2024/07/09 - 2024/07/11
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funasanさん
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コンスタンツの名は、4世紀頃にこの地に都市を築いたローマ皇帝コンスタンスに由来します。中世には重要な宗教都市として栄え、1192年から1548年まで帝国自由都市としての地位を享受しました。
コンスタンツの名前を有名にしたのは、1414年から1418年にかけて、分裂していたカトリック教会の再統一を目指すコンスタンツ公会議がこの地で開催されたことです。この会議では、宗教改革者ヤン・フスが異端として有罪判決を受け、火刑に処されるという出来事もありました。そんな歴史的町を歩いてみました。
写真:コンスタンツの旧市街
※新著出版しました。
『シドニー発着 魅惑のニュージーランド周遊クルーズ14日間:
ロイヤル・プリンセス(ジュニア・スイート)乗船記』
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私のホームページに著書紹介、旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
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コンスタンツ中央駅(写真)の尖塔が快晴の青空にそびえています。見知らぬ海外に来て、天気がいいと嬉しさが倍増します。今日も朝からgo,go,goです。
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駅の正面玄関を出ると左側に「LAGO」という名前の大きなショッピングモールがあります。この中にスーパー、フードコート、カフェ・レストラン等、何でもありますので、軽く腹ごしらえするのにいいです。
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もっと気楽で便利なのはマックでしょうか、駅前、ホテルハルムの隣に巨大なマック(写真)があります。私は日本では、ほとんどマックに入りませんが、コンスタンツ到着の夜はマックでハンバーガーを調達してホテルの部屋で夕食にしました。
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何しろ物価の高いドイツ、街のレストランで2人で夕食を食べたら軽く1万円が飛んでいきます。マック(写真)なら大丈夫だろう?と思って入ったのですが…
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「ビッグ・マック」(写真)が7.4ユーロでした。旅行当時の為替170円で換算すると1258円もします。この値段に私は少し衝撃を受けました。2010年代前半の円高ユーロ安の1ユーロ120円で換算しても888円です。
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一方で、現在の日本で販売中のビッグマックは480円です。(2024年1月24日からの改定後の金額)ビッグマックの値段を日本とドイツと同じにするためには1ユーロ65円(480円÷7.4ユーロ=65円)という超円高にならねばなりません。
写真:コンスタンツの旧市街 -
これは絶望的に無理な為替レートなので、今のドイツの物価高は為替の円安だけではなくドイツのインフレと日本の長期にわたるデフレの差も大きいと思います。ユーロベースで何もかも高くなった。そこに今の超円安が来た。もう高くてどうにもなりません。
写真:コンスタンツの旧市街 -
参考までに、2023年7月時点(1ドル約142円)でのアジア諸国のビッグマック価格を調べてみました。
韓国: 4.08ドル(約580円)
タイ: 3.74ドル(約532円)
中国: 3.50ドル(約498円)
日本: 3.17ドル(約450円)
写真:コンスタンツの旧市街 -
それにしても日本は「安い国」になったものですね。アジアの中でも下位グループという実態に驚きです。ましてや欧米に比べれば、日本は“途上国”です。ドイツの地方を巡る旅から日本の現状が見えてきます。
写真:コンスタンツの旧市街 -
しみったれた話は終わりにして観光旅行を楽しみましょう。コンスタンツ大聖堂(写真)が見えてきました。ゴシック様式の高い塔が空に向かってそびえ立ち、道行く観光客や地元の人々が集まってきています。
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大聖堂の内部(写真)に入ると、白いアーチ状の天井が目を引きます。ロマネスク様式の列柱が堂々と並び、奥にはゴシック様式の祭壇が見えます。祈りの場として、多くの人々が静かに座っている様子も伺えます。
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華やかな彫刻と豪華な金装飾が施された祭壇エリア(写真)です。天井は美しい幾何学模様で彩られ、中央には聖なる像や十字架が配置されています。
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大聖堂内の壁一面にキリストの「はりつけ像」(写真)がリアルに表現されており、周囲には聖書に登場する人物たちが配置されています。細かい彫刻と色彩が見事に融合しており、つい、見入ってしまいました。
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ステンドグラスの窓(写真)です。 鮮やかな色彩で描かれたステンドグラスが、光を受けて幻想的な雰囲気を醸し出しています。聖書の場面が描かれたこのステンドグラスは、礼拝者たちの信仰を象徴しており、大聖堂の芸術的価値を一層高めています。
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そして、大聖堂の後方には巨大なパイプオルガン(写真)が設置されています。ミサの時の荘厳な合唱とパオプオルガンの音色が聞こえてくるようです。このようにヨーロッパの伝統ある教会は、建築、彫刻、絵画、そして音楽、これらが融合した総合芸術の場になっています。
