京都　村上隆のもののけ展とぶらり散策

2024/06/01 - 2024/06/03

6月1日から京都へ帰省。

実家の用事の合間に訪れた京セラ美術館の「村上隆 もののけ　京都」展、壬生寺と八木家、お気に入りのパン屋さんなど紹介します。

地元民が集う喫茶店やお店も少々。
旅の参考になれば幸いです。

エリア 京都

2泊3日で京都へ帰省。
品川駅から新幹線に乗る前にいつも行列の出来ているお店、VERY RUBY CUTのいちごミルクサンドを手土産に購入。

１０人ほどの列、少し待ちました。

映えなだけのお菓子と思いきや、これが美味しい！
味にうるさい両親も気に入ってくれたので、次は大きい箱で買って帰ろう。

品川駅 駅

帰省中は家の用事の合間を縫って出かけます。

今回は綺麗になった京セラ美術館で開催中の村上隆のもののけ展に行ってきました。

6月1日土曜日の午後。チケットは並ばずスムーズに購入できました。
チケット売り場に長蛇の列が出来ることはその後も無かったです。

京都市京セラ美術館 美術館・博物館

チケット売り場を通り過ぎて階段を登ると吹き抜けの中央ホール。
正面に村上隆の阿吽像、壁面には一面の桜、所々に散りばめられたフラワーたち。

作品の展示されている東山キューブへの入り口をお寺の門に見立てた配置は圧巻です。

東山キューブの入り口でチケットを見せて、展示室の最初にあるのが壁一面の洛中洛外図。
もののけ展のために工房が作成した巨大な作品です。

所々にキャラクターがいます。

洛中洛外図の向かい側にあるのが「尾形光琳の花」

日本画と村上隆のお花の組み合わせは新鮮、とても素敵な作品でした。

真っ暗な展示室には青龍、朱雀、白虎、玄武の四神の絵。
中心には金のスカル、竜頭GOLDを飾った塔が配置されています。

竜頭GOLDは見上げる高さにあるので見落とさないよう気をつけて。

同じく四神の部屋にある《想像を超えた宇宙の活性を想起する》と題された本人らしき像。

こちらのスカルは暗闇の中に照らされて迫力があった。

DOBくん。
一緒に写真を撮る人が多くて人だかりが出来る。

巨大なDOBくん

《不思議の森のDOBくん》

かいかいとキキ

よく見ると一面のスカルで埋め尽くされてます。

壁一面に金箔に配したフラワーが並ぶこの作品も一緒に写真を撮る人が多かったです。

金箔フラワーと向かいあう壁面を飾る作品のタイトル。長い。

こちらがその作品。
村上隆先生、さすが東京藝大の大学院卒と改めて思う。
辻先生と村上隆先生の関係もいいなぁ。

コレクションカードのフラワーたちが勢揃い。

こちらの《2020十三代目市川團十郎白猿 襲名十八番》と、京都の五山のキャラクターの作品が最後を締めます。

東山キューブを出ると7代目小川治兵衛作庭の日本庭園があります。
こちらにはルイヴィトンのトランクに乗った親子のフラワー。巨大です。

この庭は誰でも無料で入れます。
動物園側からだと入りやすいです。

東山キューブは京都市美術館に新しく建てられた近代美術にも対応する高機能展示スペース。
屋上テラスからは東山が眼前に広がります。

日本庭園側を見るとフラワーの彫像。
背後にはウェスティン都ホテル。

テラスからは大文字山も見えます。
とっても素敵な場所なのに誰もいなかったので、しばらくボーっと東山を眺めて休憩。

この日は他に金曜ロードショーとジブリ展、キュビズム展を開催。
ジブリは日時指定券を持った人のみ入場可能、当日券はなかったようです。

美術館併設のカフェは14組待ちでした。
番号札を発券したら美術館のショップをブラブラ。
QRコードを読みこめば今何番目かわかるので安心してウロウロできます。
約20分後に呼ばれました。

村上隆のフラワーをかたどった和菓子もあったのですが、ついついジブリ展コラボの金魚鉢ソーダを頼んでしまいました。

京セラ美術館を出ると平安神宮の大鳥居が。
すぐ手前のバス停はバス、タクシー、人がごちゃまぜで大混乱してました。

平安神宮 寺・神社・教会

疏水の橋から近代美術館を眺めたところ。
春は桜が綺麗です。

少し歩くと地下鉄東西線の東山駅があります。
京都の地下鉄は結構お高いのですが、1日乗車券を買えばバスよりこちらの方が早いし快適かと思います。

東山駅 駅

宿泊はビスタプレミオ京都和邸。
最近はずっとここ、というくらいお気に入り。
空調が快適、部屋もベッドも十分な広さです。

ホテルビスタプレミオ京都 和邸 宿・ホテル

水回りはこんな感じ。
トイレの向かいにお風呂があります。

ホテルには大浴場はないけれど、部屋のお風呂でゆっくり出来るのもお気に入りポイント！

日曜日の夕方、昼過ぎからの大雨もやみ、祇園の花見小路は人で溢れていました。
祇園甲部歌舞練場、改修を経て再オープン。
併設された花街芸術資料館では舞妓さんか芸妓さんと記念写真を撮ったり舞を見る事が出来るそう。

