気ままソロ旅二泊三日 in横浜鎌倉　part1

2024/06/06 - 2024/06/08

6/6～6/8、二泊三日の横浜鎌倉ひとり旅です。
ひとり旅は久しぶり。「ヤッホー」と胸は高鳴ります。
観たいものを見て、訪ねたいところへ行き、会いたい人に会い、食べたいものを食べるという、気ままで気分上々↑↑の旅になりました。
備忘録ですが、よろしければお付き合いください。

エリア 横浜(神奈川)

6月６日（木）、新千歳を7:55にtakeoff。
羽田は定刻（9:30）より若干早めに到着。

新千歳空港 空港

羽田からは京急リムジンバスでYCAT（横浜シティエアターミナル）へ。
６５０円と電車より少しお高くなるけど、湾岸エリアの景色を眺めながら横浜に近づいて行く感じが好き。
３０分の車窓旅です。

横浜シティ エア ターミナル 乗り物

今回の宿泊先は「相鉄フレッサイン横浜駅東口」。
横浜駅「きた東口A」から徒歩２分、好アクセスそうだけど、この出口を見つけられないと非常に迷うことになりそう。。
ホテルのウェブサイトに、駅からホテルまでの写真付きの詳しい行き方が載ってて助かったです、はい。

相鉄フレッサイン 横浜駅東口 宿・ホテル

ホテルフロントに荷物を預け、向かいましたのは「馬車道十番館」。
みなとみらい線馬車道駅下車、徒歩４分です。
時間は１０時半。きょうのモーニング（朝ごはん）はここで。

馬車道十番館 グルメ・レストラン

重厚な店構え。
横浜開港以来の歴史ある「馬車道」。今やこのあたりはその面影はないのですが、
このお店が、文明開化の雰囲気を辺りに漂わせています。

モーニングセット、平日1２時までオーダーできます。

お店のレトロ内装を眺めながら、モーニングセットを待ちましょう。
平日この時間帯って穴場なのかしら。お客も数人。静かです。

一階に洋菓子の売店と喫茶室。二階は英国風酒場（←金土日の夕刻からのみ）、三階はレストランという構成の、馬車道十番館。

来た来た！お待ちかねのモーニング。
コーヒーはモーニングに限り、一回お代わりできるシステム。

喜び勇んで、大きな口を開けたその手前で、サラダのドレッシングを膝にボトンと落とし「あちゃー。。」
旅先でよくあるある事件発生。←しかも、初日に多いときた（泣）

サバランもお願いしちゃいました。
しみしみじゅわじゅわなサバラン、大好物です。

明治に日本で最初にガス燈が点灯したのが、横浜馬車道だけに、馬車道十番館のロゴマークは「ガス燈」。
食器類にもかわいいガス燈マークがついてる。

馬車道のガス灯プロムナードは、横浜ベイスターズの青いフラッグが盛大になびいて、とても元気いっぱいな印象。

ガス灯プロムナード 名所・史跡

馬車道にはこんな美しい西洋建築もありました。

神奈川県立歴史博物館です。旧横浜正金銀行だということ。
うんうん、なんか銀行って感じの造りです。

神奈川県立歴史博物館 美術館・博物館

さて、次は山手西洋館のほうへ行ってみます。
中華街は好きでよく行くけれど、西洋館のほうは行ったことがないのです。

アナベルが盛り。
紫陽花もバラも。

アメリカ山公園 公園・植物園

アメリカ山公園から外人墓地へ、、、。
で、外人墓地に気を取られ歩いていたら、港の見える丘公園方向が遠くなった。
暑いし引き返さずに、このまま進みます。

山手資料館

ちょうど係の人がお昼休憩に出かけるところで、見学は遠慮しました。
小さめな邸宅ながら美的外観に、こじんまりとした庭園が好印象。
シルバニアファミリーのお家みたい。

山手資料館 美術館・博物館

なにやらこの時期（6/１～6/9)、山手西洋館７館で「花と器のハーモニー」というイベントが開催されてるよう。
この界隈は、普段から上品な女性たちが行き交うようなイメージありますが、このイベント期間中はなおさらかしら。
そんな印象受けました。

