2024/11/11 - 2024/11/13
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無人(muto)さん
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同窓会と推しバンドのコンサートに参加するために福岡に行った。
せっかくの九州、大好きなやまなみハイウェイ辺りでちょうど紅葉が見られる季節だろうと思い、予定イベントが終了した翌日から長者原にホテルを取っておいた。行ってみると長者原はまさに見頃。想定以上に楽しめた。
訪れたところは以下の通り。
第1日:
・九酔渓
・九重"夢"大吊橋
・長者原
第2日:
・龍門の滝(九重町)
・深耶馬溪(一目八景展望台)
・裏耶馬溪
・耶馬渓/青の洞門
第3日:
・黒川温泉
・鍋ヶ滝
・小国町下城(下城大イチョウ、下城滝、鍋釜滝)
・杖立温泉
・梅林湖(松原ダム湖)
・英彦山大権現
福岡空港から帰京
2024年11月11日~13日の九州の紅葉情報として記録
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー JALグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
参加したイベントの関係で福岡市内に宿泊していたが、空港でレンタカーを借りることにし、朝8時過ぎに車をピックアップしドライブに出発。紅葉情報で色づき始めとなっていた九酔渓は長者原の宿への通り道ということもあり、まず、ここに向かった。2時間半ほどで九酔渓に到着
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渓谷のつづら折りの道を上り茶屋のある展望所まで上がった。この景色が今回の紅葉狩りの最初の一枚。まだ色づき始めのようだがオレンジ、黄、緑、たまに赤の入り交じった様子は期待していた光景に近い。
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快晴ではなく、霧がかかるくらいの曇りの天気だった。
青空との対比がなく、また、それぞれの色も輝いていないのは残念だったが、濃い陰影に悩まされることはない曇りなりの良さを享受した。 -
展望所の近くにある天狗の滝
周囲はまだ紅葉していない。天狗の滝 自然・景勝地
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ふと、展望所からは岸壁上部は見えても「渓谷」は見えない...と思い、一度渓谷入り口まで降りてみた。下からでは岸壁上部はわからないけれど「渓谷」で清流が流れている。「渓谷」というと想像していたのはどちらかというとこんな感じの光景。
渓谷の下の方はまだ紅葉が進んでいなかった。紅葉の時はこのあたりを散策できたら美しいだろうと思ったところ。
このあたり道路沿いにはいたるところに九重”夢”大吊橋の看板があり目に入っていた。元々の予定には入れていたなかったところだが行ってみた。立派な駐車場があり、観光客も多い。橋へは入場料500円が必要。 -
高さ173m長さ390mで人が通るだけの吊り橋としては結構なもの。渡りはじめのカラフルなデザインににっこり。
九重“夢大吊橋 自然・景勝地
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渡ってみると、なめてたというのがホンネ。渓谷の上にかかっていて雄大な景色が見渡せる。紅葉は色づき始めといったところだろうが十分に楽しめる。
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上の写真にも入っているが、震動の滝の雄滝が見える。左岸は紅葉が進んでいるようで、日も当たっていてきれいだ。右岸も同様な紅葉だろうが陰になっていて色鮮やかとはいいがたい。日が当たれば当たれば左岸と同じように見えるのだろうと思うのだが。
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右岸にはもう一つ雌滝が落ちている。こちらは落差93mですらっとした姿。落差83mの雄滝より優雅に見える。この滝は日陰に入っていて落ち着いた感じがする。
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下流の方。鳴子川という川で筑後川の上流になる。
少し下ると左に蛇行するがその先が先ほど訪れた九酔渓。と思っていたがこの辺りも九酔渓の一部らしい。 -
真上から。 このアングルで撮ることはあまりないからなんか新鮮。
暗めの絞りで撮ったら光が当たっている紅葉、黄葉部分が強調されていてカラフルな一枚になった。因みに130mm程の望遠で撮っている。
この後ランチタイムなのでどうしようかと思っていたら、道端に「食品スーパー 高原ショップ 小野」という店を発見。おにぎりとコロッケを買ってどこか景色の良いところに停めて食べることにした。後ほど Google Map でコンビニを検索してみたらこの周囲数十キロの範囲にはこの一軒だけしか出てこなかった。この辺りのドライブ時には便利だろうということで記録しておく。 -
そしてランチの場所は着いてしまった長者原のダデ原湿原の前。
指山、雲のかかる三俣山・・・青空と麓の草紅葉
一気に気分が上がった風景だった。 -
すぐ前の斜面は常緑の木も多いが紅葉・黄葉する木はそれなりに進んでいるようだ。
ランチの後、ホテルにチェックインする前にやまなみハイウェイを走ってみることにした。 -
なかなか良い感じで紅葉していて良い感じ。
夕陽とはいえないけど午後の日差しを浴びている面は紅葉が色濃く見える。場所は牧ノ戸峠牧ノ戸峠 自然・景勝地
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立ち上る水蒸気は温泉? 地熱発電所?
