武陵源・天門山・鳳凰古城2024　その６　～七星山旅游区、七十二奇楼～

2024/09/15 - 2024/09/21

その６は６日目午後の七星山旅游区、七十二奇楼の観光と、帰国について。
七星山旅游区も七十二奇楼も新しい施設で、地球の歩き方にも記載は無いし、ネットで検索しても中国語サイトしかヒットしないし、というところです。あっという間にこれだけの施設を造る中国の底力を感じました。

写真は、ライトアップされた七十二奇楼。もっと広角のレンズやドローンだとかっこよく撮れるのでしょうね。

９月15日　成田出発、上海浦東到着、上海泊
９月16日　台風で上海泊
９月17日　上海虹橋空港から長沙へ、高速鉄道で鳳凰古城へ、鳳凰古城観光
９月18日　張家界へ移動し、宝峰湖遊覧、張家界大峡谷ガラス橋（武陵源泊）
９月19日　黄龍洞、武陵源（張家界泊）
９月20日　天門山、七星山旅游区、七十二奇楼、張家界から上海浦東へ（上海浦東で泊）
９月21日　上海浦東空港から帰国

エリア 張家界(中国)

• 旅行の満足度: 4.5

• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

七星山についてはほとんど情報がなかったため、どこにあるのかも今一つよくわからず、バスに乗って七星山ロープウェイ乗り場に来ました。結論から言うと、七星山は天門山の少し西にあります。肉眼で天門山の展望台が見えましたから、距離もそんなに離れていないはず。

真新しいロープウェイで15分くらいで、山の上につきます。

景区の地図。現在完成している施設一覧ということかしら。

将来的には、いろいろな施設を備えた一大複合リゾートとしたいのでしょう。

左の建物は、建設中の温泉付ホテル。右は完成しているバンガロー群。供用開始しているのかしら。

シャトルバスで５分、1520観光センターに到着しました。ここでもシャンシャンとニーニーがお出迎え。

観光客センターと1520天空の眼との間には、スライダー(？)が用意されています。

1520天空の眼へは、徒歩でもよいのですが、時間が押していたのかガイドさんがスライダー(30元、自費)を指示。

上りはまっすぐの軌道。あっという間に到着。

おお！　あれがツアーパンフレットに載っていた1520天空の眼ね！
「1520」は標高です。天門山1518メートルを超したかった感が半端ない｡｡｡

はい、また靴カバー。新しい！

階段部分もガラス張りです。

床がガラス仕様でも、さすがに張家界大峡谷の玻璃大橋や天門山スカイウォークを経験してくると、別にそんなに高度があるわけでも無く恐怖心もおきません。慣れとは恐ろしい。

右が天門山。左奥には張家界の街が見えます。

デジイチで撮影した写真を販売している写真屋さんがいましたが、普通の写真ではつまらない、ドローンで上空から、1520天空の眼の上にいるんだという構図の写真を撮れば買ってもいいのになぁと思いました。

1520天空の眼から観光客センターへは、下りのスライダーがあります。ディズニーランドのガジェットのゴーコースターみたいな感じ。下りの方が高くて60元。乗りたかったのですが、60歳以上は不可とガイドさんに禁止されてしまいました。私は徒歩でペタペタ。10分くらい。

1520天空の眼へ行ったので、七星山はこれで終わりかなと思っていたら、違いました。シャトルバスで摘星台バス停へ。
待っていたのはガラスの桟道でした。

天門山のは全長70メートルだそうですが、こちらは200メートル。さすがに長かった｡｡｡

足元は断崖絶壁です。ここは、ガラスの強度が上がっているのか、新しくてまだ用意されていないのか、靴カバー無し。

ガラスの桟道を振り返る。よくこんなところにこんなものを造ったもんだ｡｡｡（この旅行で、何回目かの同じ感想です）
天門山に比べると､人も少なくて、高度感を満喫できました。

200メートルを歩ききったあと、ガラス桟道の崖の上にある遊歩道を戻りました。階段で100段ほど上がる、夕方で疲れていたのでつらかった。

遊歩道から下のガラス桟道を見下ろした写真。絶壁!!!

遊歩道の途中の広場です。天気の良い夜は星空がきれいなのかな?!

