2024/08/26 - 2024/08/27
18位(同エリア187件中)
Q太郎さん
あの高湯温泉の安達屋が、リニューアルしてい
るとのウワサを聞き、都合よく福島のオシゴト
が入ったので、早速予約!
一段と心地よくなった安達屋の一日を堪能!
「光る君へ」で話題の源氏物語の主人公となる
光源氏のもうひとりのモデルとされる御方の墓
が宮城県にあるとのことで早速モテのご利益求
めて墓参り!
さらには、大きい福の「大福寺」と、しあわせ
にあわた「白和瀬神社」とイイコトづくしの寺
社めぐりです!
それでは最後までごゆるりと!
Q太郎
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
仙台市街からほんの車で30分ほどのトコロに
「光源氏のお墓」がある?!というオハナシを
聞いた時には、???と思い、この目で確認と
参りました!
R39道路沿いに「中将 藤原実方 朝臣の墓」
と書かれた看板があります。 -
看板から横道に入り、50m程のところに駐車
スペース(3~4台程)に車を停めて、実方橋
を渡ります。 -
よく整えられた竹林をまっすぐに50mほど歩
くと・・・ -
こんな、なんとも神聖な雰囲気の場所に出逢い
ます。ここが光源氏のお墓です!
記述によると、光源氏のモデルは三人おり、光
る君へでは藤原道長にフォーカスされています
が、この藤原実方も有力候補とのこと。 -
藤原実方は中古三十六歌仙の一人で一條天皇に
つかえ、道長とは従兄の家系。五月雨の雨宿り
「桜がり 雨は降りきぬ 同じくは ぬるとも花
の蔭にかくれむ」と詠んだ風流人。ただしやん
ちゃな面を冷ますようにと「歌枕見て参れ」と
みちのく行脚の時に、落馬しこの地で命を落と
したとされている。実際に頭を打った石も駐車
場にゴザイマス。
写真は囲いに石伏せしてある実際のお墓の姿。 -
藤原実方はこんなお人だったようで・・・
あの清少納言ともなにやらあったらしい交流幅
の広いお方だったとのコト。モテ男ですな!
さらに、歌人としての評判は高く、のちの世の
西行法師や、松尾芭蕉(芭蕉は天候と悪路にて
此処には来れなかったが、歌は残した)さらに
明治の文豪正岡子規や近世では白洲正子も「み
ちのくの旅」で此処に足跡を残しています。 -
お墓の前には西行法師の歌碑や実方の歌碑も
あります。実に静かな場所で落ち着く空間の中
で一句如何でしょうか・・・。
「藤原実方朝臣の墓」
ふじわらさねかたあそんのはか
・宮城県名取市愛島塩手北野42
・?022-384-2111
・駐車場 数台あり
・https://www.city.natori.miyagi.jp/uploaded/attachment/10461.pdf -
光源氏の墓参りを終えて、東北自動車道に乗り
福島へ。市内でオシゴトを早々に終えて(笑)
待望の高湯温泉「安達屋」に到着です!
一年以上のご無沙汰でした!! -
懐かしい!!この雰囲気は変わらない!
-
囲炉裏のあるラウンジは健在!
早速チェックインを済ませて・・・ -
まずは、いつものラウンジで寛ぐ。
相変わらずなんか懐かしい気が流れています。
不思議と落ち着くんですよね。此処! -
ウェルカムドリンクは、柑橘系のカクテルジュ
ース。こういう雰囲気なのでさらに美味しい! -
お部屋に行く途中、あらら?なんかラウンジが
広がったようで、ギャラリーなんかが設けられ
ています。ここの横の階段をあがると、新しい
施設があるようで、まずはお部屋に行った後に
訪れてみましょう!! -
・・・なんか2階の廊下もリニューアルしたよ
うですな。より落ち着いたカンジです。 -
本日のお泊りは、ナントラッキー!なコトで、
リニューアルしたばかりのバリバリの御部屋!
二間続きの御部屋で、こちらはリビング和室、 -
こちらはその隣のベットルーム!
昔のお部屋はレトロな雰囲気でそれはそれで
ヨカッタのですが、このお部屋はレトロ感も
残しつつ、モダンな雰囲気が漂います! -
洗面台も広ーい!
-
ついでながら、トイレも広ーい!(笑)
-
リビングから夏の高湯を眺めます。
-
安達屋のお向かいには高湯温泉の共同浴場あっ
たか湯があります。相変わらず車は満車の人気
のようです。 -
さて、1階に降りて、さきほどのギャラリーか
ら2階に登ります・・・ -
アラ~~!!! スゴイ!!
