2024/11/15 - 2024/11/20
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ロッキーの母さん
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昨年のベリッシマクルーズで最期の最期に体調を崩し、最終寄港地高知の下船断念。リベンジの四国旅行でした。
夫婦での参加が条件、四国の見どころを5泊6日でめぐる旅。CTの『四国全周ハイライト6日間――ご夫婦限定/往復新幹線グリーン車利用』というツアー。
1日目愛媛:東京駅→福山駅→しまなみ海道・亀老山展望台→道後温泉
2日目愛媛、高知:道後温泉→松山城→大洲→宇和島→あしずり温泉
3日目高知:あしずり温泉→足摺岬→四万十川→桂浜→高知三翠園温泉
4日目高知、徳島:高知三翠園→室戸岬→薬王寺→鳴門公園→鳴門温泉
5日目徳島、香川:鳴門温泉→祖谷かずら橋→大歩危峡→金比羅宮→ことひら温泉
6日目香川:ことひら温泉→栗林公園→瀬戸大橋・与島→岡山駅→東京駅
という行程。
通常の四国ハイライトツアーは3日~4日のところ、6日かけてゆっくりと夫婦で巡る企画。一人1個旅行先から宅配便の送付無料というサービスも付いていて、これなら長旅でも衣類やお土産の荷物が少なくなると考え申込。
参加者は8組のご夫婦、私達が一番若かったかな?、健脚の老夫婦の16名でバスも2席1名利用とゆったり。経験豊富なベテランガイドさん、安全運転のタフな運転手さん、しまなみバスは快適でした。
CTの添乗員さんも過不足無く心配り頂き、無事旅行を楽しめました。
主人が脳梗塞で倒れてから3年半、通常生活もなんとか出来るようになり
リハビリも兼ねての旅行でしたが、ツアーに落伍すること無く一安心.
1日目は家を出るときには小雨、残念なことに雨にこそ降られませんでしたが曇天で、せっかっくしまなみ海道の眺望を楽しみにしていたのに叶いませんでした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 観光バス 新幹線
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
-
のぞみ21号東京9:30発乗車。旅行中の半分の衣類は宅配便で3日目に宿泊予定のホテルに送った為、かなり荷物が軽い。
毎度のことながら、ツアー集合場所の東京駅日本橋口は激混み。インバウンドの皆さんの巨大荷物で、こちらもスムーズに歩けないくらい。お決まりのスタバ東京駅日本橋口店で時間調整。
このツアーは結局8組のご夫妻、16名とちょうど良い感じの人数。私達より年上の方が多い様子、でも皆さん元気元気。 -
福山駅到着が13:03の為、車内での昼食は自分で調達。駅弁も飽きたので、グランスタが開くのを待ってキンパを購入。「カンナムキンパ」は京葉ストリート、集合場所とは正反対なのだがキンパが買いたくて、てくてく構内を歩きました。
主人は和牛プルコギ、私はクリームチーズ。追加でサンドイッチも。とっても美味しいキンパでした。 -
三時間半の新幹線はグリーン車ならではの快適さ。コーヒーを注文し、ダウンロードしてきたPrimeVideoをタブレットで見ながらゆっくり過ごしました。
心配していた天気もこれ以上は悪くならない感じ。でもこの曇天ではしまなみ海道の眺望はのぞめないなぁ。 -
13:03福山駅到着。福山がバラの街だとは知りませんでした。四季咲きのバラが路肩に沢山咲いていて、可愛らしいですね。
終戦直前の空襲で市の8割が焼失したそうで、その復興のシンボルとしてバラが植えられたそうです。5月のバラの季節はきっと素晴らしいのでしょう。 -
マスコットのバラの妖精「ローラ」の像。少し駅ロータリーから歩き、これから6日間お世話になるしまなみバスの貸切観光バスに乗車。一路しまなみ海道を渡って愛媛県へ、今日の宿泊地は道後温泉。
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しまなみ海道、広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ「西瀬戸自動車道」のこと。全長60㎞超え、瀬戸内海の島々をつないでいます。
予想通り雨ではないものの、重い雲が垂れ込めて島々を見渡すこと叶わず、残念。ひたすらバスの車窓から風景を撮影。 -
向島(むかいしま)→因島(いんのしま)→生口島(いくちしま)→大三島(おおみしま)→伯方島(はかたしま)→大島(おおしま)、と島々をバスで走り、大島にある亀老山展望台を目指します・
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橋から眺めた島、島、島。
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6つの島を結ぶ橋は、新尾道大橋→因島大橋→生口島大橋→多々羅大橋→大三島橋→伯方・大島大橋→来島海峡大橋。
伯方・大島大橋を2つの橋にカウントすることもあるそうです。そして来島海峡大橋は3本の橋が連なった吊り橋なので、これを3つにカウントすることも…そうするとしまなみ海道は10本の橋でつながっているとも言うそうなのです。 -