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コンスタンツ大聖堂の塔の高さは76メートルあります。この写真パネルは、大聖堂の北塔(約 1250年)、南塔(1378年)、中央塔(約 1500年)、そして八角形の尖塔(1853年)についての歴史的な建築年代が書かれています。また、合計193段の階段を上ることも示しています。
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その長い階段を汗をかきかき登ると…、塔からは、市内やボーデン湖(写真)が一望で、素晴らしい眺めが楽しめます。そして夏でも、とっても涼しい!半袖では寒いくらいです。
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大聖堂の塔から見渡すコンスタンツの景色は、息を呑むような美しさでした。眼下には赤茶色の屋根が連なる旧市街が広がり、遠くにはボーデン湖が輝いています。
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ボーデン湖の穏やかな水面と美しい街並みが調和し、遠くの山々が背景にそびえ立つ壮大なパノラマが目に焼き付きます。
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近くにボーデン湖から流れ出る大きな川が見えます。これが「ライン川」です。後ほどライン川に架かる橋を渡って、対岸の宮殿のような建物「カジノ」(写真中央)に行きます。
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塔の展望台からは、コンスタンツの街全体(写真)が絵画のように広がっています。私は歴史と自然が織りなすこの風景に心が打たれました。
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コンスタンツの旧市内巡り(写真)は楽しいです。美しい建物が沢山あり、ブラブラ歩きをしているだけで楽しくなってきます。
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そして、その街歩きの楽しみを増してくれるのが、路上での「ストリート・パフォーマー」(写真)達です。実に上手な演奏だったので、小銭をあげて写真を撮らせてもらいました。
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珍しい「ストリート・パフォーマー達」(写真)です。地元の小学校の音楽サークルでしょうか?ちゃんとした弦楽合奏曲を演奏していました。子供が好きな妻は大喜びして長い時間、この演奏を聞いていました。
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14世紀に建てられた「シュネッツ塔」(写真)は、かつての城壁の一部として街を防御する役割を果たしていました。塔の木組みの外観は、当時の建築様式を今に伝え、歴史的な街並みによく調和しています。
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今、私たちはシュネッツ塔から旧市街の中心に向かう「フッセン通り」の内側をブラブラ歩きしています。ここには旧市街の魅力あふれる石畳の通りが広がり、現在も多くの観光客や地元の人々が行き交っています。
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旧市街に外壁が美しく装飾された建物(写真)がありました。コンスタンツの「市庁舎」です。壁には鮮やかなフレスコ画が描かれ、細かく装飾された窓枠が並んでいます。
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市庁舎の中庭に入ってみると、左右に円塔が特徴的な大きな建物(写真)がありました。こちらも外壁には美しい装飾が施され、宮殿のような雰囲気が漂います。私は市庁舎の中には入れないだろうな…、と思っていましたが、ここで妻の機転がききました。
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あるドアから若者が出てきたので、妻はすかざず近寄って彼に聞いてみたのです。「中に入れますか?」この歴史的建物は「市庁舎」として今でも普通に機能しています。彼は市の職員で中に通してくれました。
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市庁舎内部(写真)に入るとそこは中世の世界そのものでした。壁には歴史的な場面が描かれ、木製のパネルと天井が重厚感を演出しています。コンスタンツ公会議の際には、重要な会議や決定がここの「市庁舎」で行われました。私たちはその歴史的な現場にいるのです。
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市庁舎に近い場所に、もう1つ美しいフレスコ画で装飾された外観が目を引く建物があります。ホテル「グラーフ・ツェッペリン」(写真)です。1428年に建てられた後期ゴシック様式の建物で、歴史的な価値があります。 1階には高級感のあるレストランがあります。
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ホテルの名前「グラーフ・ツェッペリン」(写真)は、ドイツの飛行船開発者フェルディナント・フォン・ツェッペリンにちなんでいます。長い歴史を持つ建物です。
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ホテル「グラーフ・ツェッペリン」の近くに「オーバーマルクト広場」(写真)があります。カフェやレストランが立ち並び、観光客や地元の人々が集う賑やかな場所です。
