
2023/12/08 - 2023/12/12
17311位(同エリア23774件中)
ペコ太郎さん
やっと海外旅行に自由に行けるようになりました。9月にマイル消化を兼ねて近場の韓国に行き、海外旅行のカンも取り戻せたので、今回はまだ未訪問のバリ島を中心に、最近気になるバンコクも加えて以下のように東南アジア旅行を計画しました。
1日目:地元空港→羽田空港 東京泊
2日目:羽田→香港空港 香港泊
3日目:香港→スワンナプーム空港 バンコク泊
4日目:バンコク→デンパサール空港 バリ島クタ泊
5日目:バリ島ウブド泊1
6日目:バリ島ウブド泊2
7日目:バリ島ヌサドゥア泊
8日目:デンパサール→バンコク バンコク泊1
9日目:バンコク泊2
10日目:バンコク泊3
11日目:バンコク→ソウル(仁川)
12日目:ソウル(仁川)→福岡→地元空港
12日間で8フライト、全席エコノミーで38,000マイル、諸経費7万円でした。航空機搭乗や空港ラウンジ巡りも趣味なので、例によって直行便ではなく可能な限りトランジットで多くの都市に行くように計画しましたが、バリ島入国審査時には初の別室送りにもなりました。。
今回は最後のバンコク2泊と、ソウルトランジットから帰国までの旅行記となります。
-
12月9日(土)、バンコクの朝です。
急遽予約したパークプラザ スクンビット バンコクはアソーク駅の近くで、観光にとても便利な場所にあり2泊で31,317円でした。
この日は、KKDayのアユタヤ・バンパイン宮殿と寺院ツアー(4,474円)に参加しました。 -
8時にアソーク駅マクド集合です。
ホテルからは徒歩5分ほどで、ツアーコンダクターはタイ人女性でタイ語、英語、中国語と日本語まで出来ました。凄い!
参加者は日本2名、台湾2名、以下ベトナム、インド、シンガポールで合計11名と国際的です。
早速観光バスに乗り込み、 -
9時頃に最初の目的地、バンパイン宮殿に到着。
チャオプラヤー川の近くで、アユタヤの20kmほど手前に位置しており、アユタヤ王朝第24代のプラサート・トーン国王によって築かれた美しい離宮です。
入場料はTHB100。 -
敷地は非常に広いため、4人毎にカート分乗して園内を回ることになり、私は日本人2名、台湾人2名の組でした。
台湾の青年に英語で誰が運転しますか?と尋ねると、何と流暢な日本語で「私で良いですよ」との返事、実は東京の商社で働いており、中国語、英語、日本語が喋れました。 -
離宮内はとても広くて、建築様式の異なる美しい建物が数多くあります。
-
徒歩でも廻れますが、カートでとても快適に見学出来たのでお勧めです。
-
いよいよアユタヤ遺群跡に到着。
最初はワット・ヤイチャイモンコン (Wat Yai Chai Mongkhon)でTHB20の入場料。
ここはビルマ軍との戦いの勝利を記念するために建立された寺院で、この仏塔は高さ72mを誇ります。 -
仏塔は登る事ができますが、階段に手すりは無く幅が狭いので、登り降りに注意が必要でした。仏塔の中には金箔が張られた仏像が複数安置されてました。
仏塔上部には回廊があり、ここからアユタヤを一望することも出来ます。 -
また、境内には巨大な白い涅槃像や、
-
回廊には仏像群もあり、アユタヤ遺跡の象徴的な寺院です。
-
次はワット・マハタート (Wat MahaThat、THB50) です。
1374年に3代王によって建立されましたが、ビルマ軍の侵略により廃墟と化しました。 -
この木に包まれた“奇跡の仏頭”が有名な寺院で、14世紀を代表する遺跡です。
その傍らには係員がいて、写真撮影時には仏頭より頭を低くするよう注意しており、地元の人の敬意を感じました。 -
頭の無い仏像が並んでいますが、これが侵略の跡でしょうか?
