一筆書き乗車券で北陸新幹線初乗り　敦賀観光

2024/11/17 - 2024/11/17

北陸新幹線の金沢～敦賀間に初乗りしました。
乗車券は東京都区内→横浜市内。反時計回りでくるり。

　1日目　東京→福井　越前大野観光、鯖江泊
　2日目　勝山観光　福井→敦賀、敦賀泊
☆3日目　敦賀観光　敦賀→新横浜

エリア 敦賀(福井)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JR特急 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

おはようございます。
今日は敦賀を観光して東海道新幹線経由で帰宅します。

東横インの朝食なのでまあまあってとこ。
東アジアの方々でいっぱいでした。
そんな感じで9000円台。
駅から離れれば安くなりますが。
昨日の鯖江のホテルは日本人のビジネスの人が多かったです。
それで6000円台。
インバウンド時代の旅は知恵が必要です。

敦賀の街は松本零士さん関連のオブジェがいっぱい。
解説があるのがありがたい。
そう言えばそんな話だったなあ、なんて思い出します。
これはメーテルのライバルであり友であるエメラルダス。

メーテルの母ちゃん。

C62が牽引する旧型客車でした。

（引用開始）
地球へと戻った鉄郎。そしてメーテルとも別れる時が来た。メーテルは昔の体に戻るために冥王星に旅立ち、少年とメーテルとの旅は終わった。
（引用終了）

母と息子。
母と娘。
女同士男同士の友情。
いろいろ懐かしい。

歩いているうちに氣比神宮に着きました。

氣比神宮 寺・神社・教会

気比神宮

少し紅葉

解説

芭蕉さんも来ました。

海の方向に進みます。

旧敦賀港駅舎(敦賀鉄道資料館)へ。

旧敦賀港駅舎(敦賀鉄道資料館) 美術館・博物館

敦賀から大陸へ向かう船が出ていました。
ここまで鉄道で来て船に乗り継ぐのです。そして大陸に着いたら再び鉄道に。

館内には当時の地図や時刻表がありました。
これは見る価値あり。
日本からパリ、ロンドンまで、朝鮮半島を通るルート、モスクワからワルシャワを通るルート……
そんな列車の乗継の時刻表が展示されてます。

このルート、いつか平和に旅できる日が来るのだろうか。

敦賀赤レンガ倉庫へ。
ジオラマがすごいです。特に鉄道好きは必見。
原則撮影禁止。

海鮮の店も入っていますが予約でいっぱいらしきことが書かれてます。

敦賀赤レンガ倉庫 名所・史跡

倉庫にこんな展示があります。
一定年齢以上の鉄道好きなら反応するでしょう。

急行 わかさ 列車展示 名所・史跡

キハ28 3019

運転台の窓に曲面が入っているタイプですね。

側面

この窓が懐かしい。

幕でも電光でもないサボ。
それだけで懐かしい。

中に入れました。

そう、こんな車内でした。

運転台に入るのは有料とのこと。
このキハ28はボランティアの手で守られていると聞きました。
協力できなくて申し訳ないですが、後のスケジュールも考えて断念。

センヌキ
JNR

展示

解説

こんなバスが入ってきました。
D51南越前町とあります。

敦賀市は観光客向けのバスを走らせています。
帰路はバスに乗って敦賀駅まで。

バス停の前には恐竜さん。
隙あらば恐竜さんの福井県です。

上で記したとおり、駅まで歩けなくもない距離です。
松本零士さん作品のオブジェを見ながら歩くのもいいですよ。

こんなバスです。

駅隣接の「ちえなみき」。
なんだか分かりにくい名前ですが、本屋です。
これが今風で面白い。

おっさんの戯言になってしまいますが、学校や仕事の帰りに駅前の本屋に寄る習慣のある人も多くいました。
でもスマホ時代になって明らかにそんな人も減っていって…（そういう自分もそうだ）
こうした試みが、そんな習慣を蘇らせる一助となるかも知れません。

