
2024/10/08 - 2024/10/19
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goemonpさん
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この旅行記のスケジュール
2024/10/18
2024/10/19
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日本はやっと暑い夏が去り、次第に秋が深まりつつありますが、南半球のオーストラリアはこれから夏に向かうところ。日本から比較的近く、英語圏で何かと安心な国でもあります。ということで我家のマスコット、桜文鳥雛のぬいぐるみゴエモンと共にオーストラリアに行ってきました。オーストラリアは広く全部回るのは無理なので、今回はメジャーな東海岸のメルボルン⇒シドニー⇒ケアンズを回ってみました。自然あり文化遺産ありワイナリーありと多様な楽しみ方のできるオーストラリアの旅、何かのご参考になれば幸いです。
Part9はキュランダ村に向かい、思いがけず文鳥たちと出会った後、キュランダ鉄道に乗車。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
11日目の朝。
本日はキュランダ村へ向かうため、ちょっと早起きしてスーパーで買ったクロワッサンとヨーグルトで朝食。パシフィック ホテル ケアンズ ホテル
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集合場所のホテル前からマイクロバスに乗り込んで、キュランダ行きスカイレールのスミスフィールド駅へ向かいます。大体30分程で到着。
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ここからスカイレールと名付けられたロープウェイに乗車。
スカイレール レインフォレスト ケーブルウェイ 体験・アクティビティ
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緑の山々が一面に広がります。
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出発した駅がどんどん離れていきます。スカイレールは全長7.5kmもあるロープウェイで、途中2つの駅があり、途中下車して周辺を散歩することが可能になっています。
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こうした原生林は、スカイレールのWebページの説明によると、1億3千万年もの間、大きな変化なく続いてきたのだそうです。
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最初の駅であるRedpeak駅に到着しました。
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遊歩道が整備されており、ちょっとした散歩が楽しめるようになっています。展望台もあります。
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樹齢400年を超えるという、巨大な木もありました。
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ゴエモン「原生林には沢山の鳥たちが住んでいるようだよ。今回はバードウオッチングをする暇はなかったけど、鳥好きの人なら楽しめそうだね。看板の表示によると、歌を歌う鳥への進化はここからはじまったらしいよ。文鳥もオスは歌を歌うので、先祖はここ出身かもしれないね。」
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散策を終えて、キュランダ村方面に行くスカイレールに乗車。
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再び緑の山々の上を進んでいきます。
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Barron falls(バロン滝)が見えてきました。1890年代には既に著名な観光地であったらしいです。トータルでは高さ120メートルに達するなかなか規模の大きな滝です。
バロン滝 滝・河川・湖
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こちらはその下流にあるBarron gorge(バロン渓谷)。
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駅の名前もBarron falls駅となっています。
こちらも遊歩道が整備されていて、滝を眺めることのできる展望台に行くことができます。 -
ゴエモン「展望台に着いたよ。バロン滝が眼下に眺められてなかなかの迫力だね。」
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ゴエモン「バロン渓谷もくっきり見えるよ。」
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ということで、いよいよキュランダ駅へ向けて最後のスカイレールに乗車します。
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キュランダ村が見えてきました。
ゴエモン「バロン川の眺めもいいね。」バロン川 アクティビティ・乗り物体験
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スカイレールの終着駅、キュランダ駅に到着です。
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ゴエモン「やっとキュランダ駅に到着したぞ。スカイレールに乗っているだけで40分くらいはかかるので、キュランダ村につくまでには途中の散歩の時間も入れると、1時間くらいは見た方がいいね。」
キュランダ 森林・ジャングル
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ゴエモン「キュランダ村はこの地図のとおり、そんなに大きな村ではないけれど、マーケットや飲食店、バタフライガーデン等いろいろ見どころは多いよ。」
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スカイレール駅のすぐ近くに、キュランダ鉄道の駅がありました。鉄道でやってくる場合は、こちらに到着することになります。
