2023/09/24 - 2023/09/27
443位(同エリア551件中)
ちゃおさん
山中の寺だから坂道が多い。元気な頃だったら物ともしないで一気に駆け上がることも出来たが、今では参道の両端の手摺パイプがないとようよう上ることもできない。漸く上り詰めた小さな山門の先に更に又上りの参道が続き、その上り詰めた先に本来の山門があった。漸く境内に辿り着いた、という感じだ。バスでやって来たのは自分一人だったが、ここまで来ると車でやって来た参詣者もいて、ちらほら人影も見える。もう一段坂を登って漸く本堂だ。
今回最初の観音霊場。この寺は徳川三代将軍家光の側室桂昌院の所縁の寺で、姫が幼少時この寺で育まれ、後、春日局に従って江戸に下り、徳川家に仕えた。その後、家光の側室となり、5代将軍綱吉の生母となった。仏教に帰依深く、江戸護国寺の創建にも係わっているが、特にこの善峯寺には縁が深い。立派な山門もその先の本堂も桂昌院の寄進によるもので、江戸時代初期の建造だ。
本堂の裏手には桂昌院の遺髪を納めた桂昌院廟とか重文の多宝塔があり、庭園も見事なものとの案内書の記載もあったが、本堂の最後の階を登るのも精一杯で、堂内にある納経所で御朱印を頂き、裏手には回らずに下山することにした。帰りの坂道を考えると、とても裏まで周る余裕はなかった。まあ、御朱印を頂けたのだから、これで良しとしよう。石塔の裏の目立たぬ場所に隠したキャリーバッグを引き出し、再び無人のバス停に戻り、向日町駅行のバスを待った。
- 旅行の満足度
- 5.0
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