2023/03/03 - 2023/03/09
205位(同エリア812件中)
kiyoさん
ANAのファーストクラス(1st)はフランクフルト線、ロサンゼルス線が廃止となり(2024年現在)、今後も少なる傾向のため、今のうちに貯まったマイルで乗ってみたい、と思っていました。その予約も355日前に申し込むという王道は無理なので、たまたま空席を見つけエジンバラへの旅に出ました。
エリザベス女王が2022年秋に崩御され、エジンバラでも数日間は国民の弔問を受け付けていました。それ程エジンバラもゆかりの地なのであり、スコットランドにも興味をもち、なおかつ全英オープンゴルフもセントアンドリュース・オールドコースで開催されたりして地名だけはよく耳にしていたものの、これまであまり訪れようとは思ってていなかった所です。ガイドブックを見るとロイヤルマイルやエジンバラ城など歴史が作り上げた街並みが素晴らしいとのこと。
旅の目的は、ロンドン線1st搭乗+エジンバラ・湖水地方訪問となりました。2024年度のダイヤ修行は後回しとなりますが、今回はマイルの旅に出かけました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
3月2日午後3時、西予市を出発。
松山空港から羽田まで向かう。3日出発でも羽田発のロンドン行きには間に合うのではと思ったが、ギリギリはいやなので前泊した。 -
松山空港滑走路
旅の始まり。
松山空港からは、北方向・海に向かってテイクオフ。いつもの風景 -
松山空港管制塔とターミナル
典型的な地方空港ですが、お陰様でここから世界へ羽ばたけます
エクセル羽田をもっと早く予約すれば良かったのだが、前泊に3万円はかける余裕はなく東横INNに決定。しょっちゅう利用するため、慣れたパターンではあるが最近混んでいて予約を取るのもハラハラ。 -
伊予灘に浮かぶ興古島(ごごしま)
”伊予の小富士”と呼ばれていて目立っています。瀬戸内海側からの着陸の時は、この島を中心にファイナルターンをして、松山空港に着陸。
前泊の羽田ではホテルが混雑していて、エクセル東急がベストではあるが料金が高価格となっていて引いてしまった。ここは少しでも倹約したいところなので、なんとか東横イン羽田1に空室を見つけることができた。こちらも混雑のため、EVシャフト裏側のダブルルームではあるが、1万円を切るのはうれしい。
ちょっと気になったのは水道の水質。
水道の水は問題なく飲めるものと思っていたが、何となく雑草臭い気がする。東京の水道水はこんな匂いなのか。これではミネラルウォーターを欠かすことができないのがわかる。しかし、我が町ではこんな水道水の水質は無いぞ。 -
羽田空港第3ターミナルスイートラウンジ
翌朝6時起床。
シャワーを浴びて朝食を摂ったが、羽田に早く行く方がラウンジを満喫できて良いかと思い6時45分のバスに乗り込む。東横インのバスは昨日来る時もそうだったが利用者が少ない。飛行機利用以外のお客も結構利用しているのだろう。合理的な料金システムなので、都内だけでなく地方へ旅をした時でもどこにでもあるので利用価値大。朝の味噌汁はラウンジでいただくことにしよう! -
個室のパソコンルーム
羽田第3ターミナルに着いたら、まず荷物を預けてグローバルwifiを取りに行く。
いつもの通りで受け取り、手荷物検査をして出国。羽田にはファストトラックがないが、ストレス無く出国しスイートラウンジへ入室した。いつもはここでシャワーを浴びるのだが、今日はホテルで済ませているので軽く食事をして、エジンバラへ行くブリティッシュエアウェイズからメールの確認などで時間を使った。 -
搭乗口はラウンジ出口前の110番ゲート
このゲートはターミナルの中央付近にありとても便利なので、ロンドンやフランクフルトへ行く時に何度か利用経験があるが、シドニー行きはビルの端っこなのでここから搭乗できることの有り難さを痛感。 -
ロンドン行きボーイング777
以前はフランクフルト行きが欧州の重要路線だと思っていたのだが、1stクラスもなくなるし、欧州線ではロンドンのみ1stが残されていることから路線の位置づけが変更されたのか。B777の最新型機が飛ぶようになったのもNY線よりロンドン線の方が先だったのでライバル社との関係もあるが、重要な路線なのだろう。 -
ボーディング開始
特典ではあるが1stなので気持ちよく一番先に搭乗。
どんな人が1stに乗るのだろう、と思っていた頃もあったが、こうやって夢は実現するのだと思うと感無量。 -
ボーディングブリッジの運命の分かれ道
右か左か。
今回は左。この気分は滅多に味わえないので、特別な感じ。サンフランシスコから帰りの便のこと、左は1stだけの時もありました。おまけに8席のうち、お客は2人だったので、豪華なボーディングブリッジとなりました。 -
窓側の2Aシート
窓が3つ。1stは2列のみで、中央部は2つシートが並んでいます
1+2+1の配置 -
この黒いBOXにはSONYのノイズキャンセル・ヘッドホン
ヘッドホンは音も良くいいものだが、エンターテイメントのメニュー自体は他のクラスと同じ。モニターが42インチ程あって、大きいだけです。映画を楽しむには良いかも。
wifiも無料ですが、エリアによっては途切れることも。。。 -
サブモニター兼コントローラー
フライトマップなどモニターだけでなく、こちらでも表示可能 -
ウエルカムシャンパン
クリュッグではないそう。後のお楽しみ
自分の場合、あまりシャンパンの味の差がわからないため、どれを飲んでも味の区別はつかないかも。。。 -
第3ターミナルより出発
ロンドン行きはターミナルのほぼ真ん中から出たのが実感できます。第3ターミナルも思った以上に横に長く、搭乗口が遠いと10分以上歩くことも。 -
いよいよ離陸
離陸時の機内の景色、というか、いつもと特段の違いは無く、淡々と滑走が始まりました -
C滑走路からテイクオフ!
