エジプト12日間ひとり旅 2023年末～2024年始 ②／カイロに到着・年越し編

2023/12/31 - 2024/01/01

エジプト旅行記 （2023年12月28日～2024年1月8日：2/6）

2023年12月31日　
Air Cairo MSC5
SSH 11:40 → Cairo 13:10

シャルム・エル・シェイクを発ってカイロに到着。
ダイビング器材が重いので、さっさとカイロ市内に移動できるよう Booking.com で迎車を手配済み。（1,500円）

ダイビング器材をクロークに預けて身軽になって，いよいよエジプト周遊が始まる！
念願のギザのピラミッド前に宿を取り，年越し・元日を迎えることにした。

Giza Pyramids Inn 宿泊
Booking.com で予約、朝食付きシングル US$ 32

エリア ギザ(エジプト)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

カイロに着いたらまずダイビング器材を安全に預けて身軽になりたい。

ということで，まずは Bounce アプリで予約したカイロのラムセス駅前にある Panorama Ramsis Hotel & Cafe に向かう。
カイロ空港からラムセス駅までは Booking.com の迎車サービスで1,500円ほど。
空港出口で無事にドライバーと合流。大きめのバンで，ちょっと得した気持ち。
道中，ドライバー氏は私にカイロ滞在中の車の手配やらについて熱心な営業をかけるも実らず。

砂っぽくて，街全体が土の色で，想像していたエジプトの都会そのままだった。
それにしても，ラムセス駅付近の渋滞は酷い。
ひっきりなしにクラクションが鳴り続け，歩いたほうが早い。
日本車よりも韓国車，中国車が多い印象。

Bounce のクロークサービスは 1日US$ 6。1週間預けるとなかなかの出費になった。その分，安心・安全と割り切って，23キロの荷物から解放された。
Bounce は今回初めて利用したが，ホテルのフロントにアプリの画面を見せると，スムーズに荷物を預かってもらえた。

カイロ市内からギザのピラミッドまではUberタクシーを使うと1,000円弱で行ける。
しかし，着いたばかりなので街歩きがてら地下鉄で Omm El-Misryeen 駅に移動し，そこからUber タクシーに乗った。

カイロを歩き始めてまだ1時間程度だというのに，早くも気づく。
カイロ人，めちゃくちゃ親切。
駅で切符を買おうとしていたら「買い方はわかる？どこに行く？」と隣りにいたおじさんに声をかけられ，改札口を抜けると「乗り場はあっちだよ」と駅員に教えられ，タクシーを待っていると「大丈夫？日本人？」と女子学生に話しかけられる。
Uberタクシーのドライバーも英語は解さない人も多かったが，みんな笑顔で誠実だった。Google翻訳アプリも大活躍。

ツアーやガイドを使わずに個人でエジプトを訪れる場合は，数字0～9を判読できるようになってから行くのがオススメ。
4桁を解読できれば，Uberタクシーのナンバーや列車・バスの番号・時刻表が読めるので、とても役に立つ。

さて，今晩の宿は，ギザのスフィンクスの正面にある Giza Pyramids Inn

ピラミッドが見えるホテルで年を越し，ピラミッドを見ながら元日の朝食，新年最初の観光はギザの三大ピラミッド，という盛大な計画を立てていた。
なんならギザのピラミッド群の2024年観光客１人目になりたい。

ホテルはスフィンクスの前にある噂に高いケンタッキー＆ピザハットの真裏に位置し，ピラミッド群の入場口のすぐ近く。
朝食付きシングル US$ 32 でリーズナブル。
部屋に窓はなかったけど，寝るだけだし，エアコンは効くし，シャワーの湯量も十分だし，冷蔵庫はあるし，なんの不満もなかった。
ただし，エレベーターがないので，荷物が大きい人や階段が辛い人は避けたほうが無難かもしれない。

屋上からの景色がこの写真である。
小学生の頃から憧れていたホンモノのギザのピラミッド。まだ現実感がわかない。

Giza Pyramids Inn ホテル

すこし街中を散歩していると，頭痛と熱っぽさが増してきた。
ダイビングの後はよく頭痛が起きるので，「いつものやつ」と思い，昨日シャルム・エル・シェイクの薬局で強めの鎮痛剤を購入して飲んでいた。
でもコレは「いつもの」とは違う気がする…

無理せずホテルで休もうと思い，夕食は噂のピザハット スフィンクス前店でピザをテイクアウトする。
これがピザハット（2階）からのピラミッドビュー。

夜20時頃に屋上からレーザーショーが見えるというので屋上に上がってみる。
ピラミッド物語がなんとなく聞こえる。レーザーショーも「なんとなく」な内容だった。屋上からタダ見するので十分だった。

ギザの年越しは，特別なことは起きない，ただの夜だった。
爆竹が鳴ることもなく，派手なクラブミュージックで盛り上がることもなく，普通の夜が過ぎた。

朝食は屋上のテラスにて。
元日の8時はさすがに寒い。
見慣れてきたピラミッドを眺めながらいただいた。