2024/01/08 - 2024/01/27
2位(同エリア14件中)
マンボウのお城さん
- マンボウのお城さんTOP
- 旅行記147冊
- クチコミ348件
- Q&A回答25件
- 250,600アクセス
- フォロワー24人
【今回の個人旅行のスケジュール】
2024年1月8日成田出発~2024年1月27日成田帰国の19日間
期間は19日間ですが、直行便で往復に丸2日間要するため、実際の現地の観光は約17日間となります。
現地17日間で観光した都市は、順に
①モレリア
②グアダラハラ
③テキーラ
④サカテカス
⑤グアナファト
⑥ハルパン・デ・セラ
⑦Temascaltepec
⑧テワカン
⑨Ciudad Sahagún
⑩メキシコシティの全10都市となります。
移動のために立ち寄った都市は含みません。また、異なる都市間はほぼ「長距離バス」の移動です。
③テキーラと⑦モナーク蝶の観光だけ「現地ツアー会社」のクルマでの移動となります。
【今回の個人旅行の行程詳細】
1日目:成田空港~(ANA)~メキシコシティ→<長距離バス>→モレリア
【モレリア泊】
2日目:モレリア観光(①モレリア大聖堂 ②Plaza de Armas ③Colegio Primitivo y Nacional de San Nicolás de Hidalgo
④Biblioteca Pública Universitaria y Fondo Antiguo ⑤クラビヘロ宮殿 ⑥Templo Las Monjas ⑦モレリアの水道橋
⑧Callejón del Romance ⑨Teatro Ocampo de Morelia ⑩Museo Histórico del Poder Judicial) ⑪州庁舎 ⑫モレーロスの生家
【モレリア泊】
3日目:モレリア→<長距離バス>→グアダラハラ
グアダラハラ観光(①オスピシオ・カバーニャス ②サン・ファン・デ・ディオス市場 ③Rotonda de los Jaliscienses Ilustres
④Guadalajara Cathedral ⑤Plaza de Armas ⑥Plaza de la Liberación ⑦Templo de San Agustín)
【グアダラハラ泊】
4日目:グアダラハラ→<マイクロバス>→テキーラ観光(①Tequila Tres Mujeres ②Grutas de Amatitán Jalisco ③Plaza Principal Tequila
④Ruinas Chimulco Restaurante ⑤Plaza Principal Tequila ⑥Monumento a Benito Juarez ⑦Tequila Letras
⑧Parroquia Santiago Apostol ⑨Mercado de Comidas "Cleofas Mota" ⑩Cantaritos el Güero #1)
【グアダラハラ泊】
5日目:グアダラハラ観光(⑧ハリスコ州庁舎 ⑨Teatro Degollado ⑩MUSA Museum of the Arts University of Guadalajara
⑪Templo Expiatorio del Santísimo Sacramento
【グアダラハラ泊】
6日目:グアダラハラ→<長距離バス>→サカテカス
サカテカス観光(①Teatro Calderón ②サカテカス大聖堂 ③Teleférico de Zacatecas ④Cámara Oscura
⑤ブーファの丘 ⑥Creston Cerro de la Bufa ⑦Letras La Bufa ⑧Monumentos a los Generales Revolucionarios
⑨Museo Toma de Zacatecas ⑩Meteorological Observatory Zacatecas
⑪Alegoría escultorica del primer centenario de la toma de Zacatecas ⑫Mirador de La Bufa
⑬Notaría de la Parroquia de Santo Domingo)
【サカテカス泊】
7日目:サカテカス観光(⑭Mina El Edén ⑮Museo Pedro Coronel ⑯Museo Pedro Coronel ⑰Acueducto Zacatecas Centro
⑱シエラ・デ・アリカ公園)
【サカテカス泊】
8日目:サカテカス→<長距離バス>→レオン→<長距離バス>→グアナファト
グアナファト観光(①Las letras de Guanajuato ②Templo de San Francisco ③Statue of Don Quijote
④Callejón del Potrero)
【グアナファト泊】
9日目:足の怪我による終日安静<病院に行かない治療の説明付き>
【グアナファト泊】
10日目:グアナファト観光(⑤口づけの小道 ⑥イダルゴ市場 ⑦Parroquia y Templo de Belén, Guanajuato ⑧Diego Rivera's House Museum
⑨Museo Palacio de los Poderes ⑩Basílica Colegiata de Nuestra Señora de Guanajuato ⑪Iglesia de San Diego
⑫Unión Garden ⑬フアレス劇場 ⑭Monumento Al Pipila ⑮Templo de la Compañía de Jesús Oratorio de San Felipe Neri)
【グアナファト泊】
11日目:グアナファト→<長距離バス>→ケレタロ→<長距離バス>→Jalpan De Serra
【ハルパン・デ・セラ泊】
12日目:ハルパン・デ・セラ観光(①ハルパン庭園 ②Letrero Jalpan
③ケレタロ州シエラ・ゴルダのフランシスコ会伝道所群(Misión Santiago Apóstol de Jalpan)
④Capilla de Adoración Perpetua ⑤Museo Histórico de la Sierra Gorda
【ハルパン・デ・セラ泊】
13日目:Jalpan De Serra→<長距離バス>→ケレタロ→<長距離バス>→メキシコシティ
【メキシコシティ泊】
14日目:メキシコシティ→<マイクロバス>→Santuario Piedra Herrada, Monarch Butterflies Sanctuary, Temascaltepec (①Cascada Velo de Novia ②Valle de Bravo)
【メキシコシティ泊】
15日目:メキシコシティ→<長距離バス>→テワカン
テワカン観光(①Reserva de la Biósfera Tehuacán-Cuicatlán ②Pata de Elefante ③Salinas Las Grandes Zapotlitan)
【テワカン泊】
16日目:テワカン観光(④Piramides de Tehuacan ⑤Zona arqueológica de Tehuacán Viejo ⑥Zona arqueológica de Tehuacán Viejo
⑦Site museum Tehuacan)
テワカン→<長距離バス>→メキシコシティ
【メキシコシティ泊】
17日目:メキシコシティ→<長距離バス>→Ciudad Sahagún→<Taxiチャーター>→パドレ・テンブレケ水道橋
【メキシコシティ泊】
18日目:メキシコシティ観光:(①ヒラルディ邸 ②メトロポリタン大聖堂 ③Citibanamex Culture Palace, Palacio de Iturbide)
19日目:メキシコシティ~(ANA)~
20日目:成田空港
メキシコに関しては、いろいろな旅行記やYouTube動画がありますが、以下の内容に関して、明確に説明された情報がなく、非常に困りました。
【荷物はスーツケースorバックパック?】
【両替】
【1月の気温/天候】
【都市毎/冬の気温の注意点】
【都市毎/ホテルと治安】
【ホテル/バスルーム注意点】
【交通事情】
【コロナ後のメキシコ個人旅行の考察】
そこで、上記の私が実際に行く時に悩んだ事柄と、実際はどうだったのか?という結果を各旅行記で考察したいと思います。
今回は、
【荷物はスーツケースorバックパック?】
についての個人的な感想をご説明します。
