2024/09/19 - 2024/09/25
723位(同エリア1009件中)
菊花さん
2024年UCIロード&パラ・サイクリング世界選手権1日目は、午後から個人タイムトライアルの公式練習、競技としては夕方にチームリレーのパラ・サイクリング:ミックス・ハンドバイク(Para-Cycling:Mixed Handbike)があるよ。
今回の観戦旅行中、この日だけはチューリッヒ中心部からほんの少しだけ離れます。と言っても、チューリッヒ中心部からトラムで30分のエリコン(Zürich-Oerlikon)だけどな 。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ホテル・ホッティンゲンの朝食は7時から。
けれどこの日はのんびりの9時半スタートにしたよ。
チーズ美味しい、ハムも美味しい、勿論パンも美味しい。もりもり食べる。 -
10時半頃ホテルを出てゼクセロイテン広場(Sechseläutenplatz)に行きます。
ホテルから2ブロック先(進行方向的には後)にトラムのホッティンゲン広場(Hottingenplatz)駅があって、その向かい側のパン屋で、昼食のサンドイッチを購入。
1つ8CHF程度だったと思う。現金もクレジットカードもOK。
地元の方々が途切れず来店。みなさん1つ2つをサッと買って、サッと帰る。今食べるパンを今買う、そんな感じ。 -
ゼクセロイテン広場から橋を渡った対岸にビュルクリ広場(Bürkliplaz)のファンゾーンがあるので、チューリッヒ湖を眺めるついでにそっちに行ってみた。
広場の外には自転車選手権の看板が出ていたよ。 -
このファンゾーンは入場券不要。
ここでは自転車アトラクションがあるのだけれど、そのイベントも始まっていないし、ゼクセロイテン広場での公式練習は午後からということもあって、ファンゾーンはまだ閑散。
チューリッヒ2024公式>ファンゾーン&イベント情報(英語)
https://zurich2024.com/en/side-events/ -
ゼクセロイテン広場のファンゾーンはチケット購入者だけが入れて、自分はこの有料ファンゾーンのチケットを事前に購入済み。
そしてこの有料チケットにはZVV(チューリッヒ運輸協会)のチケット代込みなのだ。
つまり、トラムのチケットを毎回購入する必要がない。便利。
ゼクセロイテン広場の横に、トラムが7路線乗り入れているベルビュー(Belleve)駅がある。
エリコン(Zürich-Oerlikon)への路線は、Auzelg行き11番トラム。
行くぜ、個人タイムトライアル男子エリートの出発地点。 -
トラムの中はこんな感じ。
天井からモニターが下がっていて、次の停車駅と、その先の3駅くらいの駅名が表示される。
乗客が「降ります」ボタンを押すと、駅名の横に "STOP"の表示が出るのだ。
日本のバスだと「降ります」ボタンを押すとボタン音が鳴るのだけれど、チューリッヒのトラムは音が鳴らず、静かに画面に"STOP"表示が出るだけなのが、ちょっと寂しかった。
なお、鉄道もそうだけれど、下車するときはドアのボタンを押さないとドアは開かない。
逆にトラムが駅に停車しているけれどドアが閉まっている場合、外からドアのボタンを押せばドアが開いて乗り込める。 -
実は時間を1時間勘違いして13時過ぎにエリコン(Zürich-Oerlikon)に着いてしまったので、エリコン駅前周辺をちょっとお散歩して、広場のベンチで昼食のサンドイッチ。
ブレッツェル生地のしっかり重たいパンが美味しい。 -
14時前、エリコン屋外自転車競技場(Offene Rennbahn Oerlikon)の入り口に来たよ。
ここは個人タイムトライアル男子エリートのスタート地点。
コース設営は進んでいるけれど、広告バナーは現在張っている途中。
自転車選手権やるぜ!の雰囲気はまだ薄い。
ま、まだ、公式練習だしね。
エリコン屋外自転車競技場公式(ドイツ語)
https://rennbahn-oerlikon.ch -
トラックの内側に入ってみたよ。
世界選手権グッズ、売ってます。 -
世界選手権優勝者の証、虹ジャージ(アルカンシェル)を纏う牛。
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左の横長白テントは、タイムトライアルに出場する選手の控え室的なテント。
ここで最終調整ができる、はず。
その横の小さめ横長白テントで車検があるのだと思う。多分。 -
テントを出て、黒い箱のスタート台へ。
カウントダウンが行われ、滑り台を下るようにして選手はコースに出てゆく。 -
周回トラック沿いの観客席からコースの内側を見るとこんな感じ。
数は少ないけど飲食店が出ていて、ベンチもあるよ。
勿論、大型スクリーンもね。
レース当日はこの内側および沿道には観客が大勢集まるのだろうけれど、公式練習の今日は観客もまばら。 -
公式練習時間にはちょっと早かったけど来ちゃいました、という雰囲気の選手。
肩甲骨あたりにUCIと書かれているので、UCI特別枠の選手?なのかな?? -
ヘルメットの後頭部に並ぶスリット的な何らかは、やはりエアロ効果、ですよね?