こちらが新しい宿泊者専用のラウンジです!
なんとオシャレな佇まいでしょう!!! -
夏ですので、暖炉の火はありませんでしたが
存在感アリアリです!!聞くと、この暖炉は
日本製で、オーナーが若い時分にストックして
いたこだわりの暖炉だそうです。 -
1階のラウンジと同じく、こちらもソフトドリ
ンクがセルフで無料のサービス! -
しかも15時~18時のアペリティフタイムは
アルコール類とおつまみもフリーで愉しめると
いうウレシイ贅沢さ! -
だからと言って、ガンガンすすんで此処で酔い
つぶれないように!(笑)
安達屋はこれからがお愉しみ!! -
廊下を降りて、貸切露天風呂へ。
ここは貸切露天風呂に向かう出口にあるホワイ
エです。冷たいお水で一服です! -
外通路の風情。
ここからの眺めがヨロシイ!! -
ちょうど、福島市街を見渡すポジション。
-
貸切露天風呂「薬師の湯」は、2つあります。
手前が、一の湯、奥が二の湯です。
この佇まいもイイカンジじゃナイデスカ!! -
まずは、一の湯をイタダキました!!
ヒサシブリー!! -
この大きさで貸切はとてもゼイタク!!
実は、安達屋の大露天風呂は現在改装工事中に
て、12月まではこの貸切露天風呂がメインの
風情になります!でも充分でしょう!! -
いつもながら、お肌にもみた目にもやさしい
このエメラルドホワイトの湯は絶品です! -
Q太郎は男子大浴場に。
ナント!!このお風呂は3月までで来春から
は新しい内湯&露天風呂ができるソウデス!
名残惜しい!!この風情も好きだった!! -
Q太郎はカラスの行水なんで、妹君を置いて
夏の夕方に安達屋周辺を散策しましょうか。 -
安達屋玄関前の駐車場から階段を昇る薬師堂。
-
上に昇ると、御堂の他に、様々な碑やお地蔵さ
んに出逢えます。 -
祠にあるのはこんな立派な御薬師様。
綺麗なお顔をしています。
様々な歴史を乗り越えて古くなった仏様はお役
を終えてリフレッシュされたとのこと。 -
さきほど客室から観た共同浴場。
明日、寄ってこうかなあ・・・ -
すこしだけ道を昇ると、右手に「温泉神社」が
あります。見るからにお歴ありそうな佇まい! -
温泉神社の真向かいには、湯だまりの公園が
ありまして、こんなオモシロイライトアップ
がされてました!「高湯あかり座」として
期間限定(時期未定)のイリュージョンとか。 -
夏の夕方もようやく落ちてきました!
Q太郎はこの時分の雰囲気がなんか憂いを纏い
ダイスキです! -
1階の旧ラウンジに戻りました。
ランプに灯が入っています。
ああ・・・ますます憂いが!(笑) -
憂いながらも、サービスのドリンクに手が伸び
る。この家具もオシャレですなあ。古い英国製
のモノらしい。 -
1階にあるこのお喫煙室は大好きです!
おそらく昔は居酒屋だったしつらい。
酔客たちの戯話が飛び交っていた記憶がいまも
漂っているような・・・。 -
ロビーに飾ってあった錫杖です。
慶長12年(1607年)に安達屋初代三四郎
がこの錫杖を手に読教しながら岩を砕き、お湯
が湧き出たのが高湯のはじまりとのコト。
ハハァーッ!! -
お部屋に戻ました。
新しいお部屋はライティングしぼられていて 、
とても心地よい雰囲気ですなあ!! -
さて、オタノシミのディナータイム!!
囲炉裏のレストランに案内されました。 -
本日の夕食は個室の囲炉裏部屋。
期待感ワクワクですなあ! -
お席について早々にフルーツサラダです!
合鴨がアレンジされたオシャレな前菜デス!! -
係りのオネエサンが壱の焼を炭火の上に並べて
くれます。もう火音がします!!(旨) -
これが壱の焼、アブラゲ・山芋・鶏しんじょの
三品をいただきながらこだわりの地酒に頬をゆる
ませます!! ウマ~イ!! -
鱧の蟹餡仕立てのおすまし。オイシイ!!
