2024夏旅　その4 入鹿の里MUSICAと野外民族博物館リトルワード

2024/08/14 - 2024/08/16

2024夏旅の続き。

群馬県安中市にあるホテルルートイン安中をチェックアウトして、愛知県を目指した。　
途中で道の駅やサービスエリアで休憩しながら、愛知県犬山市のお宿、入鹿の里MUSICAへ。

犬山市は犬山城を中心とする観光地なのだが、そちらは以前行っているので行かず、明治村に1番近い景観のよいお宿を予約したのだ。
と、言いつつ明治村にも行かず、連泊して行ったのはリトルワールド。

昨年11月頃よりリトルワールドが行っていたネパール仏教寺院修復のクラウドファンディングに支援していて、その返礼として受け取った入場無料券を使って、修復されたネパール仏教寺院を見てきたのだ。

2024夏旅
その1 甚五焼きと3回目の塩原山荘
https://4travel.jp/travelogue/11921180

その2 奥会津博物館と11回目の蕎宿湯神
https://4travel.jp/travelogue/11921666

その3 3回目のリッチモンドホテル福島駅前からの群馬県のホテルルートイン安中
https://4travel.jp/travelogue/11922352

エリア 犬山(愛知)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: じゃらん

ホテルルートイン安中をチェックアウトして、高速道路にのらず、下道を走っていて最初に休憩したのはここだった。

道の駅和田宿ステーション。

中山道、和田宿だって。
参勤交代や旅人が休んだ場所。

私は今まで福島県会津地方にある大内宿しか知らなかったけれど、当然だけど江戸に向かう通り沿いにこういった場所はあるわけで。

この「400年の時を超え　中山道六十九次　二拾八番宿」ってなんかかっこいいな～と思った。

道の駅自体は新しいのかな？

ショップはこんな感じ。　
地元のものをじっくり見てまわった。

中央自動車道に入ってからは、サービスエリアで休憩。
駒ヶ岳サービスエリア下りは、目の前にデイリーヤマザキがでーんと。

デイリーヤマザキの隣というか、奥にショップやフードコート、レストランなどもある大きなサービスエリアだった。

長野ってあまり来たことが無いのだけど、お土産は何があるのかな？と見ていたら。

巨大な雷鳥発見！

ちっちゃいのもいる～！
なんで雷鳥のちっちゃいのは、羽の模様が違うのがいるの？なんて話していて気づいた。
夏の羽と冬の羽の違いか～！
すご～い、両方欲しい～！


騒ぐだけ騒いで結局買わなかったのだが、今凄く後悔している。やっぱり買っておけば良かった…。

因みに雷鳥の里というお菓子があって、昔々息子が小さい時、英会話教室の夏合宿に行った時に買ってきてくれたお菓子がこれだったな～なんて夫婦で昔話に盛り上がった。

次の休憩はちょうどランチの時間で、何か食べようと恵那峡サービスエリア下りへ。

レストランもフードコートもかなり混んでいて。

だったら、五平餅食べた～い！と、五平餅を買って車の中で食べることに。

暑いところや、人が大勢いるところは苦手なので、レストランに入れない時によくやる手なのだ。

他に天むすを買ってみたのだけれど。
天むすは名古屋の地雷也の方が好きかな。

五平餅は、というと。
今まで食べた五平餅より美味しかった。
と言っても、毎回どこかのサービスエリアなどで食べてみるだけなので、それが本物の五平餅がどうかわからないのだけれど。
それにしても五平餅って見た目に反して、結構ボリュームがあるよね。

五平餅を食べた後は、もう一度お店に戻って、デザートを買う！
和栗モンブランソフトクリーム。

恵那峡サービスエリア (下り) 道の駅

見た目はダブルの方がいいけど、流石にお腹いっぱいなのでシングルを買ってきて車の中で食べた。
和栗モンブラン、激うま！

食べていたら、車の外はスコールみたいな雨風が！

天気も回復。
ようやく今日のお宿に到着。
愛知県犬山市と岐阜県の堺にある入鹿池のほとりにある小宿。

入鹿の里ＭＵＳＩＣＡ 宿・ホテル

入鹿の里MUSICA。

リトルワールドに行くのにGoogleマップで行きやすい宿を探していて、高速道路からもリトルワールドにも行きやすいここを見つけた。
じゃらんのクチコミもとても良く。

