２０２４年春の旅 ３１ 常陸大子－西金

2024/03/10 - 2024/03/10

東北横断鉄道乗り直し巡り

エリア 茨城

• 旅行の満足度: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル

お約束の通票閉塞時代名残の張り出し窓
東北本線のような現在は複線電化の幹線路線でも、古い駅舎が残っていれば見ることができる

常陸大子は各方面へ道路も通じる交通の要衝でもあるが、馬頭を経て栃木方面を結んでいたＪＲバスは民間に移管されたのち、途中区間が寸断されてしまい、地域交通の衰退が著しい
免許のない人間は移動もままならず、これはひとえに国家の責任であろう

常陸大子で後部に増結して三両編成になった列車
常陸大子から区間の乗客の多さを感じさせるが

風景はやはり変わらず、久慈川にひたすら付き従い続ける

水郡線は地味路線と言われ、私もその印象だったが

久慈川も中流域に至るとむしろ渓谷めいた様相となり、素晴らしい車窓の眺めが続く

地味路線などと失礼な話で、さらに、やはり１０代の当時は何を目にしていたのかと思う

乗りつぶすことだけを主目的にして、車窓を眺めるのが疎かだったのだろう

西金駅

首都圏への道床用砕石(バラスト)の積み出し駅で有名
昔は何本か側線が敷かれていたが、今は積み出し線のみの様子
入換扱いのため駅員も比較的長い間常勤で配置されていたが、今は無人駅
入換作業時のみ要員が派遣される
同じ経緯を辿る吾妻線の小野上駅ととことん通じるものがある