遠くに由布岳まで見渡せていた。 -
どこも見応えがある。
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雲の合間から日が差したときは急に色が鮮やかになる。
やまなみハイウェイ展望台にも行ったがこの時刻だと逆光でほとんど見えなくて、時間を改めて来ることにした。その先少し走ってUターン。長者原に戻った。 -
長者原ビジターセンターの駐車場に停めて少しあたりを散策
筑後川源流の碑というのが建てられていて、中流域久留米市の出身者として気になった。ここだけが源流というわけではないけどその中の一つではあるそうだ。ここでの流れは用水路みたいになっていて源流のイメージではない。もう少し登らないとイメージする流れにはならないのだろう。長者原ビジターセンター 美術館・博物館
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筑後川源流の碑の近くに長者原登山口があり、少し歩いたところで既にすばらしい光景が広がっている。ススキの草原の向こうには指山麓の草紅葉、三俣山の裾のひだ、遠くの九重連山が見えている。登山したわけではないが気持ち良い登山道のちょっとした散歩だった。
しばらくすると4時近くになってきたのでホテルに行くことにした。 -
チェックイン後、ホテル内を探索。屋上に上がってみたらこの光景
手前の紅葉した木々は陰になっていたけど、夕方の日の光を浴びていた指山、三俣山などの神々しさには息をのんだ。
2食付きの宿ではないところを探していて見つけたホテルだったが正解だった。まずロケーションが良い。この写真が撮れることがその証。また長者原ビジターセンターから近くわかりやすい。温泉がある。食事付きではないが、レストランでアラカルトの食事が頼めたので食べたいものが食べられたことも大きい。法華院温泉 高原テラス 宿・ホテル
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早く目が覚めたので朝日がのぼるのを拝めることを期待して屋上に上がった。しかし朝日の方向は三俣山の方向らしく太陽を拝まないうちに明るくなった。
さて、この日は長者原タデ原湿原などを散策する予定だったが、思い直して九州出身者として是非一度は訪れてみたいと思っていた耶馬溪、青の洞門に行ってみることにした。
北上する途中豊後森あたりで龍門の滝という案内板が見えたので寄ってみた。 -
上の滝は垂直に26m落ち、その滝壺から流れ出る水が安山岩の岩床を滑る落ちるように流れる...と説明あり。以前は滝に近寄ったり、岩床の上を滑ったりして遊べたそうだが、数年前に滝の横で落石があったため現在は近づけない。写真では見えないようにしたが、立ち入り禁止の黄色い看板が多数立てられている。
そのためか、木々が色づき始めているのに人っ子ひとりいなかった。少しさびしかったが、自由にアングルを決められたのはラッキーだったともいえる。龍門の滝(大分県九重町) 自然・景勝地
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紅葉がもう少し進んでいたら...とも思うけど、オレンジ、黄色と緑の若い印象も悪くない。
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少し離れたところからの光景
森の中の滝だ。
次は耶馬溪。ネットで見ると、山国川中流のおよびその支流の渓谷の名称で耶馬溪の名がつく場所は何ヶ所もある。なんか全部回れる気もしないので、深耶馬溪、裏耶馬溪、本耶馬渓の三ヶ所をまわることにした。その三ヶ所で最初に訪れたのが深耶馬溪だった。 -
深耶馬溪では一目八景展望所という展望所が国道沿いに設けられていて周囲には観光客向けの土産物店などが軒を並べている。約400m程離れた駐車場に車を停め、一度対岸へ渡り散策路を歩き展望所のすぐ近くで戻った。
展望所から、海望嶺、仙人岩、嘯猿山、夫婦岩、群猿山、烏帽子岩、雄鹿長尾嶺、鷲の巣山の八つの景色が眺望できることから「一目八景(ひとめはっけい)」と呼ばれるとのこと。展望所には八景それぞれの方向に名札がある。写真は左から鷲の巣山、夫婦岩、群猿山
色づき始めといったところ。手前のもみじが真っ赤になれば壮観だろう。
石の柱を組んだような節理が見えるが、海岸などでよく見る柱状節理とは見え方が違っていたので調べてみた。
