2024/04/21 - 2024/04/21
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クリント東木さん
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昨年夏、体調不良が続いていましたが、入院と言われる前に温泉に行こうと高峰温泉に宿泊し日本秘湯を守る会のスタンプ帳が10個貯まりました。さてどこへ招待泊するのがいいだろうとあれこれ悩んだ結果、沓掛温泉の満山荘に決定。春に是非一度泊まってみたい宿が鹿教湯温泉にあるので、そちらと合わせて二泊三日でゆっくりと温泉と春の味覚を楽しむ事にしました。
その3。鹿教湯温泉・三水館宿泊編。鹿教湯温泉の名前は知っていましたが、どんな宿があるか全く知らず。たまたま見ていたブログで宿の雰囲気も良さそうで、且つ春限定のここでしか食べられない鍋があるという事を知り、是非行ってみたいと思い計画しました。
上田駅からバスで約40分。まず屋根のある橋「五台橋」と「文殊堂」を観光。その後すぐに宿に向かいました。14時半過ぎチェックイン。落ち着いた館内はギャラリーのようにお洒落。温泉にもゆっくり浸かり、丁寧に調理され滋味深い夕食の数々を楽しみました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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土日のみ運行している鹿教湯温泉経由松本行きの千曲バスに乗車。13時15分出発。
千曲バス 乗り物
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鹿教湯温泉バス停には13時55分到着。直行するので路線バスより幾分早い。
鹿教湯温泉 寺・神社・教会
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鹿教湯温泉で見たい橋があるので行ってみましょう。
鹿教湯温泉 寺・神社・教会
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程なく見えてきたのが、日本では珍しい屋根のある木橋「五台橋」。
五台橋 名所・史跡
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何年前に建立したものか分からないですが、趣きがあります。
五台橋 名所・史跡
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五台橋を渡り、この急階段を上ります。その先にあるのが
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文殊堂。行基が三体の文殊菩薩像を彫り込み、弟子の1人園行に1体を託し安置させのが始まりと伝えらています。現在の文殊堂は元禄14年(1701)に着工し、宝永6年(1709)に完成。
鹿教湯温泉 文殊堂 寺・神社・教会
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欄間の彫刻が精緻。
鹿教湯温泉 文殊堂 寺・神社・教会
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そして、天井に描かれた龍が素晴らしい。
鹿教湯温泉 文殊堂 寺・神社・教会
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イチオシ
威厳があり何より睨みつける眼に力があります。見応えがあり来た甲斐ありました。
では宿に向かいましょう。鹿教湯温泉 文殊堂 寺・神社・教会
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鹿教湯温泉街のマンホール。鹿教湯温泉の由来は…。
昔、猟師が一匹の鹿を打ちそこない、山深く入って見つけたところ、傷を負った鹿がいたので矢を向けると逃げてしまいました。不思議に思って、そこへ行ってみると温泉が湧いていました。この湯が傷にきいたのだと思っていると、急に文殊菩薩が空から獅子に乗ってあらわれ「よいかな、汝日頃信仰が深いので、この霊泉を広く世の人のために知らせんがために、鹿に化けてあなたをここに連れて来た」とお告げになられました。鹿が教えてくれたということから「鹿教湯」または「文殊の湯」と呼ばれてきました。(「上田市の文化財」から抜粋)鹿教湯温泉 寺・神社・教会
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落合橋を渡り、長沢川沿いを歩いて7~8分。
三水館 宿・ホテル
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本日のお宿、三水館に到着。お~、いい雰囲気じゃないですか。
三水館 宿・ホテル
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フロント。お世話になります。
三水館 宿・ホテル
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フロントの奥はギャラリーのよう。
三水館 宿・ホテル
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ロビー(?)も広々。移築古材を利用して建てられており、洗練されているのにどこか落ち着く感じがいいですね。
三水館 宿・ホテル
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案内された部屋は2階にある和室「渋田見」。客室の名前は、今では鹿教湯でもあまり使われなくなった「字名」がつけられています。
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部屋に入って小さなシンクとお茶セット、冷蔵庫。
三水館 宿・ホテル
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お茶菓子は饅頭とタルトの2種類ありました。
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部屋は角部屋で和室10畳。二人で過ごすには十分な広さ。
三水館 宿・ホテル
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反対側から。19000円+150円(入湯税)=@19150円。(選ぶ客室により上下します。)
三水館 宿・ホテル
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ミニキッチンの奥に手洗い用の洗面とトイレ。非常に綺麗で心地いい。
三水館 宿・ホテル
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アメニティなど。お饅頭は持ち帰る事にしてタルトは頂きました。
ではお風呂へと参りましょう。三水館 宿・ホテル
