10月6日（日）～９日（水）、３泊４日で高校の同級生４人で富山へ行ってきました。<br />いつもJAL利用ですが、JALは富山に乗り入れてない。<br />なので、今回は、ANAで新千歳空港→富山空港へ。<br />この4人での旅は、高校の修学旅行以来。<br />すっかり大人の修学旅行となりました。

富山へ大人の修学旅行その１～富山市内観光～

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2024/10/06 - 2024/10/09

387位(同エリア1527件中)

エリア

富山市(富山)

旅行の満足度: 4.5

観光: 4.5

ホテル: 4.5

グルメ: 4.5

ショッピング: 4.5

交通: 4.0

同行者: 友人

一人あたり費用: 5万円 - 10万円

交通手段: ANAグループ

旅行の手配内容: 個別手配

10月6日（日）
新千歳空港　10:55　→　富山空港　12:25
チケットは6月にお安いキャンペーンでゲットして、往復で20,740円。
JALなら、いつもラウンジでビール飲んで搭乗なのに、ANAではラウンジを使う権利なし。なので、アルコール摂取せずに搭乗。
搭乗して1時間半富山空港に到着。
富山空港に着くと・・・・すぐに巨大握りがあった。
荷物が出てくるレーンに、この握りが廻ってました。
さすが、海鮮富山ですね。もちろん偽物だよ。

富山空港から、富山駅までは、クレジットタッチ決済のできる空港バスで23分。
420円、良心的なお値段ね。
富山駅にバス到着
富山駅南口
富山駅前は、とてもキレイ！と言う印象をもちました。
北陸新幹線が東京～富山と開通した2015年、駅周辺が整備されたそうです。
飛行機が遅延して予定より30分近く遅れて、午後1時20分くらいに富山駅着。
まずは、腹ごしらえ。

富山と言えば「白えび」
富山駅内「とやマルシェ」にある「白えび亭」へ

たぶん「白えび亭」の一番人気だろう「白えび刺身丼」3600円

頼んだ友達に、一口食べさせてもらったけど・・・・・北海道の甘エビみたく甘いものじゃないのだわ。
甘さは弱く、上品なお味。
小さい白えびを1匹1匹手剥きして、この海老の刺身が完成する。その手間賃が入り3600円になるのだね。美味しさに比例するわけじゃない。
絶対に、北海道の安い甘エビの刺身のほうが美味しいと4人で頷いてました。
でも白エビには、甘エビにはない上品さがありますね。
私は、富山スペシャル天丼　1890円。
白えびと、ホタルイカと、ブリの天丼。
大人の修学旅行なので、もちろんビールも頼んでます。
白エビ亭のビールは、ハートランド。
注文するとついてくる、昆布入りのガリが、どこの寿司屋さんにもあって名物なんだって。
食べて美味しかったので、購入！
脂っこい天丼もこのガリのおかげで、どんどん食べることできます。
ついでに、白えびせんべいも1枚ついてきます。
で、白エビ刺身丼より、絶対にこっちが旨い！
白えびは、刺身より天ぷらが旨し！ホタルイカも鰤の天ぷらも美味しいなぁ。

遅めの昼ごはんを食べて、駅すぐそばの今夜のホテル「東横INN富山駅新幹線口２」に荷物を預かってもらう。

ひとり1泊（朝食付き）4,820円。

駅前すぐだからとにかく便利で良かったです。
ランチして、荷物預けて、そのあとは富山駅の北口にやってきました。
富山駅のメインは南口。
北口はとくには・・・・
10分歩いてほどやってきたのは、富岩運河冠水公園（ふがんうんがかんすいこうえん）

富岩運河環水公園は、富岩運河の水面を活かした富山県富山市湊入船町にある富山県立の都市公園。
奥に見えるは、富岩運河環水公園のシンボル施設。

両端は展望塔。そのふたつを結ぶのは天門橋。
水辺を歩いて、展望塔へ向かいます。

女子4人で歩きながら、「ここはデートスポットだね！」と（笑）

そして展望塔内へ。

階段で？と思ったら、エレベーターがあります！

3階でおりて、富山市内を360度見渡します。
左端に、富岩運河環水公園～中島閘門～岩瀬エリアを結ぶ観光船「富岩水上ライン」の乗船場。

本当は乗りたかったけど、時間が合わなかった。
「展望塔から見える立山連峰」という山々の説明が書いてある案内写真が飾ってありました。

↑この案内写真と同じように写真を撮ってみる。
残念ながら、雲が多くて立山連峰の裾野しかみえない。けど、とってもキレイ～～
左手前にみえるは、「スターバックス富山環水公園店」