多々羅大橋に広島県と愛媛県の県境があるそうです。橋なのに大きくカーブしています。
天気が悪いので、どの橋を通っているのか判らなくなってきました。遠望で橋を眺めているわけでは無いので、この橋はどこ?という状態。 -
しまなみ大橋の各橋はサイクリングロードが完備しているので、こんな風に自転車で走っている人も沢山いました。同じツアーの参加者の中にも、バスでしまなみ海道の途中の島まで行ってそこからサイクリングを楽しんだという方もいました。
旅行から帰宅してガイドさんが言っていた11/22のZIP!で、水卜アナと春日さんのサイクリング放映してました。この放映は最高の晴天… -
島々の間を走る船の航跡。
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小さな灯台が島の端に。絵になります。
「伯方の塩」で有名な伯方島を通り、伯方・大島大橋を通過して大島に入ってきました。 -
大島にある亀老山展望台へバスは登って行きます。うねうねと細くて急な坂道を登っていくのですが、対向車が来ると、すれ違いが出来る場所まで下りの車両が戻ってくれてやっとすれ違う、というのを何回もして、やっと展望台に到着しました!
途中、こんな登り坂道なのに、かなりの勢いで下ってくる自転車とすれ違いました。下りて来たと言うことは、この坂を登ってきたということ。路肩に”展望台山頂まで 頑張れ あと0.5㎞ おいしい藻塩アイスが待ってるよ”というかんばんが在りました。
ガイドさんも「不定休なんですが美味しいですよ」と案内していたのですが、頂上へいったら、お店はお休み… -
このまま路肩に落っこちそうなくらいの狭い道幅の坂道です、ドライバーさんのテクニック凄い。
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亀老山展望台駐車場からの眺め、今にも降り出しそうな曇天のため、靄が立ちこめてよく見えません。3つ連なる来島海峡大橋がよく見える筈なのですが。
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駐車場から展望台への坂道も急なこと。
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駐車場のそばに亀の像。その昔、風来僧が、光り輝く観音像を背負った亀を洞窟で見つけ、その観音像を持ってこの山にに登り伽藍を建てた、ということから「亀老山」となったそうです。
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この亀さん、頭にコインが置かれています。願掛けスポットになっているのかしら?
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この亀老山展望台は、隈健吾氏設計によるもの。山のてっぺんに展望台を乗せて建てるのではなく、島の外観を損なわないように、頂上部を削って外からは見えないように作られた複雑な構造の展望台です。
その分登るのに階段が複雑に入り組んで大変。 -
展望台頂上でも、眺めは曇ってうっすらしか見えません。視界不良だからなのか、まだ15:30なのに、来島海峡大橋に警告灯のような物が点滅しています。
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この案内板にも説明されていますが、南北の展望台デッキ以外は地中埋設という、本当に変わった構造です。
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地中に埋設されている階段部分は音が反響して、不思議な感じ。
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やっと地上に顔を出せました。
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結構階段が辛いです。
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本来なら、鳴門海峡・関門海峡とともに日本三大急潮の1つの来島海峡がよく見える訳なのですが。また、瀬戸内を挟んで西日本最高峰石鎚山も見えるときがあるとか。うっすらと来島海峡大橋が望めますが、天気ばかりは思うようになりません。
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橋脚に灯りが点滅していますが、それもうっすらとしか見えません。
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亀老山には村上海賊の先祖の墓やお寺があるそうです。
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しまなみ海道から今治に入り16:35道後温泉に到着。当初「茶玻瑠」の予定だったのですが「道後プリンスホテル」に変わっておりました。とても大きなホテルですが、道後温泉本館やハイカラ通りなど中心部と少し離れているのが難。
ホテルのマスコットと芸者さんがお出迎え。 -