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この広場の前に「シュテファン教会」が建っています。内部(写真)は、アーチ状の天井と美しい彫刻が特徴で、聖人の像や宗教画が壁を飾っています。特に、祭壇周辺にはゴシック様式の装飾が見られ、荘厳な雰囲気を醸し出しています。
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教会の後部には大きなパイプオルガン(写真)が設置されています。昔も今も人々は、静けさと神聖さを感じながら、礼拝や瞑想の場としてこの教会を訪れているのでしょう。私たちもしばし椅子に座って瞑想(休憩)しました。
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さて、一通り旧市街観光をしてから、足をライン川方向に向けました。ライン川の川岸にも見事な建物(写真)のオンパレードで素晴らしいです。
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写真左尖がり屋根の建物は「ラインの塔」(写真)です。この塔は、13世紀に街の防御施設の一部として建設され、かつては市壁の一部として機能していました。塔はライン川の水路を守る役割を果たし、川を行き交う船の監視にも利用されていたとされています。
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ボーデン湖を出たライン川(写真)は、既に川幅が広い大河になっています。水量もたっぷりあり、ここからドイツを北上していきます。
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ライン川(写真)は、スイスアルプスから始まり、ドイツをバーゼル・ビンゲン・ボンと縦断し、オランダを通って最後はロッテルダム付近で北海に注ぎます。全長約1,233キロメートルの長大な川であり、ヨーロッパの重要な水路となっています。
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ライン川を渡って対岸に見える壮麗な建物「カジノ・コンスタンツ」(写真)に行ってみました。もともとこの建物は、19世紀後半に貴族の邸宅として建てられたものです。
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美しい外観は、当時のネオバロック様式を取り入れたもので、豪華な装飾と赤い屋根が特徴的です。カジノ・コンスタンツの営業時間は午後4時から深夜2時までとなっています。雰囲気だけでも見たかったのですが、昼間はクローズです。
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夜、正装してカジノに入り、ちょっとだけゲームをして、最後はレストランでディナーをとれば、これぞ本場体験です。でも、もう私たちにはそんな元気もお金もありません。(涙)
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ホテル「アルテ・ポスト」の前にある広場「コンスタンツ・マルクトシュテッテ」(写真)にもどってきました。ここは市の中心地で一日中賑わっています。
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広場の中心に噴水(写真)があり子供たちが遊んでいます。コンスタンツ2日目の夜は、この広場にあるレストランで夕食にしました。
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レストランの屋外席(写真)の一番通路に面した眺めのよい席を確保して、さあ、ディナーだ!メニューをしっかり見てみます。この時、スマホのグーグル翻訳アプリが非常に役に立ちます。
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まずは、サラダから。すべてのサラダには自家製ドレッシング(ヨーグルトソース)または、希望に応じてビネガー&オイルが付いています。
・フォーシーズンサラダ(小サイズのミックスサラダ) 8.20 ユーロ
・サラタ・ヴェルデ(グリーンサラダ) 7.60 ユーロ
・フォーシーズンサラダ(大サイズのミックスサラダ) 12.80 ユーロ -
小サイズのミックスサラダ(8.20 ユーロ:1394円)を注文し妻と2人でシェアします。小サイズでもボリュームがあり少食の我々には2人でシェアするとちょうどいい感じです。
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メインディッシュ(ステーキ)メニューから
・七面鳥の胸肉のスライス
(クリームソース、チャントレルとリゾット付き) 23.80 ユーロ
・ランプステーキ カフェ・ド・パリ風
(カフェ・ド・パリソースのアルゼンチンステーキ)31.50 ユーロ
・グリルドランプステーキ
(アルゼンチンステーキ)29.80 ユーロ
・ランプステーキ・アイ・フンギ
(キノコとクリームソースのアルゼンチンビーフランプステーキ)30.80 ユーロ -
グリルドランプステーキ:29.80 ユーロ(5066円)を注文。これも妻とシェアしたのですが、2人で食べるには量が少ないです。この程度のステーキなら1人で食べれてしまいます。非常に美味しく久しぶりの牛ステーキに大満足です。でもね~、日本のステーキチェーンで食べれば半額以下で食べられます。
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スプライト 0.4L :5.30 ユーロ(901円)。合計金額は43.30 ユーロ(7361円)でした。小食な我々夫婦は2人でシェアしたのでこの金額ですが、普通の大人なら1人分の値段です。私はブロンコビリーを愛用していますが、この半額以下の値段でサーロインステーキ180g、新鮮サラダバー、ご飯&パン、スープが楽しめます。日本のステーキチェーンの安さと美味しさが際立ちます。
→バーデン・バーデン観光に続く
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