一筆書き乗車券で北陸新幹線初乗り　勝山観光

2024/11/16 - 2024/11/16

北陸新幹線の金沢～敦賀間に初乗りしました。
乗車券は東京都区内→横浜市内。反時計回りでくるり。

　1日目　東京→福井　越前大野観光、鯖江泊
☆2日目　勝山観光　福井→敦賀、敦賀泊
　3日目　敦賀観光　敦賀→新横浜

エリア 勝山(福井)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー 新幹線 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルの朝食をいただき出発。

鯖江にはハピライン（旧北陸本線）と福井鉄道の２つの路線が走っています。
昨日は前者に乗ったので今日は後者に。
街を歩きながら西鯖江駅へ向かいます。

誠照寺へ寄ります。

誠照寺 寺・神社・教会

建築年代安永8年1779年とあります。

朝なので人は少ないです。

誠照寺

西鯖江駅に到着。

左右に通っているのは国道417号。
岐阜県大垣市から続く、かつては酷道と呼ばれる区間もあった道です。

西鯖江駅 駅

このあたり、フリー切符が多くあります。

・福井鉄道1日乗り放題
・えちぜん鉄道1日乗り放題
・上の2社に1日乗り放題
・バス乗り放題
・芦原温泉宿泊者向けのえちぜん鉄道2日乗り放題
・恐竜博物館訪問者向けの切符

…などなど見てるとキリがない。

自分はJR西日本tabiwaのサイトを参考にしました。
会社ごとのサイトを見るのも大変なので（と言うかマニア以外はその地域にどんな交通事業者があるか分からない）、このサイトはありがたい。
https://app.tabi-wester.westjr.co.jp/recommendedTabNew?prefectureId=8®ion_id=20

結局、写真の切符を購入。

目についたものをパチリとしているだけです。
本当に好きな人にはすみません。参考になれば幸いです。

反対方向の列車が入ってきました。
単線なので交換待ちです。
このあたりは専用軌道ですが福井駅に近づくと路面を走ります。
それゆえ床の低い構造です。

西鯖江駅 駅

■福井鉄道　西鯖江911→福井駅949（のはずが…）
自分の乗る列車が入線。
急行です。本数は多くないですが急行が走ってます。

逆光で失礼。
逆光は勝利!?

こんな吊り革が。

結構駅を通過します。
交換駅で相手側を待たせて通過したり。
路面電車的な車両が小さな駅を通過する様子は見てると楽しい。
模型で再現したくなる面白さ。

路面を走る区間に入りました。
路面電車なのに停留所を通過します。なかなかやるな、さすが急行。

…と、警笛を鳴らしたかと思えばなかなか動きません。運転手さんは窓から顔を出し左下に向けて何やら話しかけてます。

自分は２両目に乗っているのでよく分かりませんが、軽トラが電車を邪魔しているように見えます。軽トラの運転席にはおじいちゃんが…

そのせいか分かりませんが、福井駅定刻949着のところ954頃着。
予定していた955発のえちぜん鉄道に乗れません。
（一つ手前の福井城址大名町で降りて走れば間に合ったかも）

えちぜん鉄道は30分間隔で運転してますが、その先を考えると1時間遅れ。
今回は急ぐ旅ではないので、のんびり行きましょう。

えちぜん鉄道の駅をゆっくり見ます。

こんなのが。
いや、なんでパンタグラフ背負ってんだよ（笑）
実はちゃんと意味があることが後に分かります。

福井駅 (福井県) 駅

カフェもあります。
えち鉄クラシックをいただきました。

■えちぜん鉄道　福井1025→勝山1119
ボックスシートの2両編成でした。

永平寺口駅で反対側の列車と交換。
さっき見たキャラクター達ですね。
越美北線のキャラを見ると…パンタグラフを背負ってないようです。
ちゃんと意味があったのですね。
（越美北線は非電化＝パンタグラフがない）

