2024/11/08 - 2024/11/09
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Takashiさん
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この旅行記のスケジュール
2024/11/08
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電車での移動
JR紀勢線特急で名古屋から新宮へ
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バスでの移動
以後、ツアーバスでの移動
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この旅行記スケジュールを元に
熊野三山は2度目の参拝であったけれど、熊野速玉大社や熊野那智大社の朱色の社殿を改めて美しく感じた。それにも増して心に響いたのは、熊野本宮大社の荘重な佇まいだった。午後遅くお参りしたのが良かったのだろう。
高野山では紅葉が進んでいて、見頃が間近の状況だった。金剛峯寺本坊の石庭、蟠龍庭が見事で、お庭に至る通路とお庭が紅葉で彩られていた。奥之院にある弘法大師御廟は清涼で厳かな雰囲気に満ちていた。
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 観光バス JR特急 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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熊野三山は世界遺産に登録される少し前、多分23年ほど前に参拝している。熊野古道も歩いたし、川湯の温泉や瀞峡も楽しんだ。今年は世界遺産になって20年というので、再訪しようとなった。
かっての旅では自宅から車で行った。もう長距離運転は控えているので、列車やバスを組み合わせた旅程を検索した。しかし車に比べると、間延びしたプランになってしまう。それで、いつもお世話になっているクラブツーリズムのツアーを調べた。今までお参りしていない高野山を含めたツアーが見つかり、これだと予約した。1人当たり約4.6万円というコスパのいいツアーだ。
2024年11月8日、午前8時2分発の紀勢線特急に乗車し、11時34分に新宮に着いた。すぐにバスで熊野速玉大社に向かった。鮮やかな朱色の社殿は、とても美しく、初めて見るように新鮮に感じた。熊野速玉大社 寺・神社・教会
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次の目的地は熊野那智大社。途中、大門坂の一部を歩き、熊野古道の雰囲気を再び味わった。
さらに階段を467段登るというので、足が弱くなった私は少し緊張したけれど、階段1つの高さが低い所が多く、さほど疲れなかった。
到着した朱塗りの社殿が美しい。熊野那智大社 寺・神社・教会
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参拝の後、右手に進み青岸渡寺にお参りした。ここからは三重塔と那智の滝のコラボが見られる。三重塔が塗り替え工事中なのは残念だ。
さらに滝の所まで道が通じているが、前回行ったと早めにバスに戻った。 -
熊野三山、最後の目的地は熊野本宮大社。明日、参拝の予定だったけれど、順調に旅程が進んでいるので、添乗員さんが機転を利かせて、今日お参りしましょうとなった。高野山での滞在時間も増えるし、素晴らしい決定だった。
午後4時頃に到着した。人混みがなくなり、いい雰囲気だ。熊野本宮大社 寺・神社・教会
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のぼりの赤い円の中に八咫烏(やたがらす)がいる。神のお使いだ。神武天皇の東征を導いたとされる。日本サッカー協会のマークになっている。
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熊野本宮大社はスサノオノミコトをはじめとする、多くの神々が祀られ、荘重な雰囲気だ。
熊野本宮大社 寺・神社・教会
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正面から眺める社殿は、とても美しい。
熊野本宮大社が、このように美しかったという記憶はない。多分、混雑した時に訪れたのだろう。再訪して良かった。 -
熊野本宮大社旧社地である大斎原(おおゆのはら)も訪問した。熊野本宮大社は、元々この場所にあったが、水害にあって高台に移転したのだ。前回見逃した所である。
大鳥居が迎えてくれた。旧社地 (大斎原) 名所・史跡
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旧社地は、何もないけれど平和な雰囲気だった。
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今日の宿泊先は川湯温泉の山水館川湯みどりやである。
