思い立ったが南部アフリカ　その１

2024/06/15 - 2024/06/17

アフリカの朝日に照らされ刻々と変わるナミブ砂漠をいつかこの目で見たい

「いつか」っていつ？
行きたいと思ったら今行かなきゃ！
パンデミックを経験したから特に、年齢的にもそう思う
しかし南部アフリカに個人旅行で行く体力も気力も自信も実力も経験もない
それに行くからはベストシーズンに行きたいし
そこでいろいろ情報を集め決定したベストシーズンは6月　選んだのは
阪急トラピックスの「ハイライト南部アフリカ　5か国10日間」
主人は6月は会社を休めないということで
人生初めての海外１人旅（ツアーだけど）
1人参加でも大丈夫なのか不安にドキドキしながらの出発です

エリア ビクトリアの滝周辺(ジンバブエ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 100万円以上
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: エチオピア航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

阪急トラピックスの「ハイライト南部アフリカ　5か国10日間」は
エチオピア航空利用
成田発着の9日間首都圏コースと
関空発ジェットスターで成田空港へ
そこで成田発のメンバーと合流する関西圏10日間コースの共同催行です
私は関西在住ですが成田発が関空発より4万円安かったので
成田発着で申し込みました
成田までは伊丹→成田をJALの特典航空券で
成田後泊は東横イン成田空港新館を自分で予約
帰りは羽田→伊丹をやはりJAL特典航空券で
ビジネスで行く海外旅行費が爆上がりしてるので
安くできるところは徹底的に安くを目指します

成田国際空港 空港

ビジネス利用なのでこちらのトラックから

さて
旅行代金ですが
1,339,800円（1人部屋追加代金不要）・・と言ってもその分割高なような

国内空港施設利用料　　2,460円
国内空港保安サービス料　550円
国際観光旅客税　　　　1,000円
海外空港諸税・サービス料　16,510円
予約・発券システム料　　　4,360円
海外保険(10日間）　　　10,060円

そしてサーチャージ　　98,620円
6月15日発のこのツアーの正確なサーチャージの内訳はわかりませんが
１つ前の5月26日発の同コースツアーは
・エチオピア航空のサーチャージ：
成田→ビクトリアフォールズ＋ウイントフック→成田のサーチャージが63,780円
成田→アディスアベバまでは片道サーチャージが50ドルなのに高すぎない？
しかもビジネスとエコノミーでは約15,000円の差があるのです
サーチャージにビジネスとエコノミーで差が有るなんて初めて聞いたわ

・アフリカ国内のサーチャージ：ヴィクトリアフォールズ→ケープタウン＋ケープタウン→ウィントフックが33,580円
LCCなのにサーチャージ高すぎない？

だけど1人で南部アフリカに行くのは無理だから・・・（涙）

いつもワンワールドの航空会社利用なので
ANAのビジネスラウンジを利用するのは初めて
第５サテライト４F 52番ゲート近くのラウンジです
混んでいます

ユナイテッド航空のラウンジが一番近くでしたが
もうすでに時間的にクローズでした

成田空港国際線 ANAラウンジ 第5サテライト 空港ラウンジ

機内食のことを考えて
きつねうどんとカレーを
アルコールも飲まず

ANAのラウンジ
シャワーの予約をしたら44番目
ギリギリまで待ってたけどスマホのSMSに連絡は来ず
荷物をまとめて搭乗口に行こうしたとき
「シャワーの順番がきました」のメッセージ
迷ったけどシャワー利用しました
髪を洗うことはやめましたが
　
このツアーのビジネス利用者でシャワー利用したの私だけでした

成田発　21:15発

バタバタしながら35番搭乗口へ
10分ほど遅れて離陸

エチオピア航空のチェックインカウンターで
できるだけ隣に誰も来ない通路側の席を希望したら
「今のところは誰もいないが、アップグレードしてくる客がいるのでどうなるかわからない」と言われました
結果は・・同じツアーのシニアの女性が隣でした

ウエルカムドリンクがシャンパンなのは良いよね
スパークリングワインのときがあるもの

アルコール類は充実してる
（中国東方航空利用後なので特に感じる）

エチオピアレッドワイン
チキンチョイス
キムチがあるのでご飯はすすむすすむ

ビジネスクラスを1人で利用する際のデメリット
座席が2-2-2の場合　隣に来る人次第
今回の隣の女性は物凄くしゃべる人で
息継ぎをせずに自己主張をする人でした
仁川までで限界に？

