![飛行機代がやや落ち着いてきていてヨーロッパ行きも手が出る価格になってきました。<br />そこでスペインはカタルーニャにショートトリップに行くことに。初スペインの旦那を連れて、嫁は久しぶりのスペイン。カタルーニャは2人とも初めての訪問です。<br />巨大な観光都市バルセロナ。どこに行こうか迷いましたが、今回は中世のお城に泊まれるというバルセロナ近郊の街カルドナと、聖地モンセラートを訪ねるドライブ旅になりました。<br /><br />【旅程】<br />~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~<br /><0>2024/5/2 (THR) <br /> QR4851 22:50HND ----- 04:40DOH ←イマココ<br /><1>2024/5/3 (FRI)1st Day <br /> QR145 08:50DOH ----- 14:40BCN<br /><2>2024/5/4 (SAT)2nd Day<br /><3>2024/5/5 (SUN)3rd Day<br /> QR142 23:00 BCN ----- 06:10 DOH<br /><4>2024/5/6 (SUN)4th Day<br /> QR4850 07:15 DOH ----- 23:55 HND<br />~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/11/90/28/650x_11902855.jpg?updated_at=1721522198)
2024/05/02 - 2024/05/03
109位(同エリア6927件中)
トゥーバーズさん
- トゥーバーズさんTOP
- 旅行記109冊
- クチコミ329件
- Q&A回答13件
- 223,153アクセス
- フォロワー122人
この旅行記のスケジュール
2024/05/02
-
スカイラウンジ
2024/05/03
-
ターミナル1駐車場B区画2階
-
プラザ・デル・ピ
-
ケーテ・ウォルファルト
-
カタルーニャ建築協会
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この旅行記スケジュールを元に
飛行機代がやや落ち着いてきていてヨーロッパ行きも手が出る価格になってきました。
そこでスペインはカタルーニャにショートトリップに行くことに。初スペインの旦那を連れて、嫁は久しぶりのスペイン。カタルーニャは2人とも初めての訪問です。
巨大な観光都市バルセロナ。どこに行こうか迷いましたが、今回は中世のお城に泊まれるというバルセロナ近郊の街カルドナと、聖地モンセラートを訪ねるドライブ旅になりました。
【旅程】
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<0>2024/5/2 (THR)
QR4851 22:50HND ----- 04:40DOH ←イマココ
<1>2024/5/3 (FRI)1st Day
QR145 08:50DOH ----- 14:40BCN
<2>2024/5/4 (SAT)2nd Day
<3>2024/5/5 (SUN)3rd Day
QR142 23:00 BCN ----- 06:10 DOH
<4>2024/5/6 (SUN)4th Day
QR4850 07:15 DOH ----- 23:55 HND
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- ショッピング
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今日も会社が終わってから、羽田空港に向かいます。22時50分発のカタール航空でのフライトですが、4月からJAL共同運航でチェックインはJALのカウンターです。なんでもチケットの比率はJAL2割でQR8割での運航なのだとか。
羽田空港 第3旅客ターミナル 空港
-
珍しく早めに空港に着けて、時間も3時間程あるので、有料ラウンジのスカイラウンジを使うことにしました。空港のお店でお茶をするなら、1500円/人でラウンジもいいのかもしれません。
-
時間を少し遅れての搭乗となりましたが、スペースに余裕があるJAL運行便にあたったのは幸運でした。ドーハまでは11時間30分のフライトです。久しぶりの長時間フライトでの機内泊。ストレッチしたりして、体ガチガチにならないよう気をつけます。