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自転車ロードレースはエアロ効果の最大化を追求している競技。
特にタイムトライアルは、エアロ効果こそ正義、空力命。
そんなわけで、ヘルメット各社はこれぞ!という形のものを開発してきている。
ヘルメットを見比べるだけで楽しい。 -
スタート台に陣取るカタールの選手。
左の選手はチェーントラブル、かな? -
エストニアの選手
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「我らがスイス代表選手が来ました!」と場内アナウンス。
周回トラック(バンク)の傾斜角がお分かりいただけるだろうか。壁だよ、壁。 -
ブルガリアの選手。
エリコンは男子エリートの出発地点で、女子エリートはゴッサウ(Gossau)スタートなのだけれど、女子選手が現れたよ。 -
スタート台に向かうモンゴルの選手。
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スイスの選手には当然の大声援
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バーミューダ諸島の選手(だと思う)
同じ国の選手でも、ヘルメットと自転車が異なる。
所属チームで使用しているヘルメットと自転車で、国代表として走るから。
少なくとも自転車は日ごろ乗り慣れている機材が良いよね。
国によっては、ヘルメットのメーカーを統一していることもあるらしい。 -
水色に黒黄赤のジャージはベルギー。
そして、2024年パリ五輪で個人タイムトライアルとロードレースで2つの金メダルを獲得したことを表す金色のバイク。
レムコ・エヴェネプール選手(Remco Evenepoel/ベルギー) -
あれ?国のジャージではなくチームジャージを着た方が。
しかも、手前の方が着ているのはヴィスマ・リースアバイク(Team Visma | Lease a Bike)の今年のジャージだけれど、奥の方が着ているのはユンボ・ヴィスマ(Jumbo-Visma)の昨年のジャージのような? -
中国の選手と、ポルトガルの選手
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黄緑色のジャージにレッドブル・ヘルメット。
もしや貴方はプリモシュ・ログリッチ選手(Primož Roglič/スロベニア) -
オランダの選手
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アメリカの選手
上半身は国のジャージだけれど、レースパンツは所属チームであるイネオス・グレナディアーズ(INEOS Grenadiers)のものを着用していることから、マグナス・シェフィールド選手(Magnus Sheffield)と推測。 -
チームの車はスタート台の横に入って来て、選手が出発するとその後ろをついて行く。
チーム車の近くで準備をする赤いジャージはセルビアの選手、奥の青いジャージはチェコの選手。だと思う。 -
どこの国の選手だろう。
ジャージに描かれたロゴには「プロチーム」の文字が見えるので、所属チームのジャージを着用して練習中と思われる。 -
練習するのは選手だけではない。
カメラクルーも練習します。 -
15時半過ぎ、何となく満足したので、屋外自転車競技場に近いメッセ・ハーレンスタジアム(Messe-Hallenstadion)駅から11番トラムに乗って、いつもの有料ファンゾーンに戻ります。
ちなみに。私と同じタイミングで屋外自転車競技場を出た観客は何人もいたのだけれど、私と一緒にトラム駅に行く人は1人もいなくて、全員が自転車に乗って帰って行ったのだ -
ビュルクリ広場(Bürkliplaz)のファンゾーンが賑わっているのが見えたので、橋を渡る前にトラムを下車したのが16時。
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ファンゾーン内は勿論のこと自転車関連のお店が並ぶのだけれど、スポーツ配信局のブースもあって、F1 シンガポールGP予選をライブ配信中。
角田選手がQ3に進出していたので、思わず立ち止まってしまった。 -
ここはチューリッヒ湖なのか、リマド川なのか、どこがその境なのかよくわかっていない私。
左のとんがり緑屋根がフラウミュンスター、右の2つの塔がグロースミュンスター、奥の橋がミュンスター橋(Münsterbrücke)
良い天気だね。気温は22度くらい、湿度が低いので過ごしやすくて気持ち良い。 -
練習を終えたコロンビアの選手たちがチーム車の前で休憩中。