ビュッフェの食事が素晴らしかった。写真は朝食の時、最初に取ってきた品である。夕食ビュッフェではエビフライとアユの塩焼きが特に見事だった。
河原の露天風呂も良かった。2つあり、男女が分かれて入れるが、基本は混浴。浴場にある湯衣を身に着けて入る。とてもいい湯加減だった。食事も河原の露天風呂も満足 by Takashiさん川湯温泉 山水館 川湯みどりや 宿・ホテル
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11月9日。宿を出発して高野山に向かった。広く知られているように、弘法大師(空海)が高野山に真言宗総本山として金剛峯寺を開いたのだ。11時45分頃、金剛峯寺本坊の正門に到着した。金剛峯寺本坊は、多くの場合、単に、金剛峯寺と記される。
幸いなことに曇りか雨という天気予報は外れ、見事な晴天だ。紅葉も、かなり進んでいる。これから1時間30分の自由行動で金剛峯寺本坊から壇上伽藍の辺りを散策である。金剛峯寺 寺・神社・教会
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金剛峯寺本坊は高野山の宗務を取り仕切っている。外から見ても壮大だが、添乗員さんは中の見学もお勧めと仰った。それで拝観料1000円を納めて入場した。
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中は壮大で、部屋は狩野派などの絵で彩られている。柳の絵が描かれ、豊臣秀次が自刃したことで有名な柳の間もあった。
部屋の襖絵は撮影禁止だが、廊下の撮影については、尋ねたところ大丈夫だった。 -
廊下を進むと外に石庭が見えるようになった。
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イチオシ
見頃に近づいていく紅葉と石庭が美しい。廊下の先には蟠龍庭が見える。
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イチオシ
蟠龍庭の全景が見えた。白砂は通常は海を表すが、ここでは雲海だ。岩は雲海に浮かぶ2頭の龍で、寺院を護っている。奥の方の2つの直立した岩が龍の頭だろうか。
このお庭は石庭としては最大規模のものである。作られたのは1984年と新しい。当時の日本の活力を感じられる、力強いお庭だ。白砂はとても綺麗に手入れされているし、紅葉は見ごろだ。空は晴れ渡っている。いい状況で素晴らしいお庭を見せて頂いたと嬉しかった。 -
金剛峯寺本坊から蛇腹道を歩いて壇上伽藍へ向かった。蛇腹道の紅葉もかなり進んでいる。
蛇腹路 寺・神社・教会
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壇上伽藍は弘法大師が修行のために最初に整備した場所で、幾つかの建物が並んでいる。最も目を引くのは根本大塔。
壇上伽藍 寺・神社・教会
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金堂。
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杉木立の中に、さらに建物が並ぶ。
壇上伽藍の概要は眺めたと、さらに高野山の総門である大門を目指した。これは失敗で、集合時間ギリギリに帰り着くことになると途中で引き返した。壇上伽藍のベンチで、持参したカステラの昼食を摂り、バスに戻った。 -
バスで奥之院まで移動し、奥之院探訪が始まった。現地のガイドが付いて、詳しく説明して下さる。
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杉木立の中、沢山の供養塔が立ち並んでいる。
高野山奥の院 寺・神社・教会
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織田信長、法然上人など著名人の供養塔もあちこちに立っている。
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徳川家康の子、結城秀康などの霊屋。苔むして風情がある。
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ゆっくり見学して御廟橋に至った。ここを渡ると弘法大師御廟である。ここで大師が62歳の時、永遠の瞑想に入られたとされる場所である。聖域なので、行動を慎み、写真を撮ってもいけない。
心を込めてお参りさせて頂いた。清涼で厳かな雰囲気が心にしみた。高千穂の天岩戸や熊野の花の窟で覚えた感動を思い出した。 -
また御廟橋を渡り、歩いて英霊殿に達した。この辺りも紅葉の名所だけれど、見頃は大分先のようだった。
15時頃、高野山を出発して大和八木駅に向かった。17時51分発の近鉄特急ひのとりに乗り、19時32分に名古屋に帰って来た。
素晴らしい経験が出来た2日間だった。
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