かつてはこの駅から永平寺まで路線が伸びていました。

永平寺口駅 駅

列車にはアテンダントの女性が乗っています。
このあたりの景色が良いとのこと。

川は九頭竜川。
角度によっては恐竜博物館が見えます。
もう少し季節が進めば山々が雪を被るのでしょう。

勝山駅

勝山駅。
もう恐竜です。

自分の乗りたいバスは30分後。
ならば途中まで歩いてみましょう。
すぐに九頭竜川を渡り、勝山の街に入ります。

勝山駅 駅

隙あらば恐竜さん！

マンホール。
ちなみにうちの市はキティちゃんとあらいぐまラスカルです。

商業施設があります。サンプラザなんて名前が付いてます。
そこからバスに乗ります。

■ 勝山市市内観光バスダイナゴン　サンプラザ前1154頃→平泉寺1204
コミュニティバスで移動。
コミュニティバスは余所者には分かりにくかったりしますが、勝山市は観光客向けのサイトを用意してくれてます。
https://www.city.katsuyama.fukui.jp/site/koukyou-koutsu/695.html
休日はそこそこの本数があります。

大きくない市ですが、さすがに全区間徒歩で観光するのはきつい。
そこでまずはバスで山の中腹にある平泉寺白山神社にやってきました。

国史跡白山平泉寺旧境内 名所・史跡

こんな雰囲気です。

創建　養老元年717年とあります。

福井が恐竜で町おこしする前からこうやって竜がいたのでしょう。
人間は竜やドラゴンが好きなのだ。

解説

結構登ります

平泉寺白山神社 寺・神社・教会

さらに奥があります。
解説を読むとなかなか面白い。

週刊少年ジャンプ連載の鎌倉末期～南北朝を描いた漫画を思い出しました。
私は多摩地域南部に住んでいますが、主人公の少年（北条時行）は、鎌倉街道を通ったり、今の町田市で戦ったりしてるはず。聖地巡礼したい方はどうぞ。

ここまで登れます。

ところで熊出没の注意がありました。
この日は参拝客が多く、常に人の発する音がありましたが、注意した方がいいでしょうね。

降りていきましょう。
登りとは違う見え方です。

少し紅葉しています。

戻りました。
大賑わい、というほどではないですが、駐車場はさらりと埋まり、いい感じに賑わっています。

何件か飲食店があります。
「まつや」で昼食。
今日もソースかつ丼とおろしそばのセット。

近くに「白山平泉寺歴史探遊館まほろば」があります。
平泉寺について奇麗なパネルで説明されてますが、撮影禁止。
後で写真を見て記憶を呼び戻すこともあるので、これは考えてほしい。

そば処 まつや グルメ・レストラン

次の目的地まで1.5kmくらいの場所にいます。
しかも山を降りるだけ。

途中苔むした道が並行してきました。

歩いてよかった。
そう思いました。

勝山城博物館に到着。

これはリベンジでもあります。
実は2年前のこの時期、この場所を訪れています。
しかしながら施設点検とやらで休館だったのですね。
https://4travel.jp/travelogue/11792649

勝山城博物館 美術館・博物館

一昨年も見たこのキャラクター。

まずはエレベーターで最上階へ。

眺め

眺め

下りながら展示を見られます。

世界中から来ています。

鯱鉾

世界的にも有名な方の壁画とのこと。
自分にまだまだ知らない世界がある。

ここでスマホへ電話が。
昨夜宿泊したホテルからです。
どうやら忘れ物をした模様。部屋でカードケースをぽろり落としてしまったんです。
着払いで送っていただくことになりました。
ホテルには感謝しかありません。
昔はこの種のうっかりはやらなかったんですけどね。ちとショックであります…

お城と彗星。

ところで子供たちが描いた勝山城の絵への投票をやってました。
絵にはすでに金賞、銀賞…等と貼ってあるので、そこからさらに何かを選ぶ催しなのでしょう。
金賞と付けられた絵はさすが金賞というものでした。

