ドリアンを求めて- ほぼ4年ぶりのタイ旅行（成田～上海経由～バンコク）

2024/04/24 - 2024/04/24

前回２匹でタイに旅行したのがコロナ禍に入る前の2019年の７月。この時以来２匹の好きなドリアンもマンゴも食べていない。コロナ禍の最中にトルコ方面には旅行したが、タイは２週間の自腹によるホテル隔離を突破しなければ入国できなかったので、旅行者にとっては事実上の鎖国状態だ。昨年辺りから徐々に緩和されてきて、さあそろそろタイに行こうかと思ったら、航空券の高騰と円安で、しばらく海外旅行は延期かなと考えていた。しかし、考えようによっては円安と言えども対タイバーツにしてみたら１バーツ4.2円と4割アップだし、航空券を除いた滞在費や食費や交通費は日本と同等かそれより安い。ゴールデンウィーク前の時期としては破格の２匹で込み込み８万２千円の航空券を探し当てた。しかし、この旅行会社と航空会社はトラベルが多くて有名な、xtripと中国東方航空。航空券を検索すると必ずと言っていいほど最安の金額を提示してくるが、中国東方航空は遅延率66パーセントを誇っている。バンコクまでは上海乗り継ぎで、ロストバッケージならまだ良いが、最悪乗り継ぎ便に間に合わない可能性もある。しかし、ゴールデンウィーク中何も予定がないし、今の季節はドリアンが食べられる。熟考の末、トラブルが起こることを前提にこの無謀？といえる旅行に出かけることにした。上海での乗り継ぎ時間は２時間ちょっとしかない。flightradarとかのサイトでは、先週は平均して１時間２０分の出発時間の遅れが出ている。乗り継ぎ失敗、もしくは預け荷物が間に合わないこともあり得るので、１泊分の着替えを機内持ち込みで用意しておく。予定通り乗り継げたとしても、バンコク到着は夜10時。スカイトレインに乗れれば良いが、遅延した場合はタクシーだ。空港近くの宿をとった方が安全なのだが、タイのタクシーはそんなに高額ではないので、お気に入りのプリンスパレスホテルの予約を取った。スワンナプーム国際空港からは遠いが、夜中過ぎから明け方まで衣料品の屋台が並ぶ通りに近い。夜中についてすぐ旅行中に着る服を調達できる。その日のうちに着けなかったら...........まあ、なんとかなるさ。
＜帰国後追記：タイの物価はそんなに上がっていなかったが、ドリアンが無茶苦茶値上がりしていた。航空券代もコロナ前の倍になり、旅行費用総合計二人で16日間20万円をちょっとでた。＞

エリア バンコク(タイ)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー
• 航空会社: 中国東方航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

前日の深夜までオンラインチェックインしようとしたが、どうしても上海から先のチェックインができず、座席が確定できないので、仕方なしに少し早めの出発の３時間前に空港に到着するべく成田に到着。クレジットカード保険を有効にするため、航空券をタヌキのカードで購入したので、成田までのスカイライナーはキツネのカードで購入。出発３時間前の１１時ちょっと過ぎだというのに、すでに２匹が乗る便のチェックイン待ちの列ができていた。チェックインが始まり、上海～バンコク便のアイルシートで確保できた。２匹で真ん中の席に割り当てられなくて、これで一安心。

フライトインフォメーションでは定刻通りで遅れは出ていない。しかしボーディングタイムが出発予定の５分前ということは、予定通り出発できないじゃない。

飛行機は搭乗ゲートに着いているので、大幅な遅れにはならないと思うが、、。あれ？、予定時刻通りにボーディングが始まった。

貧乏な２匹は、バンコクへのフライトはほぼLCCしか利用してこなかった。が、今回はフルキャリアでちゃんと機内エンターテイメントも完備だ。ただし英語と中国語のみ。日本映画はドラえもんしかなかった。

足元のスペースも普通に広い。

エアバスA350の席は３－３－３の並びだ。正確には解らないが、３０分程度の遅れで離陸したと思われる。これで一安心だ。よほどのことがない限り上海乗り継ぎに失敗することはないだろう。

成田を離陸後、１時間程して配られた機内食。洋風か和風の２択。これは洋風。

そしてこちらが和風の機内食。アルコールは青島ビールのみ、あるだけましだ。

約１時間程遅れで上海空港に到着。時間がないので急いでターミナルを移動する。ここのセキュリティチェックが曲者で、機内持ち込みの荷物にいちいちケチをつけてくる。成田でちゃんとチェック済みだってのに、たぬきはモバイルバッテリーとポーチに入れたスマホが反応したらしく、文句を言われた。モバイルバッテリーのキャパシティはいくつだとか？、そんなの知るか！、こんなちっぽけなバッテリ、たかが知れてるだろう（5000ｍAhだったかな？）。

なんだかんだと乗り継ぎに４０分程かかったが、バンコク便の搭乗ゲートに到着。

飛行機は上海便より小型のA320。

席は３－３。機内エンターテイメントは無し。ここまでは信じられないくらい順調に進んでいる。

機内食は上海便よりも良い。豚肉ご飯。でもアルコールの提供なし。

ほぼ定刻通り、バンコクスワンナプーム空港に到着。その後ロストバッケージにもあわず、順調にSKYTRAINとタクシーを乗り継いで、今日の宿、プリンスパレスホテルに真夜中前にチェックインできた。（２泊で10123円）
やった！一番下のスーペリアルームを予約したのだが、今回初めてA棟に割り当てられた。ホテルサイトの予約だといつもはC棟の狭い部屋なんだけど。A棟は角にデラックスルームと60m2のキングルームがあり、各階に共用の椅子とテーブルがおいてある。部屋でWIFIに接続できなかったので、いつも共用ラウンジでスマホしていた。今回は部屋でＷＩＦＩも繋げられる。
本当に４年ぶりのタイ、感慨深げにたたずむたぬき。座ってるやんけ！（byきつね）

Prince Palace Hotel Bangkok (SHA Plus+) ホテル

チェックイン後、さっそく周辺の市場を散策する。この周辺は店は深夜から早朝に営業する。今回このホテルを選んだのも、ここで滞在中の衣類の買い物がしたいからだ。しかし４年前に比べてなんとなく活気がない。

フルーツ市場は盛況だ。30分程散策して、マンゴを買ってホテルに帰る。写真はマンゴと猫（黒猫が見える？）。