旅行期間が20日間あったので、大きなバックパックにするかスーツケースにするか、本当に悩みました。
都市間移動はバスを予定していたため、国際線の移動時のことや長距離バスの”見えない”荷台に乗せることを考えるとスーツケースの方が圧倒的に安心です。
また、バスの荷台には、荷物をのせてくれるスタッフがいるので、大きなスーツケースでも大丈夫です。
(通常サイズ以上の荷物を積み込んでもらう場合、現地の方もスタッフに10ペソ以上のチップをあげる人が多かったので、小銭があればお渡ししてくださーい)
かなり大きなDeuterの旅行用バックパックを持っていましたが、スーツケースの容量には敵いませんでした。
<注意事項>
バス停からタクシーではなく、ローカルのバス等を利用する場合、スーツケースでも持ち込み可能ではありますが、入口が狭く急な階段が多くて、かなり乗せにくいので、怪我をする可能性があります。
(実際、1度足が動かせなくなる怪我=捻挫をしました。旅行が続けられなくなると感じ、実際青ざめました。)
また、ローカルバスやメトロを降りてからホテルまでの道のりは、近くても10分前後はかかるため、スーツケースの車輪が壊れる可能性があります。
(実際、砂利道しかなかったハルパン・デ・セラで、4輪の内1輪のコマの外側が剥がれ、旅行中、何とか動かせるも帰国後は修理が必要となりました)
したがって、長距離バスターミナルからホテルまでは、できればタクシーにすることをおススメします。
<結果>
以上のことから鑑みて、一長一短はありますが、バックパックはずっと背負う必要があることを考えると、次回もスーツケースにすると思います。
今回のメキシコの冬の荷物は、スーツケースでもギリギリだったため、バックパックでは絶対に容量不足だったと思います。
スーツケースの修理は、保険でも直せること。怪我の心配は、無理だと思った瞬間に、ローカルバスはやめて、タクシーに変えることで防げること。
以上のことから、やはりスーツケースをイチオシします。
但し、若くて体力があり、連泊の際、洗濯する等の工夫をして、荷物を減らせるのであれば、機動性のあるバックパックでも良いと思います。
では、本題の「モレリア観光の旅行記Vo1.2」をお楽しみくださ~い♪
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 100万円以上
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ブッキングドットコム
-
モレリア大聖堂の西側の観光スポットの探索を終えて、モレリア大聖堂に戻ってきました。
「モレリア大聖堂」は、1660年に建設が始まりましたが、完成したのは実に1774年のことでした。完成までに長い歳月を要した結果、大聖堂のデザインは、エレレスク、バロック、ネオクラシックと異なる建築様式が盛り込まれています。
その上、メキシコで2番目に高い約70メートルの2つの尖塔&鐘楼を有しています。 -
そのため、よくメキシコでもっとも美しい大聖堂と称えられています。
また「モレリア大聖堂」のもう1つのわかり易い特徴は、ピンクのカンテラ石で造られていることです。青い空にピンク色の聖堂は、本当に映えます!
さらに、メキシコの他のほとんど大聖堂は、正面を北の方角に向けているのに対し、正面を東向きに構えている唯一の大聖堂でもあります。 -
前回の旅行記でも「モレリア大聖堂」の写真&説明をしましたが、ミサが行われていたため、前回行けなかった内陣を再見学しました。
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大聖堂の内部は、主にネオクラシック様式の内装で、革張りのドアをいくつか通り抜けて聖具室へ行くことができます。
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ドームを真下から見上げると四隅の彫刻やステンドグラスも一望でき、圧倒されます。
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大聖堂が所蔵する、16世紀に描かれたすばらしい美術品コレクションも鑑賞することができます。
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極めつけは、このパイプオルガンです。
4,600本のパイプを持ち、同国最大級のドイツ製のパイプオルガンです。 -
金色のampoも豪華絢爛で、ここで聖書を講読するとなると緊張しますね…。
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純銀で作られた高さ3メートルの主祭壇は、分解して組み立て直すことができるという点でもユニークです。
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大聖堂に行くなら土曜日の夜がお勧めだそうです。
私は、火曜日に訪問したため見ることができなかったのですが…。
花火が打ち上げられ、ドームの上の夜空を飾られるそうです! -
「モレリア大聖堂」は、聖母マリアの形ではなく、イエスの変容に捧げられているという点も独特です。
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流石にメキシコシティのメトロポリタン大聖堂の内陣席と比べてはいけませんが、思った以上に美しく豪華でした。
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16世紀に描かれた絵画が、たくさん見られると聞いてはいましたが、巨大な作品が数多くみられることは確かです。
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パイプオルガンのパイプは4,600本もあるため、正面だけではなく、サイドや奥側にも配置されているそうです。
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身廊が美しいのは、前回の旅行記でもご紹介しましたが、ここは側廊も美しく、全てに感動してしまいました♪
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このパイプオルガンは、ラテンアメリカで最大のものの1つで、オルガンの国際音楽祭がここで行われているそうです。
マンボウのお城も、次回は開催時期を調べて再訪したいと思っています。 -
祭壇には、16世紀のトウモロコシの茎のペースト状のセニョール・デ・ラ・サクリスティア(聖具室の主)の像があり、その金の冠はスペインのフェリペ2世からの贈り物でした。
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キリストの変容と東身廊のレリーフとしてのファサードは、キリスト降誕の羊飼いと賢者に捧げられているそうです。
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中央にあるのは、「オステンソリウム(聖体顕示台)」と呼ばれるものです。
いくつものメキシコの教会に行きましたが、メキシコではこの「オステンソリウム(聖体顕示台)」に向かい、お祈りする人が特に多いような気がします。 -
「モレリア大聖堂」の魅力は、ピンク色の外観に加え、美術品が多く残されているのも魅力です。
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宗教美術に興味のある方や教会を数多く訪れている方には、相当時間を割いていただいた方が良いかもしれません。
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特に主祭壇の周りや内陣は、ミサの間は入れないため、私も2度訪れることになりました。ただ、その価値は十分あるかと思います。
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大聖堂の敷地内に建てられた最初の教会は、何と1577年に建てられ、日干し煉瓦と木の控えめな構造だったそうです。現在は火事で跡形もなく、この大聖堂となりましたが、歴史を感じさせる数々の古い貴重な作品を多く見られるのも魅力です。
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大聖堂の正面左側にある、凝った装飾の金銀の洗礼室は見事です!