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浴室は別棟。サンダルに履き替えて向かいます。この日は手前が女湯、奥が男湯。夕食時に男女が入れ替わります。23時~23時20分は点検清掃ですが、それ以外の時間は翌朝10時30分まで何時でも入浴できます。
三水館 宿・ホテル
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奥の浴室の脱衣所。
三水館 宿・ホテル
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内湯。弱アルカリ性の単純温泉。やさしいお湯です。
三水館 宿・ホテル
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洗い場もあり。
三水館 宿・ホテル
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緑に囲まれた露天がいいですね。
三水館 宿・ホテル
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ただお湯は循環のようでした。(明記されてなかったので真偽は分からず)
三水館 宿・ホテル
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風呂上りには、軒下の椅子に座って涼みます。
三水館 宿・ホテル
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目の前に広がる新緑が美しい。ここでビールでも飲めたら最高なのになあ。まぁ、夕食まで我慢しましょう。
三水館 宿・ホテル
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夕食は1階の食事処で。18時一斉スタートになります。
三水館 宿・ホテル
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着席時のセッティング。
三水館 宿・ホテル
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お酒は相方に任せ、井筒ワイン・シャルドネ(白)をボトルで。若い頃はまだ甘口のワインが好きで、五一ワインと井筒ワインがお気に入りでよく飲んでいました。最近は全然飲んでおりませんが、懐かしくなったようです。
三水館 宿・ホテル
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乾杯!思っていたほど甘ったるくもなく軽やか。香りも良く果実感も感じられる美味しいワインでした。では頂きましょう。
三水館 宿・ホテル
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イチオシ
筍姫皮梅和え、山菜春巻き、独活天ぷら、葉わさび油揚げ和えもの、出汁巻卵(にら入り)
どれも非常に丁寧に作られているのが分かる仕上がり。特に山菜の春巻は噛んだ瞬間山菜の香りが鼻に抜け、非常に美味しい。春を感じさせる前菜に期待も膨らみます。三水館 宿・ホテル
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玄米おこわ炒り蒸し(ふきのとう菜花)
ふきのとうと菜の花のほのかな苦みが玄米おこわを引き立てます。いいですね。三水館 宿・ホテル
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よもぎ豆腐
よもぎの風味が抜群。食感もなめらか。三水館 宿・ホテル
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イチオシ
そしてお待ちかねの鍋は草鍋(二人分)。写真で見て知ってはいましたが、改めて目の前にすると圧巻です。相方には食べてみたい鍋があるとしか伝えてなかったので、思わず感嘆の声を上げ驚いていました。
三水館 宿・ホテル
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イチオシ
草鍋(二人分)
こごみ、三つ葉、韮、田芹、浅葱、行者にんにく、クレソンと摘み草がどっさり。三水館 宿・ホテル
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通常、鍋では鶏肉とつみれが主役ですがこの鍋では完全な引き立て役。
三水館 宿・ホテル
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まず鶏肉を入れ煮込みます。
三水館 宿・ホテル
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鶏肉に粗方火が通ったら火を弱めて摘み草を投入。お好みの茹で加減で頂きます。こごみの食感、田芹のくせのある風味もいいですね。行者にんにくの強烈な香りと味わい、意外だったのは浅葱。ほのかな辛味がいいですね。ただスープが野趣ある味わいなので韮が絶品。一番合っているように感じました。それぞれの味の違いを存分に感じられ想像以上に美味しい鍋でした。
三水館 宿・ホテル
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サラダ(二人分)
野菜もそれぞれ旨いが独活の葉の素揚げが食感の変化もあり美味しかったです。三水館 宿・ホテル
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山女魚の甘酢餡かけ
じっくり揚げてあるので頭から骨ごと頂けます。上品な甘さで山女魚の味を邪魔しないいい加減。旨いですねぇ。三水館 宿・ホテル
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山菜酢の物
我が家は二人共山菜好きなので、これだけ山菜が頂けるのは嬉しい限り。三水館 宿・ホテル
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筍ご飯と香物(二人分)
これは間違いない美味しさ。お腹一杯でしたが何とか頂きました。三水館 宿・ホテル
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ロビーに移動しデザートを。ココナッツアイス、柑橘のゼリー。
派手さはないものの、丁寧に作られた料理は素材を生かす上品な味付け。どれも美味しく大満足の夕食でした。三水館 宿・ホテル
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部屋に戻れば布団が敷かれているので、そのまま横になり暫し爆睡。
三水館 宿・ホテル
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夜中に目が覚めたのでお風呂へ。
三水館 宿・ホテル
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夜も貸切でのんびり。極楽、極楽~。
その4に続く…。三水館 宿・ホテル
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