「約100万年前に猪牟田カルデラから噴出した推定体積約110km3の大規模な耶馬溪火砕流が発生した。その堆積物は大部分が耶馬溪溶結凝灰岩と呼ばれる溶結凝灰岩からなる。九州中部に広く分布し、火砕流台地を形成している。耶馬渓はこの台地が浸食されて形成されたものである。」
ということは節理の成り立ちは同じなので岩の成分の違いなどの理由で形状が違うのだろう。と、推察しておく。
30分ほどでこの一目八景を後にした。近くの「ひさしもみじ」と言われる国道沿いのもみじはまだ色づいていなくて素通りした。一目八景 名所・史跡
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次の裏耶馬溪は危うく素通りしてしまうところだった。県道702号線に「裏耶馬溪展望所 公共駐車場 伊福の景 絶景ポイント」と左へ向かう矢印が記された看板があるのだが、わかりづらかった。さらに矢印に従って曲がり込むとちょっとした広場があるだけ。前だけを見ているとここ?という疑問符がでた。車の外に出てみて見上げると ちゃんとあった!という...
ここでランチにしたのだけどその間の訪問者は車3台でものの5分もせずに出て行ってしまった。おかげでほぼ独り占めして食事ができた。裏耶馬渓 自然・景勝地
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伊福の景と言われる右手の岩塊
この後は耶馬溪ダム湖を通って本耶馬渓へ -
山国川沿いの青の洞門の手前の駐車場に車を停めた。最初手前の駐車場に入れようとしたが、なんかもう少し先にもありそうだったので進んでみると青の洞門に近くに広いスペースがあった。紅葉がまだだからかどちらもガラガラだった。また、どちらの駐車場も無料だった。
江戸時代の文人頼山陽が「耶馬渓天下無」と漢詩を読んで耶馬溪と名付けられたそうだが、その場所がこの辺りでその名が周囲にも使われてきたらしい。つまりここが本家とのこと。
また、この奇岩群は古来日本三大奇勝の一つに数えられているそうだ。因みにあとの二ヶ所は妙義山と小豆島の寒霞渓とのこと。ということはこれで三大奇勝を制覇したということ(笑
この写真は駐車場のところから対岸に渡れるように架けられている歩行者用の禅海橋から撮った風景。
青の洞門は菊池寛の「恩讐の彼方に」を読んだとき九州人として来ないわけにはいかない...と思ったという記憶だけが残っているところ。遂に来たという感傷に浸ることはなかったが。 -
現在は車が通れるように拡張されていて昔の洞門は少しだけ残っている。この部分は「恩讐の彼方に」の主人公禅海和尚が掘ったところで手ノミの痕跡が見られる。
青の洞門 名所・史跡
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下流側の古い部分には明かり取りの窓がくりぬかれているところも残っている。
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車が通れるように拡張された部分を下流側から撮った一枚。長いトンネルではなく短いトンネルが連なっていることがわかる。
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切り通しの部分も迫力がある。
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少し上流の羅漢寺橋の上から望む耶馬溪
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これが羅漢寺橋。ここ耶馬渓には石造りのアーチ橋が三つあり、羅漢寺橋もその一つで三連のアーチで構成されている。近くには八連アーチで日本最長を誇り日本百名橋にも数えられている耶馬渓橋(オランダ橋)があり、行ってみたが大々的に修復工事中だった。もう一つの馬渓橋は横目に見て通り過ぎただけだった。
ということで、耶馬溪観光は終了した。羅漢寺橋 名所・史跡
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帰路も深耶馬溪をとおる県道28号森耶馬溪線を通った。一目展望所から見える光景がちらっと目に入ったのだが全面陰の中!そうかここは午前中に来る方が10倍楽しめるところだ。そう考えると裏耶馬溪も同じ。逆に耶馬溪は午後の方がよさそうということだ。遠いところからまわろうと思わなかったのは幸いだったわけだ。ラッキー!
