2024/04/06 - 2024/04/06
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ワンダラーさん
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2024年3月、青春18きっぷは新型コロナ騒ぎの期間は縁がなく、この春で販売終了という噂(夏と冬が同時発表されず)もあって、急遽購入。
4枚目は、甲府城と桃色に染まる甲府盆地と、桜色に染まる身延線沿線、さらに三嶋大社などの花めぐりの一日鉄道旅行。
通常切符だと買い方にもよるが、因みに新秋津~甲府~富士~三島~浜松町が341.9キロで6,050円で、青春18きっぷ12,050円の一枚分2,410円はもちろん二枚分以上で元が取れていて、満足に浸る。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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青春18きっぷの旅④のスタートは、JR武蔵野線 新秋津駅。
中央線方面へは、新宿駅経由よりも早い。 -
JR武蔵野線は駅間が長く、小平のトンネルを抜ければすぐ西国分寺駅。
ここで、JR中央線快速電車に乗り換え。 -
JR中央線八王子駅で通勤用快速電車から、近郊型電車の甲府行に乗り換える。
旅の気分は高まるが、都内への通勤可能区間でベンチシートなので旅情はイマイチ。 -
笹子トンネルを抜けて甲府盆地に入ると、桜が満開。
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甲府盆地は、ピンク色の桃の花も満開。
これで南アルプス白根三山が見渡せれば言うことないのだが、今日は雲が邪魔している。 -
甲府駅に到着。
改札口の前では、桃の鉢植えの花がお出迎え。 -
甲府駅では特急電車ではないので、終点まで行くJR身延線各駅停車との接続が悪く、待ち時間を利用して駅の南西にある甲府城を訪ねる。
山梨県庁の先、南側から甲府城(舞鶴城公園)に入場する。場内も桜が多い。
武田氏滅亡後、豊臣秀吉の命により築城されたとされる甲府城は、想像した以上に大きな城。 -
本丸は芝生になっていて、一番高い天守閣跡の天守台は、石垣のみで狭い展望台。
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天守閣跡の展望台からは、足元の桜が植えられた曲輪や濠越しに甲府市街が広がる。盆地の中の城なのに、意外と高度感を感じる。
甲府といえば、真山青果の歌舞伎「元禄忠臣蔵」での御浜御殿の(甲府藩主徳川)綱豊卿の場を思い出す。もっとも甲府城ではなく御浜御殿ではあるが、五代将軍綱吉の甥なので、甲府藩主は大物であったのであろう。 -
写真の稲荷櫓や稲荷曲輪門が復元されており、「城」らしさを感じる。
色々な品種の桜が咲き競っている。 -
身延線には、旧国鉄時代に乗っているが、電化された元私鉄の富士身延鉄道由来の貧弱な線路を走るのは、チョコレート色の古い通勤車両ばかりで良い印象は残っていない。
しかし、今日は全区間通し運転の格上の列車のせいか、新し目の313系2300番台で、JR東海は面目を保っているよう。甲府駅9:03発各駅停車で身延線の旅が始まる。 -
甲斐上野駅あたりになると、のどかな沿線になる。
各駅とも、花が咲く樹が植えられ、乗客の旅情を高めている。
これは紅梅ではなく、花桃の花か?
甲府盆地南端の鰍沢口駅を過ぎると富士川の渓谷沿いになり、各駅のローカル色がにじみ出る。 -
花が咲く樹は、やはり桜の古木が多い。
甲斐常葉駅あたりは桜の並木が目立つ。 -
桜の古木は線路際まで枝を伸ばし、たわわに咲いている。
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有名な下部温泉駅の次、閑散な塩之沢駅あたりから富士川本流に沿って下る。
富士川の両岸にも満開の桜並木。 -
富士宮駅に近づくと、雲の間に富士山が顔を出す。
前夜の雨が、頂上近くでは雪なったようで、一段と白く輝く。
製紙工場地帯になると終点の富士駅が近い。 -
甲府駅から88.4km、39駅目でやっと東海道本線富士駅の終点に12:27着。
88.4キロを3時間24分かけて走ったので、表定速度は25.87キロと遅い。
東海道本線富士駅で乗り換えると、東海道本線上りはさすがに早いし混雑している。
富士駅12:39発で13:10三島駅着。 -
三島駅で途中下車。
青春18きっぷは有人改札を通らなければいけないが、三島駅は精算窓口と共通で、精算客以外にも構内案内を求める客で混雑する列に並ばないと、途中下車もできないしくみ。他の駅では青春18きっぷを掲げて精算客列の脇を抜けて通してもらえるのだが、三島駅の常識は世間の非常識と感じる。
三島は、学生時代の山仲間が住んでいて、伊豆の山に登った帰りに立ち寄ったことがあるが、街中を歩くのは初めて。
先ず、徒歩で市内を流れる桜川の水源の湧水が湧く菰池公園に。
富士山の雪解け水が湧く小さな池を囲んでツツジなどの花が満開の気持ちが良い公園。 -
桜川に沿って清流を下るとすぐに白滝公園。
さらに桜川沿いに「三島 水辺の文学碑」の遊歩道が三嶋大社につづく。 -
三嶋大社は、南側の旧東海道に面した鳥居が参道入口であるが、西側から入るとすぐに拝殿になる。
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参拝ののち参道の左右の池端に咲き競うしだれ桜を鑑賞。
しかし人出が多く、午後はちょっと混みすぎの感。
参拝は、静かな朝が良さそう。 -
三島駅14:09発の東海道本線熱海駅行きで、熱海14:23着、14:33始発の上野東京ラインで16:09品川駅着
(座れたら疲れが出てしまい、小田原城に立ち寄りは中止する。) -
品川駅から山手線で高輪ゲートウェイ駅まで行き、途中下車する。
実は、この新駅が開業してから一度も乗降したことがなく、この機会に途中下車してみる。
ホーム上部を覆う大屋根の吹き抜け空間は想像していた以上に大きい。 -
品川駅東口のビル街が指呼の間。
国鉄民営化前は、品川駅~田町駅の駅間は長く、この付近は東海道本線の客車区や電車区で線路が数十本も並び、鉄道のメッカであったことを想いだす。
高輪ゲートウェイ駅で改札口を出たものの、駅前はまだ工事中で、都営地下鉄泉岳寺駅には10分弱かかるようなので再入場、山手線で浜松町駅まで乗って、今日の青春18きっぷの旅を終える。
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