お土産屋も入っています。
日持ちのする寿司を購入。

ちえなみき 美術館・博物館

冒頭に記したように反時計回りの片道乗車券を利用しての旅です。
敦賀→米原→東海道新幹線で東京へ帰ります。
（片道乗車券なので、帰りではなくあくまで行きなのか？）

問題は米原までの移動。
特急しらさぎは全車指定席。特急料金1290円。
50kmに満たない距離でちと損した気分になります。東海道新幹線との乗継割引なんて制度は消えてしまいました。

鉄道ファンなら思うでしょう。普通列車でいいじゃんと。転換クロスだしと。（ただし途中乗換で30分くらい待つケースあり。）

私もそう考えましたが、↓こんな切符を発見しました。

【e5489専用】［EXサービス限定］乗継きっぷ
（画像はJR西日本のサイトより）
https://tickets.jr-odekake.net/shohindb/view/smt/tokutoku/detail.html?shnId=124000009
https://tickets.jr-odekake.net/shohindb/view/consumer/tokutoku/detail.html?shnId=124000009

なんと敦賀→米原はしらさぎ利用で500円とあります。
列車分断、乗継割引廃止にJR自身が恐れ慄いてこんなお得な切符を作ったのか!?(笑）
利用してみることにしました。

サイトには以下の記載があります。
（引用開始）
「EXサービス（エクスプレス予約・スマートEX）」で、米原駅を発駅または着駅とする新幹線をご予約いただいた場合に限り、「e5489」でご購入いただけます。
購入にはWESTER会員登録(無料)が必要です。
（引用終了）

EXサービスならe特急券でもいい模様。
ところがEXも5489もサイトが使いづらい！
どこをどう押せばこの切符のページに行き着くか分からん！
結構苦労して予約しました。

お互いこんな思いをするのなら、もうJRは開き直って新在関係なく2点間の料金を定める方式にしたらどうよ？　ネット予約に限ってでも。

さて5489の自動券売機へ。
ところが窓口へ行けと案内が表示されます。

窓口で写真の紙を受取りました。
改札内の別の窓口へ行く必要があるようです。
結局、改札内の窓口で駅員さんにスマホを見せ、しらさぎと新幹線の特急券を発券してもらいました。

苦労して手に入れた切符。
正直疲れた…

■北陸本線　しらさぎ56号　敦賀1210→米原1256
しらさぎ。
この右にサンダーバードが停まっています。

敦賀駅 駅

きっぷに気を取られて売店を覗けませんでした。
と、ホームに駅弁の自販機を発見！

「炙りのどぐろとふくいサーモン寿し」
ちょっとボリューム感は足りないかな。

ループ線あり、日本海側から太平洋側への分水嶺越えあり。短いけど楽しい区間を通り米原着。

写真は米原駅。
例によって目に止まったものを撮っているだけです。
この種のキャラクターは何種類いるのか知りません。まとめてる人、いるのかな。
右のキャラの名はちょっと愉快。鉄道ファンなら読める？

米原駅 駅

最近wedgeって手に取ってないや。
ていうかまだあるのか。客層が分からん。

北陸新幹線を体験した後だと米原駅は古いような懐かしいような。

■東海道新幹線　ひかり650号　米原1257→新横浜1453
EX予約で検索しときに名古屋でのぞみに乗り換える案が上位にきました。
詳しくない人は、ああ名古屋で乗り換えなきゃ駄目なんだな、とか思い込んじゃうんじゃないか。
自分はひかりでそのまま移動します。

米原駅 駅

席は進行方向右側A席。
つまり富士山と反対側。
なのですが、富士山が見えます。
静岡の手前です。

ひかりは小田原にも停車。
ちょっと驚いたのは欧米ぽい観光客が多く下車したこと。箱根観光ですかね。

最後にもう一回今回の乗車券を。

ちょっと失敗だったことが。
小田急経由で帰宅するために町田駅で下車しました。（長津田まで横浜市内なので長津田→町田の運賃を払えばいい）
駅員さん「切符は回収します。手元に残すのであれ長津田に戻られるか、コピーをお渡しすることで…」
そ、そうだったんですね…
そこまでは、と思うので素直に回収していただきましたw

この切符は
JR線(鉄道)営業キロ: 1038.6km　12,870円
単純に東京～福井を北陸新幹線で移動すると片道で
JR線(鉄道)営業キロ: 526.4km　 8,580円
なんとなくお得なのがお分かりいただけたでしょうか。