横浜山手西洋館 花と器のハーモニー 祭り・イベント

ベーリック・ホール

ここも、「花と器のハーモニー」の会場のひとつ。

カトリック山手教会

閑静な住宅街&文教地区である山手本通りは、石畳の歩道までも高級イメージ。

カトリック山手教会聖堂 寺・神社・教会

ここで、小休憩。
山手高台にある老舗カフェ「喫茶エレーナ」です。

山手の丘には、人気（とりわけ女子に）の素敵なレストラン&カフェが何件もあり、行列を横目に見ながら、こちらにたどり着きました。
ここも観光ガイドにも載る有名カフェですが、この日この時間（お昼時）おひとりさまは待ち時間なしで即入店です。

お店の奥には大きな窓があって、港横浜を一望できるということでしたが、ザンネン眺望良い席は満席なのでした。
（おひとりさまは待ち時間なし。しかし良い席を求めることはできない←教訓）

エレーナ グルメ・レストラン

丘の頂上のエレーナを出て、山手本通りを少し下ると「外交官の家」。

外交官の家 名所・史跡

ここでも「花と器のハーモニー」開催中。

外交官の家の窓からの、「山手イタリア山庭園」の緑が美しい。

山手イタリア山庭園 公園・植物園

イタリア山庭園から見た「外交官の家」。
塔屋付きの美しい邸宅は、国指定重要文化財です。

水路や花壇を幾何学的に配した造りを、イタリア式庭園というそうよ。

ちょうど薔薇が満開で、美しさに拍車をかけている。
いい時期に来ました。

横浜のビル群も臨め、気持ちのいいひと時。

山手イタリア山庭園内には「外交官の家」のほか「ブラフ１８番館」という西洋館もありました。
白とグリーンが際立つ美邸です。

ブラフ18番館 名所・史跡

こちらの洋館も「花と器のハーモニー」開催中。
さわやかなミントグリーンの内装と、新緑の調和が清々しい。

ブラフ１８番館を出て、急坂を5分ほど下ると、JR石川町駅に到着。
山手西洋館の散策終了です。

石川町から根岸線ひと駅の関内下車。

石川町駅 駅

関内駅北口の伊勢佐木町商店街へ。

ジャーン！　文明堂ビルディング。

「文明堂」の文字が威圧感（笑）

文明堂茶館 ル・カフェ グルメ・レストラン

横濱文明堂さん直営の「ル・カフェ」にやってきました。

一回菓子売り場の奥にル・カフェがあります。
お店突き当たりのステンドグラスが素敵。
カステラの箱にも、こんな絵が描かれていたような。。

昼下がり14時半、お茶する人で満席です。

ここの名物は「パステル」。
パステルとはなんぞや？とお思いでしょう。
パステルって、どら焼きの皮の部分のお菓子で、きれいに二つに折りたたんであるんですよね。
このポスターの奥で、職人さんが焼いてるのが見えます。
あま～い香りですねぇ。。

２０分ほど待って、席に案内されました。
じっくりメニューを鑑賞？します。
パステルは一枚３００円から。
パステル一枚に付き、ソース一種類選べます。

パステル2枚、ソースは4種類から、迷いに迷って「手づくりシロップ」と「あんこ」にしました。

ほどなくして、焼きたてのパステルが登場！
出来たてのホヤホヤを、ホットケーキのようにナイフ&フォークでいただきます。

どら焼きの皮部分だけ食べたい人って、意外と多いんですよね。（あなたのまわりにもきっといるはず）
文明堂さんのナイスアイデアに拍手！

実は今日訪れた、「馬車道十番館」「喫茶エレーナ」「ル・カフェ」は、食べログ２０２２年喫茶百名店に選ばれたお店です。
三店舗とも近いエリアに集結していて、行きやすかったこともあり、選ばれし喫茶店探訪をしてみました。
ひとりだからこそ、誰にも気兼ねなくできる、自己満足の「ソロ活」でした。

夕方から、神奈川在住の友達二人と会食です。
コロナ禍以来、会うのは5年ぶりくらいか。。。
横浜駅西口の、美味しいイタリアンのお店を予約してくれました。
写真はなんだこれ？の一枚だけ。
いわしのマリネ風？美味でした。
友よ、ありがとね。

https://www.fuoco.jp/

OSTERIA il FUOCO グルメ・レストラン

翌日（6/7）、今日は劇団四季の「オペラ座の怪人」を観るのですが、午前中はノープラン。
とりあえず、中華街方面へ（劇場はKAAT神奈川芸術劇場）、のらりくらり近づいていきます。

