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 僕ら親子&友人の甑島1泊2日の旅も、いよいよ佳境へ。車の行動力を活かし、乗ったり降りたりしながら景勝地を巡りました。<br /> 帰路は高速船を利用。JR九州の列車デザインで有名なデザイナーの手による船で、新幹線に乗り継ぐと、一体デザインの「連絡輸送」のように感じられました。<br />

絶景求めてドライブ&水戸岡デザインリレーで久留米へ【甑島へ男3人旅その4】

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2024/08/25 - 2024/08/25

28位(同エリア57件中)

旅行記グループ 甑島へ男3人旅

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ちゃん

ちゃんさん

この旅行記スケジュールを元に

 僕ら親子&友人の甑島1泊2日の旅も、いよいよ佳境へ。車の行動力を活かし、乗ったり降りたりしながら景勝地を巡りました。
 帰路は高速船を利用。JR九州の列車デザインで有名なデザイナーの手による船で、新幹線に乗り継ぐと、一体デザインの「連絡輸送」のように感じられました。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
グルメ
5.0
交通
5.0
同行者
友人
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
高速・路線バス レンタカー 新幹線
旅行の手配内容
個別手配
  •  下甑の旧鹿島村中心部を抜けて、初日の夕方に登った鳥の巣山展望台に、また来てみました。真昼の太陽光に照らされる甑大橋を見てみたかったのです。<br /> 夕方とは違って、海の透明さと青さが強調され、南国感いっぱいの景色が広がりました。<br />

     下甑の旧鹿島村中心部を抜けて、初日の夕方に登った鳥の巣山展望台に、また来てみました。真昼の太陽光に照らされる甑大橋を見てみたかったのです。
     夕方とは違って、海の透明さと青さが強調され、南国感いっぱいの景色が広がりました。

  •  我が子はやはり、対岸のトンネルから出てくる車の方に興味がありそうでしたが(笑)。<br />

     我が子はやはり、対岸のトンネルから出てくる車の方に興味がありそうでしたが(笑)。

  •  展望台から別の階段を降りると、岬の突端まで行けそう。少し低い位置から見る甑大橋も、また違った迫力がありそうです。<br /> しかし3分も外にいれば、汗が噴き出す灼熱地獄。我が子も元気だけど、極端な無理はさせられません。また気候のいい時に来たら、降りてみたいです。<br />

     展望台から別の階段を降りると、岬の突端まで行けそう。少し低い位置から見る甑大橋も、また違った迫力がありそうです。
     しかし3分も外にいれば、汗が噴き出す灼熱地獄。我が子も元気だけど、極端な無理はさせられません。また気候のいい時に来たら、降りてみたいです。

  •  鳥の巣展望台から県道に戻らず、さらに奥へと分け入ってみました。一応観光マップに書いてある名所ではあるんだけど、道路は草木に浸食されかけていました。<br />

     鳥の巣展望台から県道に戻らず、さらに奥へと分け入ってみました。一応観光マップに書いてある名所ではあるんだけど、道路は草木に浸食されかけていました。

  •  夜萩円山公園へ。なんと高さ200mに及ぶ、鹿島断崖を見渡せる公園です。地層もくっきり。僕のカメラでは、縦の構図でギリギリ収まるほどでした。<br /> 階段を登れば全容を見渡せそうだけど、繰り返しますが暑すぎて断念。レンタカーの旅はラクでいいけど、それでも限界を感じたこの夏の猛暑でした。<br />

     夜萩円山公園へ。なんと高さ200mに及ぶ、鹿島断崖を見渡せる公園です。地層もくっきり。僕のカメラでは、縦の構図でギリギリ収まるほどでした。
     階段を登れば全容を見渡せそうだけど、繰り返しますが暑すぎて断念。レンタカーの旅はラクでいいけど、それでも限界を感じたこの夏の猛暑でした。

    夜萩円山公園 公園・植物園

  •  甑大橋を渡って、中島と上甑を結ぶ甑大明神橋のたもとで降りてみました。岩場をまたぐ斜張橋で、甑大橋とまったく違う表情の橋です。<br /> 岩場そのものが御神体という甑大明神に行けないかと思ったけど、そう簡単には近づけないみたい。<br />

     甑大橋を渡って、中島と上甑を結ぶ甑大明神橋のたもとで降りてみました。岩場をまたぐ斜張橋で、甑大橋とまったく違う表情の橋です。
     岩場そのものが御神体という甑大明神に行けないかと思ったけど、そう簡単には近づけないみたい。

    甑大明神橋 名所・史跡

  •  というわけで、少し先にある展望所資料館に行ってみました。モダンな形状の展望台です。昨日バスに乗った時は、ここから観光客のおじさんが一人乗ってきました。

     というわけで、少し先にある展望所資料館に行ってみました。モダンな形状の展望台です。昨日バスに乗った時は、ここから観光客のおじさんが一人乗ってきました。

  •  「資料館」とはいっても、オープンエアの踊り場に展示ケースがあるだけで、メインは展望台とトイレです。<br /> 架橋当時の写真が展示されていますが、だいぶ色あせていました。<br />