フロントで早速チェックイン。

ロビーはガラス張りできれい。

なんとなく企業の保養所だったところを買い取ってホテルにしたのかな？なんていう雰囲気を感じたが、実際のところは謎。笑

部屋へは自分で行く。

私たち夫婦がアサインされたのは107号室。

私たち夫婦がお泊まりに求めるのは「静けさ」なので、お宿を予約する時に「静かな部屋」をリクエストする。
お泊まりになる方は子連れファミリーだったり、お友達グループだったり、楽しく賑やかに過ごしたい人もいる訳だが、そういう人たちの隣のお部屋になって、夜中まで眠れないことが過去に度々あってからは、予約の際にリクエストをすることにしたのだ。

もちろん3世代旅行とか、お友達グループ旅行を否定する訳ではなく、そうして楽しみたい人たちに、フロントから注意を入れてもらうのも、なんだかせっかくの旅行に水を差すみたいで嫌なので、予めそういうお客さんのお部屋とは離してもらうのだ。

今回もリクエストをしていたが、それを汲んでくれてのアサインだった感じがした。

部屋に入ったところ。
正面のドアはトイレ。

トイレは古いタイプだけれど、しっかりウォシュレット！

お部屋は入鹿池を望む和室8畳。
ちょっと狭めかな？と思いつつも2人には充分な大きさ。

床の間にテレビ、湯沸かしポット、電話、インターネットケーブルなど。

クローゼットの中に金庫。

クローゼットの下に浴衣とバスタオル、フェイスタオル。
浴衣はいつものことだが、小さいサイズを持ってきてもらう。
私だけじゃなく、大人でも身長150センチちょっとの人って普通にいると思うけれど、みんなお宿に来た時は同じように小さいサイズをいちいち頼むのだろか？

押し入れの中にお布団。
こちらのお宿は、お布団敷きがセルフ。

私たちお気に入りの四万温泉の湯元長静館もそうだから、特になんとも思わないけど、至れり尽くせりの旅館が好きな人には向かないかな。

広縁の反対側に洗面台。
ハンドソープ、コップ2個、歯ブラシ、ドライヤー。
足元に、旅館によくあるタオルかけが置いてあった。

広縁に冷蔵庫。

窓から見える風景。

お気に入りお宿である群馬県の茜彩庵山水の絶景！と同じとは言えないものの、なかなか素敵な景色でボーっと見ていて癒された。

さて、お風呂混む前に入りに行こう！と大浴場へ。
大浴場は2階にあった。

エレベーターがないので、お風呂2階か～⁈と最初は思ったが、全然大丈夫だった。

向かい合わせに大浴場の入り口。
ありがたいことに、この日は広い方の浴室が女湯だった。入れ替えはなし。

脱衣所。

コットンセット、くし、シャワーキャップ、ドライヤーがあった。

洗面台に2種類の化粧水と乳液。

カランはこちら側と反対側にもあった。
洗面器と椅子は浴室の隅にきれいに並んでいた。

湯船。
温泉じゃないけど、結構気持ちよくて、夕方、夕食後、朝と利用した。

お風呂上がりは冷たい飲み物！と自販機で飲み物も購入。
アルコールもあり。

アイスもあって、種類が揃っているのを見ると、やはりお子さん連れのお泊まりが多いのかもしれない。

夕陽が沈みだして、景色もまた一段と素晴らしい。

夕食はフロント横のレストランで。

先付け　
彩り前菜各種

名古屋の地酒を注文。
東龍純米大吟醸嶺流というお酒。

名古屋に酒蔵があるんだ～なんて言ったら、レストランで給仕をしてくれている年配のスタッフさんが、犬山にもありますよ～と言うので、あ！ここ犬山だ！と大笑い。

そうだよね、犬山に来てるんだから犬山の地酒にすれば良かったな～。

椀物
吸物仕立て

じゅんさいと、とうもろこしと、中のお豆腐みたいなのは味的にウニが練り込まれていたみたいに感じたけど、本当はなんだったんだろう？

上品にまとまっていて、美味しかった。

冷鉢
なすとズッキーニ

えびも柔らかくてそのまま食べられた。

お造り
天然ぶりと黒鯛

焼き物
ぶりの磯部焼き
ゴーヤの佃煮

鍋替
海鮮グラタン

これ、すご～く美味しかった！

陶板
和牛陶板焼き

陶板焼きって旅館でよく出るけど、焼き方が難しくて、せっかくの和牛に火を入れすぎちゃったりすることが多いのだけれど、ここはレストランスタッフの方がちゃんと焼き方やタイミングを教えてくれて、私の陶板焼き史上、いちばん美味しく食べることができた！最高！