通されたお部屋は10畳の和室で広々、新しくは無いけれど、マッサージチェアがあって自室でじっくりもみもみして疲労回復に役立ちました。
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”お着き菓子”は名物「坊ちゃん団子」、三色の餡に包まれた柔らかなお餅が優しい甘さでグッド。ホテルの売店で、亀井製菓のものをお土産に買い求めました。
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道後プリンスホテルは2階のフリードリンクスペースに、”蛇口からみかんジュース”がありました。ここでの飲み物は無料です。他に氷スムージが作れるようになっていたり…結構広いスペースだったので、みかんジュースを飲みながらソファーでゆっくりしました。
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ホテル玄関横に無料の足湯のスペースが作られていて、ちょこっと体験。
ホテルで湯籠の貸し出しがあり、浴用タオルもフロントの先に沢山用意されていたのが良かったです。 -
足湯横には、温泉卵をつくるかまどがしつらえられていて、足湯で暖まっている間に温泉卵を蒸し茹でして食するという趣向。
道後プリンスホテルは、砥部焼の絵付け体験、金の讃岐うどんつくり体験ショー、水軍太鼓と津軽三味線体験、など色々なプログラムが催されて居りました。夜、道後温泉から戻ってきたら、水軍太鼓が鳴り響いていました。 -
18:00から夕食。鯛尽くしの献立。今回の四国旅行で、前半は鯛、後半は鰹とお魚が新鮮で本当に美味しかったです。元々魚があまり得意ではないのですが、魚の生臭みも全く感じられず、毎日完食しておりました。
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鯛や豚しゃぶでお腹いっぱい、もう鶏肉まで手が出ません。
主人は旅行初日のため自重してアルコールを控え、”道後サイダー”をチョイス。ご当地ビールが流行っていますが、サイダーとは。 -
流石の鯛の釜飯、鯛はふっくら、お焦げもカリカリと口当たりも良く美味しく頂きました。
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ほぼ小一時間、ゆっくりと夕食を楽しめました。
道後プリンスホテルの温泉も楽しみなのですが、先ずは今年7月に改修工事が完了した道後温泉本館に出かけ、戻ってからホテルのお湯につかろうと計画。 -
道後プリンスホテルは、道後温泉本館までは徒歩10分くらい。そのためホテルと道後温泉駅の間をこんな可愛いボンネットバスを無料で走らせてくれています。バスなら3分位で到着、10分間隔で運行しているので便利、往復利用させて貰いました。最終は22時とのこと。
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バスの中はこんなクラシックな感じ、木の座席です。壁には道後に因んだ額が掲示されておりました。
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道後温泉で小林一茶が詠んだ句、「寝転んで蝶泊まらせる外湯哉」。
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漱石は松山が田舎で大嫌いだったとか、親交のあった子規の写真と夏目漱石の写真。
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「坊っちゃん」の道後温泉の記述。
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あっという間に道後温泉駅前、「放生園」前にボンネットバス停車。ちょうど「坊ちゃんからくり時計」が動き出したところ。
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音がうるさいと苦情が出て、からくり時計が開くときに流れるメロディーの音量が下げられたそうです。
11月は30分毎にからくり時計が開いて、夏目漱石の小説「坊っちゃん」の登場人物が次々と現れます。メロディーも時間によって変化し、このときは「子守歌風の伊予節」でした。 -
石垣の台座からせり上がってくる一番下の段は、道後温泉に入っている人達、気持ちよさそう。
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ハイカラ通り入口に到着したのが19:30過ぎ。この時間だと、もうお店も大分閉まっていて、とにかく道後温泉へと急ぎました。
アーケードになっているのが雨などの時助かりますね。夜でも明るくいいですね。 -
坊ちゃん団子を持った坊ちゃんとマドンナでしょうか?まだ開いているお店を覗きたいのですが、とにかく道後温泉本館をめざします。
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今治タオルの専門店。タオルの品質も最高ですし、柄ゆきも素敵で飾っておきたいくらいです。ハイカラ通りにはこんな可愛らしいお店も多いですね。