梅肉が効いてマス! -
鰹の胡麻巻きに、鮪の握り。さらにスモークサ
ーモンのカプレーゼ。夏らしい逸品デスなあ! -
囲炉裏焼の弐番です!!
岩魚に地鶏と干肴、ジュウジュウと煙が立って
お部屋いっぱいに里山の香りが広がります! -
焼物のあとには、和牛とイベリコ豚のロースト
贅沢な一品二品にドンドンお酒もススミマス!
このあとに御飯と牛筋鍋汁をいただいて・・・ -
ボリュームたっぷりのデザートです!
ナント!向山製作所という食品とは畑違いの鉄
工所(だったかな?)がつくったケーキとのコ
トでこれが「美味しい!」と評判になった曰く
スィーツ!確かにオイシイ!! -
ディナーのあとは、2階のニューラウンジへ。
ラウンジの名前「Hetre(エトゥル) 」
は安達屋の裏手に広がるブナ林から連想された
「居心地の良い空間」という意味とのこと。 -
確かに素晴らしい居心地デス!!!
メロウなピアノJazzの似合う雰囲気に無限
に酔っちゃいますなあ!
今や安達屋の新しいメインフェイスになっちゃ
ったソウデス! -
こちらも、BARタイム19時~22時はフリ
ードリンクにて無料で愉しめます。
ドリンク類も昼よりもアルコール度も優かな。
このオシャレな夜の雰囲気を、秘湯の湯宿で
体験できるウレシサ!!安達屋だけのオシャレ
でしょうね! -
一杯になったお腹をかかえ、ラウンジでほろ酔
い気分。流石にお部屋に帰って一寝入りです。
オオッ!夜の照明がGOODじゃナイデスカ! -
しばらくお部屋休んでから、夜の貸切露天風呂
へ参上!お昼に入った一の湯が空いていたので
早速ザブリ!
貸切露天風呂は21時までは予約制ですが、22時
以降は24時までフリーになります。鍵が空いて
いれば、入って内鍵をかけるダケ。 -
やはり露天風呂は夜がイイ!!
余計なものが闇に包まれて、じっくりとお湯と
語り合うことができます。(詩的!!) -
貸切露天風呂のあとに、内湯の貸切風呂も
イタダキマシタ!!
こじんまりして落ち着きます!
こちらは夜から朝までいつでも入れます。
はしり湯のおかげで、グッスリ眠れました! -
オハヨウゴザイマス!!
早速朝風呂に大浴場へ! -
お風呂の改修が入り、このお風呂は来年3月ま
でのイノッチ!です。露天風呂が名物の安達屋
ですが、この内湯もレトロ感溢れてヨカッタ! -
朝食は昨日の囲炉裏個室にてイタダキマシタ。
山里の滋味滋養があふれる献立デス。 -
さらに、美味しいパンもついています!
朝パン派の方も大丈夫ですな! -
最後にもうひと風呂!
今度は貸切露天風呂の二の湯を頂きました! -
隣を覗いたら一の湯も空いていたので、
結局またまた走り湯させて頂きました!
勿論、貸切露天風呂・内湯とも無料です。 -
チェックアウトの合間に、1階ラウンジ横の
新しいギャラリーでお山の本などチラチラと。
ソウカ!高湯って磐梯吾妻スカイラインの入口
なので、ここから浄土平を通って裏磐梯や猪苗
代に抜けて観光する旅人も多いんだった。 -
でも安達屋って、そんな周辺観光もいいけれど
じっくりとお宿に留まってお湯をとことん愉し
む風情が合いますなあ! -
露天風呂は来年1月、大浴場は来年1月と来春に
ひとつずつOPENするんだそうで、全部の
リニューアルが終わるのが来春だそうです。
今回のお泊りでも150%の満足度なのに来春
はどこまで行くんだろう!!期待大大デス!!
「安達屋旅館」あだちやりょかん
・〒960-2261 福島県福島市町庭坂字高湯21
・?024-591-1155
http://www.adachiya.jp/ -
安達屋を旅立ち、福島市街に向かう道すがら、
「幸」と「福」をあわせてめでたくお参りでき
る神社とお寺があるとのことで、まずは「幸」
参り。30分程走って着いたところが此処
「白和瀬神社」。
ナルホド~、シロワセで、「幸せ」ですか! -
参道は深い緑が赤鳥居にかかりウツクシイ!