これは、18世紀に造られたものです。 -
拡大すると少々ブレてしまいましたが、イエスの血管まで再現されているのには、驚きました。
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主祭壇の美しさは、全角度から見たくなるほど素晴らしいものでした。
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教皇ヨハネ・パウロ2世が、1979年、1990年、1993年、1999年、2002年と5回もメキシコを公式訪問されていることからも、信者の敬虔さが伝わります。
教会を後にするまで、多くの信者のお祈りが終わることはありませんでした。
ちなみに、週末とメキシコの祝日は、とても混雑するそうです。
また、メキシコの教会は、全て入場無料です。 -
メルチョル・オカンポ(Melchor Ocampo)の像と噴水がある「モレリア大聖堂」東側の「Plaza Melchor Ocampo」です。
「メルチョル・オカンポ(Melchor Ocampo)」は、前回の旅行記で、高校に特別な部屋が設置されていた、宗教改革の時代の自由主義派の政治家でミチョアカン州知事をつとめた博物学者(弁護士でもあり、科学者でもあるスーパーマン)。 -
「モレリア大聖堂」東側の「Plaza Melchor Ocampo」から、「モレリアの水道橋」に向かいます。大通り「Av Francisco I. Madero Ote」を約1Kmほど歩くと着く予定です。
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ピンクのカンテラ石で造られた建物が多く、1月の昼間の気温もちょうど良く、ウキウキするほど楽しく歩けました。
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大通りには、見ると安心するマックもありますが、メキシコでハンバーガーといえばバーガーキングで、マクドナルドは都心部で大きな店舗は、あまり見かけませんでした。
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「水道橋」に行く途中、「Templo Las Monjas」という教会があったので、つい入ってしまいました。
正式名称は、「サンタ・カタリナ・デ・シエナ司祭館(Rectoría de Santa Catalina de Siena (Templo de Las Monjas))」と言います。 -
とは言え、中に入ると結構な大きさで、印象的な外観(建築)と内外の美しい装飾で有名です。この教会もピンクのカンテラ石で造られているため、遠くからでもすぐにわかります。
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おそらく、これらの美しい装飾の評価も高い理由だと思います。
大通り沿いにあるため、アクセスの良さも魅力です。 -
特に祭壇の石造りの細かさと金色の柱の装飾は、目を見張るものがあります。
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もちろん、ドームもあり、ステンドグラスも見ることができます。
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それほど大きくありませんが、モレリア市内では、歴史的および宗教的に非常に重要な場所となっているようです。
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左側の袖廊の礼拝所には、イエス様の像も安置されています。
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同、袖廊の礼拝堂には、大きな絵画も描かれていました。
「水道橋」に向かう大通り沿いなので、ほんの10分もあれば見学できると思います。 -
モレリア歴史地区は、一番離れている水道橋でも、大聖堂から約1Kmなので、1日あれば重要な観光スポットを巡ることが可能です。
暑い時期かつ体力に自信がない方でも、2日あれば十分だと思います。 -
15分程度で、あっという間に到着しました。
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水道橋の始まりは、とても美しい「庭園/公園(Jardín de Villalongín)」になっています。
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水道橋の始まりは、こんなに低くなっているのを初めて見ることができて感激です!
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花壇には色とりどりの花が植えられていて、ヨーロッパで様々な水道橋を見てきましたが、メキシコの水道橋が最も綺麗だったかもしれません。
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ただ、残念なことに記念ボードは破壊されていました…。
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ここにも「Letter MORELIA」が設置されていました。
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ここの記念ボードは、綺麗に残っていました…w
少々見えにくいのですが、「タラスカスの噴水」が、道の真ん中に設置されています。 -
傍に寄ってみると、「タラスカスの噴水」は、こんな感じの美しい噴水でした。
タラスカ族の先住民女性像がモチーフで、その麗しい姿が眺められます♪ -
噴水の正面に見えていた水道橋は「タラスカスの噴水」から左右どちらかの道の横断歩道を渡ると行くことができます。
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まだ、この部分はそれほど高くありませんが、徐々に高さを増していく水道橋を見られるのも「モレリアの水道橋」の魅力です。
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水道橋沿いに幹線道路が走っています。
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水道橋沿いの幹線道路の脇には、道路と並行して遊歩道も整備されており、水道橋を眺めながら、少しだけですが散歩することも可能です。
水道橋は続きますが、遊歩道は水道橋と離れていきます。
「Av.Acueduct」という通りに出れば、水道橋の高さがだんだん低くなり、しばらく歩けば、最後まで見ることができます。 -
記念碑「ISAAC ARRIAGA」と書かれていますが、これはこの水道橋の左側(記念碑がある側)の地域(村?)一帯の地域名を指しています。人名ではありません。
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水道橋沿いをしばらく歩くと、だんだん高さを増していきますが、大体この高さが最大なので、この高さのまま続きます。
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記念碑まで戻り少し北側に入って、注意深く道を見ながら歩くと、次の写真のようなハートマークを見つけることができます。
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「モレリアの水道橋」近くに、とても有名な「Callejón del Romance」があります。
直訳すると、「ロマンス横丁」です。
鍵を結びつけるというのは、そっけない手すりのような柵や橋でよく見かけますが、ハート型はなかなか演出がラテン的で面白い!と思いました。鍵は近くに売ってなかったのですが、ほとんど同じデザインなので、探せばあるのかもしれません。 -
「Callejón del Romance」は、写真のような案内ボードもある人気のスポットです!
