2022/10/20 - 2022/10/20
4253位(同エリア4360件中)
ちふゆさん
2022年10月20日(木)のお昼、6年半前に卒業した会社のOB総会が開催されるので、京都の中心部、木屋町二条にあるがんこ高瀬川二条苑に出掛けた。
ここは元々は江戸時代の初めの1611年に、高瀬川開削者であった豪商の角倉(すみのくら)了以(りょうい)が、その源流に建設した別邸跡にある日本庭園で、高瀬川源流庭苑とも呼ばれる。森鴎外の小説「高瀬舟」の舞台としても描かれた。
明治時代になると、元勲・山縣有朋が第二無鄰菴と称される別邸を建設した。無鄰菴は元々山縣有朋の下関の草菴の名前で、1891年(明治24年)に建てたこの別邸の名とした。しかし、敷地の拡張ができなかったため翌年には売却し、南禅寺舟溜近くの現在も残る(第三)無鄰菴を1896年(明治29年)を建てた。ここはちょうど2年前くらいに行った。
https://4travel.jp/travelogue/11675985
第二無鄰菴の庭園も、近代日本庭園の先駆者とされる庭師の小川治兵衛により改修されたそうだが、山縣と治兵衛の出会いは第三無鄰菴と云われているので、改修は山縣の売却後と思われる。
山縣有朋が売却後は日本銀行第3代総裁、川田小一郎の別邸となるが、さらにその後近江商人をルーツにもつ実業家・阿部市太郎の所有となる。その後38年間、現在は祇園に移って「みしの」となっている串揚げ「串大岩」が店を構えていたので、大岩邸と称されていたが、1995年からがんこ高瀬川二条苑となった。
9年ほど前に、ドイツ駐在時代にご一緒した皆さんと川床での食事会をしたことがあり、その時にも庭園を散策した。
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今回は少し早く行って、会合が始まる前に庭園を散策する。三条京阪から御池大橋を渡って行くと、1本上流に架かる二条大橋の西詰の南側に庭園の垣根が見える。木屋町通に面した石垣がムチャクチャ立派。
主屋の南側に広がる庭園は、周りの世界とは別世界。丸太町通の下で鴨川から取水され、鴨川右岸河川敷を南に流れて、五条手前で再び鴨川に戻されるみそそぎ川から取り込まれた水が園内を流れ、木屋町通を潜って高瀬川となる。
主屋奥にある茶室前の茶庭は安土桃山時代から江戸時代前期にかけての作庭家の小堀遠州の作庭と伝わる。園内には自然石を組み合わせて作られた化け灯籠や、全体が御影石で、支柱が網代石で作られた日本一大きな吾妻屋風灯籠など多くの灯篭が配置されている。
一番奥には東山から高瀬川が滝のように流れるイメージで作られた一枚岩の滝があり、2本の吉野石で渡された切り石橋が流れに架かる。切り石橋の下流の中に置かれた石は香川県の庵治石、新潟県の佐渡赤玉石と並ぶ日本三大銘石の一つの鳥取県の佐治石。
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庭園鑑賞を終えて、OB総会に参加し、おいしい料理を戴いた。
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以上
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