『丸岡城(最古の天守閣)』と「日本一短い手紙の館」

2024/06/08 - 2024/06/08

丸岡城は、武士でなくても登城できます(^^♪
コンパクトながら美しい城で別名霞ヶ城と呼ばれ江戸時代には丸岡藩の藩庁であった。現存12天守の一つで、重要文化財指定。
丸岡城の天守は江戸時代以前に建設され、それが今もなお残っています。このようなお城は日本全国に12城あり「現存十二天守」と呼ばれる貴重な天守です。北陸地方に唯一残るのが丸岡城で国の重要文化財にも指定されています。
丸岡城に隣接する施設「日本一短い手紙の館」も訪れました。
ご存じ、家康の家臣、本多作左衛門重次が長篠の戦いの際陣中から妻に送った手紙。
『一筆啓上　火の用心　お仙泣かすな　馬肥やせ』
※火の扱いに気をつけよ、お仙(嫡男・仙千代)を大切にせよ、馬の手入れを頼む……名文ですネ。

エリア 永平寺・丸岡(福井)

• 旅行の満足度: 3.5

• 交通手段: 新幹線

「一筆啓上茶屋」前から入場 8:30～17:00（最終入場は16:30）無休

「織ネーム」の入場券 ２種類　 大人￥450円/小人￥150円
武士でなくても入れます。

丸岡城 名所・史跡

丸岡城御朱印　ご存じ、家康の家臣、本多作左衛門重次が長篠の戦いの際陣中より妻に送った有名な手紙。
『一筆啓上　火の用心　お仙泣かすな　馬肥やせ』

丸岡城 名所・史跡

国の重要文化財　1576年（天正4年）築城

丸岡城は別名「霞ヶ城」と呼ばれるそうな。

スポットで全景

「現存十二天守」と呼ばれる貴重な天守へ左側の石段から登ります。

丸岡城を支える石垣は「野づら積み」という古い方式で、すき間が多く粗雑な印象ながら排水がよく大雨に崩れる心配がないそうな。

石垣に沿った石段を登ります。手摺はないので注意して！

城内模型。

丸岡城 名所・史跡

当時の城内の様子。階段の段差が高いので昇降に注意必要。

丸岡城 名所・史跡

最初の天守への試練　天守へはかなりきつい階段なのでバッグ類は肩掛けか背中に。

勾配の急な段差のある階段を上りますので、スカートの女性はチョット難しいかも。

最上階天守閣へ　階段と言うより「梯子」に近く、注意書きももはやバツゲームか？

恐怖に打ち勝って階段を登り切った根性のある人だけが見れる権利のある天守閣からの眺望がこれだ～！

「人柱お静慰霊碑」天正４年、柴田勝家の甥である柴田勝豊は、丸岡城築城の際、石垣を何度積み上げても崩れ落 ちてしまう石垣に悩んでいました。
家臣の者が人柱を入 れることを進言しました。
勝豊はその進言を了承し、とうとう人柱を立てることになったのです。

「人柱お静」人柱として選ばれたのが、お静という片目を失明した女性でした。
彼女には２人の息子がい ましたが、夫に先立たれ、非常に苦しい生活をしていました。彼女は、２人の息子のうち、どち らか一人を必ず侍に取り立ててもらうことを交換条件に、自ら人柱になることを決意したのです。
そ して、天守閣の中柱の下に生き埋めにされました。
お静が人柱になったお陰で、石垣はその後、無事に積み上げられ、見事天守閣も完 成したのです。
しかし、天守閣が完成した後、勝豊は他国に移ることになってしまい、
お静の息子は侍 に取り立ててもらえませんでした。
お静との 約束は果たされなかったのです。
お静の怨念は恐ろしい片目の大蛇となって、城の井戸深くに棲みつ くようになったのです。
そして、お静が人柱となった４月中旬になると、毎年決まって長雨が降り続くようになり、「お静 の涙雨」と呼ばれるようになりました。
この時期は城の藻を刈り取る時期にあたり、長雨の為に堀は水であふれました。
人々はお静の霊を慰めるため、小さな お墓を立てたのです。
「堀の藻刈りに降るこの雨は、いとしお静の血の涙」
という堀の藻を刈り取る際 の作業唄が歌われるようになりました。

「霞が城」の由来
一向一揆の残党が攻め込む度に、この井戸から大蛇が現れ城に「かすみ」をかけて守ったという伝説から「霞ヶ城」と呼ばれるそうです。

「牛ヶ島石棺」
丸岡城公園に保管されている４世紀頃の石棺。振媛一族の石棺とも云われている。

「牛ヶ島石棺」 福井市指定文化財。 丸岡町牛ヶ島地区の白山神社近くの御野山古墳から出土した。

丸岡城に隣接する施設「日本一短い手紙の館」へ。

日本一短い手紙の館の入場は丸岡城と兼用チケットで入場できました。入口に昔懐かしい赤い郵便ポストが設置されています。

一筆啓上日本一短い手紙の館 美術館・博物館

ん～今でも厳しい先生はいるのか？

誕生日ではありません。

本当の友

昔なので記憶が…。

父もカレー位作れないとやばい。

その通りです！

館内の展示

館内の展示

一筆啓上で始まるの最後の丸山藩主　有馬道純の手紙