ここはやはりエチオピアコーヒーよね

エチオピア航空は仁川で清掃の為降機を伴いますが
（荷物は全部持って降ります）
アディスアベバまでの座席は成田からのと同じシートになります

仁川空港23:40着　(飛行時間2時間25分）
01:05発　
セキュリティチェックあります

ラウンジに行きたかったんだけど時間がなかったし
時間が遅いのでラウンジクローズしていたような
仕方なく搭乗口へ

仁川国際空港 (ICN) 空港

ビジネスの一番後ろの席が空いていたので
CAさんに座席を変わっていい？と聞いたら
今日はぜんぶ座席は埋まっているとのこと
どういうこと？？？？？

分かりました
空いてる席はエチオピア航空のクルーたちを中継地まで送るための席
デッドヘッドでした
何年か前ユナイテッド航空が　クルーたちを運ぶために満席だった機内から
アジア人を無理やり引きずり下ろしたことがあったよね
大人しく今までと同じ席を利用します

同じツアーの人だし
個人旅行で南部アフリカに行く自信はなかったし
仕方がないと思い
相変わらずのおしゃべりに付き合いながら2回目の食事

メインはビーフをチョイス
これが案外美味しいの


隣の人のおしゃべりが静かになったと思ったら
今度はいびきが始まった
アフリカ大陸に到着する前に
すでにウンザリ気味です

2～3時間うとうとした後
朝食はチャプチェをチョイス
このメニューはベジタリアンメニューだったのかも
シリアルとクロワッサンは美味しい
フルーツは固い

日本の甘くて柔らかい果物を食べたら
海外の人達　最初一口食べて「腐ってる？！」って驚いて
そして「いや熟しているだけ　なんて甘くておいしいんだ!!!」って感動するでしょうね

間もなくアディスアベバ到着
3000ｍ級の山々に囲まれている

アディスアベバ
大都市
標高高そう(2,400ｍ）

アディスアベバ到着06:45着(飛行時間11時間40分　時差6時間）

エチオピア航空を利用することがなかったら
私、アディスアベバに来ることは現世において無かったと思う

ボレ国際空港 (ADD) 空港

エンドレスエチオピア航空

遅ればせながら
成田→仁川→アディスアベバの機材です
ビジネス客から先に降機

セキュリティチェックのあと
搭乗口A13付近にある
エチオピア航空のラウンジへ

ラウンジ受付の左手には
コーヒーセレモニーの間
「カリオモン」

なんてったってエチオピア連邦民主共和国は
「アラビカ種の起源」と呼ばれるコーヒー発祥の地ですもの　

コーヒーセレモニーを受けるには
ゆうに1時間以上はかかるし
コーヒーも３杯は飲むらしい

コーヒを１杯だけ頂いて
ラウンジの写真を撮って
搭乗口へ

ちなみにこちらのラウンジはカードでは入れません

メインのダイニングエリア
広いラウンジです

窓からはアディスアベバの街が眺められます

インジェラ！
粉末にしたイネ科の穀物「テフ」を水で混ぜ３日間発酵させてクレープ状に焼いた物
エチオピアに来たら絶対に食べたかったエチオピアの主食
あぁ、なのに乗り継ぎ時間が短くて食べる暇がありません(涙）

バー

では今回の南部アフリカツアーのメンバー紹介を
全員で9人＋添乗員さん
ご夫婦1組　おひとり様7人
首都圏から4人　関西から3人　愛媛から2人
男性4人　女性5人
でした

流石におひとり様追加料金不要なのでおひとり様が多いです(笑）

そうそう
エチオピア航空のＣAさんたち
美人ぞろいだったの
彼女のようにね

アディスアベバ発　8:30
ヴィクトリアフォールズまでは窓際の席

飛行時間も4時間40分だし
昼間だし景色を楽しみたかったから
窓際の席は狭いという口コミのエチオピア航空ビジネスでも
窓際の席を選びました（成田空港でのチェックインの時に）

今回のフライトは隣は空席？と期待したけど
お隣は地元のサラリーマン（多分）

ギリギリに乗り込んで来たので
多分アップグレード客では？と思う
スリムで足が長く小顔でスタイルが良いのよ

ランチタイム
スターターは
ツナステーキ
・・・・想像していたものとは違うけどね
なまり節が近いかと

でもエチオピアに来たら絶対に食べたかった
エチオピアの国民食　インジェラが！機内食で！サーブされた！！！
ワットと呼ばれるエチオピアのシチューは全部盛りにしてもらいました

