2024/07/06 - 2024/07/06
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jh2fxvさん
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この旅行記スケジュールを元に
千葉県に転勤してきてから旅行やお出掛けで足を運ぶようになった『成田国際空港』
今回は『空の駅 風和里しばやま』と『航空科学博物館』、『空と大地の歴史館』の3点セットで訪問しました。
1冊目は成田空港の歴史遺産として、成田空港第2ターミナルで運用していたシャトルが展示されている『空の駅 風和里しばやま』と空港開設に渡り、長きにわたる地元住民と建設推進派の成田闘争や、反対派を真正面から紹介した全国でも珍しい資料館『空と大地の歴史館』です。
『空の駅 風和里しばやま』
https://sorafuwa.com/
『空と大地の歴史館』
https://www.rekishidensho.jp/
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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土曜休日の朝、自宅からマイカーで出発、東関東道四街道インター~冨里インターまで高速移動。
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最初に立ち寄りしたのは『空の駅 風和里しばやま』
空の駅 風和里しばやま お土産屋・直売所・特産品
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埴輪でお馴染み芝山町の観光案内。
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この辺りは隣接する冨里市のスイカがお馴染みです。
空の駅 風和里しばやま レストランフワリ グルメ・レストラン
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そして道の駅ではなく、空の駅と言うことで向こうには・・・
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飛行機がど~んと飾ってあったりする。
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実験用航空機とあります。
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道を挟んだエリアには、成田空港第2ターミナルで2013年9月まで運用していたシャトルも展示されております。
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2両が地面にそのまま置いてあるみたいでウッドデッキで周囲を囲っています。
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シャトルシステムと呼ばれていたモノレールみたいなもの。
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NAA(成田国際空港株式会社)の文字もあります。
https://www.naa.jp/jp/ -
20年間の運行のLAST RUNが2013年9月26日、もう11年前ですね。
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残念ながら施錠されていて車内には入れません。
距離や乗車時間が短いためだったようで簡易座席しか無いみたい。
今で言う、羽田や成田で見られる動く歩道ができるまではこれが手段だったのかと・・・ -
これは色褪せしてないので当時の物とは違いますね (^^ゞ
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本日も危険な暑さになりそう・・・(^▽^;)
それをなるべく回避したく朝一で来た。 -
空の駅は成田空港滑走路延長線上にあるため、頻繁に離陸する飛行機も見られます。
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そして10時開館前に併せて『空と大地の歴史館』へ・・・
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トイレの上には実際に稼働してそうな飛行機用のサーチライトらしきものも・・・
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『空飛ぶ学び舎ラボ』https://www.soramana.com/
『航空科学博物館』敷地内に2022年11月にオープンした小さな空港をイメージした学習や会議施設。 -
ここも離陸機体が目の前で望めます。
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外には無造作にエンジンらしきものや機体の部品類がシートを掛けて放置されておりました。
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向こうに見えるのが『航空科学博物館』
同じ敷地内にありますので後ほどあちらも行ってみます。航空科学博物館 美術館・博物館
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そしてこちらが『空と大地の歴史館』
成田空港 空と大地の歴史館 美術館・博物館
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『成田空港空と大地の歴史館』は成田国際空港株式会社(NAA)が2011年6月に開館させたもので、成田国際空港建設をめぐる人々の歴史を後世に伝えることを目的にしています。
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入館は無料、成田市三里塚に建設が決まった1966(昭和41)年から開港の1978(昭和53)年まで、約12年間に及んだ反対同盟と国・空港公団との戦いの日々を振り返ることができる展示物や歴史資料が展示されています。
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館内展示は1階フロアのみ。
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反対運動に苦しめられてきたNAAが、負の遺産資料を残そうと、開館させた施設ではありますが、地元でもあまり知られていないです。
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当時の空港予定地の航空写真。
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全国的にも珍しい反対派の歴史と背景を詳しく紹介しています。
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この時代に並行して流行した歌謡曲などのレコード展示。
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そのため、元反対派が提供した資料も、多く展示されています。
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寝耳に水で空港建設が発表されたときの初期反対運動。
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その歴史や実際に反対派が使用した幟や看板、用具類も展示。
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成田闘争、三里塚闘争そして進化する過程が紹介されています。
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遠く離れた岐阜や愛知に住んでいた頃は、大まかにしか知らなかった成田空港開港までの歴史に関して色々と学ぶことが出来る展示です。
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その中で流血の日々と題したコーナーは・・・
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赤いテーマ色に囲まれた異様な空間の中に・・・
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闘争や反対勢力には子供まで参加した。
うちの会社にも成田や冨里周辺から通勤している人多いのでもしかしたら参加した人いるかも・・・ -
署名や実際の書類、使用された学生連盟のヘルメットや火炎瓶、ゲバ棒などで武装した人型のパネルが20体ほど並んでいます。
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それでも強制的執行は続くことで・・・
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反対勢力は現在も一部残る『岩山大鉄塔』などを建設した。
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『横堀要塞』にも立てこもりや・・・
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管制塔占拠事件も発生する。
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それも時系列で説明。
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細かい詳細は是非足を運んでみてもらいたいです。
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管制塔占拠事件被告の拘置所から届いた年賀状。
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当時は無かったが、個人情報保護で住所は隠されていますね。
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ここは資料スペース。
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関係する資料や本があります。
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冊数は多くないが、これだけあるってこと。
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これまでの・・・
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力と力の対立から・・・
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話し合いを促した書文。
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開港までのそれぞれの年表。
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そして反対勢力も抵抗したが・・・
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1978(昭和53)年5月20日に遂に『成田国際空港』は開港。
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開港3日間のドキュメントなんてのもあった。
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現在の滑走路の断面。
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合計150㎝にも及ぶ層で飛行機の荷重を支えているんですね。
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最後にこの珍しい展示館を見て、観光立国を目指す日本の表玄関『成田国際空港』建設に当たり、その裏側にあった犠牲になった地域や人々がいたという事を忘れてはいけないと感じさせられた展示でした。
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旅行記グループ 成田空港周辺観光
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