「こんなかかったっけ?」
「どうだっけかなあ」
「久しぶりからか、すっごい長い気がする」
※以前の記録でも、ほぼ同じ時間かかっていて、フライト時間が前よりかかるようになったことはありません。 -
1時間程経ったところで、晩ごはんの機内食が提供されました。ビーフとチキンの選択で、嫁がビーフを、旦那がチキンを頼んでシェアします。
「味噌汁もございますよ?」とアテンダントさんが薦めてくれたのでお味噌汁もいただきます。サラダも美味しいし、JAL頑張ってる感があって好きです。デザートのハーゲンダッツや、JALのオリジナルワイン「DOUBLE O」も美味しくいただきました。このワインも新登場した時から試す機会があって、気に入っています。 -
上海上空から入って、飛行機はドーハを目指します。バルセロナに着いたらすぐ動かないといけませんし、お酒の力も借りて、眠りにつきます。
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朝ごはんはオムレツとウィンナー。皮パリパリで日本的です。
-
朝方、朝焼けの中の着陸です。4時40分の到着予定が30分程遅れて、5時過ぎにドーハに到着です。
-
バスでアライバルに移動します。まだ朝方で気温も低く、思ったより快適です。
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ハマド国際空港でバルセロナ行きの便に乗り継ぎ。トランスファーの看板に従って進みます。乗り継ぎ便は8時50分。QR145便はC23ゲートです。
-
まずセンターのアライバルロビーに行き、そこから伸びるCコンコースに向かいます。ハマド国際空港は、2015年頃に来たことがあります。当時はまだ何もない空港でしたけれど、ワールドカップもあってずいぶん整備が進んだようで、雰囲気がずいぶんと変っていました。アイコニックな黄色い熊のオブジェは、なんでもニューヨークのアートなんだとか。
「こんなものあったっけ?」
「記憶ないねえ?前来た時はまだ、ゲートの南北繋ぐ電車が工事中で乗れなかったり、工事中ばっかりだったもの」
「この熊、有名みたいだよ。ほら記念撮影してる人がたくさん」
「ふーん」ハマド国際空港 (新ドーハ国際空港) 空港
-
時間もあるので、色々ショップもみて歩きます。カタール航空のアンテナショップもありました。
-
カタール航空のマスコットキャラ。航空会社カラーの熊や、スポンサードしているフットボールチームのユニフォームを売っています。
お値段高くて手が出ませんがスポンサードしているフットボールクラブPSGパリサンジェルマンの公式ユニフォームだけでなく、地元カタールのクラブ、アル・サッドのユニフォームもありました。 -
色々な空港に行くたびに楽しみにしているファーマシーも覗いてみます。
-
お店の名前…でしょうかね。かわいいマークですが、読めません。でも古今東西を問わず「薬」のイメージといえば「すり鉢にスリコギ」ですよね。
箱も読めなくて苦戦しながら、アレルギー用の抗ヒスタミン剤の棚をみていたら、いかにもアラビアの人といった体のお兄さんが話しかけてきてくれました。
「アレジーの薬探してるの?」
「え、そうだけど、よくわからなくて」
「これがよく効くよ。僕のおすすめはクラリチン」
「オススメだし、せっかくだからコレ買ってみる?」
「そうね。コレにしよう!お兄さんありがとう!」
「いえいえ、どういたしまして。お大事に」
「カタールは物価高いけど、このお薬51カタールリヤルっていくら?」
「2200円くらいみたいだ」
「じゃあ随分とお買い得よ。日本でも同じくらいだけどタブレットの数は少ないもの」
「そうなの?」
「よく見てよ。30TABLETSだから、1ヶ月分。同じお値段で日本は2週間分14錠よ」
「ほんとだ。安いように見えても分量が少ない」
他にピュアエッシェンシャルの鼻スース―も置いてあって、バンコクに較べると高くてバラマキ向きじゃないとはいえ、気になるので1つ購入しました。 -
パッケージがアラビックで、怪しいお薬のように見えますがクラリチンです。それとオルガノンのナゾネックスも買ってみました。値段はそれなりですが、日本では要処方箋のお医者さん仕様の点鼻薬が、空港でひょいっと買えてしまいます。
日本に戻ってから花粉症対策に使ってみたいと思います。 -
少し疲れてきたので、一休みしにフードコートに立ち寄りました。目を引いたのが「JAIPUR」というインド料理屋さん。
