2024/02/17 - 2024/02/18
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TravelJackさん
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冬の京都は寒さは厳しいですが、空いていて静かなので好きです。
毎年2月中下旬に行っていますが、今回は 京都と名古屋と浜松と回ったので三部作で。
こちらは第二部の名古屋編。
一般的には名古屋は見どころ少ないと言われていますが、調べてみると実業家が多く活躍した土地柄なので産業系遺産がけっこうあることが判明。また日本で唯一の超宗派の寺院にも出会えたりと、なかなかユニークな体験ができました!
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 私鉄 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
京都を出て名古屋に向かう途中の「土山SA」で休憩&軽めのランチ。
二月ですが穏やかな天気だったので、天むすと肉まんをテイクアウトし、外のベンチで頂きました。土山サービスエリア 道の駅
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京都から名古屋へは約2.5時間のドライブ。
名古屋の人気観光スポット「トヨタ産業技術記念館」。
トヨタグループが運営する博物館ですが、紡績技術と自動車製造技術の展示をしています。
しかし、ずっと500円/人という破格値でしたが、2024/04月から1,000円/人と価格改定がされました。価格改定ラッシュは至る所で出てますね。トヨタ産業技術記念館 美術館・博物館
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トヨタの歴史は、紡績機械からということで最初はトヨタ織機系の展示となります。初代の物は まさに機織り機って感じです。
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どんどん進化していき、今やコンピューター制御です。
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これは綿花から糸を作る機械だったはず。。。。
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そして、自動車製造への挑戦が始まります。
まさに手探り状態からのスタートです。 -
なんか、当時の勢いが感じられます。
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最初の自動車作るための木組みと試作品のレプリカ。
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トヨタ自動車の最初の乗用車 完成形レプリカ。エンブレムがカッコいいです。
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鋳造技術や塗装技術など見どころは沢山ですが、組立のロボット技術の進化は凄いです。
左下は 記念で作成を体験できる初代トヨタ車を模ったミニマスコット。
右下は ガイドツアー(無料)参加証で、記念に頂けます。 -
最後のコーナーは、往年の名車がズラリと展示されています。
その一。 -
その二。
いやー、「世界のトヨタ」だけのことはあり、見応えありました。 -
敷地内にある「トヨタグループ館」。
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無料で入れますが、意外と地味でした。。。
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名古屋での泊りは「ニッコースタイル名古屋」。
以前も利用していますが、ホテルオークラグループが経営するカジュアルですが素敵なホテルです。ニッコースタイル名古屋 宿・ホテル
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最寄駅からは少し歩きますが、部屋も広くすっきりとしたインテリアです。
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洗面台やバスルームも広くて使い易いので、助かります。
残念なのは、駐車場が小さくて満車だと近隣のコインパーキング利用となってしまう音ですね。 -
夕食がてら"大須"エリアに行くことに。
まずは「大須観音」に参拝です。大須観音(寶生院) 寺・神社・教会
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名古屋らしい派手さが感じられる(?)。
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場所柄か、夜でも参拝客は結構いますね。
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全国的にも有名な「大須商店街」。
いくつかのアーケード街の総称ですが、それぞれの通りに名前が付いています。
上から
「大須仁王門通り」
「東仁王門通り」
「大須観音通り」
です。
比べてみると、特徴ありますね。大須商店街 市場・商店街
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東京ではなかなかお目にかかれない雰囲気の洋服屋さん。
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大須商店街のシンボル「招き猫」。かなりの大きさです!
巨大招き猫 名所・史跡
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夕食は、名古屋名物”味噌煮込みうどん”を!
「たから」は 映えとか全くない渋い店構えですが、超人気店のようです。
18時過ぎに入りましたが、すんなりと着席できました。昼間は行列が必須のようですが、逆に閉店間際の方が空いているかもしれません。味噌にこみ たから グルメ・レストラン
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正直、味噌煮込みうどんは そんなに大好きと言うほどではなかったのですが、印象変わりました!