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ではいよいよ、キュランダ村へ行ってみましょう。
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ゴエモン「この辺はヒクイドリが有名なのか、結構あちこちにヒクイドリの像があるよ。せっかくなので記念写真を撮っておこうっと。」
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まずはインフォーメーションセンターに行って、案内マップ等をもらいました。
ゴエモン「近くに巨大なカマキリがいたよ。食われそうで怖いよ~。」キュランダ インフォメーションセンター 散歩・街歩き
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歩いてバタフライガーデンへ。
ここもなかなか見ごたえがあるらしいですが、虫嫌いのgoemonp妻がこんなところに入りたがるわけもなく、我家のお目当ては、この前から発着するアーミーダックのシャトルバス。 -
シャトルバスに乗って、ほんの10分ほどでアーミーダックのある「レインフォレステーション」に到着。
レインフォレステーション ネイチャー パーク テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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アーミーダックとは、払下げの本物の軍用水陸両用車に乗って、道なき道を進むというアトラクション。
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ゴエモン「おおミリタリーな雰囲気。」
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運転席も無駄なものが一切なく、とってもミリタリー。
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いよいよ出発。
まず始めは、なんだか珍しい蝶のいるエリアらしいですが、残念ながら蝶は全然見つからず。 -
木の幹にできた巨大なこぶ。
ガイドさんの説明によると、木に虫などが巣喰うと、それを修復しようとこぶのようなものができるそうで、それが繰り返されるとこんな巨大なこぶになってしまうこともあるんだとか。 -
原生林の植物等について、運転手さん兼ガイドが冗談を交えながらいろいろ説明してくれます。
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さて、車はいよいよお待ちかねの水路にやってきました。観光用のダックツアーなどでは、水に入るときにはみんなでカウントダウンをやったり、盛大に水しぶきを上げたりするのもありますが、そこは軍用車、そういう余計なセレモニーはなくとっとと入水。
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濁り水の水路を、ゆっくりと進んでいきます。
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ちょっと広い池のようなところに出てきました。
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水辺で翼を乾かす水鳥が一羽。
遠目なのでよくわかりませんが、アオサギか何かでしょうか。
このほかにも水辺の植物等について、ガイドさんがいろいろ説明してくれました。 -
無事に水上散歩も終了し、もとのプラットフォームに戻っていくアーミーダック。シャトルバス代を入れると一人50AUD弱ほどするアトラクションですが、軍用水陸両用車に乗る機会なんぞなかなかないので、関心ある方はどうぞ。
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ゴエモン「ここにもヒクイドリの像があったよ。なんだかわからないけど記念写真だ。」
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では、シャトルバスでキュランダ村中心部に戻りましょう。
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ランチはPetit Cafeという、クレープで有名なカフェでいただきました。
プティカフェ カフェ
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goemonpはグレート・ノーザンという地元ビール、goemonp妻はキール・ロワイヤルなどという、こじゃれたものを注文しやがりました。
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マッシュルームのクレープと。
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スモークサーモンのクレープ。
ボリュームもたっぷりで美味しかったです。 -
さてランチの後は、鳥好きの血が騒ぐバードワールド・キュランダへ。
キュランダ村には、このほかにもコアラを抱っこして写真が撮れるというコアラ・ガーデンなどもありますが、コアラには大して興味がないgoemonp家は鳥を優先。
ゴエモン「まあ当然だね。」バードワールド キュランダ サファリ・動物観察
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オーストラリアの鳥はもちろん、オーストラリア原産以外のいろんな鳥たちとも出会うことができます。
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ゴエモン「なんだか新入りが入ってきたな、という感じで上から監視されているよ。新しく刑務所に入る囚人の気分だね。」
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ゴエモン「これはオーストラリアイシチドリというチドリ科の鳥さんだよ。怠け者なのか、危険のある時以外はあまり動かない鳥らしいね。」
そういえばなんだか眠そうな顔をしていますなあ。 -
こちらにも怠け者が一羽。
ゴエモン「こんなんじゃすぐ敵に襲われてしまいそうだ。」 -
ゴエモン「こちらは小鳥コーナーだね。おや、奥の方になんだか見たような小鳥がいるぞ。」
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なんと文鳥を発見しました!