1Km歩いただけに「水道橋」だけではなく、「ロマンス横丁」も是非、訪れて下さい。 -
流石に信心深いメキシコだけに、十字架の鍵かけも…。
通りは「ロマンス横丁」と言うだけに、なかなか綺麗な小路でした!
恋人同士におススメのスポットです。 -
「ロマンス横丁」は、カップル狙いの飲食店は少なく、平日だったこともあり、開いていたのは、この画廊と土産屋さんだけでした。
(あとで、14時Openのお店が多かったことを知りました) -
小路も、しっとりしているだけで、決して華やかな感じではありません。
ちなみに、入ってすぐのところに、「Xaneque Cocktail Room」という評価の高いBarがあるようですが、Open前だったので気づきませんでした(14時Open)。 -
さらに奥に進むと、遠くに小さく「サン・ホセの噴水(Fuente San jose)」が見えてきます。
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写真の右上は、少々高そうなイタリア料理店の屋上席ですが、Google大先生によれば、お手頃と書いてました。入り口は魚の噴水のすぐ右側1Fになります。
仰々しい旗や看板はない控え目なレストランでした。Google大先生の評価4.3なので、凄く良くはないけれども、悪くないので、カップルにはおススメのLocationです! -
写っていませんが、この写真の左側がレストランの入口です。
なので、来た道を曲がる必要はありません。
先程の写真の旗の道は、レストランの入口手前を左に曲がった場合の写真です。
ちなみに、マンボウのお城がここを通ったのは、Open前でした。
ただ、GoogleMapで見ても、やはり小さなメニューが出ているだけなので、気づかないかもしれません。 -
小路をまっすぐ歩き続けると「サン・ホセの噴水(Fuente San jose)」に出ます。
派手さはありませんが、とっても雰囲気のある噴水です!
この道は、前の階段を上がると、20 de Noviembre通り接続されています。 -
マンボウのお城は、来た道を戻ります。
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この噴水、可愛いですネ!
この時は水が出ていませんが、口から水が出ます。 -
小路を戻ってすぐ右に曲がると、「AL TAQUITO」というタコス料理店に出ます。
GoogleMapは、まだ更新されていないため、「Tortas Las Bañadas」で表示されますが、現在は「AL TAQUITO」に変わっています。 -
「モレリアの水道橋」や、「庭園/公園(Jardín de Villalongín)」が目の前に見えるロケーションで、その場で焼いてくれたタコスやトルティーヤがOpen Airでいただけるということで、新しいお店でしたがトライしてみました。結果は、大正解!
アボカドのワカモーレソースもたっぷり出してくれます。他のチリ系のソースも席を立つことなくかけられます。ライムやキュウリも十分な量がセットになっています。 -
テーブルや椅子も、高級レストランより広々と置かれて居心地も最高でした!
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シェフのお兄さんもハンサムでとても優しく、翻訳ソフトを駆使して、いろいろ教えてくれました。
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タコスも良かったのですが、この「ブリトー」がボリューミーで最高でした!
結局、ここの「ブリトー」がメキシコの20日間の旅の中で最も美味しかったメキシコ料理となりました♪
タコスはどれでも45ペソ、ブリトーはこのボリュームで確か50ペソだったので、ブリトーを先に食べたら、タコスは不要なくらいの大きさで具材も大満足でした。
ちなみに肉は安いチキンではなく、ビーフです。 -
ブリトーだけなら、1コイン500円以下は、現在のメキシコの物価を考えると、コスパ最強だったと思います。ロケーションも同様に最強でした。
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この水道橋は18世紀に造られたもので、全長約1.6km、全部で253本の支柱があります。
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「庭園/公園(Jardín de Villalongín)」にも大きな噴水(Fuente de Flora)がありました。
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歴史地区へ戻りま~す。それにしても、メキシコの建物のカラーリングとお店のロゴは、歩くのが苦にならないほど素敵です♪
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公園の木のカットも可愛い上に、日差しを遮る工夫がされていて、お洒落なベンチも設置されているので、ほっこり休むには最適です。
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メキシコは、Cafeがいたるところにあるので、Coffee好きの方も困りません♪
ただ、平均給与が低い割に結構高いんですよねぇ~。
大体、日本円で500円から700円します。 -
大通り「Av Francisco I. Madero Ote」沿いには、いろいろなお店が沢山あるので、誘惑が多くて大変デス。
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特に、メキシコ各地で見られる「フルーツカップ」の種類は、写真のストロベリーの他にもマンゴーや、ミックスなどなどあって、そそられます。
お値段は、テイクアウトの場合、チップは不要なので、50ペソ前後です。
マンゴーは少々高めでした。
この量なので、食べるとお腹いっぱいになりますが、実はモレリアだけにあるもっと凄いフルーツ系の巨大カップがあるので、後ほどご紹介します♪ -
モレリアは、Barも多く、大体14時頃からオープンしているので、お酒好きにはたまりません!
