オーロラを求めて　冬のフィンランド2　ロヴァニエミでサンタクロース村とオーロラハントツアー

2023/01/17 - 2023/01/26

一生に一度はオーロラを見たい！ということで計画された今回の旅。
羽田からヘルシンキまで直行便で行き、あとは列車やバスで北へ北へと進みます。

ヘルシンキから夜行列車（サンタクロースエクスプレス）に乗り、朝7時過ぎにロヴァニエミに到着。
まだ朝なのでホテルで荷物を預かってもらい、町を散策してからバスにのってサンタクロース村へ。
その後スーパーに寄ってからホテルに戻り、夜のオーロラハンティングツアーに備えて一休み。
事前に申し込んでおいた夜8時からのオーロラツアーは4時間の予定が終わってみると8時間に！オーロラを求めて国境を超え、スウェーデンまでたどり着きました。

＊＊＊＊＊＊＊＊

　　旅程（2023年1月17日～1月26日）
　　（★は今ここという印）
　　１日目　23:45 羽田 →
　　２日目　06:30 ヘルシンキ市内観光 → 19：29 寝台特急でロヴァニエミへ
★　３日目　7：20 ロヴァニエミ着　サンタクロースヴィレッジ（日中）オーロラハンティングツアー（夜間）
　　４日目　11：45 ロヴァニエミ → サーリセルカへ移動（約4時間）
　　５日目　サーリセルカ
　　６日目　15：25 サーリセルカ → 17：10 イナリ
　　７日目　イナリ → イヴァロ空港 → ヘルシンキ
　　８日目　ヘルシンキ　エストニアのタリンへ日帰り観光
　　９日目　午前スオメンリンナ島観光　ヘルシンキ → 羽田へ
　１０日目　羽田着

エリア その他の観光地(スウェーデン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝7時過ぎロヴァニエミ到着。予定よりも早くに到着していて、ドアが閉まって次の駅に出発してしまう前に極寒に耐えられる服装に着替えたりパッキングなどをバタバタと終えてなんとか下車。
着いたはいいけど、ホテルまでどうやって行くか考えるのをすっかり忘れていて、この寒さと暗さの中で「で、どうする？」ってことに。

駅の看板。

まだ外は真っ暗だし朝食も食べていないので、駅の近くにあるレストラン（カフェ？）でまず朝食＋作戦会議をすることに。
温かい食べ物にほっとしました。
朝食後、レストランの店員さんにタクシーを呼んでもらい、無事ホテルへ。

ロヴァニエミで一泊するホテル。快適でした。オーロラの看板に期待が高まる～

9：15AM。日の出前の空の色が本当にきれい。道路は雪で覆われています。
SORELのスノーブーツ持ってきて良かった。寒いので厚手スパッツの上にモンベルのダウンの入ったつなぎのズボンを履きます。

街中のメインストリートにはかわいらしい飾り付けが。

ロヴァニエミからサンタクロース村まで行くバスの時刻表。

10：00。サンタクロース村到着。お店はまだ開いていないので、園内マップを見てまずは隣接するハスキーパークへ。

犬好きの私たちにとってここが思いのほか良くて、しばらくいました。
お兄さんは犬を選んで連れ出して犬ぞりの準備をしていました。

アラスカンハスキー。目がきれいですね。

ちょっと火に当たれる場所もあります。ベンチの上に敷かれたトナカイの皮が野性味あります。

準備を終えた犬ぞりで園内を一周するお客さん。スタートするまで犬たちは走りたくてしょうがない様子で吠えたり進もうとしたり大騒ぎでしたが、スタートしたとたん走るのに集中して静かになりました。けっこうスピード出ている感じ。
とにかく犬たちの活気がすごい。

サンタのオフィスへ。サンタに挨拶するのは奥の部屋で、有料です。お金を払ってまでどうしてもサンタに会いたい訳ではなかったので（子連れだったら違ったかも）、中のお土産屋さんなどをうろうろ。ittalaもアウトレットコーナーがあったりしてちょっとお得な感じ。
今年のクリスマスに届くように自分たちにクリスマスカードを送りました。

サンタクロースヴィレッジのYouTubeのライブカメラで写っています。完全なリアルタイムでなくちょっとタイムラグがあるので、手を振る自分たちの姿をスクショ！

ここのラインから北極圏です。厳密にいうと、バスで北に向かってきたので、サンタクロース村は北極圏内だけれど、ロヴァニエミは北極圏内ではないです。

お店ではフィンランドの素敵な品々が販売されています。素敵なトナカイの置物がああって、とても重いけどどうしても欲しくて買ってしまいました。

ランチはサンタクロース村のカフェテリアで。サーモンライスとスープ。おいしかった。

また外へ行き、こんどはトナカイ見学。お客さんを乗せてそりをひいていたけど、犬ぞりとはスピード感が別物。のんびり歩いています。トナカイもかわいいけれど、乗るのなら私は犬ぞりがいい。

ホテルの部屋。普通に快適。

18：30。20時からのオーロラハンティングツアーに向けて部屋で夕食。スーパーで買ってきたサンドイッチとサラダに、持参したフリーズドライのお味噌汁で。
空を見ると曇っているので、オーロラは見られないんじゃないかと思いました。

オーロラハンティングツアー出発。まずガイドさんがみんなの服装を確認し、寒そうな人には防寒具を貸し出し。ホテルには何時までに帰ればいいのか（次の日早朝にフライトがないかとか）一人一人に確認。4時間のツアーのはずなのにこのような質問をする理由が後で分かりました。
9人乗りくらいのバンに乗り込んでいざ出発。
暗闇の中すごいスピードでどんどん走ります。

グーグルの位置情報で確認すると、スタート地点のロヴァニエミから晴れてオーロラが出ている空を求めて国境を超えてスウェーデンの凍った川の上まで266ｋｍを3時間半もかけて移動していました！
国境を越えたところでガイドさんはABBA（スウェーデンの音楽グループ）の曲をかけてくれました。

開けた空にオーロラが見えました！
写真では緑に見えますが、肉眼では白くぼんやりと雲のように見えます。
１５分くらいであっという間に消えてしまったので、すごいタイミングで到着したものだと思いました。

肉眼で見たのはこんな感じに近かったかも。白くもやもやってしている感じ。

気温はマイナス10度。凍った川の上は風を遮るものもなく、足先・指先・顔が痛いけれど、みんな興奮状態。
また来た道をロヴァニエミまで戻り、午前3時半に解散。ツアー時間は4時間の予定が8時間！ガイドさんはオーロラをみんなに見せてくれるために頑張ってくれました。
ガイドさんは朝のフライトがある人にはホテルまで車で送って、パッキングするのを待ち、その後空港まで送ってあげていました。