ゴエモン「おお、仲間だ。マレーシアにも居たけど、オーストラリアで出会えるとは。」
まあ、実はさっきのオーストラリア以外の鳥を紹介する紙に、既に描いてあったんだけどね。 -
よく見ると結構いっぱいいます。
警戒心が強いので、小屋の奥の方に陣取って、近づいてきてくれないのが残念。 -
ゴエモン「鴨が日向ぼっこしているね。気持ちよさそうだな。」
鴨たち「一緒に日光浴していく?」 -
ルビーのように真っ赤な森の宝石たち。
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ゴエモン「おお、ヒクイドリもいるぞ。こいつは模型じゃなくて本物だ。これはそんなに大型じゃないけど、成長すると最大1.9メートルにもなって、時速50キロで走ることができるらしいよ。爪がするどいので人が襲われると大けがをしたり死んでしまったりすることもあるので、「世界一危険な鳥」とも呼ばれているらしいね。」
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ゴエモン「あのう、日本から来た文鳥なんですけど。。。」
インコ「うるさいな。俺は食事中なんだ。文鳥は鳥小屋にでも入っとけ。」 -
冷たくあしらわれて傷心のゴエモンは置いといて、楽しかった鳥との戯れも終わり、今度はキュランダ・レインフォレスト・マーケットをのぞいてみることにしました。
キュランダ オリジナル レインフォレストマーケット その他の店舗
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土産物や民芸品などを中心に、さまざまなお店が並んでいます。
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なぜか日本の侍の絵が描いてあるお店がありました。
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なにやら日本語も書いてあります。
結構日本語のできる人がやっているお店のようですね。 -
ゴエモン「え、ゾンビがいるのか?聞いてないぞ。」
ゾンビはいないのでご安心ください。 -
お次は川沿いの散歩道リバー・ウオークに行ってみました。
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こんな感じの階段を下っていきます。
なんだかうら寂しい雰囲気なので、goemonp妻はびびっていましたが。。。 -
ゴエモン「降りてみるとこんな感じの眺めのいい散歩道だよ。夜とかじゃなければそんなにびびる必要はなさそうだね。」
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ゴエモン「すごい巨木だな。マーケット付近からキュランダ鉄道駅まで、歩いて20分ちょっとだよ。天気のいい日なら気持ちのいい散歩ができるね。」
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小さな桟橋にはこれまたヒクイドリの像が。
これはリバーボートというアトラクションで、45分ほどでボート遊覧を楽しめるようです。お値段は大人25AUD(2024年現在)キュランダ リバー ボート 体験・アクティビティ
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野鳥出現!!
ゴエモン「ぎゃーヒクイドリだー。殺される~。」
これはヒクイドリではなく、ブラッシュターキーという種類の鳥で、ターキーと名前はついていますが七面鳥とは違う種の鳥であるようです。
卵を抱卵するのはオスの役目という、ヒクイドリとは異なるイクメンパパの鳥たちであるようです。 -
跨線橋を渡って、キュランダ駅が見えてきました。
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ゴエモン「ここが有名な、キュランダ鉄道の発着駅キュランダ駅だよ。赤と白の駅舎が可愛らしいね。建てられたのは1915年なんだって。」
キュランダ観光列車 アクティビティ・乗り物体験
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ちょっと駅の様子をのぞいてみましょう。プラットフォームは2つ。レトロ風の車両がいい雰囲気です。
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我々が乗る予定の一本前の列車が、キュランダ駅を出発していきました。
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乗車予定時刻まではまだ少し時間があるので、街をぶらぶら。
アボリジニアートのお店の前には、なんだか日本の国旗にも似たアボリジニの旗が掲げられています。
ゴエモン「黄色い円は太陽、黒はアボリジニの人々、赤は大地を表すんだって。」 -
ゴエモン「おお、ここにもヒクイドリ。成鳥はなかなか迫力があるけど、雛は普通の鳥みたいなんだな。」
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さて、乗車時刻が近づいてきたのでキュランダ駅に戻ります。
