2024/02/09 - 2024/02/26
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pippo77さん
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エジプト縦断&パリ・アムステルダム・マドリード美術館巡りの、16泊18日に渡る旅行記です。
アムステルダム2日目は、80㎞離れたクレラーミュラー美術館へ。
ここはゴッホの代表作を沢山所蔵している魅力的な美術館なのですが、いかんせんアクセスが悪い。
ツアーで行くと3万はするし、自力だと電車&バスを2本乗り継ぐ必要があります。
しかもこの日は電車が不通の区間があり、バスの振り替え輸送というバッドタイミング。
結局、電車とバスを3本乗り継ぎ、ようやく到着。
ちなみに今後自力で行く方のため、この旅行記は道中をより詳細にUPします。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朝7過ぎ出発。
ここはホテル最寄りの、ゴッホ美術館前トラム乗り場。 -
アムステルダム中央駅から離れていく方向なので、下りなのでしょう。
もう7時過ぎているのに、トラムは誰も乗っていない。 -
アムステルダム・アムステル駅。
アムステルダム中央駅からは、地下鉄やトラムで来れます。
ちなみにトラムだと駅前ではなく、3~4分歩くところで降りる事になります。 -
オランダで気をつけないとマズイのはこれ。
クレジットカードのタッチ決済であらゆる交通機関に乗れるのですが、乗るとき、降りるとき、そして乗り換えの時にタッチが必要。
忘れると罰金が科せられます。
ちなみに地下鉄でここまで来た人は、右、左の順でタッチする必要があります。 -
電車もアムステルダム中央駅から離れていくので下りなのでしょう。
やはり空いています。
2階席なので見晴らしがいい。 -
車窓から見慣れたマークが突然目に入った。
「おっ! アムステルダムアレーナだ!」
オランダの名門サッカーチーム、アヤックスのホームスタジアムです。
知らない人はどうでもいいでしょうけど、私はテンションあがりました。 -
ユトレヒトに到着。
ここで電車を乗り換えました(乗り換えないで済む場合もあります)。 -
乗り換え時間にトイレへ。
トイレもカード決算。 -
本来はEde-Wageningenという駅で下車なのですが、今日はその手前の駅で降ろされ、Ede-Wageningen駅まではバスで振り替え輸送。
-
Ede-Wageningen駅に到着。
左のバス(108番)に乗ります。 -
Otterlo(オッテルロー)というバス停で下車。
写真の黒い小型バスに乗り換えます。 -
クレラーミュラー美術館は有料の国立公園の中にあるので、公園の入場料も必要。
バスが公園入口で止まるので、ここで入場料を払います。
尚、公園の入場料は事前にオンラインチケットで買う事も可能。
ただ、オンラインチケットがあっても車から降りてバーコードをスキャンしてもらう必要があるので、ここで買っても大差ありません。 -
入り口から2キロほどで、美術館前のバス停到着。
といってもここから美術館が見えるわけではなく、3~4分歩きます。 -
帰りのバスはチェックしておきましょう。
ご覧の様に、本数は少ないです。 -
ようやく美術館に到着。
開館20分前に着きました。
そして客は、私ひとり。 -
開館時間になっても客は私一人。
うっそ?
ということは私一人の貸し切り状態!?
はいそうです。
どう考えても、私一人の貸し切り状態。
クロークに荷物を預け真っすぐ奥に行ったら、係の女性が「ゴッホはあっちよ」と聞きもしないのに、教えてくれました。
この奥がゴッホコレクションの様です。 -
あーっ、もう見えている・・・
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きた――――――っ!
ゴッホ、ゴッホ、ゴッホ、ごほっ、ごほっ・・ -
全部ゴッホ。
写真に写っていない反対側も、全部ゴッホ。
ちなみに係員の姿も見えなかった。
後ろで遠くから見ているか、カメラで見ているとは思いますが、いずれにせよこの部屋は私一人の貸し切り状態! -
こんな贅沢ってある?と、めまいがする思いの中、まず正対したのがこの作品。
もう説明は不要でしょう。
個人的にゴッホで一番好きな作品。 -
光に吸い寄せられる虫の様に、私もこの光に吸い寄せられます。
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染之助・染太郎は「いつもより多く回っておりますっ!」
ゴッホは「いつもより多くうねっておりますっ!」 -
ゴッホのうねりに、魂がからめ取られるよう。
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もはや説明不要だし、私が撮った写真で紹介するまでもないので、沢山あるゴッホ作品はこれくらいにしておきます。
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ピカソもいます。
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シニャックなど、同時代の名画も。
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これ、京都龍安寺の石庭から影響受けている気が。
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スターウォーズのC-3POは、これから影響を受けてそう。
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これ、何だか金沢21世紀美術館っぽくないですか?
ちなみに私は金沢21世紀美術館、琴線に触れずじまいでしたが・・ -
美術館が好きな人は、私と同じ思いを抱いたことがきっと一度はあると思います。
それは「これ、俺でも書けんじゃねェ?」という抽象画の存在。
その道のプロに、この作品がどれだけ優れているか、素人が書いたものと何が違うのか、どこが美術館収蔵レベルなのか、解説してほしい・・・ -
どことなくジブリ。
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手入れの行き届いた庭園。
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帰り際、客がチラホラ。
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これだけのゴッホコレクションで、この来客数の少なさは驚き。
やはり「嫌がらせ?」と感じるほどのアクセスの悪さは、影響大きいでしょうね。
写真はゴッホとゴーギャン、出会いのひまわり。
ゴーギャンがこの絵を気に入り、ゴッホに自作との交換を申し出たのが二人の始まりだそうな。
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