器も地味ですし、そもそも味噌煮込みうどんは色も茶色なのですけど(笑)。
出汁が効いた味噌スープにやや平たい腰のあるうどんが、ぐつぐつと煮えたぎった味噌スープに入っています。蓋に取りながら食べるという煮込みうどんの定番スタイルで頂きます。
コクのある味噌スープが絶品で、白ご飯も食べたくなる味です。 -
ホテルに戻る途中で目についたなホテル「ランプライトブックスホテル名古屋」。
名古屋には小さいけれど特徴あるホテルが多い気がする。ランプライトブックスホテル名古屋 宿・ホテル
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すぐ近くには結婚式場。
なかなかきれいなライトアップですね。
ちなみに写真の右はApple iPhone12、左はSony RX100 M6です。
しかし iPhoneは何も考えずにとっても暗所には強いですねー。
実際の見え方はRX100の方が近いですが、ブログに挙げるならiPhoneになるのかなあ。。 -
朝食はモーニングバッフェ。メインは提供されるので、サラダとドリンクがバッフェ対象です。
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選んだのは和食の「鮭の西京焼き」。
ちょうど良いボリュームで、肉厚の酒も美味しく頂きました。 -
四日目は 名古屋 覚王山エリアに。
まず向かったのは「覚王山日泰寺 (カクオウザン ニッタイジ)」。
というか正確に言うとすぐ近くにある「揚輝荘」に伺う際に見つけたので、参拝してみました。
かなり広い敷地で、まだ新しい寺院ですね。日泰寺 寺・神社・教会
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気になったので調べてみると、日本でも唯一の全佛教寺院として非常に特異な存在とのことがわかりました。
・1904年に創建されたお釈迦様のご真骨を安置するために創建
・真骨自体は タイ国国王ラーマ5世から日本に譲られ、分骨
・その際タイ王国より "特定の宗派に祀るのではなく、日本の仏教徒がもれなくお参りできるお寺を建立するように"とのリクエスト
・それを受け いずれの宗派にも属していない単立寺院として創建
・運営は現在19宗派の管長が輪番制(3年で住職交代)
・「日泰寺」の名称は「日本」と「タイ(泰)王国」から一文字使用 -
平成9年4月境内に建立された立派な五重塔です。
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タイ王朝由来のため、象の置物もありました。
日本のお寺を見慣れていると、ちょっと不思議な感じがします。
ふっと思いましたが、今回の旅行では中国色が色濃い「黄檗宗本山 萬福寺」に続いて、タイ国王からの仏舎利と仏像を安置しているこちら「覚王山 日泰寺」と仏教でミニアジアツアーとなりました。 -
日泰寺から徒歩5分ほどで「揚輝荘 北園」。
揚輝荘は、松坂屋の初代社長である15代伊藤次郎左衛門祐民(いとうじろうざえもんすけたみ)の元別荘です。
現在は"北園 (無料)"と"南園 (300円)"がありますが、元々は広大な一つの敷地の別荘でした。揚輝荘 名所・史跡
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北園全体の様子。
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"伴華楼(ばんがろう)"
昭和4年、鈴木禎次の設計により尾張徳川家ゆかりの座敷に洋室等を加えて建築しています。 -
稲荷神社もありました。
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"白雲橋(はくうんきょう"
北庭園のシンボル的存在で、修学院離宮の千歳橋を模したといわれる廊橋です。
残念ながら、現在は渡ることはできません。 -
揚輝荘 南園。こちらにあるのが「聴松閣」。
揚輝荘の迎賓館として建てられた洋館です。修復整備が済み 内部も公開されています。 -
立派なエントランス。
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1Fの元ダイニングルーム(?)では喫茶サービスもあります(有料)。
また創建者の遊び心で「いとう」の文字が浮かび上がる灯りも。 -
暖炉の周りには京都の「東寺」と「西寺」の瓦も使われています。
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他の部屋にも暖炉がありましたが、どれもゆにーくなデザインです。
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地階ホール
インド人の留学生が描いた壁画がありました。 -
二階の"旧書斎"。造り付けの書棚、照明がある洋風の部屋で、船底天井です。
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最もユニークなのが地下にある元舞踏室。
クメール文明が好きだったのでしょうかね?
アンコールワットでも観たようなレリーフが飾られています。 -
窓のデザインもヒマラヤ山脈のシルエットがあったり、窓格子もクメール文明が感じられます。
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照明のデザインも素敵ですね。
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次に向かったのは古川美術館とその別館の「為三郎記念館」。
美術館は撮影が制限されていたので、旅行記では別館をご紹介します。
ヘラルドグループの創設者で、名古屋を代表する実業家の "古川 爲三郎(ためさぶろう)の住処とした邸宅となります。
数寄屋建築とよばれる茶道を楽しむための洗練された佇まいと、日本建築の空間と意匠、庭園があります。古川美術館 美術館・博物館
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窓の造りも凝ってます。
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縁側も落ち着きますよね。
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和洋折衷。
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様々なしつらえにも加太割を感じます。
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庭に続く道。
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結構広い日本庭園です。
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立派だけど、もう少し手入れして明るくした方がよい感じになりそう。
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茶道にも造詣が深かったとの事。
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伊藤次郎左衛門祐民(いとうじろうざえもんすけたみ)の別荘 「揚輝荘」も こちらの古川為三郎の住居も実業家として成功を納め、その財で後世にも残す価値ある邸宅を建築したのは凄いです。
そしてそれがこの覚王山エリアであるというのは、覚王山住民の誇りですね。 -
ランチは 覚王山商店街にあるカフェ「メルクル」。
1Fがチーズ専門店のようですが、カフェは赤いらせん階段を上がった2Fにあります。
カウンター席のみで壁面にはお酒もたくさん並んでいたので、夜はバーとしての営業もしているようです。
この後は浜松に向かいます!
日替わりランチ(トマトとチーズのスパゲッティ)は クリームチーズも入っていてコクがあり美味しく頂きました。カフェラテも少し苦みを抑えた豆を選んで入れて頂き、丁寧な対応でした。
食事している間はお客さんは我々だけでしたが、感じの良いマスターとスタッフで食事しながら少し会話をしたので、まさにバーで飲んでいるような雰囲気でした。
この後は、浜松に向かいます!覚王山のチーズ屋さん メルクル グルメ・レストラン
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