グアテマラのアカテナンゴのフエゴ火山の噴火を見にトレッキング行って来た。

2024/05/08 - 2024/05/09

今回グアテマラ訪問のメインイベントの一つがアカテナンゴ火山を見るトレッキングツアー。とにかく大変だった！
でも絶景を本当に堪能できた！

エリア アンティグア(グアテマラ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 徒歩

申し込んだの老舗、このツアー自体を考案したV Hiking。
朝7時に集合場所の貯水槽前で待つ。
ロゴの入ったバスが来てすぐわかった。
途中他の参加者をピックアップして事務所到着。

のどかな田舎町。

ここを登るんだね。

朝食！

そしてレンタルが必要な人はそこで有料レンタル。
大体なんでもあるから荷物減らしたい人は気軽に行ってそこでレンタルでいいと思う。

上は冷えるからダウンジャケット必須！

手袋もね。
僕は持参したけど使わなかった。
そこまでは寒く無かった。

トレッキングポール。
これは高くても手に輪が付いているタイプを借りましょう！
坂道で輪が無いと手が滑る！

スタッフから出発前に説明。

準備ができたら出発。
そして僕は行きはポーターサービスを注文してた。
これは荷物を僕の代わりにポーターが持って行ってくれるサービスなんだけど！充電器やバッテリー等電子機器が多くて「重すぎ！11㎏までだよ」って言われた。
先に分かってたら荷物減らしたのに・・・
サイトに明記無いので、ポーターサービス申し込む人は気を付けましょう。
事務所に置いていくこともできたけど、荷物の一部を僕が持って行く事で解決。

そして出発地へ移動。

いよいよここから登山開始。
今回の参加者は24名。そしてポーター・ヘルパーが6名。

始めは一塊になって進んで行くけど遅い人が出てくる。するとヘルパー1名がその人についていく。
結局4グループぐらいに分かれたかな。
ただし第一グループが一番多くて15名位。大学生っぽい人が多かったから余裕だったのかな。でもこれは珍しいらしい。

僕は第二グループ。第一グループより数分遅れ。
こう書くと単に僕が気軽に歩いてたから数分遅れただけみたいな表現だけど、とんでもなく大変だった。

ここまで来て既に疲れた！
でもまだ1時間も歩いてない！

ここまではちゃんとした店もあるし有料だけどトイレもある。

ひたすら歩く。

1時間半強歩いてやっと入口！
ここで入山料支払ったよと言う腕輪を付けられる。
これはツアー料金込み。

こんな道をひたすら歩く。
約45分に一回20分程度休憩。

3600ｍまで上がるから空気がどんどん薄くなっていって高山病特有の眩暈はしてくるわ、ふくらはぎはドンドン突っ張って来るわ、何度「もう無理！」って思ったか。

こんな風な休憩所。
水をポーターに持たせてたから彼を探して水貰う。
3リットル持参する様にと言われたけど4リットル持って来た。
実際は余ったからやっぱり3リットルで十分。

ランチ！
これは事務所で貰って自分で持って来る。
つまり食べると荷物が軽くなる！

5時間過ぎてみんなお疲れ・・・
と思いきや、第一グループは元気！
若さには勝てない！

この辺になるとキツい登山ルートから割と平坦な道になって来た。
それでも1時間歩いたけど。

5月は雨期って言われてるけど、5月上旬はまだまだ乾季。
運の悪い人の動画見た事あるけど、ここまで上がって雲しかないって思ってたら雲を抜けた！

6時間歩いて山も小屋も見えて来た！

到着後、部屋割り。
僕はアメリカ人大学生2人組とシェア。
ほんとに寝るだけの小屋。去年この小屋を作ったんだって。
それまではテントで風の強い日は大変だったらしい。

因みにトイレテントがあって、一応洋式便器もある。
用を足したら横にある用足し後用の砂を上にかける。
他の人に見られる事は無いから女性も安心だけどウェットティッシュやアルコール消毒液は男女共に必要でしょう。
シャワーは無い。

15分に一回位？噴火してる！

この後フエゴ山の近くまでのオプショナルツアー。200ケツァール。
30分下って60分上がるって聞いて、不参加決定！無理無理！
結構参加してる人いた。
結果論になるけど、このオプショナルツアー、参加しなくて正解。

この写真は綺麗に山写ってるけど、この後雲がかかってきた。
戻って来てから聞いたけど、何も見えなかったって。
ベースキャンプからは噴火を堪能できてた。

焚火するのかな？

そして彼らが歩いている時、残ったメンバーでマシュマロバーベキュー。
これはスタッフが用意してくれた。

バカにしてたけど結構おいしい！
この辺からキャンプファイヤー囲んで世間話が始まった。

アメリカ人がこの日は一番多かったけど、プエルトリコ、フランス海外県のリユニオンなど世界各国から参加してた。
時期的な事があると思うけどアジアからの参加者はいなかった。