-
このビリヤニの上にドーンと立ち上がったラムの脚に旦那の目が輝きました。
「ねえねえ」
「無理、お腹いっぱいだよ~。食べたかったら一人前だけ頼んで。」
「うーん、そう?」
「マンゴーバナナスムージーも売ってるから、それと一口貰うから」
機内食も2食も出て、ここで朝ごはんも食べるのはお腹に苦しいです。 -
マンゴーバナナスムージーは美味しかったですが、ビリヤニは量がすごすぎでした。
-
Cゲートに向かう途中に、2022ワールドカップドーハ大会のグッズを売っているお店がありました。売れ残り感は否めませんが、激安で各国代表のステッカーやマグネットが売られています。
-
途中でウィングの端に行く電車にも乗って、Cゲートのセンターに到着しました。C23を探しながら歩いていきます。
-
トンネルのような通路を抜けた先には、新しいショッピングモール、オーチャードがありました。明るいガラス天井に緑の森が広がっているなか、様々な高級ブランドが軒を連ねています。
-
「あ、ラルフのカフェ」
「表参道にあるやつね」
綺麗なモールでしたが、結局、どこかに立ち寄ることはなくC23ゲートに到着。無事にトランジットできました。 -
ドーハから先はカタール航空に搭乗します。
-
シートが固くて痛いなあ、圧迫感のあるモニターだなあと、うんうん言いながらのフライトは辛いの一言。思い出せばJAL機は天国でした…
旦那の方はチキン。醤油で煮込んだみたいなお味でした。嫁のほうは機内食のトマトソースのニョッキは美味しかったけど…お腹いっぱいでほぼ食べられず。
以前は貰えたポーチも紙パックになってしまってるし、2015年の頃のカタール航空の方が良かったと思えてしまいました。
あ、でもお好みで持ってこれるスナックは美味しかったです。 -
ドーハからバルセロナのフライトは、ほぼ6時間30分。映画をみたり寝たりですが、基本、一所懸命に寝ます。
-
バルセロナには14時40分の到着予定でしたが、少し遅れて15時になりました。
-
イミグレもスムーズに抜けて、バゲッジもさほど時間がかからず。
「うーん、順調だけど、到着が30分遅れだからなあ。15時30分には車借りてホテルに向かえるかと思ってたんだけど…」
「ホテル近いんでしょ?街歩きにいけないことはないんじゃない」
「15分もあれば着くはずだけどね。この時期は日が長いから、日没がほぼ21時とみて、16時からでも4時間程は明るい計算」
「じゃあ、少し遅れてもなんとかなるよ」
「まあ、計算より1時間無いだけ…だけどね」 -
アライバルに出てすぐのロビーに、ツーリストインフォメーションがあります。
「レンタカーカウンターのサインが見つからないから、インフォメーションで聞いてくるよ。その間にすぐそこのATMでお金降ろしといて」
「いくらくらい降ろす?」
「ユーロ高いし、多めに降ろしておいたらどう」
旦那がインフォメーションへ、嫁が隣のATMに分かれます。観光案内所 (バルセロナ空港 ターミナル1) 散歩・街歩き
-
アライバルロビーの見えるところにATMもありました。
「前に両替したときのユーロが50くらいあるのよね…いくらにしよう」
……
「あれ?まだ降ろしてないの?」
「迷うのよね。もう終わったの?レンタカーカウンターは場所わかった?」
「まっすぐいったところに各社並んでて、Alamoは左側のブースだって」
「200くらい降ろしておく?」
「いいんじゃない?」 -
アライバルをまっすぐ抜けた先のレンタカーカウンターで手続きを終えると、担当の方がネームカードをくれます。
「オッケー、パーフェクト!じゃあこれを車の受け取りの時に見せてくれ。受け取りは駐車場のBブロックの2階にあるよ」
「え?なんだって?駐車場ってどう行くのさ」
「そこから降りたらすぐだよ。一回降りて、駐車場を上がるんだ。一階は他の会社が使ってるから気を付けて」
言われた通りに降りたらバスやタクシーの駐車場に出て、そこからBの駐車場に向かって歩きます。 -
「B…Bのパーキング…」
「ここじゃない?」
「ここだ。ここの2階」
探しながら歩くと、結構時間がかかります。 -
階段を上がると、Alamoのオフィスがあり、ネームカードを見せると車の場所に案内をしてくれます。
「ところで、GPSをオーダーしてて、カウンターでこっちのオフィスで頼めって言われたんだけど」
「それでいいよ。GPSは車載のだけどいいよね?」
「構わないけど、英語版にしておいて」
「任せといてくれ、すぐ終わるよ」 -
じゃーん!!
かわいい車が登場です!