摘星台からは、さっき行った1520天空の眼も見えます。

だけど、遠くより、つい下のガラスウォークを何度も見てしまうのですよね(^^;)
このあとは、シャトルバスでロープウェイ乗り場へ、そしてロープウェイで下山しました。３時間くらいの七星山旅游区の観光でした。

夕食は張家界市街のこちらのレストランで。個室がいっぱいあるレストランでした。

皆さんで円卓を囲むのもこれが最後です。日本で食べる「中華」とはちょっと違うのですが、さすがに中華料理は少し飽きてきました。でもこういう食事スタイル、好きです。食べたいものを食べたいだけ食べればよいので。ビール30元。ビールを頼むと出てくるコップが、ペラペラのプラスチック製の使い捨てのところが多いのにはびっくり。コーラ、スプライトだと、缶でストローですね。
どこでもいずれもちゃんと冷えていました。

夕食後、ツアーバスで市街地の七十二奇楼へ。この施設は、2022年８月、夜間経済の活性化を狙ってオープン。「湘西の「９つの弓、18の村、奇妙な奇妙な建物」の神秘的な伝説を鮮やかに再現」しているそうです。本館中央の中空ドア開口部は、高さ38メートル、幅28メートル、奥行21メートル。
最初に写真を見たときは、天門洞のパクリかと思いましたね。入場料がかかります。昼間20元、夜間88元。
本館はホテルも入っているそうですが、営業しているのかな。

中は、食堂街というか屋台街という感じです。フリータイムがありましたが、夕食直後なので、食べ歩きというわけにはいきません。ショッピングゾーンはほんのちょっと、お土産物屋さん的なお店が少々。あと、幽霊屋敷とか射的場とかの娯楽施設がありました。

小さな舞台では時々踊りがあったり、

1930年代から40年代の上海をイメージした街区。

ここもちゃんとテーマのある街区だと思います。

20：30からは、中央広場の舞台で劇が始まりました。

火薬も使用した大がかりな劇です（あらすじはちっともわかりませんが｡｡｡）
集合時間になったので出口へ急ぎました。

七十二奇楼で全ての観光を終え、張家界空港へ行きました。張家界空港23：20発の便で上海浦東空港へ向かいます。
今までいろいろな空港で、保安検査を受けていますが、この張家界空港が一番厳しかった！　こんな老婦人(笑)が脛にナイフを装着しているとでも思ってるの?!というくらい入念な身体検査です。マニュアルどおりなのでしょうけど、とすればそのマニュアルが凄い！　保安検査にすごく時間がかかりました。
でも、出発時間になっても、この表示。上海浦東からの到着便の遅れです。またまた台風が近づいているのはわかっていたので、いやな予感｡｡。
まあなんとか、25時には飛び立ちました。

今晩は、上海浦東空港内にあるこのホテルで宿泊。（写真は翌朝撮影）空港内のホテルですから、到着出口から徒歩で10分くらいで着きます。でも宿泊といったって、チェックインしたのが、朝４時前(T_T)

室内。水回りは眠気で撮り忘れたようです。

平面図。私たちが宿泊したのは「北楼」ですが、朝食レストランは「南楼」にありました。

午前中の観光の天門山と合わせて、21,405歩でした。

ベッドに倒れ込んだのが４時過ぎ、そしてホテルを8：30出発ですから、寝たか寝ないかよくわからないうちに起床しなければならず、朝は食欲がありませんでした。

徒歩で空港へ戻って、予定通り11：40発中国東方航空521便で成田へ向かいます。
上海浦東空港は大きいから、出国してからショップがたくさんあって買い物もできるのじゃないかしらと楽しみにしていたのですが(何しろ台風のせいで観光が遅れたので、土産物屋によるという行程が全てカットされました。それはそれで良いのですが）、このターミナルにはなんとろくにショップがない！　時間をつぶすのがたいへんでした。

往きのMU728便は、座席配列３－３で、シートにはモニター無し、USBポート無しでしたが、この便はＡ350で、座席配列３－３－３。モニター有り、USBポート有りで、便によってかなり違うんですね。

ポークORチキンからポークを。
15：45、無事成田に到着しました。

お土産に購入したもの。張家界ビール２本(１本10元、青島ビールは１本５元でした）。台風で日程が押し、土産物屋さんに寄るのは全てカットされたので、お買い物タイムはほとんど無し。張家界陽光酒店の隣のスーパーに朝食後駆け込んで買いました。