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大通り沿いのBarは、奥に広い鰻の寝床タイプで、奥に入ると飲んでしまいもう観光できなくなるので、グッと我慢の連続です。
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それにしても大通りの風景だけをみていると、中世ヨーロッパの雰囲気が味わえるような美しい街並みが続きます。
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途中で入った「司教館/教会(Templo Las Monjas)」の外観です。
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モレリア名物の「ガスパチョ(gaspachos)」です。
大通り沿いにも、2件ありましたが、やはり行列ができていました。
スペイン料理の冷製スープ「ガスパチョ(gaspacho)」と同じ綴りですが、全く異なるものです。後ほど、ご説明します。 -
「司教館/教会(Templo Las Monjas)」を過ぎてすぐの垂直の道(南北の道)の南側に比較的大きな教会「Templo de San Francisco de Asís」が見渡せます。
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「司教館/教会(Templo Las Monjas)」を過ぎてすぐの垂直の道(南北の道)の北側にも比較的大きな教会「Parroquia de San José」も見渡せます。
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「司教館/教会(Templo Las Monjas)」を30mほど過ぎた四差路です。
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大通りをさらに戻る(西に向かう)と、左側にとってもお洒落なレストランがあります。
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レストラン名は「CASA OFELIA 94 Brasserie Mexicano」です。
特にインテリアが素晴らしく、料理やデザートも本当に凝っています!
夜、わざわざ戻って来た価値がありました。お値段は、それなりでしたが、カップルでの豪華な夕食またはデザートだけでもOKなので、超おススメします!
料理の写真を撮る前に食べてしまうほど、素晴らしいお店でした!
次回も必ず、夕食はここにします。 -
大通り「Av Francisco I. Madero Ote」沿いには、メキシコらしい雑貨店もあり、Window shopping だけでも楽しめます♪
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ヨーロッパ、アジアを制覇しているキティちゃんは、メキシコも既に制覇していました。
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大通り沿いのレストランを出て、次の信号を右折すると、「Av Morelos Nte」通りです。70mほど進むと、次の東西に走る通り(大通りと並行の道)に出ます。
右に曲がると「C. Aquiles Serdán」通りで、左に曲がると「C. de Melchor Ocampo」通りですが、名称が変わるだけで同じ道です。
これは、右を向いた写真です。 -
「Av Morelos Nte」通りを左に曲がり、「C. de Melchor Ocampo」通りを西に歩き、次の四差路を左(南)に向くと、「モレリア大聖堂」を正面に見ることができます。この写真の左側が、「州庁舎」です。
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「C. de Melchor Ocampo」通りに戻り、さらに西に進み、次の四差路を左(南)に向くと、南側の眺望を「庭園/公園(Plaza de Armas)」越しに見ることができます。
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「C. de Melchor Ocampo」通りに戻り、さらに30mほど西に進むと「劇場(Teatro Ocampo de Morelia)」が右側にあります。
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モレリアの名前がついた劇場なので、簡単には入れてもらえないと思っていましたが、たまたま鍵が開いていて、警備の方に「少しだけ見てもいい?」と尋ねると、どうぞって言われたので、入らせてもらいました。
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外観は、凄そうな雰囲気がたっぷりありましたが、中に入ると、普通の劇場だったので、写真だけ撮らせてもらいました。
「モレリア」の「劇場(Teatro Ocampo de Morelia)」だけは、少々期待外れでした…。 -
2階席もありましたが、1階を見て、早々にadiósしました…。ザンネン!
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劇場前の「C. de Melchor Ocampo」通りをほんの数mですが西に進み、次の四差路を右(北)を向くと南側に似た坂の先に山のある風景に変わります。
ということは、南北共に下り坂が見えるので、モレリアは丘の上にある歴史地区だということがわかります。 -
同じ場所から左(南)側を見ると、もう歴史地区の風景となっていました。
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「C. de Melchor Ocampo」に戻り、さらに西に進むと右側にBarやレストランが、いくつかありました。劇場の近くなので、遅くまで開いているお店です。
やはり、宿泊するなら安全で楽しめる歴史地区内が良かったと思いました。
朝まで開いているBarがありますが、歴史地区のホテルの場合、できれば22時までに、人通りが多い週末は、遅くても午前2時までにホテルに戻ることをお勧めします。 -
「C. de Melchor Ocampo」通りを西につき当りまで歩くと、そこは前回の旅行記でご紹介した「クラビヘロ宮殿(Palacio Clavijero)」です。
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「C. de Melchor Ocampo」通りを振り返ると、「水道橋」まで続く、1Km以上の直線道路が見渡せます。
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「クラビヘロ宮殿(Palacio Clavijero)」を今度は、右(北)に曲がると「カトリック教会(Templo de Santa Rosa de Lima)」に出ます。
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「カトリック教会(Templo de Santa Rosa de Lima)」右に曲がると、左手に「音楽学校(Conservatorio de las Rosas)」があります。
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右手側には、ロサス庭園(Jardín de Las Rosas)があり、庭園内にリーズナブルなレストランがいくつか並んでいますが、あまり評価は高くありません。
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庭園内には、噴水やミゲル・デ・セルバンテス(DON MIGUEL DE CERVANTES SAAVEDRA)の像があります。何故、スペインの小説家の像があるのかわかりませんが、メキシコは、『ドン・キホーテ』が大好きなようで、各地で『ドン・キホーテ』に関連する像が置かれています。
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「C. de Melchor Ocampo」通りに戻ると、ロンドンの観光バスのような赤い観光バスが走っていました。
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「クラビヘロ宮殿(Palacio Clavijero)」前の道に戻り、「El Nigromante」通りを大通り方面(南)に向かいます。