     「資料館」とはいっても、オープンエアの踊り場に展示ケースがあるだけで、メインは展望台とトイレです。
     架橋当時の写真が展示されていますが、だいぶ色あせていました。

  •  橋はもちろん、中甑湾のおだやかな海の景色をのんびり楽しめました。<br /> ぼちぼち、帰りの船を意識せねばならない時間ですね。<br />

     橋はもちろん、中甑湾のおだやかな海の景色をのんびり楽しめました。
     ぼちぼち、帰りの船を意識せねばならない時間ですね。

  •  甑島のレンタカーも、満タン貸し出し、満タン返車が原則。ただ里のガソリンスタンドは日曜休みとのことで、給油は中甑のスタンドを指定されました。<br /> 離島のガソリン、どれだけの値段になるのか戦々恐々でしたが、本土と大差ありませんでした。だいぶ補助が入っているのかな。<br />

     甑島のレンタカーも、満タン貸し出し、満タン返車が原則。ただ里のガソリンスタンドは日曜休みとのことで、給油は中甑のスタンドを指定されました。
     離島のガソリン、どれだけの値段になるのか戦々恐々でしたが、本土と大差ありませんでした。だいぶ補助が入っているのかな。

  •  上甑・里の陸繋砂州が見えてきました。

     上甑・里の陸繋砂州が見えてきました。

  •  最後に、里の武家屋敷群を車窓観光。武家屋敷はほとんど残っておらず、石垣が名残りを留めます。<br /> 24時間近く、甑島を案内してくれたヴィッツともお別れです。お世話になりました。<br />

     最後に、里の武家屋敷群を車窓観光。武家屋敷はほとんど残っておらず、石垣が名残りを留めます。
     24時間近く、甑島を案内してくれたヴィッツともお別れです。お世話になりました。

  •  おやつタイムがまだだったので、里港で乗船券を買った後、お向かいのリゾートホテルにおじゃましました。<br /> カフェは休憩時間でしたが、売店で買ったアイスをカフェスペースで食べてよいとのことで、クールダウン。<br />

     おやつタイムがまだだったので、里港で乗船券を買った後、お向かいのリゾートホテルにおじゃましました。
     カフェは休憩時間でしたが、売店で買ったアイスをカフェスペースで食べてよいとのことで、クールダウン。

    HOTEL Areaone KoshikiIsland 宿・ホテル

  •  島唯一の温泉もあって、快適なホテルライフを満喫できそう。リゾートホテル派、民宿派、キャンプ派いずれも訪ねてほしい島だなと思います。<br /> ドライブ派、バス旅派も問わず。<br />

     島唯一の温泉もあって、快適なホテルライフを満喫できそう。リゾートホテル派、民宿派、キャンプ派いずれも訪ねてほしい島だなと思います。
     ドライブ派、バス旅派も問わず。

  •  帰路は、高速船甑島に乗船です。里から本土までは、フェリーの1時間15分に対して、高速船でも50分かかり、時間は大差ありません。運賃は2,340円、3,440円と結構な差があり、僕はフェリーで充分と感じてしまいます。<br /> 帰路を高速船にしたのは、単なる時間の都合です。<br />

     帰路は、高速船甑島に乗船です。里から本土までは、フェリーの1時間15分に対して、高速船でも50分かかり、時間は大差ありません。運賃は2,340円、3,440円と結構な差があり、僕はフェリーで充分と感じてしまいます。
     帰路を高速船にしたのは、単なる時間の都合です。

    高速船 甑島 乗り物

  •  高速船甑島は、JR九州の列車も多数手掛けるデザイナー・水戸岡鋭治氏のデザイン。JRの列車に乗っているような気分になります。<br /> 座席がリクライニングしないので、島民の評判は芳しくない…と、8年前に泊った宿の人は言っていました。<br />

     高速船甑島は、JR九州の列車も多数手掛けるデザイナー・水戸岡鋭治氏のデザイン。JRの列車に乗っているような気分になります。
     座席がリクライニングしないので、島民の評判は芳しくない…と、8年前に泊った宿の人は言っていました。

  •  8年前には満席近かったのですが、今回は半分にも満たない乗客を乗せて出航です。<br /> テープのお見送りが感動的で、ちょっと感傷的になっていたところで、島の人が海へダイブしてびっくり! 我が子は「落ちたね!」と大爆笑していました。<br />

     8年前には満席近かったのですが、今回は半分にも満たない乗客を乗せて出航です。
     テープのお見送りが感動的で、ちょっと感傷的になっていたところで、島の人が海へダイブしてびっくり! 我が子は「落ちたね!」と大爆笑していました。

  •  窓が縦に大きく、我が子も座ったまま迫力ある眺望を楽しめます。<br /> 高速船甑島に限らず、水戸岡氏のデザインには賛否両論ありますが、子ども目線でも旅を楽しめる仕掛けの数々は、親になってとても助かっています。<br />

