【1】種子島 - すんみぃの里帰り

2024/06/19 - 2024/06/22

今年米寿を迎える父 すんみぃ数十年ぶりの故郷 種子島へ里帰り。
みんなでくっついて行くことになりました。
すんみぃ、種子島から東京へでてきて約７０年。
その間、両手で足りるほどしか帰省できていません。
ここ十数年で、屋久島やJAXAが有名になって昔に比べりゃ交通の便もよくなったものの
やっぱり帰りづらい離島です。沖縄よりずっと近いのに遠い島。
すんみぃだけではなく、みんなものすごい久しぶり。一番最近行った私でさえ約２３年ぶり。はむちゃんは初めての種子島。
種子島は梅雨入りしたばかり。
私はいつも旅行に行くっときは入念なスケジュールをたてるタイプですが
今回は行き当たりばったり。
お天気は残念でしたが、楽しんできました。　(^-^)

今回のメンバーは、すんみぃ（父約88才）はむ（四女・夫）ふゆぅ（次女）しの（三女）やむ（四女）の5名です。

エリア 種子島(鹿児島)

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: レンタカー JALグループ

こんかいもJALの旅。
朝 8：05 羽田発 →鹿児島
　11:05 鹿児島→種子島 11:45着

家を5時半過ぎには出ました。
うちから羽田空港までは高速利用し車で1時間かからないけど
何があるかわからないので、やっぱり早めにでました。

JAL鹿児島行きは第一ターミナルの南ウィング。ってことで、一番近いP1駐車場へ停めました。
羽田についたのはやっぱり6時半くらいだったんだけど、その時点ですでに
ターミナルへの連絡口のある 4Fはいっぱいでした。

早すぎだったかな、と思ったんだけれど、ここでちょっとアクシデント。
チケットを買ったときにうまく乗り継ぎできるように買えていなくて
それに気が付いたのが搭乗手続きをして荷物を預けた後だったから
有人カウンターでいろいろやり直してもらわないといけなくなり、
なんだかんだで1時間ほど時間をロスしてしまった(-_-;)
早めに来てよかったよ～冷や汗かいた。

この日、関東地方のお天気はとってもよくて富士山がきれいに見えるね。
やむの写真です。

さて。
鹿児島で乗り換えです。
なんだかんだで少し出発が遅れましたが、わりと時間通りについたんじゃないかな？
種子島行きの飛行機が出るまで1時間弱時間がありました。

鹿児島空港の待合スペースはなかなかおシャレです。

なんと！！！奥にはお座敷まであってびっくりした。
珍しくない？？
みなさんくつろいでいらっしゃいます　(*'▽')

トイレに行ったり売店をのぞいたり、ぼーっと一息ついたらあっという間。

お時間ギリギリになって搭乗口を入っていくと、バスで移動するらしい。

こ～んなちびちびプロペラ飛行機！！

どんどん乗り込むよ！
閑散期の平日だったけど、ほぼ満席。
約40分間のフライトは、上がったと思ったらすぐ降りる。

あっという間に種子島。飲み物のむ時間もないから？
飴ちゃんだけくばってました。

おおおおお。緑がいっぱい。
そして杉も結構ある。

わ～～～

ほんとにちっちゃい飛行機だから、荷物もあっという間に出てきた。

空港内はこんな感じ。

出口を出るとすぐ左手にはレンタカーのカウンターがあって
右手には集合タクシーのチラシや海の潮見表なんかもおいてあったよ。
空港バス（リムジンバス的なものか）は来年で廃止になるらしい。

こんな感じ。

JAXSAのちっこいコーナーもあったよ。

さて。
私たちはニッポンレンタカーを予約していたので手続きをしました。
4日間で4万5千円くらい。休業補償の保険も入ったフルカバー。
車はヤリスを二台借りました。
あんまり借りる人がいないのか、受付のおっちゃんはちょっと不慣れな感じで
手続きにちょっと時間がかかったよ。
それでもとても親切で、話の流れで「傘持ってない」といったら
人数分の傘を貸してくれた。
で、「お返しの時はだれもカウンターにいないと思うから、カギはココ、車は駐車場においといてください」といわれた。
へっ？！とちょっとびっくり（笑）
いや～～そういえばもうかれこれ20年くらい前に石垣島でレンタカー借りた時も
「カギはつけっぱなしで、空港の駐車場のどっかにテキトーに停めといて」と言われたことがあったなぁ。
いやいや、のどかのどか。
　
あ、車はとってもきれいでした。

