルシフロラ」（ツユクサ科）

　英名は、ブルージンジャーというそうです。

「ベニツツバナ」（キツネノマゴ科）

「サガリバナ」

　夜に開花し、翌朝には落花する幻の花だそうです。

「サンタンカ（赤）」（アカネ科）

「ブルグマンシア･ヴェルシコロル」（ナス科）

　和名は、キダチチョウセンアサガオと言います。

「アリストロキア･サルバドレンシス」（ウマノスズクサ科）

　スターウォーズのダースベイダーに似た花として話題になったそうです。

「マダガスカルジャスミン」（キョウチクトウ科）

「クササンタンカ」（アカネ科）

「クレロデンドルム･インキスム」（シソ科）

「コエビソウ」（キツネノマゴ科）

　英名も、シュリンプ･プラントというそうです。

「ネペンテス･アルボマルギナタ」（ウツボカズラ科）

「コスツス･ルカヌシアヌス」（オオホザキアヤメ科）

「アンスリウム･アムニコラ」（サトイモ科）

「サルオガセモドキ」（パイナップル科）



　蘭の温室へ進みます。

「リカステ･チタ･インパルス」

「パフィオペディラム･ウエヌスツム」

　どこかしら人の顔に似ていますね。

「パフィオペディラム･アルマ･ゲバート ’マダム･モーリス･マーテンス’」

「パフィオペディラム･ローレンセアナム」

「ステノグロティス･ロンギフォリア」

「オレンジウム･ナガレボシ」

「リンコリオカトレア･パストラル 'イノセンス’」

「カトレア･プラチナム･サン 'オー･１’」



　熱帯スイレンの温室へ進みます。

「アカバナナ」

「アフター･グロー」

　サンセットカラーと呼ばれる花色で、花弁元が薄い黄色で先にいくほど濃いオレンジピンクとなります。

「ペンシルバニア」

　別名ブルービューティ。淡い青色の花色

「ホワイト･パール」

　花は純白色で、花径は15ｃｍにも及びます。

「クリーン･オブ･サイアム」

　タイで作られた品種で、サイアムは、タイの旧名。花はやや紫がかった濃いピンク色。葉表には特徴的な茶色の斑紋が入ります。

「キング･オブ･サイアム」

　花弁が多く、濃い青紫色の花

「アヴァランチ」

　2006年の国際スイレン協会主催のコンテストで最優秀賞を受賞した品種で、花弁元は白で、花弁先に淡いブルーが乗る、丁字咲きの品種

「ハンターズ･ムーン」

　花弁先が淡い青紫色で、花弁元に近づくにつれて淡い黄色となります。

「ニンファエラ･コロラータ」

　西アフリカ原産の品種。花は淡青色で、花径は10ｃｍ程度と小さめ

「ホワイト･コロラータ」

　元首のコロラータの突然変異により生まれた品種。花色はわずかにブルーが残り、グレーがかって見えます。

「スワンジトラ」

　花弁元は黄色で、花弁先にピンクが現れる花で、世界的にあまり流通されない貴重な品種

「ムラサキシキブ」

　がくが濃い紫色をしているのが特徴で、花色は紫色から先にかけて白色に変わる。花径は小さく、７ｃｍ程度

「フォックス･ファイヤー」

　八重咲きで花色は紫色。狐火という幻想的な名前にふさわしく、全体的にほんのりと赤みがかっている。2004年の国際スイレン協会主催のコンテストにおいて、最優秀賞を受賞した品種

「ドウベン」

　小さな花で、花色は白色で花弁先が青色がかっています。

「スター･オブ･サイアム」

　タイの星という意味の品種。花色は明るい薄青色･青紫色で、花弁元は黄色みを帯びています。

「デー･グロー」

　花は中心部が濃い黄色で、花弁先がピンク。細長い花弁をカップ状に咲かせ、花弁数も多い。

「マリアン･ストロウン」

　白色の花は芳香があり、開花３日目以降は花弁先がほんのり赤みがかるそうです。整った星型の花形で、花径は20ｃｍにも及びます。

「プライド･オブ･カリフォルニア」

　夜咲き品種で、花色は花弁の縁ほど濃いピンク色になります。

「マイアミ･ローズ」

　花は赤みの強い濃いピンク色で、赤に最も近い品種

「ジューン･アリスン」

　花はピンク色で、がくの内側や花弁の中心分は白色を帯びます。花弁は多く、40枚ほどになるそうです。

「ディレクター･Ｇ.Ｔ.ムーア」

　ニンファエラ･コロラータとジャッジ･ヒッチコックを交配した、熱帯スイレンの代表的な品種。一般的な花色は濃紫色ですが、個体差が多いようです。

「パラミー」

　タイで作られた新しい品種。花は非常に濃い青紫色が特徴的で、花弁はシャープ

「ホワイト･ディライト」

　白色の花で芳香があります。

「エルドラド」

　エルドラドはスペイン語で「黄金郷」という意味で、花色は鮮やかなレモンイエロー。別名は「シティ･オブ･ゴールド」



　同じ温室にハイビスカスもありました。

「アメリカン･スイート･ハート」

「紫　音」

「インペリアル･ローズ」

「ジェロニモ」



　サボテンの温室へ進みます。

「ハオルチア･キンビフォルミス」（ツルボラン科）

「ユーフォルビア･ホリダ」（トウダイグダ科）

「弁 慶 柱」（サボテン科）

「武 倫 柱」（サボテン科）

「金　鯱」（サボテン科）

「長刺白珠丸」（サボテン科）

「マミラリア･ペレスデラロサエ」（サボテン科）

「敷　島」（サボテン科）

「翁　丸」（サボテン科）

「妖 奇 丸」（サボテン科）

「入　鹿」（サボテン科）

「アザラシ」（サボテン科）

「地湧金蓮」（バショウ科)