「まさかチンクェチェントが出てくるとは」
「かわいいじゃない、4130……名前つけるのは難しいナンバーだけど」
「一度乗ってみたかったんだ~、これ」
小さい車で、トランクが後部シートに載せられずシートを倒して積み込んで、GPSにホテルを打ち込んで。
さあ出発です! -
今日泊まる予定のホテルは「ポルタフィラ」というホテルなのですが、このGPS、ホテルを設定しているのに少し離れたコンテナターミナルのポルタ30に案内してくれます。
「到着したって言うけど、絶対コレ違うよね」
「こうやってみるとフィラって港の再開発地区ね。ここコンテナターミナルの入り口じゃない」
「コンベンションセンターもあるし、幕張みたいな感じかな」
「どうするの?」
「携帯で検索してみて、それ頼りに行くしかないか」
「えー、ナビなんてできないよ」
「頼むよ。頑張って」
結局マップ検索して、改めてホテルに向かいます。 -
すぐ近くにコンテナターミナルがあるためか、走っていてもたくさんコンテナを見かけました。
-
イチオシ
こんなふうに所々コンテナが積み上がっています。
「みてONEのもある!」
「へー、今度この辺にコンテナ撮りに来てみる?」
「そういえばバルセロナってコンテナターミナルがあるのよね」 -
ポルタ30のコンテナターミナルは、ホテルのすぐ近くまできていて、バイパスからホテルが目視できました。
-
助手席で携帯を見ながら、ナビゲートします。だんだんと近づいてきました。ホテルポルタフィラは、日本人建築家の伊東豊雄さんの設計なんだそうです。派手な赤い建物は遠目からもよく目立ちます。
-
地下駐車場のシャッターが開かず焦りましたが、なんとか駐車できてフロントでチェックイン。車を出す時にフロントでカードを渡すので、それで精算して出入りするそうです。
ロビーには特徴的な建物の模型もおいてありました。Hotel Porta Fira 4* Sup ホテル
-
カードキーを貰って、13階のお部屋に上がります。
-
ガラスで仕切られただけのシャワールームに、大きな窓。ちょっとスタイリッシュなビジネスホテルって雰囲気です。
-
シンプルなお部屋ですが、結構広くて快適です。ベッドもお洒落。
とにかく荷物を置いて、一息いれます。
「もう17時近くか~、1時間遅れだけど、一休みしたら街歩きに出よう」
「そうだね~。帰りは日曜日だしね」
「お店開いてないんでしょ」
「そうそう。まだ当面は明るいし、20時くらいまでどこも開いてるしね」
「街歩きが楽しめそうなエリアで、ゴシック地区がいいと思うんだ」
「ゴシック地区、いってみたいお店も多いのよね」 -
隣にあるビルとセットの設計らしくて、すぐ隣にドーンと建っています。なんか丸見えじゃね?とすぐにカーテン閉めてしまいましたが、窓からの景色は良かったです。
-
赤いの、なんのデザインなのかしら?端正な姿かたちにぐにょっとした躍動感。一歩間違えたら流血ビルなアグレッシブなデザインですが、間違えてないところはさすがです。2010年の竣工なんだとか。
-
お部屋から出て、近くの駅からゴシック地区を目指します。
ホテルのビルを綺麗に撮りたかったのですが、残念ながら夕方は見事に逆光でした。 -
駅に向かうと光の加減もかわって赤いビルが良く見えるようになりました。
車を使わないのは、駐車場の心配もありますし、実際都市部では交通機関を使う方が安定して速いから。それと、慣れていないうちには市街地で乗らないのがうちの海外ドライブのやり方です。安全のために、交通量が多く道が複雑な地域ほど慣れてから走るようにしています。 -
ホテルから3分程で、最寄り駅のヨーロッパ|フィラの入り口があります。
鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
-
今回は下調べをほとんどしていないので、よくわかっていませんが、カタルーニャ鉄道とバルセロナ市営地下鉄の2種類あって、どうやらこのL8のラインが走るヨーロッパ|フィラ駅は、カタルーニャ鉄道が経営する駅のようです。
切符の種類も色々、バルセロナ全域がゾーン1ですので、今日はゾーン1エリア内の切符を買うだけ。ただ1回乗車のシングルチケットだけでなく、何回か乗れるチケットも販売しているので、どれがいいのか迷います。
観光客用に1日券とか2日券とかもあり、便利そう。それと割安な10回の回数券とか色々売られています。
私たちみたいな超短期で、しかも金曜日の今日と日曜日しか乗る機会のない場合は、正直どれもハマりません。しかも1回券が2.4ユーロするので、結構高い…
無駄になるかもと思いましたが、日曜のことも考えて今回は4回乗車のセット券を購入してみました。 -
時間は18時過ぎ。結構な本数で電車が走っており、ほとんど待たせることなく入線してきます。それと、自転車を持ち込んで乗車する方が多数。無料で持ち込めるみたいで、それならバルセロナ観光に自転車もよさそうですね。
-
途中乗り換え1回。およそ30分でゴシック地区近くのリセウ駅に到着します。
メトロ (地下鉄) 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
-
メトロの駅を出たら、そこはバルセロナ旧市街のまっただなか。
信号渡るとすぐにある建物はジャポニズムの壁画なんかもあるカサ・ブルーノ・クワドロスという19世紀オリエンタリズムのファサードが目をひく建物です。
人々が行き交う賑やかなゴシック地区、レトロな街並みに気持ちもあがります。
「時間もないし、大きな観光スポットはサンタ・マリア・デル・マル教会。あとはそのへんプラプラしながら大聖堂に向かう感じかな」
「ちょうど、そのルートに行きたいお店もあるのよ。どっち向かうの?」
「正面の細いとこ抜けたら近いっぽい」
ゆるい感じで、街ブラに出発です。 -
細い路地を抜けて着いたのがデルピ広場です。
すぐ横にサンタマリア・デル・ピ教会があり、広場はテントを張ったマーケットになっています。
あまり時間がないのですが、たくさんのお客さんが見て歩いているのに、つい釣られて覗きにいってしまいました。
でも、そうやって興味本位にプラプラするからこその街歩き!