2日目の観光も終わり長者原のホテルに帰ったら早々眠くなって8時頃には夢の国だった。幸せな日々である。 -
昨晩早く寝たにもかかわらず目が覚めたのは7時過ぎ。よく寝た!
朝食後、パッキングして荷物を持って部屋から出ると太陽が顔を出すのが見えたのでもう一度屋上へ -
指山の頂上辺りからの日の出が見られた。ダイヤモンド○○山...すでに周囲が明るいので日の出とは感じられなかったけど。
この日は福岡空港から20:00のフライトで東京に帰る日だが目一杯楽しもうと思い、高速道路を使わず鍋ヶ滝と英彦山あたりを通るルートをゆっくり北上することにした。 -
やまなみハイウェイ展望台からの阿蘇方面の眺望
最初の日に来たときはほとんど何も見えなかったが、この日は雲の上に頭を出す根子岳など阿蘇五岳が顔を出していた。
鍋ヶ滝の手前で黒川温泉の標識が見えた。近年よく耳にする温泉街なので寄り道してみた。派手な看板がない。宿の壁は黄土色に塗られ、ガードレールは黒色だ。自然に溶け込む感じで落ち着いている。散歩している温泉客が大勢いる。若い人たちも多い。通り抜けただけだが活気があるのがよくわかる。訪れてがっかりする温泉街は多いが、そういうところとは全く違う雰囲気だ。ミシェランで星をもらったというのも頷ける。機会があれば泊まりに来たいものだ。
鍋ヶ滝に着くと入場料が500円になっていた。2015年に来たときは無料だったはず。チケット売り場のおじさんが9年前からとるようになったと教えてくれた。繁忙期にはウェブからの予約を入れておかないと入れない日もあるそうだ。この日は予約なしで入れてラッキー。滝の方に降りていくと階段や歩道がきっちり整備されていてびっくり。入場料を取るようになったことにも納得。確か前回来た直後乃木坂46のMVで使われて有名になったような...その影響なんだろうか。 -
絵に描いたような秋の滝の光景
この滝は裏に入れるのだが、その裏を通って一番奥にあたる右岸から撮ったやつ。鍋ヶ滝公園 (ウェブからの事前予約制になっております。) 自然・景勝地
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滝壺の手前で対岸に渡って正面から撮ったやつ。定番のアングル。
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裏から
なんか2015年に撮ったやつの方がうまく撮れていてちょっと悔しい。おそらく観光客がアングルに入らない時間が短くなってしまって落ち着かなかったのがその理由かもしれない。 -
裏からでて戻る途中左岸から
どの方向からみても絵になるなぁ
プロ写真家になった佐賀の知人から教えてもらった隠れスポットだったが、整備されて若い観光客も多くてずいぶんメジャーになった気がする。とはいえ観光用のぼり旗が滝の近くに立つような状況にはなっていないくてほっとする。
鍋ヶ滝を後にして北上していると「下城滝、下城大イチョウ駐車場」という看板が見えたので立ち寄ってみた。すぐ近くに展望所があり行ってみると谷の対岸に黄色く染まったイチョウが見え、滝壺らしき崖があった。しかしよく見えない。写真を撮っていた方が対岸の展望台からは滝が見えるし、その周囲の散策路もいいですよと教えてくれた。この展望所から階段を下ればいけるとのこと。大イチョウの近くに駐車場もあるのでそちらに車を移動させるほうが楽かもしれないとも。迷ったけど一度車に戻って対岸の駐車場に行くことにした。道の左側だと思って曲がりくねった狭い道でたどり着いたが反対側に曲がりトンネルをくくればすぐだった。 -
ということで大イチョウと対面
下城の大イチョウ 自然・景勝地
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確かに展望台から滝が見えた。しかし陰の中だし、周囲の紅葉も進んでいなくて大迫力とはいえなかった。
下城の滝 自然・景勝地
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駐車場脇の散策路を進むともう一つの鍋釜滝があり、背後の大イチョウと一緒に見える。民家が気になるけどそれはそれ。もう少し進むと小さな滝というか急な流れのところがあったり下城滝の上部が見られたりする。先ほど途中まで降りた階段の下部もあった。そのまま降りていたらすぐだったようだ。
10分ほどの散策のあと北上再開
この国道212号線も色づき始めの木々が目を楽しませてくれる。 -
杖立温泉近くに来ると少し紅葉が進んだところが見えた。
国道212号線は杖立温泉をすぎたあたりで南西に左折することになる。そうすると川幅が広くなる。というか梅林湖という湖になる。この湖は松原ダムがつくるダム湖の一部だ。 -