都内方向へ向かって離陸します -
B滑走路
AとCは平行ですが、BはCやAとスクエアではないのがわかる。バチっている! -
C滑走路から西方向へ離陸すると、東京の中心部を左に見ながら、右旋回
-
東京スカイツリーを左に見ながら、それを中心に左旋回
-
鹿島灘に抜けて、海上へ
その後、北上してベーリング海から北極海へ抜ける
本来のコースは、尾瀬上空を通過してシベリアを横断するのですが、今はそのルートは飛べません -
最初のお飲み物はクリュッグ
1stに搭乗すると”クリュッグ”を飲まれる方が多いようです、何杯でもお代わりを勧めてくれます。そんなに飲めないのに、3杯もお代わりです。ワインもウィスキーもどんどんという感じで、さすが1st、と思うのですが。。。理由がありました -
アペタイザー
離陸後がメインのお食事。アペタイザーからスタート -
キャビア
一瓶まるごとというのは、国際線の機内でしか食べたことがない。これもさすが。 -
多少、遠回り
北極海ルートはシベリア上空通過よりも2,3時間所要時間が長い感じ。早くウクライナ侵略が終結して、平和になって欲しい!! -
メインのフィレステーキ
お肉の厚みが半端ない。柔らかくて食べ応えたっぷりで美味しかった。こんなステーキも普段は食べたことがありません -
北極海を北米大陸に沿って東へ
食事が終わる頃、飛行機は北極海へ入りました。ここから先がオーロラ帯を飛行する -
オーロラの下を横切った
窓からはずっとオーロラが見えていました。
フライトが長いのと、しっかりアルコールを頂いているのでしばらく睡眠をとることになります。ここで、シャンパンやワインを飲ませた効果が表れ、乗客が良い子にお昼寝をしてくれると、客室乗務員も休憩が取れるという訳です。
トイレに起きたとき、ギャレーには誰もいなかったのに、席に戻った途端「お飲み物はいかがですか?」と気を遣ってきてもらったので、一体今までどこにいたの?と思ってしまった。実は客室上部の天井内の部分にクルーレストといういわばベッドルームがあるらしい。乗客が休んでいるときは客室乗務員もそこで休憩中なんだそうです。 -
グリーンランド上空を通過し北海を南下
-
大ブリテン島を縦断
ロンドン線って、こんなコースなのかと初めて知った -
ドーニー湖
ロンドン五輪のボート競技が実施された -
ウィンザー城
2022年に主を亡くしてしまった。
6年程前に訪れた時には女王はこの城におられたのだが。。。 -
いよいよヒースロー空港着陸
ヒースローはロンドン郊外の西部にあり、周辺は住宅地のよう。ウィンザー城もあったことだし。 -
ヒースロー空港到着
ヨーロッパのハブ空港だけあって、大型旅客機が並ぶ。この空港へ来る旅客機は、各国のフラッグシップ -
空港で入国審査へ向かう
出発ロビーを見下ろしながら、キャットウォークのような通路を進んでいます。その後、エスカレーターで1Fレベルまで下ります。簡単な入国審査なので、すぐに空港外へ出て、地下鉄でアールズコートへ向かいました -
ウエストプトンプト駅
ホテルの最寄り駅なので、なんか見慣れた景色になってきた。ここから徒歩5分程のイビス・ロンドン・アールズコートをベースにして、イギリスの旅をします。
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ウエスト ブロンプトン駅
Ibis London Earl's Courtんの最寄り駅。ホテルはここから歩いて5分程
早朝、早い便のエジンバラ行きに乗るため、始発の地下鉄を目指した -
ロンドン地下鉄の車内
早朝のため乗客はほとんどいない。
普段は席が空いていないイメージ。乗客は席があるとサッサと座るので、率先して立っている人は少ない。一方、日本では若い人など座らない人も結構多いのだが、そこが外国との違いのように思える -
アールズコートで空港行きに乗り換え
ピカデリー線の駅で、空港へ行くのにもここで乗り換え -
地下鉄がストップ
ロンドンの地下鉄を信用して良いか悪いか、何とも言えないが、万が一運休などもあるかもしれない、と思って30分程早めの行動をすることにした。そしたら、案の定空港まで行くはずのピカデリー線が行ったり止まったりでなかなか前進しない。挙げ句の果て、あまり進んでいないボアーズコートで下ろされて、バスに乗り換えて空港へ行けという。 -
空港へいけるはずだったのに
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結局、タックシーで空港へ向かった
しかし、全く知識の無い私は、あの人に聞きこの人に聞きしたが、結局たらい回しという感じで、このままではフリティッシュエアウェイズのエジンバラ行きに乗り遅れてしまう可能背もある、と心配になってきた。乗り場へ行けというが、切符をどこで買うか聞いても不確かで、途方にくれる。当たりを見渡しているとタクシー発見!これはもう高い安いと行っている場合では無い、と考えドライバーに声をかけた。というか、向こうからグッドモーニングと言ってきたのだが。そして、ターミナル5に無事たどり着いた。 -