かつて、スターバックスの社内コンテスト「ストアデザインアワード」で最優秀賞を受賞したことから「世界一美しいスタバ」と言われているお店です。

隣の展望塔へ行くのに天門橋を渡ります。
渡って、反対側の景色。

この日は天気悪いとあきらめていたのに、なかなか素敵な写真が撮れて、旅のスタートから最高です！
駅に戻って・・・・・

富山駅構内にあった、電車の顔ハメパネル。

富山県には、数え方にもよりますが、12路線の多種多用な鉄軌道があるそうで、「鉄軌道王国」と呼ばれているのです。
富岩運河環水公園のあとは、富山駅前から、タクシーに乗車して次の目的地へ。
車で7分（1.6キロ）なので、タクシー代は1000円位。

やってきたのは、池田屋安兵衛商店。
江戸時代から全国で親しまれた“富山の薬売り”の文化を体験・購入できるお店。
富山といえば置き薬。
大きなのれんにも書いてあるとおり、薬の富山「越中反魂丹」でおなじみの池田屋安兵衛商店です。
とにかく、「越中反魂丹」推しです。
お店の中央に、古い木製の「製丸機」が置かれています。
入店するとまずはここに集められて、お店の方の説明を伺います。
そして、丸薬を作ってみせてくれます。
昔の作り方で、もちろん今は違います。
反魂丹は、江戸時代に製造が始まった、富山を代表する薬。

300年以上の歴史を持つ、越中富山の薬売り。
『くすりの富山』として有名になった理由が面白い。

富山が薬で有名になったのは、『江戸城腹痛事件』がきっかけ。
富山藩2代目藩主前田正甫が江戸城に参勤した折、腹痛になった大名に「反魂丹(はんごんたん)」を服用させたところ驚異的に回復したとされ、この事件がきっかけとなり「越中富山のくすり」の名が日本全国に広まったのです。
そのすごく効き目がありそうな「反魂丹」を今も作っているのが、池田屋安兵衛商店です。
反魂丹の他にも、昔の置き薬に入っていたようなレトロパッケージの薬もいっぱい売ってます。今、ドラッグストアで薬は安く買えるから、わざわざお高めのこの薬を買うことはないと思うけど、遊び心で買うのはいいかと。
パッケージみているだけで、懐かしくて楽しいです。
で、メインの「越中反魂丹」の効能ですけど・・・胃もたれ、食べすぎ、飲みすぎ、胸やけ、二日酔い・・・などなど
で、さっき天丼食べた私は、思い切り胸やけしていて・・・・だって、天ぷらをあんなに食べることないもの。
で、買ってすぐに飲ませてもらうことに。

紙コップにお水入れてくれました。
そして、1袋飲む。
ちなみに、10袋はいって1980円。ひとつ198円ってことね。
そして、アッと言う間に、胸やけすっきり！
それから、すっかり私は「反魂丹」の虜（笑）

次は、徒歩4分ほど歩くと・・・・・ひときわ目立つ建物が

世界的は建築家「隈研吾」氏の設計
立山の氷の岩脈のような、あるいは富山で作られる美しいガラスのアートのような、キラキラと光るファサード（外観）を持った美術館。富山の名物である、ガラスとアルミと石とが、様々な角度で光を反射することで、このキラキラとした印象が生まれ、富山の街と人をキラキラさせます。
ということで、この建物名は「TOYAMAキラリ」
富山市ガラス美術館です。
常設展示をみるだけなら、入館料200円。
入ったら、まずは見上げて絶景ぶりに感動します。
なぜに、富山でガラス美術館かと言うと・・・
そもそもの発端は、300年以上の伝統を受け継ぐ「富山の売薬」に由来します。明治・大正期には、薬の周辺産業としてガラスの薬びんの製造が盛んに行われ、全国のトップシェアを誇り、戦前は、富山駅を中心に溶解炉をもつガラス工場が10社以上あったといわれています。

しかし、太平洋戦争末期の富山大空襲で、ガラス工場の大半が大きな被害を受けました。さらに、戦後はプラスチックの登場により、薬の容器ガラスからプラスチックへと代わっていきました。
戦後、徐々にガラスとのつながりが減少していったものの、かつては多くのガラス職人が活躍していた富山市。そこで、市は「ガラス」の将来性や国際性、市民との親和性に着目し、昭和60年に「市民大学ガラスコース」を開講しました。このコースの開講によって市民がガラスに親しむ機会が生まれ、これを機に「ガラスの街とやま」への取り組みがスタートしました。そして、約30年にわたり取り組んできたガラスの街づくりの集大成として、平成27年8月に「富山市ガラス美術館」が開館しました。
エスカレーターでまずは2階へ
常設展示のガラスの作品を見学します。ここは写真不可。
ガラスでこんなの作れちゃうの？っていう作品ばかりで、驚きばかり。
3階～5階には、富山市立図書館が入っています。
すっごいセンスあるカワイイ図書館なの。
こんな図書館がうちの近くにも欲しいわぁ。
最後は、6階のグラスアート・ガーデンへ。

