2023/07/19 - 2023/07/22
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さくらいろさん
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JR東日本から「大人の休日倶楽部北陸フリーきっぷ」が発売されました。
(とてもお得な料金です)
鉄ちゃん夫のプランで3泊4日の鉄道旅をしました。
夫は鉄印を集めること、2024年の年賀状(干支は龍)に使う駅の
写真撮影、7月14日にリニューアルオープンした「福井県立恐竜博物館」
に行くのが目的。
私は今まで行く機会のなかった白川郷に行くのが希望。
ということで夫の立てた旅程です。
7月19日 大宮~富山~新高岡~(レンタカー)白川郷~五箇山~金沢
7月20日 鉄ちゃん夫の趣味の鉄道に乗る1日
金沢~津幡(鉄印)~七尾~穴水(鉄印)~和倉温泉~金沢
7月21日 金沢~福井~(レンタカー)~九頭竜湖~越前大野~
「恐竜博物館」~柴山温泉
7月22日 柴山温泉~福井~敦賀~さかな街~敦賀~金沢~大宮
宿泊は19日、20日は「ANAクラウンプラザホテル金沢」
21日は 「加賀の幸 ホテルアローレ」
鉄道とレンタカーを組み合わせて、今回も盛りだくさんな旅となりました。
①では出発から白川郷、五箇山と回ります。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
「大人の休日倶楽部 北陸フリーきっぷ」は
4日間で都区内から22,410円ですが、川口からに
すると21,390円とのこと。
小さな節約をして川口発にしました。
池袋で川口までの切符を買い(180円)それで
大宮まで。
フリーきっぷは在来線と新幹線にも乗れるので便利です。
大宮に着きました。 -
大宮から北陸新幹線「かがやき」に乗ります。
大宮発 9:01ー富山着 10:43 -
朝早くに家を出たので、朝食は新幹線内で。
大宮のエキュートで買いました。
お弁当(まい泉玉手箱)、チーズ・ハムカツ・
ポテトサンドを並べて。
車内はかなり混んでいました。
仕事の人も多いです。 -
10:43には富山に到着しました。
新幹線、早い。 -
富山駅の構内、広くてきれいです。
-
富山駅でも夫は鉄印購入です。
「あいの風とやま鉄道線」 -
こちらが、その鉄印。
-
富山では路面電車が現役で活躍中です。
ずらりとならんで可愛い電車たち。 -
その路面電車乗り場は駅の構内にあります。
電車がそのまま駅に入ってくるのは珍しい。
びっくり。 -
富山発11:13「つるぎ」で新高岡に
向かいました。
新高岡着は11:22です。 -
新高岡駅。
立派な新幹線の駅ができていました。
高岡は富山湾に臨む商工都市です。
人口は富山市に次ぎ県内2位。
アルミ工業が発展して、現在では、アルミサッシの
生産額日本一とのこと。
ビジネスで乗降する人も多いようです。 -
新高岡駅前でレンタカーを借りました。
11:30~19:00と時間制です。
楽天トラベルからの予約で6,710円。
ここから白川郷に行くのですが、時間が
分からなかったので長めに借りていました。
結果的にはスムーズに観光ができたので、
車の返却は17:30にはできました。
すると早めの返却だったので、と347円の返金が
ありました。
時間制で借りることは、ほぼないのですが、
返金してくれたのにはびっくりでした。 -
車で出発しました。
白川郷までは東海北陸自動車道を利用します。
高岡IC入口近くの道の駅にまずは寄りました。
「万葉の里高岡」 -
中に入ると地元の名産品などがたくさん
並んでいます。 -
富山の地酒や漆工芸、ブラックラーメン?