御飯
枝豆ごはん、香の物、味噌汁

お茶も入れてくれた！

水菓子
自家製プリン

お腹いっぱい。美味しい夕食で満足、満足。
残ったお酒はボトルキープで、次の日の夕食で出してもらうことになった。

夜の入鹿池も静かで幻想的だった。

朝ごはんもレストランで。

ごはん、味噌汁、納得、海苔、梅干し、焼き鮭、かまぼこ、ひじき煮、卵焼き、おひたし、朴葉焼き。

朴葉焼き、凄くごはんに合って美味しかった。

入鹿の里ＭＵＳＩＣＡ 宿・ホテル

さて。
朝ごはんの後、オープン時間に合わせて野外民族博物館リトルワールドにやってきた。

入鹿の里MUSICAから車で15分弱だった。

久しぶりのリトルワールド。
2年ぶりくらい？？？

ここ、よくテーマパークと言われるけれど、本当は明治村と同じ経営の博物館。

展示されている建築物は実際に世界各国から移築したり、設計図や現地の建築素材を取り寄せて現地の職人さんたちに来てもらって建てているし、それぞれが建っている周りの植栽も現地の植物を植えている。

そんな訳なので昨年、ネパール仏教寺院の修復という問題が持ち上がった時に、リトルワールドはクラウドファンディングにチャレンジしたのだ。
最初、この話を知った時に仏教寺院の修復にそんなにお金がかかるものなの？と思ったが、よくよく説明を読んで納得。
あの仏教寺院って、ただ観光のものなのではなくて、日本にあるけど本物の仏教寺院なのだそう。
…ということで、私も夫も心ばかりの支援をしていたのだ。

で、受け取った返礼品。リトルワールド入場無料券。
今回はこの頂いた入場無料券を利用したのだ。

野外民族博物館 リトルワールド テーマパーク

前回は沖縄から回ったから、今回は反対の山形から回ろう！と、歩いた。

この山形の家、私が子供の頃のおばあちゃんの家に間取りが似てるんだよね～。
おばあちゃんの家は会津だけど、東北の豪雪地帯だから似てるのかもしれない、なんて話しながらみてまわった。

山形県 月山山麓の家 名所・史跡

お次は韓国。

地主の家だって。
オンドルっていいよね、今の床暖房だよ。
よく考えてるよね、なんて真夏の炎天下に話した。

韓国地主の家 名所・史跡

韓国の農家さんのお宅も拝見。

何やらタイの占いなど…。

余りに暑くて、タイのショップでアンチャンティーを注文。

レモンを入れると色が変わる。
面白かったし、さっぱりできた。

タイって昔、行ったことがあるんだけど余りに昔過ぎてどんな文化なのか忘れちゃってる。

タイと言っても私が行ったことがあるのはバンコクとプーケットだから、こういった地方の昔ながらの家屋を見るのは新鮮。

そしてトルコにやってきた。

こっちはトルコ、イスタンブールの旧市街、19世紀に建てられた民家だそう。
神戸の外国人居留地に建つ洋館に似てる。男性の部屋や女性の部屋といった文化は違うけど。

猛暑の中、ようやくやってきたネパール仏教寺院！

ここだよ、ここ。
なんとなく前回来た時よりきれいになってる。

本物のお寺で、中にご本尊が安置されていたり、曼荼羅がかけられているので、中は写真を撮るのをやめて。
中に入るのも土足厳禁。
とりあえず修復できて良かった。
後は外のマニ車に絵を描く方が今後来日されるとか？

ネパール仏教寺院 名所・史跡

ネパール仏教寺院を見た後は余りの暑さに、夏はリトルワールド来るもんじゃないね～と言いつつ、でも私たち夫婦が仕事を休めるのはこの時期だけなので仕方ないか～と苦笑しつつ、冷房が効いているアフリカンプラザを目指す。
ここ、前回来た時もしっかり冷房が効いていて休めたので、ここで休憩。

アフリカで飲まれているという、ビサップというハイビスカスの種類のジュースを注文。酸っぱかったらガムシロップを入れて、と言われたけど、全然大丈夫。
凄くさっぱりして美味しくて、ビサップティーのティーパックもショップで買ってしまった。