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見慣れた大通り「Av Francisco I. Madero Ote」に戻りました。
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ここから東西と北側の観光は終えたので、最後に南側を巡ります。
立っているところは、最初に訪れた高校の前です。 -
「Letter MORELIA」だけの写真は、やはり撮るのは難しい…w
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「モレリア大聖堂」前の「庭園/公園(Plaza de Armas)」に戻りました。
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「庭園/公園(Plaza de Armas)」の西側に、先程訪れた「劇場(Teatro Ocampo de Morelia)」より、さらに大きな「劇場(Teatro Matamoros)」を発見しましたが、時間がなくなってきたので、外観だけにします。
帰国後確認しましたが、こちらも強いて行く必要はない内装でした。 -
最後に「モレリア大聖堂」を見納めしておきました♪
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「庭園/公園(Plaza de Armas)」は、多くの人で賑わっていました。
ここを通り抜けて、南側のアジェンデ(Allende)通りに出ます。 -
「庭園/公園(Plaza de Armas)」の西端の前に、博物館「Museo Histórico del Poder Judicial」があります。
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特に、モレリアの観光スポットに登場しないマイナーかつ評価も高くない博物館ですが、非常にインパクトのある壁画があります。
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ミチョアカン州の画家、彫刻家、壁画家のアグスティン・カルデナス・カストロによって1976年に制作された壁画「モレロスと正義」を見ることができます。
大きさは、なんと「9.56m×7.40m」もあります。 -
湿気や塩分を含まない壁を当時の最高の技術で整え、ひび割れや凹凸のない独特の風合いを実現しています。その上で、壁画用のアクリル素材が使用されています。
側面の壁画も「7.40m×5.33m」もあります。 -
これらの作品は、法学者ホセ・マリア・モレロス・イ・パボン(以下、モレロス)が描かれています。
1814年にアパツィンガンで憲法が調印され、同国初の最高裁判所が設立された瞬間が描かれました。
植民地体制で失われていた公平な法の適用を、多くの犠牲を払い真の正義を求めて闘った、法学者であり人道主義者モレロスのイデオローグが描かれています。
こちらの側面の壁画も「7.40m×5.33m」もあります。 -
もちろん、入館は無料です。
メキシコには、博物館、美術館が数多くあるため、入館無料は本当に助かります♪ -
ちなみに、先程の写真と壁の色が異なるのは、この白壁の建物は、「Museo Histórico del Poder Judicial」ではなく、建物が繋がっている研究機関「Instituto de la Judicatura del Consejo del Poder Judicial del Estado de Michoacán」だからです。
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研究機関「Instituto de la Judicatura del Consejo del Poder Judicial del Estado de Michoacán」のアーチ状の柱と天井の木枠も見事でした!
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2階の廊下からは、教会「San Agustín」が、尖塔をのぞかせています。
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「Museo Histórico del Poder Judicial」の建物自体も素晴らしく、壁画を見に来たつもりでしたが、結局、建物も気に入ってしまいました。本当に素敵なデザインの建物でした♪
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階段部に設置された壁画がいかに大きいかが、ここから確認できます。
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青い空に黄色の壁もメキシコらしくて、とっても素敵でした。
マイナーなスポットですが、メキシコの歴史に興味のある方は、壁画をメインにご覧になることをお勧めします。 -
案内板には博物館「Museo Histórico del Poder Judicial」ではなく、政府機関「(Antiguo) Palacio de Justicia」の名称で、表示されていましたが、同一の建物です。
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庭園/公園(Plaza de Armas)に面した南側のアジェンデ(Allende)通りを東に進みます。日差しが強い時は、公園側(左側)ではなく、右側を歩けば、日差しを完全に遮ってくれるアーケードの中を歩けます。
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やはり、木のカットのデザインが、何とも言えない可愛さですね。
何度も往来した「Plaza de Armas」ですが、常に美しく整備されているのが印象的でした。
また、大通りも小路も、本当にゴミ1つ落ちていなくて、安全で、快適でした♪ -
アジェンデ(Allende)通りを東に進み、右手に教会「San Agustín」が見えたら、そこが「イダルゴ(Hidalgo)通り」です。
ここは、短い小路ですが、様々なテイクアウト専門のお店やレストラン、Barがあり、地元の方でも賑わっています。 -
南側のつき当りは、巨大な教会「San Agustín」です。
この写真の左側奥にお目当てのお店があります。 -
写真右側の「GASPACHOS」という屋号があるお店です。
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この女性はお客さんでしたが、「ガスパチョ(GASPACHOS)」を買っていたので、どうやってソースを選ぶとかチリパウダーの適量などを聞いたら、とても親切に教えてくれました♪
ただ、もう結構遅い時間となっており、行きたい観光スポットが2つも残っていたため、先に観光してから戻ることにしました。
親切な女性に感謝デス♪ -
「イダルゴ(Hidalgo)通り」東側の雰囲気は、こんな感じです。
こちら側には、日本料理のレストランやメキシコ料理のレストランがあります。 -
「イダルゴ(Hidalgo)通り」西側の雰囲気は、こんな感じです。
メキシコに多いアイスクリームのテイクアウト店「Paleteria La Original Tocumbo」がとても賑わっていました。この通りだけで、3店以上のアイスクリーム店があります。また、Barや軽食のお店がこちら側に多かった気がします。 -
早速、教会「San Agustín」に入ります。
この教会は、何と1550年に建てられたもので、写真は主祭壇です。 -
確かに、長い歴史を感じさせる礼拝堂がありました。
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1550年にに建てられましたが、内部は19世紀の多くの絵画や遺物で飾られているそうです。
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主祭壇も金が多く使われていましたが、身廊の各々の礼拝所も非常に豪華でした。
礼拝所1つ1つのクオリティは、「モレリア大聖堂」より豪華に感じました。 -
ただ、これだけ大きな教会でも側廊はなく、天井高や内壁のクオリティは「モレリア大聖堂」には及びません。
身廊の各礼拝所の装飾も後述の、主祭壇画を描いた「建築家フランシスコ・エドゥアルド・トレス・ゲラス(Francisco Eduardo Tres Guerras)」によるものです。 -
ただ、本当に素敵な宗教美術品が、これでもかというくらい沢山あるので、しっかり見ようとすると、それなりに時間はかかります。