情報に振り回されすぎて、有名な観光地を順番に回らなくても、目についた周りのものを楽しめばいいと思うんです。 -
まず立ち止まったのが、チーズの屋台。
お姉さんが、たくさんチーズを並べていて、もう、モリモリと試食させてくださいます。
牛のと、山羊のと、羊のと…
次々とスライサーでスライスしてくださいます。
「スライサー、どうやったらあんなに上手に使えるんだろうね」
「ちょうどいい薄さに切るよね~」
「前にマリーフレッドで、渡されてスライスしたら分厚くなっちゃって…」
「あったね~、そんなこと」
「お姉さんびっくりしてたもの(汗)」
「今度スライサー買って練習してみようかね。見てるとうちは下手すぎる」
色々試してみて、牛のチーズと羊のチーズをそれぞれ11ユーロ分お買い上げ。
観光客プライスで割高なんでしょうけど、試食楽しかったし、美味しかったです。
ちなみに、売っていたチーズのメーカーは”MONTBLU”というところのでした。
【MONTBLU公式】
https://montbru.com/en/
なんでもスイスで作ってカタルーニャで熟成させてるバルセロナのチーズ…なんだそうです。 -
チーズのお店以外に、クッキー売ってるお兄さんの屋台も面白そう。
HOLA~!と声かけて、美味しそうなクッキーを物色します。 -
色々とクッキーのフレーバーをご説明いただいて「チーズとオレガノのクッキー」とか、美味しそうなのを2ついただきました。一つで6ユーロ、二つの10ユーロです。
これも日本に帰ってから、お茶と一緒に食べるのを楽しみに持って帰りたいと思います。
【Galette & Pastim公式】
https://galettepastim.com/
こちらもバルセロナの北の方にある地元のブーランジェリー?ペーストリーかな?のお品のようです。 -
こっちのはCa la Marxantaというお店のものらしく、カタルーニャ産のヘーゼルナッツやアーモンドを使っているお品なんだそう。これも気になりました。
-
広場のテントを過ぎると、かくっと曲がって古いサンタ・マリア・デル・ピ教会があります。
正面のステンドグラスの丸窓もカバーが被せてあって、入りにくい感じでしたので、ここはスルーして、さらに路地を進みます。 -
イチオシ
教会から、いかにも旧市街感のある裏通りの路地をてくてくと歩きます。こういうバルコニーとか、素敵ですよね。
-
路地を歩いていると、店頭に大きなくるみ割り人形を置いたクリスマスオーナメントのお店を見つけました。ドイツのKathe Wohlfahrt(ケーテ・ウォルファルト)のバルセロナ店です。
「スペインらしい、何かよいオーナメントはないかな?」
「あるかもよ。大きいお店だし。寄ってみたら」
「え…でも時間が無くならない。マーケットもいっちゃったし」
「いいじゃない。世界のオーナメント集めてるんだしさ」 -
店内には、色々なクリスマスオーナメントが所狭しと、年中置いてあります。色々なフィギュアや、オーナメントから気に入ったものを選んで購入します。
中にはすごく本格的なものや、クリスチャン的なもの、グラスのもの等もあって、すごく楽しいお買い物空間でした。 -
イチオシ
なかでも真っ先に購入したのがこちら。EL CAGANER(エル カガネル)のオーナメントです。
「あー!カガネル人形がある!これ欲しかったの」
「へー?なんなの、これ」
「うんちしてる少年のオーナメントなんだけど、カタルーニャのラッキーアイテムなのよ」
「ふーん、そうなんだ」
「これ買おう、決定!」 -
カタルーニャ地方の伝統的なクリスマスオーナメントで、座り込んで用を足す少年の人形です。たくさん食べれて、たくさん出したら、めぐりめぐって沢山の小麦が実るってことで、こんなお人形をクリスマスに飾るのだそう。
ユニークなお土産の「カガネル人形」として、すっかりお土産になっていて街のあちこちに専門店があって、人気のサッカー選手をかたどったものや、話題の人のカガネルが売られていましたが、お土産感のあるものじゃなくて、こういうオーナメント屋さんの伝統的なものが欲しかったのです。
たくさんある中から、人形の顔もよくみて、気にいった子を一つ購入しました。 -
レジのお姉さんに箱に入れてもらって、お店を後にしました。いやいや~、お買い物楽しかったです。
-