アフリカンプラザ グルメ・レストラン

アフリカンプラザの後も、イタリア、フランス、ドイツと回ったが、疲れたので戻ろうとワールドバザールカフェにやってきた。

ワールドバザールカフェは、世界のお土産物のショップと、フードコートみたいなカフェがある。
なんとなくお腹も空いていて、これ食べよ～と注文。

そうしたら。
物凄いボリュームのある食べ物が出てきてびっくり！
これ、2人で食べてちょうどくらいのボリュームだった。

午後3時すぎに、とりあえず今日は疲れたからお宿に帰ろうと、リトルワールドを後にした。
実は私たち、入場無料券を更に2枚持っていたので、次の日もリトルワールドに来ることにしていたのだ。

入鹿の里MUSICAに戻って、お風呂に入り、ちょっとゴロゴロ。

2日目の夕食。
先付け

お酒のおつまみメニューで、日本酒が進む。

椀物
真丈とオクラと澄まし汁がやっぱり凄く上品。

夫は犬山のクラフトビールを注文。

入鹿の里ＭＵＳＩＣＡ 宿・ホテル

冷鉢
なすとズッキーニの揚げ煮

これ、味が染みて美味しかった。

お造り
天然ぶり、よこしまさわら、ぎんのすけ（という名のサーモンだそう）

焼き物
目鯛のポテト焼き
昆布の佃煮

このポテト焼き、初めて食べた味！
美味しい！
工夫されてるよな～。

2日目は和牛のしゃぶしゃぶ。

しゃぶしゃぶ、久しぶりに食べた気が。
美味しかった。

揚げ物
鮎のけんちん揚げ

どういう料理？
初めて聞いた料理名だけど。
食べたらわかった。
鮎を開いて、間に野菜を入れたすり身（もしくは豆腐かな？）を挟んで揚げたもの。

なんて手間がかかっているんだろう。
大事に食べた。

御飯
とうもろこしごはん、香の物、味噌汁。

水菓子
黒豆プリン。

これも上品で香りよく、美味しかった。
ここの料理長、きっと凄腕の料理人なんだろうな。
ご馳走さまでした。

夜はまたお風呂に入って、部屋でのんびりして過ごした。

翌朝の朝食。

ごはん、味噌汁、ハムサラダ、海苔、焼き鯖、笹かま、伊達巻、梅干し、切り干し大根、きんぴら、湯豆腐。

朝からしっかり頂いた。
ご馳走さまでした！

10時前にチェックアウト。
豪華なことはないけれど、基本的に居心地がいいお宿だった。スタッフの方々が本当に皆さん良い方ばかりで。
こちら方面には遠くてなかなか来られないけれど、今度は明治村にも行きたいので、その機会があったらまた是非ここに泊まりたい。
そんな入鹿の里MUSICAだった。

さて。
リトルワード2日目。

2日目は、屋外ではなく本館の屋内展示を見て歩いた。前回来た時も本館の展示を見て歩くだけで2時間半かかっていて、それでもショートカットをした部分もあるので、先ずはそこをきちんと見ようということに。

で、やっぱり2時間半のところで疲れた～と。笑
ランチは韓国亭に行こうと話していたので、涼しい本館からまた猛暑の屋外へ。

野外民族博物館 リトルワールド テーマパーク

韓国亭では食べたい物がいろいろあって悩む。
とりあえず、中に入ろう！

ここが韓国亭。
中は冷房が効いている。

私たちが入った時結構混んでいたけど、そのうちお客が出て、そうしたらまたお客がどっと入ってきた。
回転は早いかもしれない。

韓国亭 グルメ・レストラン

私たちはいろいろ頼んでシェアして食べることに。
チヂミとトッポギ、チーズハットク、チーズボールにアイスゆず茶。

どれも美味しかった～！
また食べたい。

ランチ後はまた本館に戻り、本館最後の大展示室である第5室でのイベント、カラフルマッピングを見た。

世界の祭りをテーマにしていて、確かにきれいだったけど…。

写真を撮る時間も設けられていて、SNSに投稿するにも良いのだろうけれど…。

私はこの本館第5室の展示をじっくり見たかったので、そういう意味でこのイベントはちょっと残念だった。
例えば1時間おきとかに上映してくれれば、展示物もよく見れたのだと思うのだけれど、入れ替え制での短時間での上映が続くので、第5室の展示はじっくり見ることが出来なかったのだ。

そんな心残りはあるものの、ミュージアムショップでお土産を買って、リトルワールドを後にした。