鉄ちゃん夫と行く「大人の休日俱楽部　北陸フリーきっぷの旅」②鉄道に乗るだけの1日

2023/07/19 - 2023/07/22

JR東日本から発売された「大人の休日倶楽部　北陸フリーきっぷ」で
夫と鉄道旅をしています。

①では東京発～富山～新高岡からレンタカーで白川郷、五箇山と
周り、金沢泊でした。

②では金沢から鉄ちゃん夫の本領を発揮、鉄印を求めて鉄道に
乗るだけの1日です。

車窓をのんびり眺めて乗っているのは、いい時間でもありました。

エリア 金沢(石川)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JR特急 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

金沢では「ANAクラウンプラザ金沢」に
滞在しています。
朝の部屋からの眺め。今日はいい天気です。

2泊するのですが、この日は朝の出発が10時なので
朝食を予約しました。

ホテルは宿泊のみの予約をしていました。
朝食は前日までに予約すると2,800円→2,200円と
お得。

翌日は早朝に出発なので、この日のみホテルで
朝食の予約をしました。

朝食会場は1階の「カスケイド　ダイニング」

入り口は暗いのですが、中に入ると窓からの
日差しが入ります。

レストランのテーブル。

朝、8時に入りました。

ライブキッチンでシェフが料理を
作っています。

卵料理は好みでオーダーできます。

夫は目玉焼き、私はエッグベネディクトを
お願いしました。

ブッフェのテーブルには、いろいろな
料理が並んでいます。

うなぎと金時草の炊き込みご飯

金沢のご当地グルメ　ハントンライス

「ハントンライス」とは。
初めて知りました。

オムライスの上に白身魚や海老などのフライと
タルタルソースをプラスしたもの、とのこと。

こちらは金沢カレー。

何度か金沢に来ていますが、知らなかった
メニューが多い。

加賀治部煮と冷やしおでん

美味しそうな料理が多くて迷います。

パンもありますし、ドーナツの飾り方も
おしゃれです。

ナッツやドライフルーツもこんなケースに
入っていました。

メニューが多くて、迷いながら選んだ
プレート。
自分で作る海鮮丼もありました。

地元食材が使われていて、味もホテルクオリティで
とても美味しかったです。

翌日はホテルの朝食でなくて残念。

私はホテルにゆっくり滞在するのが好きです。
レイトチェックアウトを利用することも多いですが
鉄ちゃんの朝は早い。

たくさん鉄道に乗るためには朝から出発します。

ということで、明日は8時には鉄道に乗る予定です。

ホテルに連泊なので、荷物を部屋に置いて
金沢駅に向かいます。

まずは眼を惹く鼓門。
存在感があり、美しいです。

金沢駅はアメリカの旅行雑誌で「世界で最も
美しい駅」の一つに選ばれたとのこと。

雨傘をイメージしたという・おもてなしドーム。

駅に向かうアプローチを楽しめます。

金沢発10:08の列車に乗り込みます。

10:20には津幡駅に到着。

出発するのは10:45です。

改札を出て駅舎へ。

ここに来た夫の目的は
IRいしかわ鉄道の鉄印を購入すること。

短時間の滞在ですが、無事にゲットしました。

駅の構内に「津幡の忠犬伝説」の
看板と犬の置物がありました。

その昔、洪水から町を救った犬の伝説が
残っているそうです。

駅だけでなく、町を歩くと民家の玄関先に
犬の置物が飾られているとのこと。

津幡駅発10:45で次の駅に向かいます。

11:06に到着したのは「宇野気」駅。

滞在時間が30分ほどなので、こちらで休憩。

この駅は「宇野気（うのけ）」です。

難読駅？

宇野気発11:38 特急「能登かがり火」に
乗ります。

宇野気駅を出ました。

空と山、天気が良くて気持ちのいい景色です。

12:13七尾駅に到着。

きれいな駅の看板。

七尾駅の構内にある飾り。

IRいしかわ鉄道線金沢駅ー七尾線和倉温泉駅間には
