2023年12月ホノルルマラソンを友人と楽しむ旅①成田からホノルル/一日目

2023/12/06 - 2023/12/16

2023年12月　久し振りのホノルルマラソン観戦です。

一年に一遍しか逢えない仲間が居ます。
日本に住んでいるけどハワイでしか逢えない友人達がいっぱい集まるのがホノルルマラソン時期です。
長く続いた義母介助からお見送りが済んだと思ったらコロナ禍でもう随分と長い間ハワイに行っていません。
お友だちとももう何年も逢えていないなぁ。

よし！久し振りにみんなに逢いにホノルルに行ってみましょう。
そう決心して飛行機と宿の手配をしました。

エリア ホノルル(ハワイ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

何かをしようとすると何かが起きる。

出発直前に冷蔵庫壊れるアクシデント。

台所の下水配管が詰まって大改修。

屋根を見上げればトタンが腐食して雨漏りしています。

僅かな年金でつましく暮らす老夫婦を悪魔のように襲いかかります。

おまけに急激な円安。遂に150円/1ドルという水準になってしまいました。
老夫婦は重い決断をせねばなりません。
2023年冬のハワイ行きは諦めよう

と思ったけど夏前のまだ安かった時期に買った航空券はキャンセルしてもお金が一円も戻ってこない低いランクのチケットなんです。
今ハワイ行きをキャンセルしても無意味です。
んじゃどうしよう。。。

やっぱ行くしかない！
そういう意味でギリギリ倹約志向のハワイ旅行を決意しました。

12月06日出発
久し振りのハワイ旅に出発です。

いつもなら成田エクスプレスで快適に向かうのですが今回は倹約旅行。堅い座席の普通電車を乗り継いで成田駅で途中下車します。

2023年という年には谷村新司さん、八代亜紀さん、大橋純子さんらわたしらの世代を彩って下さった素敵な方々が70歳台前半の若さでお亡くなりになっていました。


勤め人時代からの長い付き合いの友人が成田市内に住んでいます。ハワイに旅立つ前に成田市内で逢いましょう。
んだってわしらはもう70歳をとうに越えています。

逢える時には逢っておきたいものです。

懐かしい友人と成田でランチ。
ここは地元の皆さんのお気に入りのイタリアンだそうです。


ＪＲ成田駅でお友だちの出迎えを頂いてレストランに向かいます。
駅から成田山方向に向かって僅か５分程でお店に到着しました。

ランチのピザとパスタを注文して一段落。

お洒落だけど落ち着いた雰囲気。
旧友の選んだお店は間違いなさそうです。

まずランチの前菜がやってきました。
目にも鮮やかな前菜とサラダの盛り合わせです。


友人夫婦とは義母介護とコロナ禍で四年ぶりの再会です。
お喋りが始まります。

自分たちだけの近況報告だけでなくそれぞれの孫達の成長、鎌倉や成田の最近の賑わい、一緒に出かけたシカゴやカーメルの思い出。

懐かしい話は尽きません。

ランチのピザはこんなかんじ。

しらすたっぷり。

トマトのパスタのインパクト凄いです。

空港のレストランでがっかりするぐらいなら成田途中下車も一つの選択ですね。

ちなみに
地図上部の「ＪｅｔＬａｇＣｌｕｂ」（＝時差ボケ友の会）
については古い記事をご参照ください。
https://4travel.jp/travelogue/11496852

2017年という古い記事だけど今調べて見たら無事営業続けているようです。

今回のホノルル滞在にはＡＮＡの利用です。
長く親しんでいるＵＡが運休してＡＮＡの共同運行のみです。

機材はＡ380。
四発エンジンの大型機ですね。

成田空港でのチェックインはスムーズそのもの。
あらかじめプリントアウトしてある予約表とパスポートを渡したらあっという間に手続き完了。
荷物を預けてチケットを受け取れば即出国審査です。