　地面から湧き出るように咲く黄金色の花序の様子から名付けられており、葉鞘基部が重なりあって茎状になり、黄色の苞のわきに小さな花をつけます。



　大温室を出て、バラ園に向かいます。

「クリーン･オブ･神代」

　神代植物公園のオリジナル品種で、平成21年度の国際ばら新品種コンクール金賞受賞花。開園50周年を迎えた平成23年に記念事業の一環として、神代植物公園にちなんで名付けられたもの

「讃　歌」

　1986年日本で作出（ＨＴ系統）
　

「ダブル･デイライト」

　1976年アメリカで作出(ＨＴ系統）

「ジナ･ロロブリジタ」

　1997年フランスで作出(ＨＴ系統）

「秋　月」

　1982年日本で作出（ＨＴ系統）

「デンティ･ベス」

　1925年イギリスで作出（ＨＴ系統）

「シャルル･ド･ゴール」

　1974年フランスで作出（ＨＴ系統）

「乾　杯」

　1983年日本で作出（ＨＴ系統）

「栄　光」

　1978年日本で作出（ＨＴ系統）

「メルヘンケニギン」


　1984年ドイツで作出（ＨＴ系統）

「パスカリ」

　1963年ベルギーで作出（ＨＴ系統）

「ローズ･ゴジャール」

　1958年フランスで作出（ＨＴ系統）

「星　光」

　1975年日本で作出（ＨＴ系統）

「朝　雲」

　1973年日本で作出（ＨＴ系統）

「サマー･ドリーム」

　1986年アメリカで作出（ＨＴ系統）

「夕　霧」

　1987年日本で作出（ＨＴ系統）

「セブン･ティーン」

　1959年アメリカで作出（Ｆ系統）

「コンチェルティーノ」

　1976年フランスで作出（Ｆ系統）

「ブルー･ムーン」

　1964年ドイツで作出（ＨＴ系統）

「エリドゥ･バビロン」

　2008年オランダで作出（Ｓ系統）

「ミラベラ」

　1994年アメリカで作出（Ｆ系統）

「ホワイト･マジック」

　1988年アメリカで作出（Ｆ系統）

「マチルダ」

　1987年フランスで作出（Ｆ系統）

「エレガント･レディ」

　1999年アメリカで作出（ＨＴ系統）

「スーパー･スター」

　1960年ドイツで作出（ＨＴ系統）

「ローラ '81」

　1981年フランスで作出（ＨＴ系統）

「コロラマ」

　1968年フランスで作出（ＨＴ系統）

「ファルツァー･ゴールド」

　1981年ドイツで作出（ＨＴ系統）

「ホワイト･クリスマス」

　1953年アメリカで作出（ＨＴ系統）

「ゴールデン･メダイヨン」

　1991年ドイツで作出（ＨＴ系統）

「シルバ」

　1964年フランスで作出（ＨＴ系統）

「ブルー･リバー」

　1984年ドイツで作出（ＨＴ系統）

「フィデリオ」

　1964年フランスで作出（Ｆ系統）

「マリア･カラス」

　1965年フランスで作出（ＨＴ系統）

「サリー･ホームズ」

　1976年イギリスで作出（ＨＴ系統）

「アイスバーグ」

　1958年ドイツで作出（Ｆ系統）

「クイーン･エリザベス」

　1954年アメリカで作出（Ｇｒ系統）

　大温室方面を振り返る。

　緑の雑木林を抜けて、深大寺門へ

　玉乃屋さんでランチ

玉乃屋 グルメ・レストラン

　鴨せいろ（十割そば）

　蕎麦しるこ と そばまんじゅう

　植物公園に再入園して、せせらぎの小路へ

　芝生広場。晴天の下、芝生を歩く感じがとても気持ちいい。

　中央にある、ムラサキシロガネヨシ（イネ科）


　

　再びバラ園へ

「ルビー･リップス」

　1958年アメリカで作出（Ｆ系統）

「聖　火」

　1966年日本で作出（ＨＴ系統）

「ポリネシアン･サンセット」

　1965年アメリカで作出（ＨＴ系統）

「グリーン･ファイヤー」

　1958年アメリカで作出（Ｆ系統）

「アナベル」

　1972年イギリスで作出（Ｆ系統）

　バラ園の中央にある噴水

「フレグラント･アプリコット」

　1999年アメリカで作出（Ｆ系統）

「ブライダル･ホワイト」

　1972年アメリカで作出（Ｆ系統）

「イントゥリーグ」

　1982年アメリカで作出（Ｆ系統）

「マジョリカ」

　1988年ドイツで作出（Ｆ系統）

「天津乙女」

　1960年日本で作出（ＨＴ系統）

　正門方面へ

「ヒマラヤスギ」

　退園して、京王バスでつつじヶ丘駅へ

　途中、深大寺そばの花が見えました。