写真は、東に向かってやや大きなフェラン通りを歩いていったところです。
この後、裏路地のバンス・ノウス通りを抜けていく途中に所々小さなブティックがたくさんあって、お買い物に夢中になっていて、写真を完全に撮り忘れています。
その中の一軒の店頭に気になるブラウスがあったので入ってみたところ素敵なお洋服がたくさん!
ブラウスやワンピースなど目移りしましたが、バルセロナの地場ブランドのNice ThingsやベルギーのCKSのお品も扱っていて、お気に入りのものを2点ほど見つけることもできて、楽しくショッピングできました。
【Ber.Sus】
https://bersus.com.es/ -
フェラン通りを歩いて、サン・ジャウマ広場を通ります。自治省の建物には、スペイン国旗とともにカタルーニャ旗も。
半島戦争以来、いまや世界中の全ての旧スペイン領が独立を果たしたなかで、本国建国時のパートナーゆえに独立を望んだカタルーニャだけはそのままスペインなわけで、色々複雑です。 -
フェラン通り沿いにアイスクリーム屋さんを見つけました。
バルセロナに何店舗かあるジェラートやチュロス、チョコレートなどのスイーツチェーンのCHOCOLAT-BOX(ショコラボックス)さんです。
「美味しそうだよ。アイス食べない?」
「うーん、機内食食べすぎて、お腹全然空いてないのよね」
「えー…一つくらい食べてみようよ」
「無理なものは無理。また今度ね」
残念なことに、この日はずっとお腹がふくれていて、食べ歩きやカフェ巡りは全然できませんでした。 -
でも久しぶりにアイスクリーム看板を見ることができました。
これは、ピスタチオ?いやきっと抹茶バージョンですね。
毎度行くたびに探していて、スウェーデン、デンマーク、ニュージーランド、インドネシア、スペインと記憶してる限りで5カ国に渡るコレクションです。 -
フェラン通りとライエタナ通りの交差点に、パステレリアLa Colmena(ラ コルメナ)さんのお店があります。
「えー!ここにあるんだ!コルメナさんには、いってみたかったの!」
「そうなんだ。有名なの?」
「最古のパステレリアで、カラメルが美味しそうなの」
「じゃあ寄ってみよう」
「でも、ここは営業時間長くて21時までやってるから、先にマリア教会と大聖堂行こうよ」
「いいの?」
「お買い物に時間かかったし、結局マリア教会も大聖堂もいけなかったって一生いわれるからね」
「そんなこと言わないよ」
「えー、言う。絶対言うね」
バルセロナでいきたかったお店にも、後で立ち寄るってことにして、先を急ぎます。ラ コルメナ パン屋
-
イチオシ
ライエタナ通りを超えた先のアルジェンテリア通りをまっすぐ進むと、サンタ・マリア・ダル・マル教会の前にある広場、プラザ・デ・サンタマリアに到着です。
大きなステンドグラスの丸窓、門のファサード、2つの塔、14世紀に建設された美しい教会です。サンタ マリア ダル マル教会 寺院・教会
-
夕陽が落ちてきてバジリカが照らされます。
閉館は20時30分。間に合いました。教会を建てる基礎は、今回訪れる目的地、聖地モンセラートの石が使用されているのだそうです。 -
門の上にいる彫刻。誰かわかんないけど、首を垂れる子供がなんだか印象に残ります。
-
イチオシ
門を潜って、内部に入るとステンドグラスとアーチの大空間が広がっていました。
-
左右の礼拝室に、聖母マリア像やステンドグラスが並んでいます。
-
この女性の像もマリアさまなのかな?顔の周りのお花、光?が印象的です。
-
パイプオルガン。年季入っていそうですが、18世紀のものだそうです。
礼拝室にも色々あって、右上は、礼拝堂にはイエスズ会のイグナチオ・デ・ロヨラの彫刻のある礼拝室。
堂内のショップで蝋燭が2ユーロで買えるので、キャンドルを奉納することもできます。2人で1つ購入して、わたしたちも置いてきました。
下はお墓っぽい感じ。15世紀のアラゴン王ペドロ4世のお墓らしいです。 -
イチオシ
振り向くと、大きなステンドグラスのバラ窓が宙に浮いています。
-
イチオシ
バジリカ内にあって、ひと際存在感があって綺麗です。
-
教会ですから席が設えてあって、同じような丸のパターンは礼拝のベンチの背にも使われています。
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イチオシ