     窓が縦に大きく、我が子も座ったまま迫力ある眺望を楽しめます。
     高速船甑島に限らず、水戸岡氏のデザインには賛否両論ありますが、子ども目線でも旅を楽しめる仕掛けの数々は、親になってとても助かっています。

  •  地下には船らしく、ごろごろくつろげる桟敷席も。我が子も喜ぶかなと思って連れて来ましたが、窓のない船室が怖いらしく、すぐに上がってしまいました。

     地下には船らしく、ごろごろくつろげる桟敷席も。我が子も喜ぶかなと思って連れて来ましたが、窓のない船室が怖いらしく、すぐに上がってしまいました。

  •  8年前は船内で生ビールを売ってて、海風を浴びながらデッキで呑んだことを思い出します。<br /> 残念ながら今、カウンターは無人。酒類の自販機もありません。<br />

     8年前は船内で生ビールを売ってて、海風を浴びながらデッキで呑んだことを思い出します。
     残念ながら今、カウンターは無人。酒類の自販機もありません。

  •  屋上甲板のウッドデッキはリゾート感があって、旅の気分が盛り上がるのですが…<br /> もっとも50分しかなくては、あっと言う間です。<br />

     屋上甲板のウッドデッキはリゾート感があって、旅の気分が盛り上がるのですが…
     もっとも50分しかなくては、あっと言う間です。

  •  というわけで川内港に到着。自然豊かな非日常にあふれる島なのに、所用時間だけ見れば身近な場です。<br /> ターミナルも水戸岡氏のデザインで、子ども向けの遊び場もあるのですが、接続するバスの時間が迫っているので先を急ぎます。我が子にはナイショ。<br />

     というわけで川内港に到着。自然豊かな非日常にあふれる島なのに、所用時間だけ見れば身近な場です。
     ターミナルも水戸岡氏のデザインで、子ども向けの遊び場もあるのですが、接続するバスの時間が迫っているので先を急ぎます。我が子にはナイショ。

  •  川内駅行きのシャトルバスも、8年前は「水戸岡デザイン」の電気バスでした。<br /> 特殊な機構が災いしたのか、早くも廃車となり、今は一般的な南国交通のバスになっています。コミバスの一環なのか、30分近く走るのに運賃は150円と激安です。<br />

     川内駅行きのシャトルバスも、8年前は「水戸岡デザイン」の電気バスでした。
     特殊な機構が災いしたのか、早くも廃車となり、今は一般的な南国交通のバスになっています。コミバスの一環なのか、30分近く走るのに運賃は150円と激安です。

  •  さらに、バス乗車時に申し出ると、川内駅から串木野新港まで、150円で乗合いタクシーを出してくれます。おかげでフェリー+高速船(あるいは逆)の組み合わせでも、港に車を置いておけます。<br /> 串木野新港に車を止めた たかみーとは、ここでお別れ。企画、声掛けありがとうございました!<br />

     さらに、バス乗車時に申し出ると、川内駅から串木野新港まで、150円で乗合いタクシーを出してくれます。おかげでフェリー+高速船(あるいは逆)の組み合わせでも、港に車を置いておけます。
     串木野新港に車を止めた たかみーとは、ここでお別れ。企画、声掛けありがとうございました!

  •  久留米まで帰る僕ら親子は、18時18分発の「さくら」に乗りました。

     久留米まで帰る僕ら親子は、18時18分発の「さくら」に乗りました。

    川内駅 (鹿児島県)

  •  「みずほ」と数分差で続行する便なので、自由席はガラガラ。<br /> 久留米着は遅くなるので、晩ご飯は川内駅のコンビニで買い出して、車内で済ませました。闘病で発育の遅れがあった我が子も、最近はこうした「ちょっとした無理」がきくようになってきて、旅の幅がグンと広がりました。<br />

     「みずほ」と数分差で続行する便なので、自由席はガラガラ。
     久留米着は遅くなるので、晩ご飯は川内駅のコンビニで買い出して、車内で済ませました。闘病で発育の遅れがあった我が子も、最近はこうした「ちょっとした無理」がきくようになってきて、旅の幅がグンと広がりました。

    九州新幹線 800系 さくら 乗り物

  •  19時23分、久留米着。ママと離れ離れの寂しさの中、真夏の島を駆けまわったのに、ホームを全力ダッシュする体力が残っているのは驚きです。<br /> 路線バスで家に帰り、風呂に入って、布団に入ってもテンション高め。翌日も、いつもどおり登園して元気に過ごせました。

     19時23分、久留米着。ママと離れ離れの寂しさの中、真夏の島を駆けまわったのに、ホームを全力ダッシュする体力が残っているのは驚きです。
     路線バスで家に帰り、風呂に入って、布団に入ってもテンション高め。翌日も、いつもどおり登園して元気に過ごせました。

    久留米駅

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