色づいた木々がぽつぽつと点在していてきれい。
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そして水鏡
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ある稜線では紅葉に光があたり、陰の部分とのコントラストが印象的だった。暗めの設定で撮ってみたやつ。
続いて北上
日田市はバイパス道路で迂回し、夜明、宝珠山、小石原などを通る。焼き物の町小石原で右折して約10km走ると英彦山エリアにいたる。 -
道路脇のもみじのオレンジ色が目に入り車を駐めた。ランチの時間だったのでこの景色を見ながらゆっくりと。
実はここが英彦山大権現湯の谷別院のの駐車場だった。 -
駐車場脇の坂を下るともみじ庵や不動明王像がある。この門はもみじ庵横から別院である不動明王像に方へ更に降りていく入り口になっている。
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降りきったところは彦山川の河原の高さで、色づき始めている木も多かった。この写真は対岸の不動明王像の方へ渡る橋の上から下流方向の景色
次の大権現は1kmほど離れたところにあるので車に乗って再出発 -
大権現の駐車場を出たところの入り口の鳥居周辺の様子。紅葉は別院より進んでいるようだった。
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少し登ると鐘楼などがある広場に出る。青空と色づき架けたもみじを背景にした鐘楼のある風景は絵になる。
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鐘楼の反対側にあるのは白寿観音。長寿とボケ封じ祈願の観音様ということなのでちゃんと参拝してきた。
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さらに登ったところにある「御社」という社 本堂?本殿?それにしては小さい...
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子宝、安産の神様である塞ノ神も祀られている。
その他にも、鬼子母神、子育地蔵、庚申塚、慈母観音、十六仏などがあちこちに配置されている。 -
一回りして降りてくると望巒庭(ぼうらんてい)と名付けられた庭園がある。枯山水と紅葉している木々が美しい。背後の山の斜面も黄葉している。案内板のサブタイトルが「信仰と庭園」と書かれているが、なんかわかるような気がする。
ところで、実はどこか不自然な感じが拭えなかった。ここには鳥居、社などがあり神社のようであるし、観音様、不動明王などの仏像はあるし...帰宅して調べて腹落ちした。「権現は仏教用語であり、仏が、日本で仮の姿として現れた姿が、神道(神社)の神であるという仏教側からの解釈を示しています。 仏教の勢力が強い時代、神道は仏教と習合し、あるいは取り込まれした。 権現は、そのことを端的に示した言葉といえます。」という記述があった。さらに、英彦山は山自体が神体でとされていて山伏の修験で有名な山で平安時代頃から神仏習合し「彦山権現霊仙寺」と称していた。しかし明治の神仏分離により修験道が廃止されたので、九州彦山山伏の本山であった霊仙寺を廃し「英彦山神社」に改称された。近年昭和50年代になって「権現」の名称復活するためにこの英彦山大権現をつくった。というような歴史があるとのこと。また、英彦山神社あらため英彦山神宮の方でも禰宜が僧籍を取得するなど権現信仰再興が進行しているようだ。
古くない、小さい、鳥居がある、観音様がある。そういう理由だったのだ。
今回は紅葉情報を元にまわっていたので、ここと英彦山神宮を混同していたこともわかった。なんか情けない。 -
実は、この後、英彦山神宮の方にも行って参道の中間地点の鳥居だけ見て来た。参道入り口の銅の鳥居は改修のためのカバーが掛けてあるようで車からちらっと見ただけ。山に祈願する社である奉幣殿へはケーブルカーで上がれるのだが今回はパス。
この時点で15時ころ。紅葉狩りはこの辺で打ち切って空港に向かうことにした。早めに到着した空港では福岡最後の食事ということでラーメンを食べて全ての予定が終了した。
今回の旅で思ったこと;
・紅葉は一度に見頃にならない。場所によっては見られない。
・紅葉は日にあたらないと輝いてくれない。
・午前中見る方がいい場所、午後がいい場所がある
・色づき始めも悪くない。
以上
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