上手に手でインジェラを食べる
お隣の男性はお代わりしていました

インジェラのあと
メインは何に？とＣAさんに尋ねられたけど
いやいやいや
もうお腹一杯

眼下に見えるこれは何？
ミステリーサークル？？

うぅぅぅん！？
あれに見えるは
「ヴィクトリアフォールズ！」
水煙が上がってる！

イグアスの滝も飛行機から見えるよね

見事に
人工的に作られた
ヴィクトリアフォールズに行くために作られた直線の道路

ヴィクトリアフォールズ空港
イミグレは長蛇の列
空港はジンバブエにあるので
ここでザンビアと2国間有効なビザを取ります(50ドル）

ターンテーブルで自分のスーツケースを見つけた時は安堵しました
今回乗り継ぎ時間が短かったし
私にはロストバゲージトラウマがあるので

と、その前に
ヴィクトリアフォールズ空港に着いた時
隣の通路側の男性が降りたら私も降りようと待っていたら
CAさんにあなたはここで降りるのよ、彼は降りないからと言われ
大慌てで彼を跨いで飛行機から降機しました
この飛行機
ヴィクトリアフォールズ空港は経由だったのです
添乗員さん、そのこと伝えておいてよ
おかしいとは思っていたの
ヴィクトリアフォールズに隣に座ったビシッとスーツを着込んだビジネスマンが
行くオフィスがあるのかな？って

ビクトリアフォールズ空港 (VFA) 空港

今日はザンビア側の観光予定
・・山火事のようなヴィクトリアフォールズの水煙

まずはヘリコプターの遊覧飛行
飛行時間は15分

ジンバブエ共和国とザンビア共和国の国境にあるヴィクトリアフォールズ

私、今ヴィクトリアフォールズに来てる？！
私、今ヴィクトリアフォールズを見てる？！
私、今ヴィクトリアフォールズに感動してる！！

ビクトリアの滝 (ジンバブエ) 滝・河川・湖

ヘリコプターは結構近くまで
ヴィクトリアフォールズの真上近くまで飛んでくれて
大迫力！！
島国日本に住む私達の想像をはるかに超えるスケールです

イグアスの滝のヘリコプターはここまで近寄ってはくれなかったような

ザンベジ川の中流部にあるヴィクトリアフォールズ
雨季4月と乾季11月では水量に10倍もの違いがあるらしい

ヘリコプターは8の字を描きながら旋回するので

左右どちらに座ってもよく見えます

間もなく着陸
上空から象さん達も見えました

続いて徒歩でザンビア側を観光するんだけど
添乗員さんが言う事には「ザンビア側はあまり濡れません。明後日のジンバブエ側はずぶぬれになります。」と
え？？？逆じゃない？
たしかガイドブックやネット情報ではザンビア側のほうがびしょ濡れになると書いてあったけど
さあ、どうする　添乗員さんを信じるか、ネット情報を信じるか
迷って迷って

迷って迷って
結局中途半端な水飛沫対策をとってしまい

こんな感じの防水対策
スマホはブルーラグーンでも使用した
スマホ専用の防水ケースに入れて首から下げています

至る所に虹・虹・虹

結果
下半身ずぶぬれに
特にKnife-Edge-Bridgeでは目が開けられない程の水煙
風も強いし
下からシャワーを浴びているような
まるで罰ゲームを受けているような

・・・で、でも　だ、大丈夫
すぐに乾きました

イグアスの滝ならば
「悪魔の喉笛」てきな？ところ

そうそうヴィクトリアフォールズでの現地のガイドさんは英語での案内でした

夕暮れです
ヴィクトリアフォールズの水煙も夕日にオレンジ色に輝いて

今まさに
アフリカの太陽が
アフリカの大地に沈みます

ヴィクトリア大橋
ここから先は
ザンビア

ここから先は(逆向き）
ジンバブエ

ジンバブエ側へ歩いて帰ります
今日を含め3日間はイミグレを行ったり来たりしました
マングースたちもイミグレ周辺を行ったり来たりしていましたね(笑）

今宵の宿は
「エレファントヒルズ」
ライトアップされた時間に到着したので
素敵です
こちらで連泊します

アガサクリスティーが「ヴィクトリアフォールズ殺人事件」を執筆するための
定宿だったと言われても信じてしまいそう

エレファント ヒルズ リゾート ホテル

ウエルカムドリンクはバオバブのジュース
最後少しえぐみが残ります

バオバブの実はアフリカのスーパーフルーツらしい

天蓋付き
お姫様みたい・・・いやいや蚊対策ですから

今回の旅行のスーツケース8分の１は虫対策グッズで埋まりましたが
結局1回も虫に刺されることなく終わりました
これは日本の虫よけ対策グッズが優れているのか
乾季で冬だったから虫がいなかったのかはわかりません
ハーブ系のブレスレットタイプの虫よけはユスリカにしか効かないみたいだし
スプレータイプは飛行機の預け入れ、手荷物にしていいのか分からず
何を用意すればいいのかドラックストアでかなり悩みました
あっ、それにトコジラミも心配しましたが今回は取り越し苦労でした

ブッフェの夕食のあと
長い一日は終わりました

こちらのホテル
どこを回せば、どこを押せば、どこを引けばシャワーが出るのか分からない
苦手なタイプのシャワー
添乗員さんに教えてもらい使うことができました

では、おやすみなさい