ではANAラウンジに行ってみましょう。
広々と明るいラウンジです。

成田市内でランチしてきたので軽食と飲み物だけ。
まずはビール。
せっかくですからウィスキーも一杯だけ。
サントリーの碧がありました。

もう機材がスタンバイしています。いそいそとゲートに向かいます。

幸いな事に足元の広い座席だったのでゆったりと出来ました。

機内食はこんなかんじ。

亀治朗は肉料理、

鶴弥は白身魚をチョイスしました。

食後はひたすら寝て過ごします。

12月06日ホノルル空港に到着
最新鋭の四発エンジン機は殆ど揺れることなく快適なフライトでホノルル空港に到着しました。

今回の旅行の前におうちの冷蔵庫が壊れたり台所の水回りの工事があっったりで出費が重なりました。ホノルル滞在中は倹約して過ごしましょう。

いつもならシャトルバスか予約タクシーですが今回は市バス＃20でワイキキへ向かいます。

そのため荷物は最小限に抑えています。

それでも乗せてくれないんじゃないかってヒヤヒヤドキドキっしながらバスを待ちます。

ホノルル空港の市バス乗り場は出発ロビーのある空港ビル三階です。

ここからバスに乗るのは初めてです。
大きな荷物を持っていたのでちょっと心配したけどスムーズに乗車出来ました。

市バス＃20はおおよそ20分間隔。
乗車している時間は空港からサラトガの郵便局の辺りまで１時間くらいでした。

今回のお宿はビーチウォークｓｔのブレーカーズホテルです。

ここでちょっと昔話

40年位前にはお隣のハワイアーナホテルを定宿と決めていたんですけど、ある時期に他の島に毎年行くようになってからはホノルルでの宿はアラモアナセンターの北にあるパゴダホテルになっていました。

何故って当時はまだ勤め人だった亀治朗にとって他の島から日本に戻る前の一泊でホノルルに泊まるのにワイキキではとっても不便に感じていたんです。

パゴダならアラモアナセンターとホリデーマート（現在のドンキ・カヘカ店）に歩いて行けて義理土産・バラ巻き土産の調達には困りません。その後ロスのケアモク店やウォールマートが出来たりしてますますワイキキが遠くなってしまいました。海晴亭がハワイ進出してＫａｉが出来たのも楽しい思い出でした。
三男パエリアなどは幼児時代からワイキキ滞在の経験など全くありません。いつだかアラモアナホテルを奮発して滞在してみたら「アラモアナホテルはダイエー（現在のドンキ・カヘカ店）から遠いから不便！」と小学生にしてなんとも大胆な発言で親を驚かしたものでした。ま、小学生にとってはアラモアナセンターでのお買い物なんか興味ないでしょう。おもちゃ箱のようなダイエーカヘカ店が大好きだったようでした。
閑話休題

さあ久し振りのワイキキ復帰、ブレーカーズホテル滞在です。

コロナ禍前に泊まって以来です。ホノルル空港から乗った市バス＃20を郵便局前で下車。
サラトガ通りに面しているブレーカーズホテルの裏口から敷地に侵入します。

フロントではママとにゃんこがいつもの通り待っていて下さいました。

さあ、お部屋に入りましょう。

ブレーカーズホテルでは可能な限りアーリーチェックインさせてくださいます。

今回のお部屋はサラトガ通り寄りの一階。
いつもの事ですが景色など期待していません。
この界隈ではかなり安い宿泊料と静かな滞在が魅力です。

リビングには二台のベッドと椅子テーブル。

トイレ、シャワールームさえあれば充分です。

キッチンには冷蔵庫、電子レンジ、電気ストーブ、食器類とほぼ完璧なラインナップ。

お友だちから「素麺茹でるのにザルが無いよ！」と情報頂いていたので日本から食料品と共に100均で買ったザルを持ってやって来ました。

さあ、プールサイドに出てみましょう。

四角いプールサイドの周囲には椅子テーブルが並べられリラックスムード。

周囲には宿泊棟が並んでいて部外者の視線は入って来ません。

とりあえず持って来た荷物を整理していたら鶴弥さまはお昼寝に入りました。
長旅お疲れ様でした。

さて、部屋に荷物を置いてワイキキの街歩きに出かけましょう。

一日目のミッションはまずＣＰＢでお金を下ろす事から始まります。

皆さんご存じの通り昨年口座維持手数料が値上げされてしまったので解約するっしかありません。

もっと沢山預けている方々なら何でも無いんでしょうけど私ら少額貯蓄者には冷たい仕打ちです。

ＡＮＡワイキキラウンジに行ってみましょう。

ユナイテッド航空利用が多かった私ら老夫婦ですが今回はＡＮＡ利用でっす。
何故って理由が二つあります。

まず一つ目はワイキキ中央にそびえるワイキキショッピングプラザの四階にあるＡＮＡワイキキラウンジの利用が出来る事。

もう一つはワイキキからアラモアナ、土曜日にはカカアコまで走るシャトルバスに無料で乗れる事。

貧乏旅行者にはとても大切です。

んでも問題がありました。
せっかくマイルを貯めてもいつの間にか消えてしまうＪＡＬやＡＮＡでは先々の楽しみがありません。私ら老夫婦はマイルを貯めるなら飛行機はＡＮＡ利用でもマイル蓄積はユナイテッドの口座にしています。
ＡＮＡのラウンジや無料シャトルバスを使うには「ＡＮＡのパッケージツアー参加者かＡＮＡのホームページから航空券の予約をした者」が必須条件です。
出発前にラウンジ・シャトルバスの利用クーポンがスマフォに配信されると聞いていましたが待てど暮らせどやって来ません。
何でや！？
しびれを切らして電話を掛けてみましたが、「エアラインあるある」で全然繋がりません。