歌舞練場の横では現在帝国ホテルの建設真っ最中。

少しずつ街の様子が変化している京都、ここ祇園甲部にもその波が寄せています。

花見小路 名所・史跡

両親のお気に入りのお店へ。
花見小路の裏は少し静か。

おすすめの日本酒3種。美味しかったです。

この日は早い時間は日本人、遅い時間は海外からのツーリストと半々。

一見さんお断りではないけれど、海外の方も事前に電話で予約してくれるそう。

大将、英語はもちろんのこと韓国語もなかなかお上手。ドラマにハマって勉強中らしい。
本日の韓国からのお客様も喜んでくれてたね。

もう一組は赤ちゃん連れのブラジルからのご夫婦。
ブラジルは日本人が多く、日本食のレストランにもよく行くそう。

結構ゆっくりしてたので帰りは人も少なめ。
花見小路から一本入るとこんな感じです。

6月3日月曜日、朝から自転車でお出かけ。
用事を済ませて二条城をぐるりと一周回ります。
こちらは一番端、南西角の西南角楼。

元離宮二条城 名所・史跡

ジッと微動だにせず水中を見つめ続けるサギ。
お魚、捕まるといいね。
　
二条城の入場口にあたる東大手門前は大勢の観光客で賑わっていました。

ちょうど英語のガイドツアーが出発する時間のようで、欧米系の旅行客の長蛇の列に遭遇。
円安もありアジア以外の国からの旅行者も増えているのを実感。

二条城を一周したら三条商店街へ。
何十年ぶりかに来たけれど、まだ10時前で開いてるお店が少なかった。

その中で見つけた喫茶店にはいってみました。
珈琲工房てらまち。
ジャスが流れるカウンターメインの喫茶店。

出前館で配達を受けてるので朝からサンドイッチ作りに忙しいマスター。

珈琲工房てらまち グルメ・レストラン

でもコーヒーは一杯ずつちゃんとドリップしてくれます。
本日のコーヒーはグアテマラ、美味しかった。

まだ時間があるので新撰組の屯所として有名な壬生の八木邸へ。
ちょうど10時からのガイドツアーに間に合ったので抹茶とお菓子付きのガイドツアー1,100円に参加。

残念ながら中は撮影禁止。

新選組屯所跡・壬生郷士八木邸 名所・史跡

中に入ってしばらくすると、なんだか左肩が痛いな。
そう思いながらガイドさんの話を聞いていると、芹沢鴨はじめ数名が殺されたお部屋でしたよ、、、。
新撰組の粛清の様子を結構リアルに再現してくれるガイドさん(泣)

壬生寺に行って手を合わせてから帰る！！絶対！！

でもしっかりお抹茶とお菓子は頂きます。
このお饅頭がとても美味しかった。

八木邸から南に少し下がったところに壬生寺はあります。
広い境内では毎年壬生狂言が催されます。
昔は無料で見れたのですが、今は有料のよう。

壬生寺 寺・神社・教会

芹沢鴨他11名の隊士のお墓と近藤、土方の胸像のおる壬生塚は見学料300円。

先ほど壬生寺のお地蔵様に手を合わせたお陰か、肩の痛みはすっかり癒えてます。ありがとうございます(泣)

こちら、近藤勇局長。

我らが土方歳三副長！！
日野の生家も、函館も、高幡不動も参ったよ！

壬生寺は沖田総司が近所の子供達と遊んだり、隊士の兵法訓練のために使われていた新撰組ゆかりのお寺。

新撰組隊士の刀がモチーフの限定ご朱印帳も大人気です。
土方歳三、沖田総司はすでに完売してありません。
今回あったのは近藤勇の愛刀、長曽根虎徹バージョン。

京都お気に入りパン屋さん紹介。
室町姉小路下がったところにあるFiveran。

真ん中にたくさんあるのが有名なクリームパン。
クロワッサン、明太子フランスを今回はゲット！
いずれも美味しいです！

ファイブラン グルメ・レストラン

夕方だったので、すでにかなり売り切れてます。
パンオショコラ、食べたかったなぁ。

こちらはLe Petit Mec omake店で買ったパン。
焼きそばパンはオマケ店のみのオリジナル。

東京にも出店されてるので有名ですね。
京都のこの店も大概数名は並んでます。

こちらは父親がよく行く前田珈琲の室町本店。
今回は土曜日のランチで訪問。
意外にも空いていてすんなり入れた。

前田珈琲 室町本店 グルメ・レストラン

ランチはミニサイズセットがあります。

半分くらいの量のサンドイッチやパスタとドリンクのセット。
ミニサイズ一種類とドリンクで880円、二種類だと1,300円。

こちらは焼きたまごのホットサンド。

ナポリタンのミニ。
ドリンクは前田珈琲名物アイスミルクティー、その名も前田のAIMIアイミ。

圧倒的に海外からの旅行客が多かった京都。
帰省中に立ち寄った所をご紹介した旅行記、お役に立てたら光栄です。