はじめてのクルーズ旅行　ゴエモン　on　ダイヤモンドプリンセス　Part4 高知よさこい鑑賞

2024/08/05 - 2024/08/15

誰でも人生で一度は乗ってみたい豪華客船クルーズ。
goemonp家でもついに実現することができました。
今回はプリンセスクルーズ社が運営するダイヤモンドプリンセスでねぶた・よさこい・阿波踊りを一気見するという欲張りな行程です。

ゴエモン「僕的には初の韓国上陸も楽しかったな。」

Part4は韓国から日本国高知へ帰還。

エリア 高知市(高知)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 観光バス 船 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

さて七日目の朝。本日も終日航海日なので、フィットネスジムでストレッチクラスに参加した後、ジムで健康的に一汗流したあと朝食。

ゴエモン「めずらしく健康的な生活を送っているじゃないか。」

客船 ダイヤモンドプリンセス 乗り物

午前中は船内イベントでタオルアートを見学。

スタッフが次々に作り出すタオルできた動物の数々。

これらのレパートリーははスタッフが自力で作り出したり、先輩から習ったりして身につけたのだそうです。

ゴエモン「なんだかぱっと見よくわからない動物もいるな。」

ペンギンやカニさんなど本当にバラエティに富んでいて面白かったです。

お昼までの一時は再びクイズに挑戦。

お昼はプリンセス・プラスの特典でカジュアルダイニングでランチ。

なぜか会場は普段はイタリアンレストランとして使われているサバティーニでした。

刺身の切方とかいろいろ言い出せば切りはありませんが、それなりに食べられる和食でした。ずっと洋食ばかり食べているので、やはり和食は落ち着きます。

デッキに出てみると、ちょうど鹿児島辺りを通過するところで、おそらく桜島と思われる山をはるか水平線に臨むことができました。

午後は船内イベントで船内スタッフがいろいろなゲームを行い、その順位を当てるというゲームに参加。なかなか面白かったですが順位は全く当たりませんでした。

さて本日のディナー。本日はエレガントナイトと銘打って、みなさんちょっとばかりオシャレをしていることもあり、メニューもちょっとばかり豪華な内容になっています。

ワインはいつものシャルドネ。

妻が頼んだエスカルゴ。

妻は虫が大嫌いなのに、どうしてカタツムリは平気なんでしょうか。

カニとエビのシーフードビスク。美味。

goemonpが頼んだボストンレタスとエビのグリル。

エレガントナイトということで、メインはアメリカの御馳走の定番であるロブスター＆ステーキ。

もちろん赤ワインもいただいたことはいうまでもありません。

チョコレート・ピスタチオ・ドームというなんか宇宙空間みたいなデザート。

夕食後はレビュー形式の歌謡ショー「ブラボー！」を鑑賞しました。

さて明日は高知に入港です。おやすみなさい。

８日目の朝。本日は早朝から高知に上陸の予定なので、早めに朝食をいただきました。

韓国から帰ってきたので、一応入国審査をすませ、クルーズ船のシャトルバスで高知市内に向かいます。

シャトルバスは一人往復２５ドルとちょっとお高め。船内のエクスカーションデスクでチケットは購入できます。ただし事前に購入を忘れても、部屋番号を申告すればお部屋づけにできるみたいです。

市内のバスターミナルに到着。外人も多いとあって、このような英語も併記された案内板が設置されています。

はりまや橋方面に歩いていくと、なぜかアンパンマンの石像がありました。

ゴエモン「アンパンマンの作者やなせたかしさんは高知の御出身だったんだね。香美市というところにはアンパンマンミュージアムもあるらしいよ。」

やってきましたはりまや橋。よさこい節の歌詞にもなっている有名な橋なのですが。。。

ゴエモン「え、これだけ？」

日本三大がっかりスポットなどとも呼ばれるはりまや橋ですが、過去のものを公園に移築したり架け替えられたりした結果、現在でははりまや橋と名の付く橋が高知市内に四カ所あるとか。

はりまや橋 名所・史跡

歩くことしばし高知城にやってきました。

高知城は山内一豊がたてた土佐藩の城で、現在の天守の建造は１８世紀、太平洋戦争の戦火をのがれ天守閣や御殿などが当時のまま現存するという歴史的価値の高いお城です。

高知城 (高知公園) 名所・史跡

城内には初代土佐藩主山内一豊と、その妻で良妻の鏡とされる千代（orまつ　諸説あり）の像がありました。

えっちらおっちら坂を上ってくると、天守とそれに続く本丸御殿の入り口に到着しました。

天守は３層６階建て。それほど高さはありませんが焼失前の姿を忠実になぞって再建されたものだそうで、古い様式を今に伝える貴重な建築物として重要文化財に指定されています。

