2024/11/15 - 2024/11/16
269位(同エリア414件中)
タブラオさん
金曜日に有給を取って、会社の友人と一緒に青根温泉 不忘閣に泊まってきました。
「日本秘湯を守る会」の最初のスタンプ帳がかなり前に10個貯まり、暫く放置していましたが、招待有効期限(無料でスタンプを押して貰った宿の内のいずれか1つに無料で宿泊出来る期限)が近づいていたため、どこにするか迷っていました。そんな中、会社の友人のスタンプ帳押印期限が迫っていて、どこか秘湯の宿に泊まらなきゃ状態でしたので、一緒に泊まって私が「招待」を消化し、友人がスタンプを1個ゲットできればということになりました。スタンプを押して貰った10旅館の内、比較的近場の旅館ということで、「法師温泉長寿館」と「青根温泉不忘閣」のどちらがいいか友人に聞いたら、「青根温泉」ということでしたので、青根温泉に行くことにしました(散々、法師温泉の悪口を言っていたため、私に気を遣ったというのもありますが…)。
で、どうだったかというと、青根温泉 不忘閣は、今回約3年ぶり、3回目の宿泊でしたが、相変わらず素晴らしい旅館でした。お風呂よし、食事よし、歴史もあって建物も絵になる。にもかかわらずお値段は超良心的。友人も気に入ったようです。4回目も絶対行くと思います。
ご参考までに、過去の旅行記のリンクを以下に貼っておきます。泊まる度に感動する素晴らしい宿です。
【2020年9月 (建物・食事編)】
https://4travel.jp/travelogue/11647925
【2020年9月(お風呂編)】
https://4travel.jp/travelogue/11649085
【2021年12月(雪の青根温泉)】
https://4travel.jp/travelogue/11729731
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11時25分大宮発の「やまびこ135号」で白石蔵王に向かいました。白石蔵王駅でバスに乗り換え、終点のメルキュール宮城蔵王リゾートまで行きました。メルキュール宮城蔵王で旅館の方が待っていてくれる予定でしたが、誰もいなかったため、旅館に電話をしたら、結局、タクシーを手配してくれました(勿論、旅館側の負担で)。全く期待していませんでしたが、途中、紅葉がとても綺麗でした。
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「青根温泉 不忘閣」
青根温泉には14時20分頃に着きました。不忘閣は「日本秘湯を守る会」の会員旅館であるとともに、登録有形文化財の宿でもあります。 -
不忘閣の受付です。木村文乃さんとピコ太郎の色紙も昔のままでした。
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今回初めて、秘湯スタンプの「招待宿泊券」(スタンプが10個貯まると宿泊した10旅館の内、どれか一つに「招待」という形で無料で泊まれる)を使いました。スタンプ帳は返って来ないのかと思ったら、「招待宿泊券」の欄に青根温泉のスタンプを押されて返ってきました。
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1泊2食付きで一人当たり19,800円でした。お風呂と食事は文句なし。お部屋は広いし綺麗で良かったのですが、カビの臭いが気になりました。いずれにしろ、19,800円なら超良心的だと思います。
前回泊まった、青根御殿が綺麗に見える「一心の間」を希望しましたが、既に予約が入っていました。一心の間の並びに他に3つの部屋がありますが、一番奥の部屋になりました。 -
「一心の間」に泊まった時には、目の前に青根御殿が綺麗に見えましたが、今回泊まった部屋の目の前に木があって、青根御殿はよく見えませんでした。いずれにしても、この時は、青根御殿は改修中で足場が組んでありましたので、「一心の間」に泊まっても景色はイマイチだったのかも知れません。
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「貸切風呂の札」
貸切風呂は、従来は「蔵湯」だけでしたが、新たに「新湯」も貸切になっていました。 -
「蔵湯」
運良く空いていましたので、早速「蔵湯」に行ってみました。3回目の宿泊でしたが、何回行っても、蔵湯のドアを開ける時にはワクワクします。 -
「蔵湯」
広々としたお蔵の中にポツンと湯船が置いてある感じですが、正に芸術品です。湯加減もちょうど良く、入っていて超気分良かったです。木の香りも最高でした。毎回思いますが、ここにベットを置いて暮らしてみたいものです。 -
相変わらず素晴らしいの一言でしたが、なぜか空いていることが多く、結局、3回入ることができました。貸切風呂はこの「蔵湯」の他に「新湯」がありますが、どちらか一つ貸切中の時は、決まって「新湯」の方が埋まっていました。後からわかったのですが、「新湯」は綺麗に改装されていて、「新湯」も素晴らしいの一言でした。恐らくですが、この日はリピーターの方が多く、目新しい「新湯」の方に人気が集まったのでしょう。
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で、お湯なのですが、今回は若干黄褐色に濁っていました。口に含んでみましたが、特に味にしませんでしたし、匂いもありませんでした。蔵湯では感じませんでしたが、他のお風呂ではヌルヌルとした浴感でした。お湯は生きていると言いますが、いつもは無色透明のお湯もこういう風に色が付くこともあるんだと妙に感心してしまいました。
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写真は前回宿泊時のものです。正に枡酒状態の透明なお湯でした。翌朝の青根温泉見学ツアーの際に、女将に話を聞く機会がありましたので、お湯が濁っていることを聞いてみました。お湯が濁り始めたのはごく最近のことで、濁り始めた時にはもっと濁っていたとのことでした。不忘閣だけの話ではなく、青根温泉全体で同じ源泉を使っているため、すべての旅館が濁り湯になったのだそうです。個人的には濁り湯の方が好きですが、女将さんとしては、濁り湯になってしまって残念そうでした。確かに、この写真を見ると、濁り湯より透明の方が絵になる気もします。
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「亥之輔の湯」
ここも貸切風呂です。1人サイズの半露天風呂です。貸切風呂ですが、人気がないためなのか、札での管理はされていません。空いていればいつでも入浴可ですが、人が入っているのを見たことがありません。写真を撮るだけで、私は一度も入ったことがありませんが、意外と居心地が良いのかも。 -
「御殿湯」
