信州ゴエモン旅　小諸・上田・別所・鹿教湯温泉と塩尻ワイナリーフェスタ２０２２　Part2

2022/05/28 - 2022/05/29

塩尻市で例年行われていた「塩尻ワイナリーフェスタ」。
コロナのおかげで2020,2021は開催中止となっていましたが、今年2022年はめでたく開催の運びとなり、酒飲みgoemonp夫婦も参加して参りました。

もっとも、ワイナリーフェスタのためだけに長野までいくのはもったいないので、ついでに小諸・上田の城跡やお寺等を巡り、鹿教湯温泉で温泉も楽しんでまいりました。

Part2は別所温泉北向観音を経て鹿教湯温泉へ。

エリア 鹿教湯温泉(長野)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー JR特急 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

北向観音は平安時代の創建で、比叡山延暦寺の座主慈覚大師によって開創されたとのことです。ご本尊は千手観音で、本尊が北向に設置されているお寺は大変珍しいことから、「北向観音」と称されています。

なぜ北向かといえば、ご本尊の観音様が「北極星のように動くことなく民を救いたい」と発願されたことからこうなったという大変ありがたいお寺です。

北向観音は「現世利益」善光寺は「来世の利益」をもたらすとされ、両方にお参りしないと片参りになってしまうとか。

goemonpが善光寺に行ったのは７年前くらいだったので、やっと両参りを果たすことができたことになりますね。

北向観音堂 寺・神社・教会

境内には「愛染かつら」なる桂の巨木があります。

第一回直木賞を受賞した川口松太郎氏の小説「愛染かつら」という、この巨木の下で永遠の愛を誓う若い医師と看護師の物語が当時大ヒットしたことから有名になったのだとか。

映画にもなったそうですが、かれこれ９０年近く前の小説なので、goemonpは読んだことないですね。

こちらが愛染かつら。

縁結び、夫婦円満のご利益があるとのことなので、一応拝んでおきました。

こちらは境内にある薬師堂。

一度川の氾濫によって全壊し、１９世紀に再建されたものとのこと。

この日は暑かったので、のどの渇きをいやすため、参道沿いのジェラート屋へ。

同じ思いの参拝客が多かったようで、大繁盛でした。

アールグレイとベリーのジェラート。

まさに干天の慈雨。おいしゅうございました。

本日の宿泊は、鹿教湯温泉大江戸温泉物語の藤館です。

鹿教湯温泉には大江戸温泉のホテルが２軒（藤館と桜館）あります。
藤館の売りは大きな露天風呂があることと、館内にレストランがあること。
桜館の売りは薬草風呂、貸し切り風呂があることと、全館禁煙であること。桜館のデメリットは夕朝食とも会場が藤館なので、シャトルバスで往復しなければならないことですかね。

どちらに泊まるかはお好み次第。

大江戸温泉物語 鹿教湯温泉 鹿教湯 宿・ホテル

施設はちょっと古めではありますが、不潔感はありません。

お布団は自分で敷くスタイルですが、あらかじめプリセット状態（写真の状態から広げて掛布団をかければそのまま寝れる）ようになってました。

お茶セットはお部屋にありますが、ウエルカムスイーツの温泉まんじゅうはフロントでもらえるというちょっと変わったスタイル。

窓からはのどかな鹿教湯の緑なす山々を眺めることができます。

ちなみに藤館のお風呂は、男女入れ替え制でそれぞれ内湯・露天が一つずつ。（内湯と露天は独立しており中からの行き来は不可能）
内湯・露天ともに広さは十分ですが、露天の方は部屋の鍵を入れるセーフティボックスがなく、洗い場も少ないのでやや不便。まず内湯に入って鍵を保管、洗体した後、浴衣だけ着て露天に行くのがよさそうです。

夕食はバイキング。

今回の売りは本マグロのお寿司とステーキ。

当然のようにマグロの寿司をゲット。

当然ステーキもゲット。

和洋中とメニューも豊富で美味しかったのですが、信州ならでは、というようなメニューはあまりなかったのはちょっと残念。（野沢菜くらいかな。）

すき焼きもありました。当然ゲット。

こちらの大江戸温泉の残念ポイントの一つはお酒の品ぞろえかな。

せっかく信州なのに地元のワインなんかもあまりないし、こちら大江戸温泉ブランドの日本酒も大吟醸は欠品中でした。

飲み放題メニューなんかあるから飲まれちゃうのかな？

〆のスイーツとコーヒー。

満腹満腹。

翌朝のgoemonp妻の朝食。


いやこれはいくら何でも少なすぎやしないかい。飢え死にするぜ。

同goemonpの朝食

いやこれはがっつりすぎやしないかい。糖尿病になるぜ。

せっかくなので温泉街をちょっと散歩してみることにしました。

ここ鹿教湯温泉には、文殊堂というお堂と風情のある橋があるとのことなので、宿から１０分ほど歩いて行ってみました。

文殊堂の境内にはお地蔵様がたくさん。

実は知らなかったのですが、この期間はちょうど文殊堂のご本尊である文殊菩薩が２６年ぶりに御開帳されており、右側に見える木製の柱はご本尊と結縁を結ぶための回向柱なのでした。

鹿教湯温泉 文殊堂 寺・神社・教会

お堂のご本尊から回向柱につながっている紐が見えますね。

ゴエモン「僕もご縁を結んでこようっと。」

そしてこちらが五台橋。現世と神の世界を結ぶ橋とされ、日本には珍しい屋根付きの橋です。たくさんの湯治客がこの橋を通って湯治に行ったことでしょう。

ゴエモン「雰囲気あるいい橋だね。」

夜はライトアップされることもあるようですよ。

Ｐａｒｔ３はいよいよ塩尻ワイナリーフェスタへ。

五台橋 名所・史跡