何故かえちぜん鉄道が描かれたものがあり、佳作とあります。（笑）
うん、わかるよ鉄道を描きたくなる気持ち。

恐竜がスマホで城の写真を撮っている絵がありました。
よし、これに投票しよう！

お城の近くにはお土産屋があります。
ソフトクリームが美味しいです。

みるく茶屋 本店 グルメ・レストラン

勝山と言えば恐竜博物館が有名です。
これから向かいます。

時間指定のチケットが必要です。
アソビューのシステムなのですが過去に登録したかどうかで行ったり来たり…
結構手間取りました。

常設展1000円。
季節によっては他にもプランがあります。

恐竜博物館へはバスで向かいます。
当該路線のバス停まで歩き始めました。
しかしバスで行くと到着が16時を過ぎる。開館時間は17時まで。
結局タクシーを呼んじゃいました。

恐竜博物館に近づくと帰りの車が渋滞してました。
お土産屋も人がいっぱい。
いや、そこまでとは！

福井県立恐竜博物館 美術館・博物館

みなさんここで写真を撮ってました。

さて、入館します。
受付の女性にスマホ画面を見せると、予約した入場時間まで待つかいったんキャンセルして自販機で買うか、との答え。
結局後者に。
何だったんだあの苦労はw
（キャンセル＝変更手数料は無料でした）

入館するとなかなかの混雑。
ネットでは今日は全部の時間帯で〇になってました。
満員の扱いになるのはよほどの時でしょうか。
館内にいる時間制限はないようです。なんで入館の瞬間だけ厳密にするのかは不明。

受付のお姉さんは親切でした。念の為。

俺が主役だ！

って感じのティラノサウルスくん。
右へ「がお～」、左へ「がお～」とサービスを欠かしません。

全部カメラに収めようとするときりがない。

空飛ぶドラゴンに乗って異世界の空を飛びたいね。

恐竜は絶滅したのか？
いや、鳥は恐竜の子孫だ。

そんな見方もあると紹介されてました。

ティラノサウルスくんは上の階から見るのがいいかも。

お子様向けの施設かと思いこんでましたが大人でも楽しめました。
ただ、体系的に学ぼうとすると人多過ぎで頭に入ってこないかも。

お土産屋では恐竜さんのかわいいぬいぐるみが。
欲しかったけど我慢しました。

■バス　恐竜博物館→勝山駅
バスで駅へ向かいます。
閉館時間に合わせバスが設定されているので安心。

■えちぜん鉄道　勝山1719→福井口1809
終点まで乗っていればいいのですが…

えちぜん鉄道勝山駅ホーム待合所 名所・史跡

■えちぜん鉄道　福井口1813→田原町1818
えちぜん鉄道のもう一つの路線に乗り替え、田原町まで。
乗り放題の切符を持っていると、ついこういう行動になります。

この駅名標は漫画の吹き出し風？

田原町駅 駅

■福井鉄道　田原町1823→福井城址大名町1828
写真では分かりにくいかもしれませんが、右にわずかに見えてるのがえちぜん鉄道の高床（一般の鉄道と同じ高さ）のホームです。
左はこれから乗る福井鉄道の路面電車。こちらはホームが低い。
これを見に来ました。

朝に乗った車両とは違いました。
低床の新型です。

福井城址大名町駅 駅

■北陸新幹線つるぎ41号　福井1841→敦賀1902
一筆書き乗車券の旅に戻ります。

北陸新幹線は東京発着の便と名古屋大阪方面の便と系統が分けられています。
乗ったのは後者。関東人としてはアウェー感。

敦賀駅 駅

東横イン敦賀駅前泊。
9000円台。土曜は駅近はみなこんな値段をつけてました。明らかなボロホテルでもそうでした。
安い宿となると駅から2kmは離れないとダメ。

写真は窓からの眺め。
敦賀駅が見えます。

東横イン敦賀駅前 宿・ホテル

宿の近くのまるさん屋で夕食。
人気店です。混んでます。
タッチパネルで登録して順番待ちするシステム。一人でも入りやすいです。

右にちらっと写っているのは、へしこ。
福井名物の一つです。

まるさん屋 敦賀駅前 グルメ・レストラン

宿の近くにこんなのが。
往年のヒーローとヒロイン。