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やっと道後温泉に到着しました!ここだけタイムスリップしたかのようです。”千と千尋の神隠し”の油屋のモデルになったそうです。国の重要文化財です。
今年の7月に保存修理工事が完了したばかり。入口に現在の待ち時間の表示がありました。
お湯は”神の湯”と”霊(たま)の湯”の二種類でそれぞれの湯の広間の休憩室又は個室の休憩室の組み合わせで、入浴料金が違います。 -
早速”霊(たま)の湯二階席”の手形(入浴券)を購入、この券売の場所も小さな穴から手を差し購入、一人¥2,000は結構な値段ですね。
でも浴衣・帯・バスタオル・浴用タオルが貸し出され、シャンプーやリンス、ボディソープも備え付けられています。ホテルからタオル一式持ってきていたのですが不要でした。
半券をちぎられた残りの入浴券。入浴コースによって入浴券や浴衣の図柄が違うそうです。
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入浴券を買って玄関を上がると、案内の人にこの先を進んで2階に上がるようにと言われます。元々4つの建物を増改築してくっつけているとのことで、中はちょっとした迷路状態。床にプロジェクターで案内が投影されていました。道後温泉は国の重要文化財なので壁に案内を貼り付けたり出来ないからなのでした。
この先にお手洗い、改修後で最新式のトイレでとても清潔。 -
廊下の額、博物館みたい。語り継がれている道後に関する歴史などの絵が飾られています。
道後を訪れた聖徳太子の様子を描いた「聖徳太子と湯の岡の碑文」など、教科書に載っていたかも?という絵がありました。 -
廊下のずん止まりに何故かこんな鏡が。グニャグニャに写るんです。
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小さいけれど中庭があります。
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途中のお部屋。個室の控室かしら?
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案内された二階の休憩広間(霊の湯二階席)。床の間には美しい花がいけられておりました。
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霊(たま)の湯二階席の入浴は、入口案内所で先ず2階に上がるよう案内されました。この休憩広間に各自の乱れ箱があり、浴衣やバスタオル・浴用タオルの貸し出しが入れてあります。これを持って先ずは更衣室へ行き、階下の霊(たま)の湯に入ります。霊の湯利用の人は神の湯も利用できます。
この2つのお湯を利用し終わったら、又ここへ戻ってきて休憩、という流れ。 -
霊の湯利用の女性は、更衣室が二階。浴衣に着替えて下って行くこの階段が急すぎる。階段幅も狭くて落ちないようゆっくり下りました。
霊の湯は耐震改修されて天井のドームが大きく綺麗でした。思っていたより広々としていて、かなり熱めの湯。アルカリ性単純泉で、加水・加温しない源泉掛け流しとのこと。改修前は神の湯などはシャンプーや石けんは備え付けがなかったそうですが、現在は2つの湯にすべて備え付けられています。
霊の湯の中央に置かれた湯釜には大国主命と少彦名命の二神像が立っています。陶板壁画も大国主命と少彦名命、そして白鷺。ここは改修前は神の湯女子浴室だったそうです。 -
霊の湯の後は神の湯もはしごし、暖まって二階の広間に戻ってきました。広間は外気が入るように開け放たれていて、湯上がりに心地よい。すぐ高台茶托に乗ったお茶とお菓子が運ばれてきて、ほっと休憩一息。この湯呑のマークは「湯玉」だそうで、道後温泉のマーク。浴衣もこの柄でした。
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入場時には気づかなかったのですが、入口横には白鷺が並んでいます。足に傷を負った白鷺が岩の間から湧き出ている温泉を見つけて傷を癒したことから、道後温泉は発見されたといわれているそうです。この白鷺達は羽を広げていませんが、道後温泉本館の屋根には羽を広げた白鷺像が一羽作られているそうです。先ほど見落としましたが「坊ちゃんからくり時計」の屋根てっぺんにも羽を広げた白鷺が乗せられているそうです。道後にある沢山の白鷺像のうち、この2つの像しか羽を広げていないそうです。
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道後温泉では建物三階の上の振鷺閣から、今でも日に三回刻太鼓が打たれるそうです。「日本の音風景100選」の1つだそうです。
道後温泉を楽しんだ後、来た道を戻りホテルのボンネットバスで、宿泊先に戻りました。道後温泉に入ったのに、ホテルの温泉も充実しているので、こちらも楽しませて貰いました。「大浴場ゆのか」は色々な種類の温泉やサウナがあって、シルクバスという白濁したお風呂が気に入りました。圧縮空気の微細な泡で白濁しているように見えるらしく、湯当たりが柔らかかったです。
こうして温泉をはしごして、1日目は爆睡なのでした。
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