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主祭壇画は、「建築家フランシスコ・エドゥアルド・トレス・ゲラス(Francisco Eduardo Tres Guerras)」の作品です。
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「建築家フランシスコ・エドゥアルド・トレス・ゲラス(Francisco Eduardo Tres Guerras)」は、グアナファト近くの「セラヤ」で生まれた植民地時代と独立初期の著名な建築家、画家、彫刻家です。
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彼は建築家、画家、彫刻家に留まらず、セラヤの代議士、シンディック、市会議員、市長でもありました。本当にマルチな才能を持った方です。
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ちなみに、建築家としての実績だけでも、セラヤの橋、同じくセラヤのフランシスコ会修道院の礼拝堂、サン・ルイス・ポトシ劇場、サン・フアン・デ・ウルアの記念碑など、さまざまな建造物があります。
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建築だけではなく絵画でも、彼はエル・カルメン神殿のサン・プラシド礼拝堂に、最後の審判をテーマにした壁画を描いています。
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サンルイスポトシのエルカルメン教会の2つのフレスコ画も彼の手によるものだということで、絵画の実力も相当なものだということがわかります。
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内装は、一貫して新古典主義(ネオクラシック)の作風で統一されていますが、彼が亡くなったのは1833年なので、かなり前衛的な感性を有していたことがわかります。
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1つ1つの作品を見ているだけでも、彼の才能に圧倒されると思います。
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ヨーロッパでも、これだけの作品をゆったり鑑賞できる場所は限られているため、思ったより全然安心で美しいモレリアや他の都市を観光できるメキシコは、今おススメの観光地だと思います。
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宗教美術だけでなく、様々な美術品を自由に、しかも無料で見られるメキシコ旅行は、本当におススメです。
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ホテルの料金も円安で高くはなりましたが、絶対値は欧州や米国に比べてまだ安く、食費も安く済ませられるコツもあるので、是非旅行記の続きもご覧ください♪
では、教会「San Agustín」を堪能できたので、最後の観光スポットに向かいます。 -
また同じような建物にやって来ましたが、ここは、メキシコ独立に最も貢献した「英雄モレーロスの生家(Casa Natal de José María Morelos y Pavón & Museo Casa Natal de Morelos)」です。
長い名称ですが、入り口には「JOSE MARIA MORELOS」とわかり易く、書かれています。 -
場所は、教会のすぐ東隣りです。
ただ、メキシコの建造物は、それぞれがとても大きいため、少しだけ歩きます。 -
「ホセ・マリア・モレロス(José María Morelos)」は、1765年9月30日、現在のモレリア州バリャドリッド・デ・ミチョアカンで生まれ、1815年12月22日、サン・クリストバル・エカテペックで銃殺されました。
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1810年の「ミゲル・イダルゴの反乱」で、1811年に「ミゲル・イダルゴ・イ・コスティーリャ」が処刑された後、「ドロレスの叫び」に加わり、すぐに反乱軍のリーダーとしてメキシコ独立運動の指導者となりました。
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「ホセ・マリア・モレロス(José María Morelos)」は、もともとカトリックの司祭だったため、軍人としての経歴はありませんでした。
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しかし、革命指導者「マリアーノ・マタモロス」と「イグナシオ・ロペス・ラヨン」と共に、反乱軍のリーダーとして各地を遠征し、ニュースペイン南部と中央部の領土を占領、またクアウトラ包囲戦を指揮し、太平洋に浮かぶニュースペインの主要港アカプルコをも占領しました。
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彼の遠征はスペインの支配に対する地域の反乱を刺激し、反乱軍の指導者としてメキシコ独立戦争を組織し、強化しました。
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「ホセ・マリア・モレロス(José María Morelos)」の像です。
1813年、彼はカディス憲法の影響を受けた文書『Sentimientos de la Nación』を執筆し、メキシコ国家のための計画を立案しました。また、彼の指導の下、アナワク会議がチルパンシンゴに設置され、1813年11月6日にメキシコの独立を宣言しました。 -
遂に、1814年10月22日、議会が起草したアパツィンガン憲法は、メキシコを共和国にすると宣言しました。
しかしその翌年、プエブラのテマラカで王党派軍に捕らえられ、銃殺刑に処せられました。
博物館のこの部屋には、3つの重要な遺品が展示されています。
「彼の葬儀のマスク」、「軍のジャケット」、そして「彼の処刑中にカウディーリョの目が覆われたと言われているハンカチの断片」です。 -
モレロスの反乱の目的は、「すべてのメキシコ人が参加する共和制政府の創設」、「奴隷制の廃止」、「人種や民族間の分断の撤廃」でした。
彼がメキシコの英雄となった理由が、よくわかります。
※(写真)モレロスが生まれた実際の家は現存していませんが、モレロスの誕生の場所のマーカーが設置されています(メキシコ国旗のすぐ後ろ側)。是非、見逃さないようにしてくださいネ! -
博物館には、他にも貴重な「Sentiments of the Nationなどの歴史的文書」の複製や「モレロスの生涯と作品、メキシコの歴史に捧げられた23,000冊以上の膨大な蔵書」などが収められています。さらに、曜日によるらしいのですが、図書館のマルチメディア室で短編の映像が見られると聞きました。
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博物館の開館時間
月曜日~金曜日:午前10:00から午後7:00まで
土日祝:午前10:00から午後6:00まで
最新の時間を調べましたが、サイトによって全て書いている時間が異なりました。
やむを得ず、Google Mapの時間を書きましたが、間違っているかもしれませんので、ご了承のいただきますようお願い致します。 -
非常に細かく、ホセ・マリア・モレロス(José María Morelos)のことについて書かれています。詳細は、各写真の説明に書き加えました♪
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ホセ・マリア・モレロス(José María Morelos)の胸像が建物の西側の庭に置かれています。彼は、パルド/ムラートパルドと呼ばれる、ヨーロッパ、ネイティブアメリカン、アフリカの混血の親を持つ子孫と言われています。
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建物の西側の庭にも、不思議なベルが置かれていました。
後ろ側の写真と下の前側の写真を見比べると、前後のイメージが異なることがわかります。 -
像としての辻褄は確かに合っていますが、後ろから見ると勇敢な兵士が連想されますが、前から見ると、まさかの赤ん坊でした…w
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不思議なベルの前には、黒猫がずっと見守るようにいました!