本丸御殿内にはかつて使われていた欄間などが展示されていました。

ゴエモン「これは鴨をモチーフにした欄間だね。センスいいな。」

ゴエモン「そしてこちらは藩主様が座っていた「上段の間」だよ。向こう側の扉の向こうには護衛の侍が隠れられる場所があって、「武者隠し」とよばれていたらしいよ。」

裏側には藩主専用の便所もありました。

ゴエモン「便所も専用とは、さすがに殿様。」

本丸御殿と天守閣はつながっていて、そのまま天守閣に登ることができます。

天守閣からの眺め。

ゴエモン「天気が良くて見晴らしがいいなあ。」

天守見学を終えた後は、何しろ暑いので屋内施設の高知城歴史博物館へ。

ゴエモン「冷房が効いているので癒されるね。」

高知城歴史博物館 美術館・博物館

館内には高知城の歴史年表や、当時使われていた品々等が展示されていました。

涼んだ後は歩いて高知が生んだ英雄坂本龍馬生誕の地へ。

坂本龍馬は土佐藩の下級武士の出で、生家は普段は商家を営んでいました。なかなか裕福な家であったようですが、龍馬は次男坊なので跡継ぎではなく、江戸に武者修行等に出ている内に維新の動乱に巻き込まれていったのでした。

坂本龍馬誕生の地 名所・史跡

ゴエモン「今は当時の商家はなくて、石碑があるだけだよ。維新のヒーロー生誕の地としては、ちょっとばかり寂しい感じだね。」

生誕の地はちょっと寂しいですが、少し離れたところに「龍馬の生まれたまち記念館」という施設があったのでのぞいてみました。

ゴエモン「龍馬の銅像もあるね。」

高知市立龍馬の生まれたまち記念館 美術館・博物館

内部には往時の龍馬の実家の再現模型などがあり、龍馬の足跡をたどれるような展示内容になっています。

ゴエモン「おや、向こうにいる男性と女性は誰かな。」

こちらでは坂本龍馬とその姉乙女さんと一緒に記念写真を撮ることができるようです。

中庭にも写真スポットがありました、左の女性は乙女さん、真ん中が龍馬はわかりますが、右側にいるのは誰でしょうかね。郷土の盟友中岡慎太郎あたりでしょうか？

ゴエモン「僕が小さすぎてよくわからんぞ。」

さてお昼時になったので、お昼を食べに市内中心部に戻ります。

疲れたので市電で行くことにしました。

市電の駅にはこれまた郷土の有名人西原理恵子さんの漫画も飾られています。

ゴエモン「なんか自虐的な漫画だなあ。やはりはりまや橋のしょぼさは地元の人もちょっと気にしているんだね。」

市電がやってきました。市内はどの区間乗っても２００円です。

あっという間に中心街に到着。

１３時のよさこい開始までは時間があるので、ランチにカツオのたたきをいただくことにしました。

それなりに美味しかったです。ではよさこい会場へ向かいましょう。

本日はよさこい全国大会ということで、日本中から集まったよさこいチームが自慢の踊りを競います。

有料席のチケットは自分たちでとりました。最前列だったのですが、日よけが機能しておらずとても暑かったので、２列目３列目の席にした方がよかったかもしれませんね。

よさこい祭り 祭り・イベント

よさこいというのはもっと歴史のあるお祭りだと思っていたのですが、実は戦後１９５０年代になって、徳島の阿波踊りに対抗する形で新しく作られたお祭りなのだそうです。阿波踊りのように決まった踊りがあるわけではなく、手に鳴子を持ち、地元の民謡やご当地ソングに合わせて集団で踊るという以外は自由度が高く、現在では日本各地でご当地よさこいが踊られるようになりました。

というわけで衣装や踊り、先頭に立つトラックもそれぞれのチームが様々な工夫をこらしており、見てるだけでも楽しい祭りです。

デコトラのような派手なトラック。

それにしてもこの猛暑の中、暑そうな衣装を着て踊るチームメンバーたちは、いくら若い人が多いとはいえ、なんだか熱中症が心配になってしまいます。

趣向を凝らした踊りや衣装の数々はなかなか楽しかったのですが、なにしろ蒸し暑い。

我々は踊ってもいないのに、一時間ちょっと見たらもう耐えられなくなってしまい会場を後にしました。

シャトルバスでダイヤモンドプリンセスに戻ってきました。

さらば坂本龍馬。

客船 ダイヤモンドプリンセス 乗り物

ゴエモン「で、結局飲むわけね。」

だって暑いんだもん。

ゴエモン「ほおチャイなどもあるのだな。こっちの方が健康的じゃないか。

不健康だろうが何だろうがアルコールがいいんだい。

ビールでクールダウンして一休みした後、本日のディナーをいただきにメインダイニングに向かいます。

桃の冷製スープ。デザートみたいだったと妻は言っておりました。

魚介類のアンティパスト。

こちらはトリュフクリームのニョッキですね。

メインはサーロインステーキをいただきました。

妻は仔牛料理。

デザートにティラミスをいただきました。

なお写真はありませんが、本日のショーは影絵とシャボン玉を使ったショーでなかなか楽しかったですよ。

さてクルーズ旅行も終盤戦。明日は徳島で阿波踊りを見学します。