肘をついて脚を置くと、自然とお祈りポーズになるベンチになっていて、見上げると柱と光に囲まれるように主祭壇の聖母マリアさまの像が目に入ります。
荘厳な空間のなか、しばらく座って落ち着いてお参りしてから、バジリカを後にしました。 -
サンタマリア広場の奥まったところに、表参道にお店を出しているパステレリア”bubo”のショップがあります。今年の旦那のバレンタインデーにあげたので、美味しいのは重々承知ですが、日本でも買えるってことで、次にいきます。
ブボ スイーツ
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20時30分には閉店してしまうので、一番行きたかったパステレリアLa Colmena(ラ コルメナ)さんに忘れずに立ち寄ります。
【ラ コルメナ公式】
https://www.pastisserialacolmena.comラ コルメナ パン屋
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これこれ!このカラメル(飴ちゃん)が美味しそうだったんです。
包み紙もかわいい! -
それと見ていてヤバい美味しそうと思ったのがゼリー。おばあちゃんの家の缶々のなかにあるお菓子の美味しいヤツに違いありません。
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チョコレートも充実していて、目移りします。
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そしてオリジナル缶も大・小選べて、好きなお菓子を詰め合わせができちゃうんです。大のお値段表の例が左で小のお値段表の例が右になります。
大箱も魅力的でしたが、ここは小箱で2種類。カラメルの缶と、アーモンドをキャラメリゼしてチョココーティングしたカタルニア・ヴィアをいっぱいに詰めて貰って帰ります。お家に帰ってからいただくのが楽しみです。 -
お洋服にお菓子も買って、時間も日没が近づいてきているなか、大聖堂に向かいます。この時期のバルセロナの日没は20時50分、だいたい21時です。
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サンタ・エウラリア大聖堂に到着しましたが、もう扉は閉まっていて、中に入ることはできませんでした。飛行機の遅延等で1時間程押したのもありますが、19:30分迄と閉まるのが他より比較的早いのを計算に入れていなかったのもあって仕方ありません。
こちらの大聖堂にはブラックマリアがおられるという話です。明日尋ねる予定のモンセラートにおられるブラックマリアの像と見比べてみたかったので、仕方ないとはいえ、見れなかったのは残念です。サンタ エウラリア大聖堂 寺院・教会
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よく見ると塔の先端に人の像が。
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門の上のファサード。さすがはアークビショップの御座社のカテドラルだけあって、一際派手です。サンタ・マリア・ダル・マル教会と同じ14世紀の建築だそうですが、雰囲気はだいぶ違います。
-
イチオシ
そろそろ日没。前の広場もさすがに広くて、マジックアワーの空が視界に広がります。
バルセロナの空には、こんなふうに飛行機雲がいろんな方向から伸びているのが普通みたい。観光客的には不思議な風景です。 -
イチオシ
夕暮れの中、カテドラルの前の広場にはシャボン玉を飛ばすパフォーマーが、どんどんシャボン玉を飛ばしていました。子供たち大はしゃぎです。
-
シャボン玉に囲まれるカテドラル。のとかですね~
-
広場の反対側にあるカタルーニャ建築協会の壁画は、ピカソの描いたものなんだとか。
-
側面にもずっと絵が描かれています。サルダーナの踊りを描いているのだそう。言われてみればやたらと躍動感があって、ピクトさんみたいな人が踊り狂っております。
-
マジックアワーを過ぎると一気に暗くなります。カテドラルからリセウ駅に向かって石畳の道を戻ります。
「晩ごはんどうする~?」
「お腹空かないのよね。困ったことに」
「実際僕もそんなに空いてないんだよね。空港のビリヤニが重かった」
