２０２４年春の旅 ３２ －下小川－中舟生－常陸大宮－常陸大子

2024/03/10 - 2024/03/10

東北横断鉄道乗り直し巡り

エリア 茨城

• 旅行の満足度: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル

西金を出ると常陸大宮市に入るが、まだ景色は郡部そのもの
それもそのはずで、これから通る玉川村駅はその名の通りかつて存在した村の名前である

列車本数はやや増えるので、早くも下小川駅で下り列車とすれ違い

平野部が近付き、久慈川とももうすぐお別れ

どこまでも清々と流れていて、目を楽しませてくれた

中舟生駅
古くからある駅の間に時々現れる、多くが昭和３０年代に設置された停留場タイプの無人駅の一つ
国鉄も、ダメになる前に地方で積極的な集客策を取る時代があった

郊外のような風景になってきて

新興住宅地のような戸建て住宅も建つ

常陸大宮駅まで来ると駅前が都市部めいてくる
その名の通り常陸大宮市の中心ということになるのか
水郡線でホームに番線表示があるのは、磐城石川、磐城棚倉、常陸大子、常陸大宮、上菅谷のみで、この駅もいかに主要駅なのかがわかる

平野に、茨城県は農業県の一つなので、広々とした畑も広がる

晴天の空は青々として、二日ぶりの太平洋側の空だ
雪国を経てきた目にはさらに鮮やかに映る

周囲に家屋が密集する、支線の分岐駅上菅谷へ

常陸太田への支線には一度乗った
乗り換えの用途もあるだろうに、この駅は構内通路のままで変わらない
那珂市の市役所所在地だが、データだと乗降客がかつてよりかは減っているようで、跨線橋建設などは沙汰止みしているのかもしれない
昨今はすぐに地下化、高架化、立体交差化、橋上化としたがるが、駅としてはこれが一番便利である
跨線橋を廃止し、構内通路に戻す感心な所もある