230303_イギリス
3月4日、エジンバラ城訪問。
エジンバラ行きは一番安い航空券を航空会社サイトから直接購入した。エクスペディアなども見たがかなり条件が悪くなる。変更不可とか座席指定ができないとか。特に預け入れて荷物の課金が目立つ。今回はリュック一つでエジンバラへ向かうのだが、スーツケースなどがあれば確実に1万円くらいは必要となる。航空会社の戦略だが、それに輪をかけてチケットサイトでは料金をふっかけるようだ。おまけに手数料まで数千円取る。ブリティッシュエアウェイズの場合は自分でサイトを見つけて、直接購入した方が変更もできるし金額も安い。自力が必要と言うことか。まだまだ旅に関しては勉強が必要だと思う。ANAの機内販売もwifiやコントローラーでのエントリーとなっていた。 -
ターミナル5の出発ロビー
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ヒースロー空港での朝食
朝食も13.7£でスモークサーモンを食べることが出来満足。何とかエジンバラまでは行けそうな気がしてきた。 -
エジンバラ行きブリティッシュエアウェイズ
時価の関係で夜はあまり時間通りに眠ることが出来ず、朝方はうとうとしていた気がする。5時半起床予定だが、4時頃起きて片付けやらシャワーを浴びたりして準備をする。そもそもエジンバラ空港に着いてその後の予定が不確定で、シャトルバスでエジンバラ城へ行き、その後ロイヤルマイルを散策するくらいのことしか考えていない。バスに首尾良く乗れるのか、かなり不安。でもなんとかなるだろう。案ずるより産むが易しというではないか。 -
搭乗のため下階へ降りる
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ターミナル5にフラッグシップが並ぶ
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あなりのアウェイ感
ブリティッシュエアウェイズ専用ターミナルのため -
ブリティッシュエアウェイズ・エジンバラ行きでは機内で軽食が出た。クッキーとミネラルウォーターだったが、朝食を摂っていることもあってこれで十分満足。窓側の席だったため、通路側の男性が手渡ししてくれた。最近、見知らぬ人にお世話になることが増えた。羽田までの国内線移動でも棚のキャリーケースを通路側の人が下ろしてくれた。最近、お年寄りに見えてきたのかな?
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エジンバラ上空辺りに到着
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海上で180度旋回して、空港に着陸した
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エジンバラ空港に着陸
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到着ロビーの歓迎看板
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ターミナル前のバス乗り場
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エアリンクの2階に乗車
エジンバラ空港へは午前10時過ぎに到着。手荷物を預けてなかったので、トイレを済ませてターミナルの外へ出た。なかなか広いので延々と歩いた。エアリンクという市内行きのバスはすぐに見つかった。料金は運転手に払えば良い、という情報のみだったため£20札を出したら、お釣りが必要な人は駄目という。市内までround trip往復£7.5なので、どうしようかと再びバスから降りて困っていると、案内係のような女性が駐車場ビル内に両替機があると教えてくれた。行ってみると、たしかに£5,10,20のみ崩すことができる。£20札を入れたら£1コインが20枚出てきた。もったいないが£8を支払い、round tripチケットを購入。お釣りはもらえなかった。
しかし、今回のエジンバラ行きはエジンバラ城へ行くこととロイヤル・マイルを歩くことが目的だったのでそれくら何とかなるだろうと簡単に考えていたが、ヒースロー空港までの地下鉄と市内行きのエアリンクで躓くこととなった。その対応はできるにはできたが。 -
市内へ向かう道路沿いの家がすでに違っていた
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空港から市内までの車窓の景色
歴史的な施設など、エジンバラらしい -
バスの窓から見た、フィッシュ&チップスを食べていた女性
フィッシュ&チップスって、あんなにたくさんの量があるなんて食べ切れそうにない!
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