いろいろありました。 -
ここでランチにします。
さて、何にしようかな。 -
夫は日替わり定食。
なめこそば、高岡コロッケ、ごはんと
味噌汁はおかわり自由。
大きなコロッケは揚げたてで美味しかったとのこと。 -
私はかき揚げ(白海老)氷見うどん。
すっきりした出汁が美味しかったです。
昼食後はいざ白川郷へ。 -
白川郷に到着しました。
昔から行きたいと思っていた場所でしたが、
機会がありませんでした。
名古屋に住んでいた時にも交通の便が悪かった
です。
今回は東海北陸自動車道を利用して新高岡から
スムーズに来ることができました。
この日は雨が降ったりやんだりでしたが、まさに山間の
集落という景色を見ることができました。 -
白川郷は世界的に有数の豪雪地帯。
その豪雪地帯ゆえに道路整備が遅れ、奇跡的に
113棟もの合掌造りの建物が残り、1995年に
ユネスコの世界文化遺産に認定されました。 -
城山天守展望台からの眺めです。
白川郷荻町の合掌造り集落全体を見渡すことが
できます。
この地域では江戸時代に養蚕が始まり、屋根裏に
棚を設置、茅葺きで急角度の屋根を持つ合掌造り
という独特な家屋が生み出されました。 -
展望台から下に降りて町歩きをします。
下には村営せせらぎ公園駐車場がありました。
(1,000円)
駐車場からこのつり橋(であい橋)を渡って
荻町集落に到着です。
この橋は1993年に完成。
以後、荻町集落に入る観光の車は規制され、
駐車場に停めることになっていました。
私達も橋を渡ってきましたが、海外からの観光客も
たくさんいました。 -
合掌造りとは、掌を合わせたように三角形に
組む丸太組みを「合掌」と呼ぶことから来たと
推測されています。
その保全のために、30年から40年に一度、
大規模な補修や屋根の葺き替えを行う必要が
あります。
多くの人手と時間を要する大掛かりなもので
住民総出で行われました。 -
急角度の屋根は、雪下ろしの作業軽減と
屋根裏の床面積拡大のためと言われています。
どの家屋も屋根に満遍なく日が当たるように
するため、東西を向いているのも大きな特徴とのこと。
生活の知恵がいろいろとあるものです。 -
中を見学できる家屋もありました。
「和田家住宅」
江戸時代に火薬の原料の塩硝の取引で
栄えた名主の家。
和田家は1573年より続く家柄で、建物は
江戸時代末期の建築と推測され、往時には
20人以上の人が住んでいたとのこと。
どんな生活だったのでしょう。 -
明善寺。
荻町合掌集落の北側に位置する浄土真宗大谷派の
寺院で1748年の創建。
本堂、庫裡、鐘楼門とも飛騨高山の大工の手による
合掌造りのままで、他に類をみません。
えっ、これがお寺?と思いました。
本当にこのようなお寺を見たのは初めてです。 -
明善寺庫裡。
こちらは郷土館として公開されています。
今回は時間がなくて見学できませんでした。 -
歩いている途中にあった放水銃。
木造で茅葺き屋根の建物は火気厳禁です。
TVで放水している様子を見たことを思い出しました。 -
合掌造りの建物を見ながら歩いて行きます。
まさに静かな山間の村です。 -
建物の外観はそのままで、カフェや民宿、
おみやげ屋さんなどに利用されている家も
多かったです。 -
橋を渡って駐車場に戻りました。
15時になったので、金沢に帰るのですが
その途中に五箇山があるので、寄ることに
しました。 -
五箇山に着きました。
こちらも世界遺産「菅沼合掌造り集落」です。
庄川沿いの5つの谷からなるので五箇谷間(ごかやま)、
転じて五箇山となりました。
急峻な山々と深い谷が続く山峡の地です。
狭い段丘面と山腹の緩斜面に小さな集落があります。 -
菅沼合掌集落は庄川が蛇行しながら東へ
流れを変える地点の右岸にあります。
三方を川に囲まれ、残る一方は急斜面で
他の地区から隔絶されています。
集落には12棟の家屋があり、養蚕と塩硝作りを
していた9棟の合掌造り家屋が残っています。 -
菅沼集落を散策します。
-
白川郷よりもひなびた雰囲気です。
エリアも狭く、人も少ないので貸し切り状態で
歩きました。 -
集落内には「五箇山民俗館」と「塩硝の館」
2カ所の見学できる建物があります。
せっかく来たので見学しました。
2館共通で1人300円。
まずは「民俗館」です。 -
中に入ると山村の伝統的な暮らしの様子が
展示されています。
この家屋は後年の改造がほとんどされて
おらず、均一な合掌造りの形を保っています。
合掌造りは自然から暮らしを守る強固な造り。
生活の場と仕事場を一体化した合理的な発想です。
囲炉裏から立ち上る煙で屋根の茅が燻され、防腐、