まずは、みなとみらい線「日本大通り駅」下車。海沿いを歩いて目的地方向へ行こう。

日本大通り駅はベイスターズ一色。
ベイスターズカラーのブルーは、明るい力強さがあるね。

日本大通り駅 駅

日本大通駅一番出口を出たら、目に飛び込んでくるのはジャックの愛称の、横浜開港記念館。

横浜市開港記念会館 名所・史跡

ステンドグラスが美しいと聞いていたので、ちょっと見学させてもらいましょう。

二階ホールのステンドグラス。
広間つきあたりの丸い窓枠模様との、絶妙なバランス。
とっても美しいです。

中央階段のステンドグラス。

これらのステンドグラスは修復期を経て、今年４月に再び公開が始まったとのこと。
経年の痛みから蘇ったわけですもの。ほんと美しいステンドグラスでした。

開港記念館で目の保養をしたらば、浜風が吹く海岸通りへ行きましょう。

横浜税関（愛称はクィーン）。

横浜税関本関庁舎 名所・史跡

雲が多い空模様ですが、汗をかかずに歩けるのは良いことです。

この遊歩道は「山下臨海線プロムナード」というらしい。
山下公園まで、あと１５０ｍ。
近いじゃないの。

山下公園通り、修学旅行生やら団体旅行やら、集合場所になってるようで、観光バスも連なり、大混雑です。
花壇や港を行き交う船を、ゆっくり見られる雰囲気はなし。
写真も撮らずに足早に中華街へ。

朝活でお腹空きました。
中華街「萬珍楼點心舗」で朝ごはんにします。

店構えがゴージャスだわ。

萬珍樓點心舗 グルメ・レストラン

お目当て朝粥セット（白粥と彩り点心のセット）をオーダーしました。

オーダー形式の飲茶で有名なお店ですが、最近はこの朝粥セットが大人気みたい。

白粥は揚げパンとパクチー乗せ。
三種のおかずに、蒸し餃子と焼売の点心。
ツルツルした不思議食感のキシメン卵。

薄い塩味の白粥に、ザーサイ、青梗菜の炒めもの、高菜と豚挽き肉の和え物が、とってもよく合う。
お腹いっぱいになっても、自然と残さず食べられてしまう、白粥マジックです。

派手。華美。ゴージャス。
しかし、横浜中華街では違和感なし。

中華街ブラ歩きをし、さて、時間です。
お待ちかね、本日のメインイベント。そして今回の旅行の一番の楽しみ。

ミュージカル「オペラ座の怪人」。

KAAT神奈川芸術劇場 名所・史跡

～劇団四季のオペラ座の怪人は凄いらしい～

心に刺さるキャッチコピーです。

一年ぶりのKAAT。
去年６月は「クレイジーフォーユー」を、ここで観ました。

開放感ある吹き抜けが、KAATの特徴。

横浜公演は生オーケストラ。地方公演にはない贅沢さ。
それだけでも、ここに来た価値があります。

さぁ、開演直前。
１０年ぶりの「オペラ座の怪人」にドッキドキ。

オペラ座の怪人を堪能したあとは、一変、わたしの旅ギョーザ修行のため、中華街「山東2号店」へ。

山東 2号店 グルメ・レストラン

中華街の餃子の有名店として、いろいろなメディアでも紹介されてます。
時間も１６：３０過ぎと、中途半端な時間だったので、待ち時間なく案内されました。

モチモチ皮の水ギョーザ１０個は、多くなかろうか。。
おひとりさまの時、量の多さで悩むことがありますが、感動的なオペラ座の怪人に、幸せホルモンが多量に放出されたせいか、黙々とペロリと、15分で完食です。

ギョーザにはやっぱりビールのお供がサイコーですよね！


サイコーな気持ちのまま、翌日（6/8）へ続きます。
明日は鎌倉。6月の鎌倉といえばやっぱり紫陽花かなぁ。。

～つづく～