まさに廃墟で、世界一周で行ったシュムリアップの遺跡群を思い出します。
すでに陽も照ってかなり暑く、備え付けの陽傘をさして回ります。 -
お昼はチャオプラヤー川の畔にあるチャオプラヤ・マールゥアイという店で、タイ料理のカオパット(チャーハン)とビールにしました。
一緒のテーブルになったのはインド男性とベトナム女性で、彼女はアパレルのマーケティング担当、インド人はエンジニアでした。
ずっと一人旅だったので久しぶりに会話しながら楽しく昼食を食べました。
ただインド人男性はヒンドゥー教徒のベジタリアンで、メニューの殆どがダメでライスに香辛料を振りかけて食しており、その傍で炭水化物とアルコールを貪っているのが申し訳ない気がしました。 -
午後からは涅槃物で有名なワット・ローカヤ・スター(Wat Logaya Sutha)へ。
この寺院も1765年から2年間続いたビルマ軍との戦争に敗れ、寺院や仏像はほとんど破壊されてしまいました。 -
広大な草原に悠々と寝そべる高さ5m、全長28mの巨大な寝釈迦仏で有名で、これもビルマ軍により破壊されましたが、1956年に復元されました。
ガイドブックではオレンジ色の袈裟を纏ってましたが、時期によっては袈裟を纏っていないようです。 -
ツアーの途中で撮った記念撮影。とてもいい思い出になりました。
またこのツアーに参加して、インドとシンガポールは当然ですが、台湾やベトナムの人も英語が出来たし、バリ島の若い人も英語が通じたので、これからは日本もっと国際的にならないと、東南アジア諸国に置いて行かれるのではと少し心配になりました。 -
最後はワット・チャイワタナラーム (Wat Chaiwatthanaram、THB50) 。
1630年、第24代王・プラサートトーンが亡くなった母を偲んでチャオプラヤー川の西側に建設した寺院です。 -
建築様式はカンボジアのアンコール・ワットに似ていることから、カンボジアとの戦争に勝利を収めたことを記念して建てられたとの説もあります。
-
アユタヤの中でも最も美しい遺跡の1つと言われ、人気ドラマのロケ地にもなったことから恋愛成就を祈願する恋愛パワースポットとなり、多くのタイ人女性が訪れていました。
陽も傾きだしたので、ツアーは終了、バスはバンコクに戻ります。 -
Jodo Fairs NightMarket付近で解散したので、そのままマーケットに行きます。
-
最近新しくなったようで、綺麗で衛生的、飲食や雑貨、衣類が売られており、とても賑わっていました。
まだ夕食には早いため、明日の寺院巡りで着用するタイパンツを値切って100THBで購入しました。 -
その後、マーケット最寄りのMRTのラマ9世駅からアソーク駅まで移動しますが、何とバンコクのMRTはVisaタッチ対応になっており、日本のクレカも使用可で更に便利になっていました。
駅向かいのターミナル21に入り、最上階にある -
フードコートで夕食を取ることにします。
値段も安くとても衛生的でお薦めのスポットです。 -
この2品にマンゴージュースも加えても、150THB以下でした。
-
徒歩でアソーク駅に戻ります。遠くに見える赤いネオンサインは泊り損ねたRed Planetです。
-
12月9日(土)、バンコク2日目の朝、ホテルで朝食を取ります。
本日は日中は久しぶりのバンコク三大寺院「ワット・プラケオ」、「ワット・ポー」、「ワット・アルン」を巡り、夕方からはカオサンロードで飲む予定です。 -
とりあえずチェックアウトし荷物を預けます。
またまた一人ですが、旅行のために日頃ジムで鍛えており、気力・体力は十分です。最後のバンコクを楽しむぞ~ -
以前(2018年)三大寺院に行った時は、BTSスクンビット線からサイアム線に乗り換え、サパーンタクシン駅の船着き場からチャオプラザExpで川を上ってワット・アルンに行きました。
その後MRTブルーラインが延長したので、アソーク駅からサナームチャイ(Sanam Chai)駅下車、そこからワットポーまで徒歩5分で行けるので、ずいぶん便利になりました。 -
最初はワットポー。
1788年にラマ一世によって建立されたバンコク最古の寺院で入場料は200THBでした。
由緒正しい寺院で短パンは不可ですので、到着直前に昨日購入したタイパンツを穿き、ミネラルウォーターを貰って入場します。 -
全長49メートル、高さ12メートルの金色の大涅槃仏。
20THBでコインを受け取り、礼拝堂に設置された108のお鉢に祈りながら順に入れていきます。
若い頃よりは煩悩は減ったと思いますが、念には念を入れて。。 -
有名な涅槃像の足の裏にある螺鈿の文様。
-
外に出ると、装飾が美しい大小さまざまな仏塔と本堂があります。
またここはマッサージも有名ですが、結構高いので受けませんでした。 -
出口から出て次へ向かいますが、炎天下を歩くととても暑いです。
-
ワット・プラケオはエメラルド仏が納められており、別名「エメラルド寺院」といいます。
-
500THBを支払い入場、入り口にはラーマキエン神話に出てくる「モック」と「ヤック」が警護してます。