-
手水鉢の上には普通だと注連縄が下がりますが
なんともオシャレな紙細工が風になびいていま
した。 -
白和瀬神社は大化元年(645)に鎮座。その後
参拝者の利便性などから此処に遷座。
御祭神はヤマトタケルにて武神・文神・火難
盗難除の神として祀られています。 -
白和瀬神社の名の由来は万葉集歌人家持の歌集
にでてくる稲の品種名。まあとにかく豊作な土
地で、皆が「しあわせ」であったというお話。 -
出ました!「さざれ石」!
Q太郎はかつて天童の織田信長所縁の神社で
1回だけ見たことがありました。
此処のはその2倍以上はある立派な御石デス! -
夏の暑さも、この参道の涼やかさにはカナイマ
セン。ナンカとってもイイジカンをイタダキマ
シタよ!
「白和瀬神社」しろわせじんじゃ
・〒960-0251 福島県福島市大笹生字折戸41
・☎ 024-559-1020
・駐車場は奥道に10台ほどのスペース
https://www.shirawase-jinja.com/ -
白和瀬神社から車で2分程度で次の「福」へ。
コチラは立派な茅葺屋根の御堂が道路から
見えるのですぐにワカリマス!
ここが「大福寺」デス!! -
早速、見事な茅葺(したばかり!?)の観音堂
をお参りいたします!
ナントこの観音堂は江戸中期260年ほど前に
建てられたものらしく、火難・災害にも耐えて
今に残った由緒ある建物なんだソウです! -
この観音堂の欄間です。実に細工が細かく、
曲線も美しい!当時の江戸大工の傑作ですな! -
観音堂の横に駐車場があり、その奥に本堂に
向かう山門が見えます、山門をお地蔵様が連
なってお守りしているようですな。 -
山門にドーン!と「大福寺」の金文字!
こういうってテンションアガリマス! -
大福寺の由来は、やはり行基菩薩の開寺らしく
大同4年(809)に聖観世音像を本尊として山奥
に建てられた。鎌倉時代の800年前に此処に寺
を移し、大永元年(1521)に地蔵菩薩を本尊と
して今に至っている・・・たいそうに古い! -
境内の絵ヅラが実にヨイデス!
庭も整えられて何とも言えない静かな佇まいを
持っている。
「大福」の由来は分からなかったが、「恋愛・
若返り」などの御利益ふがあるとのコト!! -
事前に予約すれば、本堂内の見事な格子天上の
絵や御本尊も拝観することができます。
「愛宕山 大福寺」あたごさん だいふくじ
・福島県福島市大笹生中寺5
・? 024-557-6215
※駐車場有
https://www.f-daifukuji.net/ -
「しあわせ」と「大福」の御利益を続けざまに
いただいた後は、そのすぐ近くにある「道の駅
ふくしま」へ。 -
此処は東北中央自動車道(福島ー山形)が開通
し、大笹生ICのすぐ脇にできて以来大人気の道
の駅です! -
物販&食品コーナーも充実していますが、
レストランスペースも大充実!!福島の名店が
軒を連ねて出店しています! -
お昼にチョイスしたのは「麵処ひろ田製麺所」
の手揉み味玉中華そば 950円!
流石!製麺所直の麺はコシがキイテマした!
他にも精肉店・海鮮店・洋食キッチンなどお店
のバリェーションも豊富で迷っちゃいますな!
「道の駅 ふくしま」
・〒960-0251 福島県福島市大笹生字月崎1-1
・?024-572-4588
・開館時間 9時~18時 年中無休(臨時休有)
https://m-fukushima.com/ -
イヤーッ!!とにかく久しぶりの安達屋にて
この満足感はハンパないです!
大浴場の露天風呂ができたら、どうなっちゃ
うのカシラン!!
フルオープンの来春がタノシミでなりません!
今回も最後までお付き合いいただきまして
ありがとうゴザイマシタ!!
Q太郎 -
今回の旅のコース
<1日目>
・仙台市内>R286・R39>藤原実方の墓 約30分
・実方の墓>R118>菅生スマートIC 約20分
・菅生sIC>東北自動車道>福島JCT 約30分
・福島JCT>東北中央自動車道>大笹生IC 数分
・大笹生IC>R312・R70>高湯温泉安達屋 30分 -
<2日目>
・安達屋>R70・R312>白和瀬神社 約25分
・白和瀬神社>R312>大福寺 約3分
・大福寺>R5>道の駅ふくしま 約5分
・道の駅ふくしま>大笹生IC 約1分
・大笹生IC>東北中央自動車道>福島JCT 数分
・福島JCT>東北自動車道>仙台宮城IC 約50分
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