ちなみにこれが種子島空港。

さあいくよ！！
今日はなんとか天気が持ちそうだけど、明日からは雨続きの予報だから
いまのうちに観光しよう！ということになった。
まずは千座の岩屋（ちくらのいわや）を目指します。

私たちの車は、運転手しの・助手しないくせに助手席すんみぃ。
後ろに私（ふゆぅ）。
すんみぃはねぇ、おこちゃまみたいだから
飛行機でも「窓際♪窓際♪」とウキウキしながら窓際を選ぶわけ。
懐かしい景色に、すんみぃのおしゃべりが止まりませんでした。

種子島空港から千座の岩屋までは30分程度。
のどかな道を走り、あっという間に到着。
まだ海水浴シーズン前だったので（7月1日からみたい）
駐車場ガラガラ。

千座の岩屋 自然・景勝地

ほうほう。

千座の岩屋のある、南種子町平山の座敷舞・蚕舞（かーごまー）について
詳しく書いてある。

広い。懐かし。
丁度干潮だったので（しかも大潮）すっかり干上がってる。
昔と変わんないわ～～～
と思ったんだけど、そうでもない。

ゴミがいっぱい…

岩屋の中も…

ゴミでいっぱい…

90％がニーハオの国からやってきてる。
そういえば、房総の海もニーハオやアニョハセヨの国からのごみがたくさん打ち上げられていたなぁ。
ここではあんまりハングルが印刷されているものは見なかった。
ふしぎだなぁ。房総よりも種子島のほうが明らかにそちらからのものが流れ着きそうなのに。

広くて声が響く。
千人座れるかどうかは別として、相当広い。

完璧に引いていればスニーカーでもいける。

きれいきれい。

はい。

きれいな貝殻がちょこちょこおちてる。
サンゴも少しだけ落ちてるけど、沖縄のサンゴみたいに白くなかった。

拾っとる。

すんみぃと海。

海水浴シーズン開始に合わせて、市でゴミ拾いをするんだそうな。
これ、ごみを集めるのも相当大変そうだけれど、
このごみを処理する費用も相当なものだろうなぁ…
ふるさと納税しようかしら…

で。午後1時も過ぎましたので、お昼ご飯でも食べようということになりました。
朝サンドイッチを羽田空港で食べたっきりなのでおなかぺこぺこ。
でも私たちはまったくリサーチしていなくてね。
ってのも、きっとこの辺になんかあるだろうと高をくくってたから。
ところが、まーないない。
ってことで南種子町一番の繁華街「中之上」まで行ってみることに。
すんみぃは「んなところに食堂なんてあるわけない ('Д')」といってたけど
とりあえずネットで調べたお店を目指すことに。

で。見つけたのがこのお店「美の吉」さん。
店には駐車場はなかったけれど、すぐ近くに公営駐車場（？）があって
そこに停めました。
私たちの住んでいるあたりは、いつ行ってもどっかしらでお昼御飯がたべられるけど
のどかな土地に旅行に出ると、14時すぎたらいったん店が閉まるところがほとんどで
こちらもでした。
ぎりっぎり。あぶね～～～ところでした。

美の吉食堂 グルメ・レストラン

私の天ぷらうどん。
天ぷらは、エビ、海苔、タケノコ（ニガダケ）シイタケ。
うどんの麺は丸麺で、コシはなくてやわらかかったよ。

これはやむのうどん。なんだっけ？？

で、しのは天ざるそばを頼んだんだけどね、つゆがめちゃめちゃ甘くてびっくりした
(+_+)

食べ終わってから、またどっか行こうか？などと話していたんだけれど
朝も早くて、夕べ眠れなかった人もいたりと
みんなくたびれ果てていたので、とりあえず宿にいくことになりました。