-
本堂に入り御本尊のエメラルド仏を参観しますが、現地の方は一生懸命お祈りしており、とても厳かでした。
-
この装飾も見事です。
-
寺院内には数々の建物や壁画があり、ひとしきり見るだけでも、結構時間がかかります。
-
ワット・プラケオは宮殿と隣接していますが、これはドゥシット・マハー・プラサート宮殿。
十時型の建物に4段重ねの屋根、尖塔がそびえ立つタイの伝統的な建築様式で、現在は王族の葬儀即位記念日などの式典に使用しているそうです。 -
そこから徒歩でターティアン船着場へ向かいます。ここから渡し舟で5分ほどで対岸のワット・アルンへ渡ることができます。
-
料金はわずか5THBです。
-
ワット・アルンはアユタヤ時代に建立されましたが、その後19世紀初頭にラーマ2世のにより特徴的な堂塔が建設され、現在はワットアルンの名前で親しまれています。
-
タイは上座部仏教が国民の95%以上を占めますが、ワットアルンはヒンドゥー教の影響を受けたクメール様式の建築物で、そのため他の寺院とは異なった趣きです。
-
前回来たときは修復直後なのか、全体が真っ白だったのですが、
-
現在はいい具合にくすんで、歴史を感じます。
夕方まで滞在し、渡し船で船着き場まで戻り、そこでGrabバイクを呼んでMRTサナームチャイ駅に戻りました。そこからブルーラインでホテルまで戻り、荷物を受け取ります。
バンコク最後のホテルは、先日利用したTrue Siam Phayathai Hotel(1泊 6,416円)で、移動にはGrabを利用しましたが、トヨタ・ランドクルーザーでとてもきれいな車でした。 -
夕方で混んでましたが、Grabカーで快適にホテルまで移動します。
チェックイン後、しばらくしてから今度はGrabバイクを呼んでカオサンロードまで移動しますが、バリ島と異なりヘルメットもなく、夜の交通混雑の中バイクを飛ばすので、結構怖いです。
交通事故のリスクを考えたら、車の方がいいかも。。 -
最初、カオサンロードを歩き回りましたが、音楽がうるさく混雑して落ち着かないので、1本隣のランブリット通りに行きました。
通りをしばらく歩いて、 -
こちら「My Darling in the garden」は落ち着いて過ごせそうなので、この店に入り
-
パッタイとシンハービールを貰いました。裏カオサンとも呼ばれいるようで、落ち着いた雰囲気でまったりと酒を飲むことができたので、おっさんにもお薦めのエリアです。
-
一日中歩いたので、通り沿いの店でマッサージを受けます。30分、150THBで肩と足の2軒を梯子しました。
バイクは懲りたので、今度はGrabカーを呼びホテルに戻ります。 -
バンコクではGrabがすっかり定着したようで、高級車やきれいな室内とBGMなど、ドライバーも客の評価に気を使ってクオリティーが上がってます。日本も導入して欲しいと思います。
ホテルはパヤタイ駅に近いので、空港への移動には便利です。 -
12月11日(月)の早朝にチェックアウトし、前回同様にパヤタイ駅のALR始発で空港に到着、現金で45BTでした。
-
出国手続き後に、シンガポール航空のシルバークリスラウンジに入り、
-
シャンパンと朝食を貰います。
-
タイ国際航空TG652(789)便で、8:00バンコク発~15:25ソウル仁川着で5時間25分のフライトです。
前回9月のソウル旅行でカンジャンケジャンが美味しかったので、もう一度食べようと思い、敢えてソウルでトランジットしました。 -
宿泊は東大門のHotel DDKで約1万円でした。
しかしソウルは夜になると生憎の大雨となり、風も強く寒い。。
そういえば12月でした! -
残念ながらカンジャンケジャンは断念し、大人しくホテル近くの店で、蘭州牛肉麺を食べました。
-
翌朝は曇りだったので、東大門デザインプラザや
-
東大門など周辺を少し散策し、
-
9時前にチェックアウト、東大門からソウル駅を経由してArexで仁川空港に向かいます。
-
出国審査も終え、アシアナ航空のラウンジに入り
-
比較的空いているラウンジで
-
ゆっくり朝食を取ります。
-
7フライト目はアシアナ航空のOZ134(32Q)便で、12:40ソウル仁川発~14:00福岡空港着(1h20m)です。直行便が取れず、また福岡経由です。
-
福岡空港の国内線ANAラウンジで1時間半ほど過ごし、
-
最後のフライトはANA便で16:35福岡発~18:20に地元空港到着でした。
これを持って、12日間に渡るバリ島・バンコク旅行は終了です。最後のソウル以外は天候にも恵まれて、病気・ケガやトラブルもなく充実した旅行となり、やっぱり海外旅行はいいと改めて思いました。また長期休暇を承諾して下さった職場にも感謝です。
最後まで拙い旅行記にお付き合いくださり、ありがとうございました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
バンコク(タイ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
67