「じゃあホテルへ戻ろう」
「でも何も食べない飲まないってわけにもいかないでしょ」 -
結局、地場ファーストフードチェーン「Pans & Company」の店舗がリセウ駅前にあったので、そこでお持ち帰りすることにしました。
パンズ アンド カンパニー ファーストフード
-
左がイベリコのハムとトマトとオリーブオイルのサンドウィッチ。真ん中がポークロインのベーコンとチーズ。右がセラーノのハムとチーズとオリーブオイルのサンドウィッチ。
サンドイッチは大きめでしたので、2人でシェアする前提で11.8ユーロのイベリコ一つオーダーして、バッグに入れて貰って電車に飛び乗ります。 -
ホテルに着いたころには、すっかり真っ暗になっていました。
4時間程の短い時間でしたが、バルセロナの旧市街をウロウロしてショッピングもできたしお菓子もたくさん買えて、サンタ・マリア・ダル・マル教会も良かったし、ゴシック地区の街歩きは楽しかったです。
ゆっくり休んで疲れた体を癒してホテルのお部屋で買って来たサンドイッチを食べて、今日はオヤスミします。
明日はいよいよこの旅のハイライト、聖地モンセラートへ向かいます!Hotel Porta Fira 4* Sup ホテル
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HOLA!カタルーニャ!モンセラート&カルドナ城への旅
この旅行記へのコメント (4)
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- picotabiさん 2024/05/20 16:08:17
- バルセロナの空
- トゥーバーズさん GWはバルセロナだったのですね
飛行機雲のくだりでワタシも白い線がながーく引かれていく空を不思議に感じたのを思い出しました。
モンセラートはなんと車で行くのですか? すごいなぁ
しかもルパンの車。めちゃかわいいです。
左ハンドルに慣れてる旦那様 たのもしーですね
- トゥーバーズさん からの返信 2024/05/22 10:28:30
- Re: バルセロナの空
- picotabiさま
こんにちは、picotabiさま。コメントありがとうございます。
バルセロナの飛行機雲、空に縦横無尽に走ってすごかったです。その2でもっとお空の写真が出てきます。
何見て帰ってきてるんだか…と思われるかもしれませんが、なにげにお空は旅先にいくと色や空気、透明感…色々と違いを感じます。
それとチンクチェチェント、ルパンの車ですよね!
借りる時トヨタの小型車か同程度のマニュアル車と書いてあったので、何かなー?と楽しみにしていたのですが、バラバラに壊れることもなく、当たりでした。
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- Emi さん 2024/05/19 21:04:06
- GW旅
- トゥーバーズさん、こんにちは。
ゴールデンウイークにヨーロッパに行くとおっしゃっていたので、
気になっていましたが(笑)、スペインだったのですね。
ヨーロッパ行きのチケットも落ち着いて来たとのことで、
なんだかホッとします。
私はスペインはもう何十年もご無沙汰なので、
旅行記を楽しみにしていますね~。
- トゥーバーズさん からの返信 2024/05/20 10:26:55
- Re: GW旅
- Emi さま
いつもコメントいただいてありがとうございます。
そうなんです!久しぶりのヨーロッパ!遠かったです~
しかもお休みの都合で4日間の超短期滞在。しかも実質金土日での旅行。
スペインは日曜日はどこも開いていない想定でいたのですが、これが想定以上にお店が開いていなくて……
お近くにお住まいのEmiさまがすごく羨ましいです。
とはいえ、想定外は悪い方ばかりじゃなくて、やっぱりお買い物したり街歩きしたりすると、綺麗だし興味深いものや美味しいものがたくさんあって、すごく楽しかったです。
もっと時間をかけて旅行行けたらなあ~と、いつも思ってしまいます。
お土産あげた人からは「その日程で行く場所じゃない!何しに行ってきたんですか?!」と真顔で呆れられました。
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