「花嫁のれん」という豪華観光特急列車が運行しています。

今回はタイミングが合いませんでしたが、夫は運行に
合わせて乗りに来ています。

本当に豪華なラッピングと内装で予約販売の和食セットも
美味しかったとのこと。

鉄ちゃん夫は特別列車に乗るために苦労して旅程を立てて
います。
たまに私も同行して楽しんでいます。

七尾駅を出ました。

ちょうどお昼時なので、近くでランチの店を
探します。

駅前に「パトリア」という複合ビルがありました。

中に入るとフードコートのようになっています。

お弁当が並んでいます。

稲荷ずしが好きな夫はこちらが気になる。

テーブルや椅子もあるので、買い物をして
ここで食べることにしました。

お茶はホテルから持ってきました。

合わせて750円。
PAYPAYで10％キャッシュバックになりました。

食事を終えて、七尾駅に戻りました。

次は七尾発13:11です。

13:53に到着したのは、穴水駅。

穴水駅では、鉄印の購入。

「のと鉄道」です。

鉄ちゃん夫は鉄印を購入するために時刻表を調べ
停車時間と帰りの時刻を調べ、うまく組み合わせて
旅程を作っています。

そうしないと鉄道の便が少ない路線では2時間待ちなど
になることもあるそう。

鉄道の便がどんどん少なくなっている現在、鉄ちゃんの
コレクションも厳しい時代です。

穴水からの帰りは14:15発。

列車に乗ると、たくさんのてるてる坊主が。

と思ったら、あらら雨になりました。

でも、すぐに雨は上がりました。

「ボラ待ちやぐら」が見えました。
これは七尾湾付近で行われてたボラ漁に
使われる櫓です。

ボラは音に敏感で警戒心が強いので、漁師はこの
櫓の上に待機します。
海底に仕掛けた袋網の上をボラの群れが通り過ぎる
瞬間に網を引き上げるとのこと。

江戸時代に始まった原始的な漁で、かつては湾内に
数多くの櫓がありました。
1996年秋を最後にこの方式で漁を行う漁師はいなく
なりました。

現在の櫓は観光用で、ショーとしてこの漁が行われる
ことがあるそうです。

遠くに能登島大橋が見えました。

七尾市と能登島町を結ぶ1050mの橋です。
石川県で一番長く、ゆるやかなカーブが特徴。

すっかり晴れてきて、車窓からの景色もきれいです。

能登中島駅に着きました。

この駅は停車時間が長いので、ホームを見学。

列車が保存されています。
昔の郵便車とのことでした。
客車の間に郵便車を連結して使ったそう。
（夫の解説）

そのまま乗って、和倉温泉駅に到着。

全国有数の高級温泉街として知られています。
七尾湾に面して海を埋め立て、近代旅館が並びます。

この写真を撮ったのは2023年7月です。
その後、2024年1月に大規模な地震がありました。

被害も大きく、復旧もまだ半ばとのことです。

和倉温泉駅発15:19の「能登かがり火」で
金沢に戻ります。

金沢着は16:30

金沢駅でおみやげを買って、ホテルに戻りました。

少し休憩して19時頃から夕食へ。

駅構内にある「鮨　歴々　金沢駅店」

いくつかコースがあります。

人気店ですが、カウンターに座れました。

料理長のおすすめもあり。

私は8貫セット（2,000円）
夫は10貫セット（3,200円）にしました。

写真を撮りましたが、今となってはどの
魚か分かりにくい。

きんぱち、足赤海老、鰆、剣先いか、水だこ、サーモン、
鰹炙り、太刀魚、かんぴょう巻きなど、どれも美味しかった
です。

分かりやすいのは、漬けまぐろ。

追加で注文した煮穴子。

ふっくら美味しかったです。

最後にいただいた、うなたく（鰻と沢庵）が
香ばしさもあり印象に残りました。

レモンサワーやビールも飲んで7,920円でした。

石川県観光クーポンも使えました。

食事を終えて、歩いてホテルに帰りました。

駅に近くて便利です。

鉄ちゃん夫に付き合って、鉄道に乗ってばかり
の1日でした。

ただ、スケジュールは全てできているので（いつも大変
らしい）車窓の景色を楽しんで、私は気楽な1日と
なりました。