その前に、お宿で飲むお酒やつまみ、そして近くの「トンミー市場」に偵察。

トンミーって種子島の方言で"友達"って意味なんだって。
私は勝手に"トントンミー（沖縄語でトビハゼ）"だと思ってた（笑）

今日から3泊お世話になる「サーフステイ恵美之湯」さん。
目の前が海、そしてロケット発射がよ～～～く見えるお宿。
客室４つの小さいお宿です。
ジャンルとしては、民宿っぽいかんじ。オーシャンビュー2部屋、見えない部屋2部屋かな。
数年前に建て直したばかりだそうで、きれいでした。
部屋は6畳くらい、和室２，洋室２。
洗面台とトイレはどの部屋も付いてるけれど、シャワー室付きとそうでない部屋があるみたい。
風呂は宿泊者用の共用温泉があるけれど、ちいさい家庭用のお風呂です。
誰かが入っていたら終わるのを待つしかないので、タイミングによっては入り損ねる。
ただ、24時間いつでも入っていいですよ、とおっしゃってました。
お湯を毎日変えているわけではなさそうで、浴室の横のシャワールームで体を洗てから
お湯にだけつかる。というシステム。私は滞在中一度だけ入ったけど
熱かったわぁ ('◇')

じつは、すんみぃはここの温泉に入りたかったの。
ってのが、昔先代のオーナーさんだったときは、公衆浴場だったそうだ。
今のオーナーさんのお爺さんの代かな。
すんみぃは、オーナーさんのお父さんも、おじいさんも知ってるって話してた。
今はもう、宿泊者にしか開放していないんだそう。
すごく残念がっていた。

種子島サーフステイ 恵美之湯 宿・ホテル

さて。
お疲れの三人（しの、はむやむ夫妻）を宿に置き
私とすんみぃは温泉へ出かけました。すんみぃのリクエストで、どうしても温泉に行きたいと。

その前に恵美之江（えびのえ）展望公園へ。
お宿はここのすぐ近く。
お宿、口コミに「すごくわかりづらい」と書いてありましたが
私たちが訪れたときは、道もきれいに舗装中だったり、案内看板もしっかりあって
迷わず到着できました。
まぁ…みちみち、「ほんとにこの先に宿があるんかいな」とおもったし
これ、なかったとしてもUターンできるとこあるのか？？とちょっと不安になったけどさ。

こんな感じに、ロケット発射台がよくみえます。

で。お風呂なんだけど…
河内温泉ってところに行きました。
叔母さんに「恵美之湯は今宿泊客しか入れないんだって」といったら、
「河内温泉行ってみたらどうかな？結構いいよ」と教えてくれた。車ですぐだし。って。

写真は撮ってこなかったんだけど、お湯の質がチュルチュル系で気持ちよかった。

お風呂の後は、すんみぃを叔父（すんみぃの弟）の家に送っていきます。
そこはすんみぃの生家があったところです。叔父が家と墓を継いでいます。
すんみぃは弟とゆっくり過ごしたいってことで、こちらに宿泊します。

夜は親戚と中之上でお食事することになっていて
私はいったん宿まで3人を迎えに戻りました。

河内温泉センター 温泉

さて今日の宴会は、従弟が予約してくれた「一条」さんというお店です。
コースで、上等お肉のしゃぶしゃぶや突き出しにしては豪華すぎるオカズの数々。

それと、めちゃめちゃおいしいお刺身！！！
どれもこれもおいしかったんだけど、おなかいっぱいで食べきれませんでした。
トウモロコシだけ持って帰って翌日BBQで焼こう！！ということになりました。
男性陣のほうのお刺身は尾頭付きで、あれ、持って帰りたかった～
BBQで焼くとか、汁にするとかしたら絶対美味しかっただろうなぁ…と。

いやしかし、本当に美味しかった。
みなさんに大変歓迎していただきまして、私たちも大感激でした！

これ、次に種子島組のみなさんが東京に来てくれたとき
連れて行くところを迷ってしまうわ…こんな素敵な店（しかも多人数で入れる）
もう隣県の中華料理に頼るしかなくなっちゃうわ（笑）

畳のふちがロケット！！
畳のふちの小物をもらったことがあったなぁ。
買って来ればよかった。

私は運転があるから飲まないつもりでいたんだけれど、従弟たちが送るから飲んで！！といってくれたので
遠慮なくいただきました♪
帰りは従弟二人が代行タクシー状態でおくってくれました (^^）

いや、お宿まで行く道さ、道がめちゃめちゃ狭いし、街灯ないし
おまけに工事中だし…私なんぞおっかなびっくり運転していたのに
さすが従弟はジモティー。するするするする運転していました。

まぁそんなこんなで1日目終わりっ！！