日が暮れて来た。

夕食。
シンプルだけどお腹空いてたからとっても美味しく頂きました。

完全に暗くなってきた。

そうすると今まで煙しか見えなかったのにマグマが見え始めた！
そしてこの星空！
写真の火口から左上に流れてるのは煙じゃなくて天の川！

これは動画も勿論いいけど、生で爆発音聞きながら見るべき！

マグマが流れ落ちて行っているんだよね。

そしてこの澄んだ空気で見る星空！
iPhoneでもこの美しさ。
一眼レフならもっと綺麗な写真撮れてるでしょう。

明日早朝4時発の無料の山頂へのツアーに参加する為に早めに就寝。
なんだけど、爆発音が凄くて目が覚める。
夜の噴火は昼とは比べ物にならないくらい綺麗。
昼も同じくらいの爆発していると思うんだけどね。

午前4時少し前に起床。
参加者を集めたらたった7名。
有料の夕方のツアーの方が多かった。

で、出発！っていきなり物凄い急な坂道を登り始めたらなんでもなかったはずの足が痛みだした。
これから山頂へ1時間登って、それから戻って来てその後下山しないといけない。
出発10分位でこりゃ無理、でも今ならまだ戻れると思って出発10分位で「無理！戻る！」って言ってギブアップ。
スタッフが途中まで一緒に下ってくれて、小屋が確実に見る事ができる所まで来たら分かれて彼は登って行った。

もう寝付けず火山を観察。
ここでも十分凄い噴火を見る事が出来た。

夜の噴火を堪能したい人は早朝ツアーに参加しない代わりに夜起きていましょう。

朝五時過ぎに明るくなってきた。
綺麗。
キャンプ場から見て左側の山。
こっちの山は火山ではない。

こっちがキャンプ場から右にあるフエゴ山。

太陽が昇って来ると噴火が同じでも溶岩の赤よりも煙の灰色の方が強くなってくる。

不思議な光景。

SNS用宣伝。
載せておくね！

噴火は昼夜関係無い。

皆さん起きて来た。
ってか、もったいないよ、この景色見ずに寝てたなんて！

朝食！
食べたら出発。

帰りは同じ1時間でも歩ける距離が全然違う。

帰りは荷物減ってるからポーター頼まなかった。
ポーター頼んだ方が楽だけど、特に問題も無く。
水が4リットルから500mlボトル1本になったのは大きい！

休憩所も往路は同じ距離で2か所だった所が1か所。休憩時間も15分取っていた所が5－10分。
それに使う筋肉が違う。痛い部分が違う。

休憩してるけど、みんな余裕ある。

ただ、砂埃が凄くて！

腕輪貰った入口まで来た！

後少しで麓だ！
って、前日は麓からここまで2時間歩いたけど。

出発して1時間位たった人達とすれ違う。
既に疲れてる人いるけど、君たちはこれから後5時間歩くんだからね！

麓の方は埃っぽいのでマスクとか持っていると便利。

往路が6時間弱かかった所が復路は3時間半で麓まで。

戻って来た！

この後お迎えが来て、事務所まで。
お菓子と飲み物が用意されていたのは嬉しかったけど、それよりも綺麗なトイレと手が洗える事！
必要な人はシャワー室もあった。

その後、オプショナルツアーでアティトラン湖へ行く人とアンティグアへ戻る人と別れて解散！
僕は時間に余裕無かったからアンティグアへ戻った。

凄い良い経験したけどもう一回やりたいかと言われたらやらない！体がもたない！
でも興味ある人には勧める！
是非V-Hikingツアーで！

この旅行記へのコメント （2）

• ElliEさん 2024/07/22 04:38:12

  富士山みたいな山

  こんにちは！
  
  ここ、以前娘がグアテマラ旅行した時に写真を送ってきて、富士山みたいだなあって思ってました。
  娘も登ったらしいけど、こんなに大変なんですね。
  
  私も山登り好きなんで、こういうところは行ってみたいけど、グループで行くとなると絶対若い人についていけないので、もう諦めてます。
  プライベートツアーがあれば・・・。
  いや、それより何より、治安は大丈夫でしたか？
  カナダ政府は、ハイレベルの警告を出していますが。
  

  Noelさん からの返信 2024/07/23 03:05:26

  Re: 富士山みたいな山

  このキャンプベースに小屋を持っているのは3社だけらしいので、プライベートツアーはかなり高額になると思いますよ。
  高齢の方はいましたけどね。
  アンティグアの治安は全く問題ないです。
  夜中遊んでましたが、深夜に何の心配もなく中心部のサルサバーから宿泊先へ歩いて戻りました。