富山へ大人の修学旅行その２　～五箇山～

2024/10/06 - 2024/10/09

10月6日（日）～９日（水）、３泊４日で高校の同級生４人で富山へ行ってきました。
いつもJAL利用ですが、JALは富山に乗り入れてない。
なので、今回は、ANAで新千歳空港→富山空港へ。
この4人での旅は、高校の修学旅行以来。
すっかり大人の修学旅行となりました。

エリア 五箇山周辺(富山)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: タクシー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

第２日目：10月７日（月）
東横インなので朝食付き。
宿泊料金も安いのでしょぼい朝食かな？って思ったけど、十分でした。

午前中はタクシー観光です。
朝８時ロビーに「ニュータクシー」の入部さんが迎えに来てくれました。

迎えに来てくれたタクシーは黒のアルファード。
中が広くてびっくり！普通のタクシーを想像していて、後ろにぎゅうぎゅう3人、前にひとり座るのかと思っていたから・・・・快適な観光となりました。

五箇山までの1時間ちょっと、洋ちゃんの話からはじまって、富山の風景を観ながら、すばらしい解説をしていただきました。歴史の話が特に興味深かったです。

あっと言う間に、岩瀬家に到着。

国指定重要文化財「岩瀬家」築300年越えです。
今も、住居として住まわれているけれど、一部、見学させてもらえるのです

国指定重要文化財 岩瀬家 名所・史跡

岩瀬家は、五箇山地域にある合掌作りの家屋で、白川郷を含め、現存する合掌造りとしては最大級の規模。

国指定重要文化財 岩瀬家 名所・史跡

入場料ひとり400円

国指定重要文化財 岩瀬家 名所・史跡

入ると、囲炉裏端に座っている当主の岩瀬さん

岩瀬家の歴史を説明しながら、お茶をいれてくださいます。
話がとても面白い。

柱の立派なこと。1階はケヤキを使って建てられた住宅です。当時、ケヤキはお城でしか使うことができないものでしたが、ここ岩瀬家は、加賀藩の方の出入りがあったので、特別にケヤキが使われているのです。300年経ったいまも、キレイでびっくり。

急な階段で2階へあがります。
階段に手すりがありますけど、当時はなくって、見学で危ないのであとでつけたそう。

外からはわからないけれど、この建物は5階建て。
1階は加賀藩に仕える大工さんが作ったものだけど、2階からは、この辺に住む人たちが作ったもの。1階とその上の階は全然造りも材料も違います。

上の床は隙間あいてます。
下から燻した煙が上にあがるように。

急な階段で上にあがると、そこは広々とした養蚕の作業場。

当主さんに1階でお話を聞かせていただきましたが、2階からは、入部さんが詳しく説明してくれます。
普通、タクシー運転手さんって、観光施設には入らず、外で待ってるよね？でも入部さんは違います。
すごく豊富な知識でいっぱい喋ってくれます。

ここ五箇山でも、能登半島地震の時に大きな揺れがありましたが、被害はなかったそうです。

地震後、調査の人が来たけれども、そのまま住んでも問題ないと。
300年も経っているのに、震度5強にも耐えられるってすごい！
合掌作りは、木材を縄で縛っていたりと釘で固定していないので、免震構造となっているそうです。300年前のひとたちすごいよ！

岩瀬家の4階からの風景

屋根に使われている、ススキの仲間カリヤス

20年ごとくらいに葺き替えがおこなわれるけれど、その時に、この束を、普通の大きさの家で2000束。岩瀬家だと4000～5000束くらい使うらしいです。

興味深い話をいっぱいききました。
ここでは全部語るのは無理。
機会があれば、是非に出向いて欲しい岩瀬家です。

最後は、外からゆっくりと建物を眺める。
この感じが合掌造りよね。
合掌している手のようにみえるでしょ。

国指定重要文化財 岩瀬家 名所・史跡

車を少し走らせて、菅沼合掌造りの集落を上から眺める。

のどかでキレイ。江戸時代にタイムスリップしたみたい。

菅沼合掌造り集落 名所・史跡

普通にここで生活しているのだからね～～～驚きしかないわ。

菅沼合掌造り集落展望広場 自然・景勝地

バス停も一応ある。

五箇山地域の「こきりこの里」に、日本酒の蔵があるのです。
そこに立ち寄ってもらいました。

三笑楽酒造
残念ながら蔵見学はやってません

写真だけ撮らせてもらって。

三笑楽酒造のすぐそばにある「喜平商店」
三笑楽酒造の日本酒がいっぱい売っています。

友達3人は、豆乳ソフトクリーム食べてました。

8時に出発して12時にちょうど富山駅に戻ってきました。
4時間の観光、ハイヤー料金：31,600円です。いろいろ調べたけど、ニュータクシーさんが一番お安かったです。4人だとひとり7900円だから実現できましたね。
それにしても、素晴らしいタクシー運転手さんでした。

入部さんは富山の上級認定ガイドさんみたいです。人生何度か観光タクシーには乗りましたけど、こんなに知識豊富な方は初めてでした。
富山愛をがっつり感じる入部さんでした。
おかげ様でとても楽しい五箇山観光となりました。

富山駅の立山そばの前でおろしていただきました。
昼はここって決めていたので。

立ち食いソバだけと、座るところもちょっとあります。
たまたま4席空いていた。

立山そば グルメ・レストラン

みんな「白えびそば」に。
白エビの天ぷらがのっているのです。600円だったかな？
駅の立ち食いそばは、普通に美味しいよね。
「立山」というかまぼこがかわいい。

電車の時間まで、駅で土産屋さんでぷらぷら。
そして次は、新幹線に・・・・つづく

立山そば グルメ・レストラン