ゴエモン「わくわく」
キュランダ鉄道は全長約34キロ。ケアンズセントラル駅までを2時間ほどかけてゆっくり走ります。かつて鉱山労働者向けの物資輸送用として1891年に開通。1936年からは観光列車も導入されました。一般車両の他に、ゴールドクラスという上級グレードの車両もあり、軽食や飲み物などが提供されるらしいです。ただ一人50AUD追加料金と高価なので、goemonp達はパス。 -
一般クラスの車内はこんな感じ。
ゴールドクラスだと座席がソファ席になるらしいです。
なお座席は全席指定なので、事前に予約しておくことをおすすめします。 -
キュランダ駅を出発して最初の停車駅、バロンフォール駅に到着しました。
ゴエモン「スカイレールでも途中で見た滝だね。」
10分間ほど停車し、乗客はぞろぞろ下車して写真を撮ったり滝を鑑賞したりしています。 -
いい眺めですが、スカイレール側からの方が眺めは良かったかな。
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バロンフォール駅を出発してしばらくすると、左側の視界が開けてきました。
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こちらが有名なストーニー・クリーク滝そばの急カーブ。
インスタ映えする写真を撮るならここ!というスポットです。 -
ストーニー・クリーク滝。
線路のすぐそばにあり、高さは46メートルもあるのでなかなかの迫力。 -
だいぶ平地に近づいてきました。
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そしてこちらが、キュランダ駅側から出発した場合の最後のみどころ、ジャンガラループ。180度ターンするヘアピンカーブで、「世界の車窓から」でも使われたとか。
ゴエモン「どこまでも回っているような気がするよ。」 -
列車はフレッシュウォーター駅に到着。
コロニアル様式の駅舎が写真スポットとされているようですが、何分止まるなど明確なアナウンスがなかったので、特に下車はせず。5分くらいは止まるようですが、写真を撮りたい方は乗り遅れないように。フレッシュウォーター駅 駅
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ケアンズ・セントラル駅に帰ってきました。
キュランダ鉄道楽しかったですが、いくつかの写真スポット以外はただの低速鉄道で途中だれるので、片道だけで十分じゃないでしょうか。スカイレールにも乗って、両方の眺めを楽しんだ方がいい経験ができそうです。 -
ホテルに戻って一息いれたあと、オーストラリア最後のディナーは、ちょっとおしゃれな海辺のレストラン「Ochre」でいただきました。
オーカーレストラン 地元の料理
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一杯目のドリンクはスパークリングで。
長い旅行の疲れをいやす一杯。 -
パンにはオリーブオイルと、デュカという名前のスパイスがついてきました。クミンなどの入ったスパイスのようです。
デュカをつけるといきなりインド風になって不思議な感じ。個人的には結構気に入りました。
ただ本当はこれをオリーブオイルに入れ、混ぜてからパンにつけるのがスタンダードらしかったです。。。
ゴエモン「いきなり田舎者をさらしているな。」 -
goemonp妻注文の、テンダーロイン・ステーキ。
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バターはバーナーであぶってくれます。
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goemonp注文の、ストリップロイン・ステーキ。
ゴエモン「溶かしバターが美味しそうだね。」
もちろんお味の方もなかなかでした。 -
サイドディッシュで注文した、野菜のグラチネ。
欧米人サイズでずいぶんなボリュームだったので、サイドディッシュ頼むときは頼み過ぎないように気を付けた方がよさそうですね。 -
美味しい肉には美味しい赤ワイン、ということで、シラーズの飲みおさめ。
ゴエモン「飲みおさめだからって、また250ml飲んでいるやつは誰だ。」 -
食後はほろ酔い気分で海辺をしばし散歩しました。
ゴエモン「お酒飲んでいるので、海に落ちないようにね。」 -
さて翌日。
Uberでケアンズ空港へ。長かった旅もついに帰国のフライトです。
メルボルン⇒シドニー⇒ケアンズと一気に回ってきましたが、どの町もそれぞれ独自の魅力があって楽しく観光ができました。
物価は高いですが、移民が多いことからさまざまな国の料理店があり、それぞれなかなかレベルが高く値段も比較的リーズナブルなので、うまく使うと食費を抑えられそうですね。移民が多いせいか、外国人にもフレンドリーな人が多いのもいいところです。
ということで、長い長い旅行記にお付き合いいただきありがとうございました。
ゴエモン「では、バイバイ!」ケアンズ国際空港 (CNS) 空港
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