真っ暗な中に、光り輝くガラスアートが展示されています。
素敵素敵素敵

ここは写真撮影はOKなんだけど、SNSやブログに載せるのは禁止なの。
素敵な作品をお店できないのが、とても残念。

どれもこれも神秘的で、良いものみせていただきました。

池田屋安兵衛商店とガラス美術館が、思いのほか楽しくて時間がかかってしまい、
秋水美術館には行く時間がなくなっちゃった。
水墨美術館にも行きたかったけど、全然、時間の余裕なく。

富山はみどころいっぱい！3日間じゃ全然時間足りない。
ガラス美術館から徒歩2分「地場もん屋」にやってきました。
名前から想像できるとおり、富山の地物がいっぱい売っております。

近くに住んでいたら、富山の新鮮なものを買いまくっていたのに違いない。
でも、まだ富山1日目、みるだけでやめておきましょ。

でも軽くて持ち運び便利な「おぼろ昆布」がとても安かったので、3袋購入・・・だって、100円なんだもの。

富山地方鉄道富山軌道線の路面電車に乗って、ホテルに戻ります。
富山駅前のひとつ前、富山駅エスタ前で降りたら、宿泊ホテル「東横INN新幹線口２」のすぐ前。やっぱりこのホテルは便利。
富山1日目の夕食にやってきました。
「食肴旬菜富一」
もちろん予約しています。

この日は日曜日。ここいいんじゃない？って思う店はことごとく日曜日がお休み。

そんな中、やっとみつけたお店です。

ホテルから徒歩6分。
ネットの口コミにあったように、入口には店名は書かれてない。
こんな隠れ家的な店が好き。
チェーン店じゃないこじんまりした店が好き。座席数30
コース料理じゃなく、席だけ予約。
ビールは、プレミアム・モルツ　マスターズドリーム
ズワイ蟹の具だくさんサラダ　858円
富山はズワイ蟹がお安い！
富山湾天然お造り盛り合わせ　1人前1980円×2人前と
特大梅貝のお造り　1480円
富山湾の美味しいお刺身に感動。

北海道でも鰤がいっぱい獲れるようになったけど、全然違う。
北海道で獲れる鰤は、美味しいものいっぱい食べて肥満で締まりがないんだって。その鰤が産卵のために南下して、ちょうど富山あたりで引き締まった身体で美味しいのだって。その話を聞いて納得。
富山のこの特大バイガイが美味しくてびっくり！肝も美味しかったよ。
ま、とにかくどの刺身も美味しくて。
富山の人たちに、「富山のお刺身は美味しい！」って何度も伝えたけど、そのたび、「北海道の人に褒められると嬉しい」って言われたよ。
富山県には、18軒ほどの日本酒蔵があるのだけど、私が飲んだことがあるのは、8軒。
今回、飲んだことのない酒蔵をいくつ飲めるのか？それも旅の楽しみ。

有磯曙　純米　大漁旗　　高澤酒造場 / 富山県氷見市
勝駒は呑んだことあるのですけど、今、レアでなかなか飲めない酒となっているので飲んでみます。ここでも、1合しか飲むことができません。

勝駒　純米酒　清都酒造場 / 富山県高岡市
玉旭　新酒　純米吟醸生BLACK 　　玉旭酒造 / 富山県富山市
天然　白エビのお造り　1,650円

昼、白エビ亭の丼で、一口食べたけど、もう一度味を確認したくて。
やっぱり甘くはない。でも、昼より、上品さを感じるね。
ほんの少しで、1650円。やっぱりお高い。もう味はわかった。もう食べなくてもいいな。
天然ホタルイカの昆布和え　　980円
これは、面白くて美味しかった。
見えないけれど、昆布の中にホタルイカがいっぱい！日本酒にピッタリ。

幻の滝　純米吟醸　皇国晴酒造 / 富山県砺波市
〆は、握り寿司5種盛り合わせ　1,380円
刺身が激ウマだったので、ちょっと期待しすぎたか？鮨屋じゃないので、そこまでは感動なし。
醤油が九州ほどじゃないけど、ちょっと甘いのだわ。それが寿司にはちょっと合わなかったかな・・・それはあくまで、甘いの苦手な私の感想。
でも、握りの真ん中、鯛の炙りには、少し甘めの醤油がぴったりだった。

とにかく、どれもこれも美味しくて、びっくりするほどお会計が安くて、大満足のお店でした。
帰りコンビニに寄って・・・・・ホテルお部屋で宴会。
ます寿しジャーキーは、ジャーキーなのに、ます寿し食べているみたい（笑）
白えび柿の種は、どこが白えび？って感じ。白エビは上品な味なので、なにかに含んでいても感じないのだ。
画像の奥にみえるプリンは、私のじゃないよ（笑）
富山県ファミマ限定　厚切り鱒寿司のおにぎり（Bリーグ富山グラウジーズ応援＆能登半島地震復興支援）税込238円。
握り食べたのに、どうしても食べたくて、鱒すしおにぎりを。身が厚くて美味しかったよ。

大人の修学旅行、楽しい1日目でした。
2日目につづく。