由緒あるお風呂のようですが、他のお風呂と比べてしまうと地味です。ここだけ洗い場があるため、朝夕は利用が集中します。 -
「御殿湯(その2)」
御殿湯は男女別にあって、時間で男女入れ替えでした。翌朝、この狭い方の御殿湯が男性用だったのですが、シャワーが1つしかなく、シャワーに並びました。お風呂は有り余るほどありますが、シャワー付きのお風呂はここしかありません。でも、蔵湯にしろ、大湯にしろ、シャワーを付けてしまってはもったいないですので、混んでいてもこのままでいいです。 -
「大湯」
「蔵湯」と同じで、「大湯」も正に芸術品です。入った時には他に1名の方がいらっしゃいましたが、すぐにいなくなりましたので、その後はずっと貸切状態でした。 -
左側の写真が今回の写真です。右側は前回宿泊時のものです。ちょっとわかりづらいかも知れませんが、前回は湯面にスポットライトが当たってキラキラと輝いていましたが、今回は濁り湯がライトを吸収していて見映えはイマイチでした。入浴するには濁り湯の方が好きですが、見映えは透明のお湯の方がいいと思いました。女将がお湯が濁ってしまって残念だと言うのも分かる気がしました。
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「新湯」
「新湯」とありますが、湯船そのものは決して新しいものではありません。「新湯」なのはその大昔、出来た時点で新しい湯船だったからなのでしょう。今回から貸切風呂になっていました。「蔵湯」以上に人気だったため、どうしてなんだろうと思い、入ってきました。建物が新しくなり、スポットライトが当たっていて、オシャレなお風呂に生まれ変わっていました。 -
建物が新しくなって1年くらいなのだそうです。白い木の壁がとても綺麗でした。それと木の香りが浴室内に充満していて、建物内にいるだけで幸せな気分に浸ることが出来ました。
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前々回の時の「新湯」の写真です。地下室にある暗いお風呂という印象でした。狭くて閉塞感のある冴えないお風呂という印象でしたが、見事に生まれ変わっていました。
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旧館にある休憩所です。お酒もコーヒーも飲めて、居心地が良かったです。
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日本酒の「試飲コーナー」ですが、要はお酒も飲み放題です。今回、初めて試飲してみました。コーヒーも飲み放題ですから、太っ腹です。
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旧館にマッサージルームがあります。今回マッサージ機も初めて使ってみました。
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夕食は旧館2階の個室でいただきました。旧館は登録有形文化財の建物です。昔は宿泊用に使われていたお部屋なのだそうです。
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この日のメニューですが、前回宿泊した時のメニューとほとんど同じでした。まあ、これが気に入ってまた来ましたので、同じ料理の方が嬉しいですが…
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最初からテーブルの上に置かれていた料理です。
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前回、グラスワインは1杯450円でしたが、今回は850円でした! 恐らく前回とは銘柄が違ったのでしょう。手打ち蕎麦のサイズ感が写真ではわかりませんが、器は大きいです。お味ももちろんGoodでした。
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グラスワインが高かったため、2杯目は梅酒にしました。梅酒は380円から450円へ値上がりしていましたが、まだ良心的な値段でした。
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前回は食べ切るのに精一杯でしたが、今回はかなり余裕がありました。何でだろ? お昼を少なめにして、お腹を減らしていったため?
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2階の談話スペースから青根御殿を撮ったものです。修復中のため足場が組んでありました。見映えはイマイチでした。
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さて、翌朝の7時30分頃ですが、この時間帯だけ晴れていて、談話スペースから見える紅葉が見事でした。
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朝食も同じところでいただきました。朝食も充実していました。
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恒例の「青根御殿見学ツアー」に今回も行ってきました。女将の「一日中ここ(御殿の中)にいても飽きない」という言葉が印象的でした。
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翌日は、宿の方に遠刈田温泉まで送迎してもらいました。遠刈田温泉は、この日は「ゆるフェス」の日でしたので、結構賑わっていました。
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「かっぱの宿 旅館三治郎 日帰り入浴【湯の里】」
前回、遠刈田温泉の公衆浴場に行きましたが、激混みしていて嫌な思いをしたため、今回は日帰り入浴施設に行きました。お風呂自体はイマイチな感じでしたが、それほど混んでいなかったし、休憩スペースもあって快適に過ごすことが出来ました。 -
「花みず木」
前回来た時にお邪魔したお店です。しょうが焼き定食の豚肉がプリプリでとても美味しかったため、またここにしました。ところが、今回は取り立ててプリプリというわけでもないし、値段は1,700円と割高だし、正直イマイチでした。前回に引き続き、お味噌汁は豚汁でしたが、いつも豚汁というわけではなく、この日はゆるフェスの日だからたまたま豚汁なのだと説明を受けました。 -
特に寄るところもなかったため、14時58分発の「やまびこ144号」でサクッと帰京しました。
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