防虫にも役立ちました。 -
生活に使われた食器が並んでいます。
これはお祝いなどの席でしょうか。 -
衣類や生活用具などもありました。
雪に覆われる寒い冬を過ごすのは大変だったと
思われます。
山村に暮らす知恵と工夫がこらされた用具などが
200点ほど展示されていました。 -
次は「塩硝の館」
戦国時代から江戸時代の隠れた一大産業として
「塩硝」作りがありました。
塩硝とは硝石(硝酸カルシウム)のことで火薬の
原料です。
一般的に「煙硝」と書くのですが、五箇山では16世紀
後半から加賀藩の庇護の下、家屋の床下で密かに作られ
塩と偽って取引されていたため「塩硝」とされました。
明治以降は天然の硝石が輸入されるようになり衰退した
とのこと。
いろいろな歴史があるものです。 -
塩硝作りの展示。
塩硝は火薬の材料です。
蚕の糞にヨモギなどの干し草を加え5年間発酵させて
濾過し煮詰めるという越中五箇山独特の培養法で
生産されました。
生産された塩硝は国内随一と言われ、一大産業となりました。 -
5年間発酵させる様子。
ここでは、塩硝の原料から灰汁塩硝煮詰め、
上煮塩硝作り、出荷までの過程を展示説明していました。 -
使われた道具。
塩硝作りは加賀百万石を支えた秘境五箇山の
もうひとつの歴史といわれています。
私は塩硝と聞いたのも初めてでした。
夫は以前にもここに来た事があるのと、興味も
あるので解説してくれました。
幕府の目の届かない秘境で300年以上続いた塩硝作り、
なかなか興味深い展示でした。 -
夕方になり、天気も悪いので観光客も
少なかったです。
私達の前にグループの方が1組いたくらいでした。
白川郷に比べるとひっそりと地味な印象の村ですが
山村の暮らしと塩硝作りの歴史など、印象に残る
散策となりました。
五箇山から金沢に戻ります。 -
五箇山から高速で新高岡に着きました。
余裕をもって、レンタカーは19時まで
借りていましたが、17:30には到着。
時間制で借りていたので、347円を返金して
くれました。
新高岡18:06の新幹線で金沢へ。
金沢着は18:20と新幹線は早い。 -
金沢駅。
すっかり立派にきれいになっています。 -
ホテルは駅直結の「ANAクラウンプラザ金沢」
駅から近いのは便利です。 -
富山から新高岡、白川郷、五箇山と
まわって、ようやく金沢着。 -
クラウンプラザでチェックインします。
ロビーフロアは広いです。
2泊の予約で、ANA株主優待券を使って、さらに
いしかわ旅行割(この時はありました)も使えました。
28,800円→14,800円/2泊 とお得でした。 -
そして、この時は地域クーポンもありました。
2人分で8,000円と大盤振る舞い。
*1年前のことなので、もう忘れてしまっていましたが
いい時代(?)でしたね。 -
部屋に入りました。
1006号室。
広くはありませんが、鉄ちゃん夫との鉄道旅は
ホテル滞在時間が短いので、それほど不便でも
ありません。
ベッドに置いてあるパジャマはワンピースタイプで
良かったです。 -
部屋に加賀棒茶がサービスで置いて
ありました。 -
バスルーム。
ユニットバスタイプです。
狭いので物を置くスペースがないのが
使いにくい。
ただ、シャワーなどは新しく交換してありました。
温度調節や水量もOK。 -
部屋からの眺め。
金沢駅がよく見えます。
さて、夕食に出かけます。 -
鉄ちゃん並びに食いしん坊な夫は
地元らしい美味しい物を食べたいので
調べています。
今回は「くろ屋」さんへ。
ホテルから歩いて10分ほどです。
19:30に予約しています。 -
カウンター席に座りました。
-
夫は日本酒「立山」私はポンカンサワー。
まずは、じゃこと山椒のポテサラ。
鰆の昆布締め。
じゃこと山椒のサラダは個性的な味。
昆布締めはこの地域らしく、美味しかったです。 -
五郎島金時のグラタン。
サツマイモのグラタンも珍しい。
好みの味でした。 -
トロトロの角煮。
柔らかく味がしみてお酒も進みます。 -
最後は白海老のかき揚げ。
間違いない美味しさ。
さくさく香ばしかったです。
地魚・地酒の店でカウンター席。
中の方とも話ができました。
美味しくて良い店でした。
こういう地元の居酒屋が好きな夫も喜んで
いました。
支払いも6,760円とリーズナブル。
10時頃にホテルに戻りました。
長い1日でした。
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旅行記グループ
2023年北陸旅行
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