いいかげん頭にきたけど最悪は現地ハワイで談判するしかないと腹をくくっていたら、ホームページの最下段に小さく「出発直前に緊急連絡の場合のみ使える電話番号」というのを発見しました。この電話番号は出発三日前から利用可能です。
藁にも縋る思いで電話してみたら原因が判明しました。
航空券購入の際にマイルを貯める口座番号を入力する項目があるんですが、このマイル口座番号がそのままラウンジ利用券の発行に紐付けされているんだそうです。私ら老夫婦はユナイテッドにマイルを貯めたいのですが、それではＡＮＡのラウンジを使えない事になってしまいます。しっかし私らはあくまで正規ルートＡＮＡホームページから航空券を購入しています。
「何とかなりませんか！？」
亀治朗翁は電話口の向こうのオペレーターさんにお縋りします。
「ユナイテッドメンバーＮｏ，以外にＡＮＡの会員Ｎｏ，はお持ちですか？」
はいはい、あります。あります。持ってます！
「では全く問題ありません。ただし紐付けはこちらの手作業になりますから暫くお待ち下さい」
あああありがとうございます。ＡＮＡの会員Ｎｏ，を電話口で確認していただいて一安心。出発前に利用クーポンを配信して頂きました。

さあ、念願のＡＮＡワイキキラウンジです。

ワイキキの中心地ＤＦＳのお隣の大きな商業ビルの四階。建物の真ん中のエスカレーターを乗り継いで四階まで昇ると目の前にＡＮＡのでっかいディスプレイ。ここがＡＮＡラウンジです。さあ、入ってみましょう。
まず入り口でスマフォの画面を見せてクーポンの確認です。
その都度ＨＰを開けるのが面倒ならクーポン画面を写メして画像で保存しておくと良いでしょう。

中に入ると広々とした室内にゆったりとソファが配置されています。珈琲や冷たいお飲み物も用意されています。オプショナルツアーのガイドデスクや荷物預かりもあって快適そのもの。何よりも最新式のお手洗いが最高のおもてなしです。雨の日には傘の貸し出しもありました。

ランチはtogo

この記事を書く前に再確認してみたら既に移転してしまっていますがカラカウア通りとクヒオ通りの間の路地裏に

「ロイヤルハワイアンダイニングプラザ」

とどっかで聞いたことのあるような無いようなちっちゃな食堂街があるんです。こんなでっかい名前つけてええんですか！？

ここに「Ｕキッチン」というtogoのお店があります。

老夫婦のワイキキ最初のお昼ごはんはここでグリルサーモンを買ってブレーカーズホテルのプールサイドで頂きました。

ちなみにコストコの西、デリンガムの手前の川沿いに同じ「Ｕキッチン」という名前のお店がありますが同じお店なのか分かりません。

ブレーカーズホテルには「和さび」がある！


昔カパフル通りのマーケットシティＳＣ付近にあった「和さび」さんがビーチウォークに移ってどのくらいになったでしょうか？
ワイキキに移ってきたのは知っていましたが、今までの私らの定宿はアラモアナ北でしたのでわざわざワイキキに来る事もなかったのです。

さらにはコロナ前にワイキキで唯一私らが出向いて呑み喰いしていたＫＡＩＷＡさんが閉店してしまいました。

アラモアナ北のＫａｉの時代からＫＡＩＷＡまで20年近いお付き合いでした。

「もうこれでワイキキに行く事など無くなるかな」

と思っていたら事態が大きく変ります。


この画像は2019年6月のKAIWA閉店日のものです。

一つはケアモク地区の大規模再開発。

大好きな朝日グリルやソラボル、イムアラウンジが移転してしまいました。パゴダホテルのＫＯＩ（鯉）レストランも無くなってしまってアラモアナ北の魅力が半減してしまいました。

もう一つ、ルワーズの繁盛店ＫＡＩＷＡでお世話になっていた方がＫＡＩＷＡ閉業後「和さび」でマネージャーとして働いているという情報を風の便りで聞きつけました。

なら今回のお宿はブレーカーズホテルしか選択肢はありません。

今回のお宿はこうやって決定しました。

最初の夕ごはんは当然「和さび」さんです。
泊まっている部屋から10ｍの至近距離でお店に到着。

さあ、何を食べましょう。

ワイキキで美味しい和食が食べられる貴重なお店です。

目移りしてしまいそう。

一週間居るんだから焼酎のボトルも一本入れましょう。

ガーリック枝豆と揚げ餃子はまんま日本の居酒屋さんです。

鮟肝も頂きましょう。

〆は握り寿司盛り合わせ。

老夫婦二人でもうお腹いっぱいです。

楽しいひとときをありがとうございました。またお伺いします。

長い長い一日目が終わりました。
おやすみなさ～い。