ちなみに、現在のメキシコの50ペソ紙幣には、彼の肖像画が描かれています。 -
ホセ・マリア・モレロス(José María Morelos)の生家を見て、彼はカトリック司祭であり、有能な政治家であり、勇気ある軍事指導者であったことが、本当に良くわかりました。まさにメキシコの英雄ですね。
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これだけの博物館が無料で見学できるのは、本当にありがたい限りです。
モレリアは見どころが多いため、ヨーロッパのように1施設毎に入館料を取られていたら、美味しいものも我慢しなければならなくなりますが、結局モレリアの施設は、全て無料でした。
メキシコでは感謝の意を込めて、美味しいものを沢山食べようと思います♪ -
「モレロスの生家(Casa Natal de José María Morelos y Pavón & Museo Casa Natal de Morelos)」の建物そのものは、「高校(Colegio Primitivo y Nacional de San Nicolás de Hidalgo)」や「クラビヘロ宮殿(Palacio Clavijero)」と大きな違いはなかったので、ガスパチョ店に戻ります♪
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「モレーロスの生家」前の「ラ・コレヒドーラ(C.La Corregidora)」通りにも多くの飲食店や衣料品店が並んでいました。
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「ラ・コレヒドーラ(C.La Corregidora)」通りの東側です。
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その内の1つにパン屋さんを発見したので、明日の早朝ホテルを出るため、朝食用に気になっていたパンを買うことにしました。
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メキシコは、パイ生地の甘いパンが多く、日本だと結構なお値段のものが比較的安く手に入ります。日本同様、ちゃんと1つずつポリ袋やオイル加工の紙に包んでくれます♪
写真で見ると小さく見えますが、メキシコのパンは巨大なサイズのものが多いと思います。3つで33ペソ(約300円)は、半額以下でしたが、味は日本には敵いません。 -
やっとガスパチョ店に戻りました。
甘いソースが6種類、チリソースとチリパウダー(辛さ3種)が置かれていました。
白いボトルは、何かわかりませんでした。
注文時にフルーツの種類は選択するので、お店の人に聞かれるのは、ライムをかけるかどうかで、Si,Siと言っておけば、十分かけてくれます。
中は、オレンジジュースにカットフルーツを入れ、チーズをかけてからのココナッツパウダーとライムが定番で、ソース類とチリパウダーは自分でかけて完成です♪ -
これが、モレリアにしかないガスパチョです。
出来上がったガスパチョは、ドーム状の蓋が閉まらないほどフルーツが詰め込まれていて、60ペソ(約550円)でした。
ソースは、食べ方を教えてもらった女性と同じ、チョコレートソースだけにしました。前に見えるボトルは、塩ではなく、追加でかける用のココナッツパウダーだと思います。既に沢山かかっていますので、ここで食べる人用のものですね、きっと…。 -
この量と重さを見て、食べきれないことは明白だったこと、コンビニOXXOでCoffeeを買って、一緒に食べたかったことから、一旦ホテルに戻り、食べきれなかった分を冷蔵庫に入れて、予約していたレストランに戻ることにしました。
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ちなみに、メキシコの各都市には基本的にコンビニOXXOは、必ずあります。
一番大きいGrandeサイズのCoffeeで25ペソ前後です。Coffeeは、ちゃんとドリップしたものですが、作り置きでポットに入れられています。
ちなみに店の人に「No necesita azúcar」や「Café sin azúcar」や「Café solo」と言っても、お店の人がどれなのかわかっていないようで、必ず超甘いコーヒーが提供されます。 -
自分で探し出して、どのポットか覚えておくと、それ以降は甘くないCoffeeが買えます。OXXOは確か黄色のステッカーが貼ってあるポットだったと思いますが、違ったらごめんなさい! 価格は、同じ街のOXXOでも店によって多少違います。
ちなみに、都市によってはサークルK(CircleK)もありますが、OXXOより少し高めで味もそれほど変わらないため、OXXOで良いと思います。 -
ホテルに戻り、屋上でガスパチョを少しだけ、Coffeeといただきました♪
歩き回って疲れた体には最高のフルーツでした。オレンジジュース入りのフルーツにチーズ&ココナッツ&ライムを加えた上でのチリペッパーに感動しました♪
レストランに向かう途中、日本にありそうな床屋を発見! -
保育園も発見!
保育園のデザインも、日本にありそうな絵柄が描かれていて、可愛いですね♪ -
歴史地区に戻りました。空が青いので明るく見えますが、カメラが増感しているだけでかなり暗いです。
レストランを出た後、Barに寄ったので、23時にホテルに戻りましたが、途中、女性が1人で歩いていたこともあり、まったく危険を感じることはありませんでした。ただ、誘拐が多いことも事実で、バスターミナルには、ほとんど女性の行方不明者の写真が沢山貼り出されていました。 -
早朝、歴史地区から離れたホテルでしたが、Uberは10分以内の到着でした。
早朝だったのか、チケットタクシーより高かったです。
チケットタクシーは、夜22時頃、当然同じ距離で75ペソ、Uberは朝6時過ぎで100ペソでした。
早朝からCoffee Shopが開いていました。50ペソ(約460円)でしたが、OXXOより断然美味しかったです♪ -
早朝なのに、他にもコンビニ的な店も開いていました。
モレリアのバスターミナルは、清潔で安全でした。 -
無料の待合室もありますが、早朝でも結構混雑しています。
バスの往来が頻繁にあるため、席がなくても暫く待てば、必ず座れます。
バスの出発遅れは、5分~10分がほとんどでしたが、1度だけ30分遅れがありました。多分、高速道路の工事や渋滞が原因だと思います。
モレリア到着時、約2時間強遅れたので、接続のバスがある場合やホテルのチェックイン時間制限がある場合は、時間に余裕を持っておくことをおススメします。 -
バスターミナルは比較的小さいので、バス乗り場は、係の人に15分前までにチケットを見せれば教えてくれます。
それでは、モレリアからグアダラハラに向かいま~す。
次回からグアダラハラの旅行記が始まりますので、是非ご覧くださ~い♪
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