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17時前、ゼクセロイテン広場(Sechseläutenplatz)の有料ファンゾーンに入ってみた。
飲食ブースが出ていて、椅子と机があって、おトイレがあって、グッズ売り場と飲食エリアのある簡易建物があって、表彰式会場にもなる。
ちょっと脚を休めたい時に有料ファンゾーンは便利。
そもそも。自転車レースは道路沿道で無料で見られる。
それなのに、わざわざお金を払おうという酔狂な人しか有料ファンゾーンにはいないから、極端な混雑も無い。
週末2日チケットは50.80CHF、平日1日チケットは15.80CHF。
これにZVV乗車券と、1日5CHFのドリンクチケットが含まれている。
青Tシャツはボランティアの方々。
練習を終えたボリビアの選手と軽くお喋り中。 -
コースが賑わっている雰囲気だったので見に行ったら、ハンドバイクの選手が軽く走っていた。
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マジで?マジでその姿勢で前が見えるの?
写真左の2名はアメリカの選手、右側で見切れているのは多分イタリアの選手。 -
頭の後ろにボトルがあって、そこから長いストローが伸びているから選手は水を飲めるのだ。
そしてハンドルを傾けることで前輪が曲がる様子がよくわかる。
写真はオーストリアの選手。 -
ミックス・リレーなので男女混合。
女性選手がいない国もあったように思うので、男女混合可能という意味だと思う。
写真はドイツの選手 -
イチオシ
自転車というのは通常は足で漕ぐのだけれど、ハンドバイクはその名の通り腕で漕ぐ。
腕というか、胸筋、かな?
何にもせよ、シンプルにすげえ。
写真はイタリアの選手 -
車検を待つスイスの選手(手前)とイタリアの選手(奥)。
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出走前の車検中。長さ、幅、高さが規定内になっているかをチェック。
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公式映像のためのカメラ位置から、選手の目線の高さを察してください。
写真はスペインの選手。 -
レース開始直前。
整列する選手。ザワザワするスタッフ。 -
パラサイクリング:ミックス・ハンドバイク
レース開始。
ゼクセロイテン広場前の1周約1.8kmの周回コース。これを各国3人の選手で繋いで9周して(完走すると16.6km)、どの国が速かったか?を競うよ。
1周走ってきた選手が奥のコースを駆け抜け、続く選手は手前のコースから自分の周回に入る。 -
1周走ってきて肩で息をするフランスの選手
観客の私たちは看板をバタバタと派手に叩いて選手を応援 -
私の隣に陣取っていたのは、アメリカ選手の家族や友人だったよう。
1周走り終わった選手とハイタッチ -
カナダの選手
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2位になって喜ぶイタリアの選手
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18時過ぎから表彰式。
チームリレー:パラサイクリング:ミックス・ハンドバイク
優勝:フランス
2位:イタリア
3位:スペイン
優勝したフランスの選手たちは虹ジャージ(アルカンシェル)を着用して登場。
順次メダルと花束を貰い、優勝者には大会公式時計のTISSOTから腕時計が贈られる。
みなさん、良い笑顔 -
フランス国歌と、国旗掲揚
UCI Para-Cycling公式 "X"
https://x.com/UCI_paracycling/status/1837565157490270497 -
今日もCOOPで夕食を調達。
基本的にクレジットカード決済。
タッチ式が上手く反応してくれなかったので、挿入式で払ったよ。
タッチ式が反応しなくて私がオロオロしていたら店員がやってきて「タッチが反応しないことは時々あるんだよね。挿入式でやってみて」と声をかけてくれた(ドイツ語だったのでジェスチャーから察した。) -
18:45頃、ホテル・ホッティンゲンに戻る。
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日没間際の19時半頃、部屋のバルコニーで夕食。
ハムサンド、美味しい。
トマトとチーズのサラダも、美味しい。
10.65CHFの価値がある。
疲れた脚を休めて、明日の計画を練って、今日もおしまい。
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